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Yamareco

記録ID: 1956033
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

星穴岳(星穴新道)

2025年11月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
Tatsu0 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:57
距離
4.8km
登り
855m
下り
572m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:01
休憩
0:03
合計
6:04
距離 4.8km 登り 855m 下り 572m
7:36
2
スタート地点
13:40
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国民宿舎、中ノ岳神社に車を1台ずつデポ。
コース状況/
危険箇所等
〇星穴新道〜星穴岳
P1まで植林帯まで尾根伝いの登り。トラバースに少し滑り易い箇所がある。P1以降の登攀パート含めて足場の悪い所には残置のロープもしくは鎖が張ってある。鎖もロープがボロボロなので、頼るか頼らないかは各々の現地判断。ルーファイ難易度はこれらの残置が所々にあり、踏み代もそこそこあるため、高くない。懸垂下降パートが少なくとも2か所あるため、25mくらい下降できるロープ必須。
〇星穴岳〜中ノ岳神社
有名な空中懸垂スポット。50m下降できるロープ必須。
今回は国民宿舎からスタート。中ノ岳神社に車をデポしているので、星穴名物の空中懸垂も合わせて楽しめる計画です。
2025年11月03日 07:56撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 7:56
今回は国民宿舎からスタート。中ノ岳神社に車をデポしているので、星穴名物の空中懸垂も合わせて楽しめる計画です。
星穴新道を知っている人なら説明不要の慰霊碑。先人達がかつて通った廃道を行くとなると不安と期待が半々。いずれにしても優先第一ですることは無事下山。
2025年11月03日 07:56撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 7:56
星穴新道を知っている人なら説明不要の慰霊碑。先人達がかつて通った廃道を行くとなると不安と期待が半々。いずれにしても優先第一ですることは無事下山。
ここからバリエーション。とはいえ、先人の踏み代はそこそこ残ってる。
2025年11月03日 08:13撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 8:13
ここからバリエーション。とはいえ、先人の踏み代はそこそこ残ってる。
コンクリートの人工物。
2025年11月03日 08:16撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 8:16
コンクリートの人工物。
有名な黄色の星穴。
2025年11月03日 08:56撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 8:56
有名な黄色の星穴。
昔の残置があるのでルーファイは楽そうですが、足元はかなり不安定な上に残置もボロなので、荷重はかけずにあくまで補助扱いで行きたいところ。
2025年11月03日 08:58撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 8:58
昔の残置があるのでルーファイは楽そうですが、足元はかなり不安定な上に残置もボロなので、荷重はかけずにあくまで補助扱いで行きたいところ。
補助扱いと思っていたそばから、出だしの残置鎖に頼らざる得なかった登攀パート。いきなり雲行き怪しい展開。
補助扱いと思っていたそばから、出だしの残置鎖に頼らざる得なかった登攀パート。いきなり雲行き怪しい展開。
この登攀パートはスタカットで保険をかけました。ここも結局鎖を頼らざる得なかった。
2025年11月03日 09:03撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 9:03
この登攀パートはスタカットで保険をかけました。ここも結局鎖を頼らざる得なかった。
足場の乏しいトラバースを経て登る。
2025年11月03日 09:22撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 9:22
足場の乏しいトラバースを経て登る。
P2。左巻きですが、たぶんここが一番分かりにくかったと思う。
P2。左巻きですが、たぶんここが一番分かりにくかったと思う。
P2の巻くため、ルンゼ帯に懸垂下降。ここは比較的新しいスリングやカラビナが残置されていたので、最近入山した人が残していったものと思われる。
2025年11月03日 09:45撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 9:45
P2の巻くため、ルンゼ帯に懸垂下降。ここは比較的新しいスリングやカラビナが残置されていたので、最近入山した人が残していったものと思われる。
残置ロープは一応あるものの、とてもじゃないですが当てにできません。
2025年11月03日 09:45撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 9:45
残置ロープは一応あるものの、とてもじゃないですが当てにできません。
残置があるので、懸垂のライン取りには苦労しなさそう。
残置があるので、懸垂のライン取りには苦労しなさそう。
ルンゼから回り込む。残置ロープと踏み代があるため、基本迷うことはないです。
2025年11月03日 09:51撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 9:51
