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Yamareco

記録ID: 1947503
全員に公開
ハイキング
剱・立山

雲の中の剱岳(別山尾根から)

2019年07月28日(日) 〜 2019年07月29日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.6km
登り
1,735m
下り
1,737m

コースタイム

■1日目
・9:10室堂→ 11:55剱御前小舎→ 12:40剱沢キャンプ場
■2日目
・4:30剱沢キャンプ場→ 7:25劔岳7:35→ 10:50剱沢キャンプ場
・11:55剱沢キャンプ場→ 12:55剱御前小舎→ 15:20室堂
天候 ガスまたは小雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
予約できる山小屋
雷鳥沢ヒュッテ
剱澤小屋
剣山荘
扇沢、これから青空になることを期待して・・
扇沢、これから青空になることを期待して・・
黒部ダム、こんな天気でも、皆さん元気。
黒部ダム、こんな天気でも、皆さん元気。
ダム湖。これもこれで、なかなかいい雰囲気。
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ダム湖。これもこれで、なかなかいい雰囲気。
室堂も濃い霧の中。みくりが池も、こんな感じ。
室堂も濃い霧の中。みくりが池も、こんな感じ。
雷鳥沢キャンプ場に向け、下りて行く。
雷鳥沢キャンプ場に向け、下りて行く。
池塘もいい感じ。
池塘もいい感じ。
キバナシャクナゲも、咲いている。
キバナシャクナゲも、咲いている。
なにか、この疲れた雷鳥沢ヒュッテも絵になり始めた。
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なにか、この疲れた雷鳥沢ヒュッテも絵になり始めた。
キャンプ場から沢を渡る。
キャンプ場から沢を渡る。
黄色の花が、とてもかわいい。
黄色の花が、とてもかわいい。
劔御前に向けて登り始める。チングルマが応援してくれる。
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劔御前に向けて登り始める。チングルマが応援してくれる。
ハクサンイチゲも。
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ハクサンイチゲも。
いい雰囲気、この天気なので、重いザックも気にならない。
いい雰囲気、この天気なので、重いザックも気にならない。
水滴のついたアカモノが、かわいい。
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水滴のついたアカモノが、かわいい。
コバイケイソウ
あちらの尾根は、奥大日岳に向かう時に通ったところ。
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あちらの尾根は、奥大日岳に向かう時に通ったところ。
イワキンバイや、
イワキンバイや、
ウラジロナナカマドや、
ウラジロナナカマドや、
タカネキンポウゲや、
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タカネキンポウゲや、
ハシリドコロや、
ハシリドコロや、
この花も撮りながら登ってきたら、
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この花も撮りながら登ってきたら、
剱御前小舎が見えてきた。
剱御前小舎が見えてきた。
石垣には、イワツメクサ。
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石垣には、イワツメクサ。
剱御前小舎に到着、今日はこのまま通過して、剱沢キャンプ場に向かいます。
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剱御前小舎に到着、今日はこのまま通過して、剱沢キャンプ場に向かいます。
剱沢キャンプ場に下る登山道には、ヨツバシオガマ?
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剱沢キャンプ場に下る登山道には、ヨツバシオガマ?
ハクサンイチゲや、
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ハクサンイチゲや、
シナノキンバイや、
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シナノキンバイや、
イワヒゲや、
アオノツガザクラが、たくさん咲いている。
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アオノツガザクラが、たくさん咲いている。
ハクサンイチゲを何度も撮りながら、
ハクサンイチゲを何度も撮りながら、
途中には、チングルマとハクサンイチゲのお花畑。
途中には、チングルマとハクサンイチゲのお花畑。
いろいろ撮りながら、
いろいろ撮りながら、
下りていくと、剱沢キャンプ場が見えてきた。
下りていくと、剱沢キャンプ場が見えてきた。
剱沢キャンプ場、まだ混んでいないようで、有り難い。いい場所を選ぶことができた。
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剱沢キャンプ場、まだ混んでいないようで、有り難い。いい場所を選ぶことができた。
3時頃には、だいぶ混んできたが、たまに雨が落ちてくる。
3時頃には、だいぶ混んできたが、たまに雨が落ちてくる。
暗くなる前に、カメラを持って出てみたが、5分もたたない内に、また降ってきて慌ててテントに戻る。もう寝るだけだ。
暗くなる前に、カメラを持って出てみたが、5分もたたない内に、また降ってきて慌ててテントに戻る。もう寝るだけだ。
12時頃、目を覚まして、外を覗いてみると、星が見えたので、撮ってみた。真砂沢方面。
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12時頃、目を覚まして、外を覗いてみると、星が見えたので、撮ってみた。真砂沢方面。
こちらは、劔御前方面。まだ雲はたくさん、明日は大丈夫だろうか?
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こちらは、劔御前方面。まだ雲はたくさん、明日は大丈夫だろうか?
4時には出発する予定だったが寝過ごして、4時半頃キャンプ場を出発。途中、剣山荘の横を通過。あいにくの空だ。
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4時には出発する予定だったが寝過ごして、4時半頃キャンプ場を出発。途中、剣山荘の横を通過。あいにくの空だ。
クルマユリが咲いていた。
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クルマユリが咲いていた。
鎖が見えてきて緊張したが、なくてもいい感じだった。
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鎖が見えてきて緊張したが、なくてもいい感じだった。
クルマユリがきれいで、暗い中、何枚も撮る。
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クルマユリがきれいで、暗い中、何枚も撮る。
ここは、この黄色の花がとてもきれいだった。
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ここは、この黄色の花がとてもきれいだった。
イワベンケイ
また鎖が登場、危ない場所なのかもしれないが、ガスで下は見えず、怖くない。
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また鎖が登場、危ない場所なのかもしれないが、ガスで下は見えず、怖くない。
ガスが濃くて、どんな場所を歩いているのか、わからない。
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ガスが濃くて、どんな場所を歩いているのか、わからない。
9:20頃、前劔山頂に到着。このとうりに展望はなく、一休みする気にもならず、通過。
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9:20頃、前劔山頂に到着。このとうりに展望はなく、一休みする気にもならず、通過。
「前劔の門」、先行者が手本を見せてくれる。ヒヤッとした濡れた岩肌が気持ちいい。
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「前劔の門」、先行者が手本を見せてくれる。ヒヤッとした濡れた岩肌が気持ちいい。
ここで、左側に下りてゆく。たぶん、そこが平蔵のコル。
ここで、左側に下りてゆく。たぶん、そこが平蔵のコル。
正面に壁のような岩場が見えてくる。ここが、平蔵の頭のようだ。
正面に壁のような岩場が見えてくる。ここが、平蔵の頭のようだ。
「平蔵の頭」、先行者が登り始める。ガスで下は見えないが、落ちたらヤバそう。
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「平蔵の頭」、先行者が登り始める。ガスで下は見えないが、落ちたらヤバそう。
登ると、このように下る。スラブ状で、とても危険だと教えてくれたが、下は見えず、怖さがよくわからない。
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登ると、このように下る。スラブ状で、とても危険だと教えてくれたが、下は見えず、怖さがよくわからない。
