士道不覚悟の比良・北小松ルート

- GPS
- 24:47
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:44
| 天候 | 蒸し蒸しの曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
先週まで週末というと雨ばかりで、ちっとも山に入れなかったので、ようやく晴れたこの週末、北ア遠征も近いし、テント持っていつもの比良に入ってきました。朝家を出たときから、気温高め、湿気90%くらいという結構しんど目のコンディションでしたが、今回は初めての北小松ルートなのでちょっと楽しみでもありました。比良山系最高峰の武奈ヶ岳登頂を目指すというよりは、重めのザックでそこそこの距離を歩く、訓練に重きを置いてのプチ縦走でした。
北小松駅を降りたら、湿気でむっとして、吸い込む空気は体温より高い感じ。ここから登山口まではアスファルトの登り、30分。太陽はジリジリと既に暑く、おまけにこの湿度、加えて風もなかったので、この段階で結構バテました^^; まぁそれでも一歩一歩踏みしめながら、ちっとも涼しくなかった涼峠を経由してヤケ山到着。山頂は大して眺望はないけれど、次のヤケオ山までは左に琵琶湖方面、右に朽木地区(?)の集落が結構見えたので、天気がよくて涼しい日なら、それはそれは気持ちいいことでしょう。でもこの日は太陽カンカンの無風だったので、休息は木陰以外では殆ど取ら(れ)ず、景色を楽しむ余裕もなし。景色より木陰優先の山行。アブやブヨがぶんぶん顔の周りを飛び回っていたので、途中からはうちわで追い払いながら登ってました。
次のヤケオ山に着く前にハイドロの水が無くなるとか、いつもだいたいどのルートからでも北比良のテン場までは持つので、ちょっとびっくりするほどの水消費量。でもヤケオ山頂の少ない木陰で食べた自家製浅漬けはおいしかった〜! 前の晩から漬けといた甲斐がありました。
ここでたっぷり休憩を取って、シャカ岳目指して出発。ここからは登りがぐっと減るので結構楽に、水も節約しながら歩けたけど、ザックにもう1リットルなんとか詰め込んで来ればよかったとつくづく思いました。マップ見て、水辺の無いルートだと分かってはいたのだから、せめて凍らせた600mlペットボトルもう1本。。。でも軽さを選んでしまったのでした。
さて、その後カラ岳、比良ロッジ跡を通過して、ようやく北比良峠着〜、午後3時。いやぁ、バテたバテた、ホントにバテた。テン場はふかふかの寝床を提供してくれる草っぱらだけど、まだ太陽がさんさんと照りつけていて、とてもテントを張る気になれず。標高970mの草っぱらで、日が陰ったらどれくらいまで気温が下がるんだろう、今はきっと30度越えてる。テン場だけ確保して、人気のないタイミングを見計らって、とりあえず身体拭いて、着替えて、木陰に寝っころがってビール飲みながら暑さをやり過ごしました。
こんな状態の人間を北比良の吸血昆虫たちが見逃すはずも無く^^;、ブヨに20箇所くらい食われてしまいました。虫除けスプレーを持参して結構体中振りまいたと思ったんだけど、それでも大して効き目がなかった。。。士道不覚悟。週明けの今でもかゆい^^;
テン場付近が日陰になった5時過ぎからテント張って、今夜の床確保。とにかく物凄い湿気で、翌朝の夜露が想定されたので、木に干しといた洗濯物も全部撤収、または木の高いところに放置。
いつものことだけど、ここに来ると景色がよくて、ビールがんまくて、夕飯も早めに済んじゃうので、夜の(夕方の)7時にはテントの中で寝転んで、きっと7時半前には眠りに落ちたと思います。途中一度も目覚めることなく、翌朝4時起床。蒸し蒸しのテントから顔を出したら、なんと一面霧で真っ白。そんなに気温が下がった感じはしないけど、夜でも暑くて、風も無かったから、テントも草っぱらも何もかも夜露でびっしょり。
麓のイン谷9:30のバスに乗りたかったので、朝陽でテントを乾かす時間もなく(というか、あの霧だから、朝陽が出てもテントは乾かなかったかも)、濡れたままビニール袋に突っ込んで7:15には下山開始。相変わらずブンブン飛び回るブヨどもを、今日もうちわで追い払いながらの下山でした。
いやぁそれにしても、ブヨにやられた週末でした。毎年こんなにいたかなぁ。来年からはこの時期は外さないとね。どなたか、てきめんのブヨ対策をご存知でしたらぜひ教えてくださいm(_ _)m
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edasama














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