ルンゼから回り込む。残置ロープと踏み代があるため、基本迷うことはないです。
またも信用できない鎖付の登攀パート。傾斜が比較的緩かったので、鎖に荷重をかけずに突破。
2025年11月03日 10:25撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 10:25
またも信用できない鎖付の登攀パート。傾斜が比較的緩かったので、鎖に荷重をかけずに突破。
P3の懸垂下降。若干トラバースする動きだったので振られないように気をつけました。
P3の懸垂下降。若干トラバースする動きだったので振られないように気をつけました。
P3のトラバース。足1個置くのがやっとの狭い足場を通過。一応、残置のボロ鎖付。
2025年11月03日 10:53撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 10:53
P3のトラバース。足1個置くのがやっとの狭い足場を通過。一応、残置のボロ鎖付。
念のため、先頭が抜けるのを待ってからトラバースしました。
2025年11月03日 10:55撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 10:55
念のため、先頭が抜けるのを待ってからトラバースしました。
星穴沢へ下降するための懸垂支点。国民宿舎へ戻る場合はここで下降するものと思われる。
2025年11月03日 11:00撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 11:00
星穴沢へ下降するための懸垂支点。国民宿舎へ戻る場合はここで下降するものと思われる。
星穴岳の西側の岩に登って星穴岳山頂とP3の岩をを撮影。
2025年11月03日 11:15撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 11:15
星穴岳の西側の岩に登って星穴岳山頂とP3の岩をを撮影。
星穴直下の登攀。鎖はないですが、手足は豊富にあるので、フリーで登攀。
星穴直下の登攀。鎖はないですが、手足は豊富にあるので、フリーで登攀。
久しぶりの星穴岳。看板が新しくなったかつ大きな星が二つついてグレードアップしていました。
2025年11月03日 11:30撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 11:30
久しぶりの星穴岳。看板が新しくなったかつ大きな星が二つついてグレードアップしていました。
星穴岳の景色。怪しい雲がかかりつつも概ね天気は良かったです。
2025年11月03日 11:31撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 11:31
星穴岳の景色。怪しい雲がかかりつつも概ね天気は良かったです。
空中懸垂1発目の射抜き穴。天気と裏腹に強風だったので、そそくさ退散。
2025年11月03日 12:00撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 12:00
空中懸垂1発目の射抜き穴。天気と裏腹に強風だったので、そそくさ退散。
2発目の懸垂下降。
2025年11月03日 12:07撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 12:07
2発目の懸垂下降。
いつ見ても高い壁。
いつ見ても高い壁。
下山がてら轟岩に登って休憩。中ノ岳神社を一望。
2025年11月03日 13:11撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 13:11
下山がてら轟岩に登って休憩。中ノ岳神社を一望。
ひときわ目立つ筆頭岩も撮影。機会あれば息抜きに登っておきたいところ。
2025年11月03日 13:12撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 13:12
ひときわ目立つ筆頭岩も撮影。機会あれば息抜きに登っておきたいところ。
真ん中からちょい左の凸が星穴岳ですが、知らない人にはただの岩にしか見えないマイナー山。
2025年11月03日 13:14撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 13:14
真ん中からちょい左の凸が星穴岳ですが、知らない人にはただの岩にしか見えないマイナー山。
中ノ岳神社の鳥居の間から見える岩が轟岩。体力さえあればすんなり行けるので、手軽に眺望を拝みたい場合はお勧めです。
2025年11月03日 13:40撮影 by  iPhone 15, Apple
11/3 13:40
中ノ岳神社の鳥居の間から見える岩が轟岩。体力さえあればすんなり行けるので、手軽に眺望を拝みたい場合はお勧めです。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ザック 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング ロープスリング セルフビレイランヤード
共同装備
50mロープ2本 ツエルト

感想

今年の妙義山系の一番手は星穴新道。以前から興味があったルートでしたが、ルート取りや前情報がそこそこ古かったので、行ってみるまでは分からない状態のスタートでした。半世紀近く前の道で今や廃道になっていますが、残置の名残があるためトレースはそれなりにしっかりしている反面、残置がないと突破は容易ではないことパートもそれなりにあるので、残置が無くなったら難易度は一気に上がりそうなルートだと感じました。そう何度も行くようなルートでもないですが、実際の踏破経験を経て得た経験はなかなか大きかったので、総じて良い山行でした。

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