「平蔵の頭」の上で振り返ると、こんな感じ。
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「平蔵の頭」の上で振り返ると、こんな感じ。
見ているほうが怖いが・・・、意外に平気。
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見ているほうが怖いが・・・、意外に平気。
ここも・・
「カニのタテバイ」の手前の雪渓、この隙間を通過。
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「カニのタテバイ」の手前の雪渓、この隙間を通過。
「カニのタテバイ」に到着、みんな見上げる。
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「カニのタテバイ」に到着、みんな見上げる。
真下から見たところ。
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真下から見たところ。
急なところを登って一段落・・
急なところを登って一段落・・
そこから振り返って、後続者を見る。
そこから振り返って、後続者を見る。
濡れた黒い岩肌が、とてもいい感じ。
濡れた黒い岩肌が、とてもいい感じ。
すぐに、山頂の祠が見えてきた・・
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すぐに、山頂の祠が見えてきた・・
山頂にとうちゃこ。この祠以外には、あまりにも何も見えないので、そこにいたみんなで笑う。
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山頂にとうちゃこ。この祠以外には、あまりにも何も見えないので、そこにいたみんなで笑う。
10分もしない内に、人でいっぱいになって、下山することにする。タカネヤハズハハコ。
10分もしない内に、人でいっぱいになって、下山することにする。タカネヤハズハハコ。
今度は、「カニのヨコバイ」。
2
今度は、「カニのヨコバイ」。
ここが難しい第1歩。赤いマークに右足を置けば、後はスイスイ。
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ここが難しい第1歩。赤いマークに右足を置けば、後はスイスイ。
渡ったところから・・
渡ったところから・・
私は怖くて、あそこまで行けないと思った。
私は怖くて、あそこまで行けないと思った。
さらにハシゴで下る。
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さらにハシゴで下る。
下山路の「平蔵の頭」の登り、ちょっと渋滞気味。
下山路の「平蔵の頭」の登り、ちょっと渋滞気味。
渋滞の原因は、この「平蔵の頭」の下り。
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渋滞の原因は、この「平蔵の頭」の下り。
「前劔の門」、ここはスンナリ。これで終わり。
「前劔の門」、ここはスンナリ。これで終わり。
後は、ウラジロタデや、
後は、ウラジロタデや、
ハクサンフウロや、
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ハクサンフウロや、
こんな風景や、
こんな風景を撮りながら、のんびり下る。
こんな風景を撮りながら、のんびり下る。
ミヤマダイモンジソウ
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ミヤマダイモンジソウ
前劔に戻るところで、歓声が上がる。ガスが薄くなるが、見えそうで見えない。
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前劔に戻るところで、歓声が上がる。ガスが薄くなるが、見えそうで見えない。
東側の谷の突き当りには、建物が見える。
東側の谷の突き当りには、建物が見える。
真砂沢ロッジ (この山行の2日目のテン泊地のはずだった)
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真砂沢ロッジ (この山行の2日目のテン泊地のはずだった)
イワギキョウ
トウヤクリンドウ、イワギキョウ
2
トウヤクリンドウ、イワギキョウ
剣山荘も、すぐ下に見えてきた。
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剣山荘も、すぐ下に見えてきた。
剣山荘と剱沢小屋の位置関係がよくわかる。
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剣山荘と剱沢小屋の位置関係がよくわかる。
真砂沢ロッジに向かうには、この雪渓を下りていくんだな!
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真砂沢ロッジに向かうには、この雪渓を下りていくんだな!
ハクサンフウロ
クルマユリ
ミヤマキンポウゲ?
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ミヤマキンポウゲ?
シナノキンバイ
コバイケイソウが咲き乱れる、こんな景色が最高。
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コバイケイソウが咲き乱れる、こんな景色が最高。
こちらも
カラマツソウ
ミヤマアキノキリンソウ
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ミヤマアキノキリンソウ
剣山荘の前にデッキ、とてもいい感じ。
剣山荘の前にデッキ、とてもいい感じ。
北アルプスらしい景色、ウラジロナナカマド。
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北アルプスらしい景色、ウラジロナナカマド。
こちらも、
そしてこちらも、
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そしてこちらも、
山頂のガスが薄くなり始めた・・・
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山頂のガスが薄くなり始めた・・・
とうとう現れた、やっぱりいいね・・・
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とうとう現れた、やっぱりいいね・・・
剱沢小屋
これが最後、現れてから5分も経たないうちに、また雲隠れ。
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これが最後、現れてから5分も経たないうちに、また雲隠れ。
剱沢雪渓。剱岳から下りたら、テントをたたんで、ここを下るはずだったが、明日の天気はもっと荒れるようなので中止。
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剱沢雪渓。剱岳から下りたら、テントをたたんで、ここを下るはずだったが、明日の天気はもっと荒れるようなので中止。
剱沢小屋に横を通って、キャンプ場に向かう。
剱沢小屋に横を通って、キャンプ場に向かう。
テントに戻ってラーメン食べていたら、青空も見えてきた。
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テントに戻ってラーメン食べていたら、青空も見えてきた。
テントをたたんで室堂に戻ることに・・
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テントをたたんで室堂に戻ることに・・
名残惜しい景色
お花畑の付近から、剱御前。
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お花畑の付近から、剱御前。
ここは紅葉したら、きれいだろうね。
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ここは紅葉したら、きれいだろうね。
剱御前から直接、剣山荘に向かうルート。
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剱御前から直接、剣山荘に向かうルート。
剱御前に到着。一休みして室堂に向かう。
剱御前に到着。一休みして室堂に向かう。
昨日は、ガスの中だった景色。
昨日は、ガスの中だった景色。
夏の立山室堂。
いつも雷鳥沢キャンプ場から室堂に登るのが、超きついことを思い出しながら・・・
いつも雷鳥沢キャンプ場から室堂に登るのが、超きついことを思い出しながら・・・
橋を渡って、
剱御前を振り返って、
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剱御前を振り返って、
この登りが、いつもつらい。
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この登りが、いつもつらい。
なんどか小休止を入れて、やっと登れた。
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なんどか小休止を入れて、やっと登れた。
ここの池塘も、なかなかきれい。
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ここの池塘も、なかなかきれい。
みくりが池まで来た、ここまで来れば到着も同然。今回の山行は、雲の中でしたが、なかなかでした。ありがとうございました。
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みくりが池まで来た、ここまで来れば到着も同然。今回の山行は、雲の中でしたが、なかなかでした。ありがとうございました。

感想

・梅雨明け10日の好天をねらって、剱岳登山を計画し、天気予報と毎日にらめっこをして日程を調整したが、大外れ。室堂から剱沢キャンプ場に行くまでの1日目は雨、剱沢キャンプ場から剱岳のピストンの2日目もガス、計画では剱岳から下りた後に真砂沢ロッジでテン泊して、3日目にハシゴ谷橋から内蔵助平を通って黒部ダムに戻ってくる予定でしたが、3日目の天気も好天になりそうもないので、計画を変更し、剱岳から下山後は室堂に戻り、今回の登山は幕となった。
・剱岳の稜線、岩場、眺望などの撮影を楽しみにしていたので、たいへん残念でしたが、それでもなかなかおもしろい山行になりました。剱岳がまた来いと言っているのだと思って、この次はうまく調整して挑みたいと思います。


・後日、他の方のレコで、真砂谷から内蔵助平を通って黒部ダム間は、通行できなかった可能性があった。「7/9 ハシゴ谷乗越・黒部ダム方面: 内蔵助谷出合〜内蔵助平間に、崩壊しそうな雪渓あり、また丸山沢の雪渓にはスノーブリッジとなっており、通行不可。現在、黒部ダム方面は、通行できません」
・たまたま、行かなくて戻ることにならなくてよかったが、こういうこともあるので山小屋などに確認しながら進むように、注意したい。

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体力レベル
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技術レベル
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