【六甲探索㉑】今回はバリ＆岩＆ダム三昧！イヤガ谷→君影ロック→菊水ルンゼ→妙号岩→イヤガ谷東尾根→烏原貯水池→湊山温泉は、素晴らしきアスレチックフィールド
兵庫県
shigetoshi
体力度について
- GPS
- 06:31
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 925m
- 下り
- 1,041m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:51
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
帰り；兵庫駅→明石駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
バリルート部分について記載します。 �．ぅ筌�谷入口からイヤガ谷東尾根に合流するまで テープ等の印はほとんどありません。踏み跡は沢底から離れた高巻部にはありました。沢底も飛び石や横の岩の上を足を濡らさずに通過できますが、岩が濡れていると滑りやすいので注意が必要です。 写真41のゴルジュは右岸を高巻ましたが、垂直に近い崖の上でとても細くて崩れやすい踏み跡をたどりました。木が生えていたので、それに捕まることで渡ることができました。もっと上の方を大きく巻くこともできたかもしれません。 ��君影ロックガーデンから烏原川沿いの道路まで 尾根を外さずに下ります。テープがありましたが、左側の谷の方にたくさんついていて登山用ではないかもしれません。無視して尾根の上の踏み跡を下りました。 �５匿絅襯鵐爾�ら菊水山まで しっかりした踏み跡でルンゼの下に出ます。ルンゼは急な岩場の連続ですが、足場や手掛かりがたくさんあってそれほど難しくはありませんでした。ロープ等はありません。岩が濡れていると滑りやすくて難易度は変わると思います。（今回は濡れてませんでした） �さ匿綮海�ら六甲全縦走路合流点まで ヤマレコマップでは結構歩いた後のある全縦ルートの西側の谷沿いのルートを下りましたが、菊水ルンゼへの踏み跡を右に見送って尾根から谷に入ると、次第に不明瞭になり、笹に覆われてとても分かりにくくなりました。笹の中に踏み跡はあり、要所に赤テープがあるのでこれらを探しながら歩けば何とか通過できますが、笹がかぶっていて足元が見えず、隠れた段差や石もあって難儀しました。笹は背丈以上あり、全身が笹まみれで時々は棘の蔓もあってとても痛く、半袖の腕に傷がたくさんできました。でも暑くてとても長袖を着る気にはなれなかったのと、すぐに全縦ルートに出るだろうと思ったのが間違いでした。 �ダ舒罐瀬犖个�ら妙号岩まで しっかりした踏み跡でロープもあり、特に問題ありませんでした。なるべく左よりの踏み跡をたどった方が岩の上に出ずにのぼれるのでよさそうです。 �Εぅ筌�谷東尾根南端から六甲全縦走路まで 関電の巡視路で、少し笹がかぶっているところもありましたが、踏み跡はしっかりしていて問題ありません。 次の記録を参考にさせていただきました。ありがとうございました。 takatukimakiさん, Ham0501さん, harkoさんの記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1832259.html rxk00250さんの記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1749096.html torihideさんの記録 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1742934.html |
写真
ゴルジュの中にも不動明王様が。それほど古くないですが、上流に鈴蘭台の大住宅街が造成されて、この沢が清流ではなくなったので打ち捨てられたのでしょうか。
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一度沢から離れて巨大堰堤の上に出ました。こんなアーチ形の堰堤は見たことありません。さすが堰堤の博物館六甲です。事前情報ではなんとこの堰堤の上を渡るそうですが、両側が垂直で10m以上の高さがるので、ちょっとビビります。
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事前情報ではなんとこの堰堤の上を渡るそうですが、両側が垂直で10m以上の高さがるので、ちょっとビビります。
堰堤の西端に鉄のホチキスで降り立ちました。恐る恐る進みますが、あまりに巨大で幅も2m位あるので歩いてみると真下が見えず、それほど怖くありません。
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上段に登るホッチキスを見上げます。ここだけでも十分な高さ。これを登って対岸へ渡り、しばらく急な斜面についた高巻道の跡をたどりました。
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その先で、最大の難関のゴルジュに到達。正面右の岩場を登ろうと取り付きましたが、岩が濡れて滑りやすいのと、しっかりした手掛かりがなかったので断念。左の急斜面をよじ登る微かな踏み跡で高巻ました。
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10m位の崖の上のごく細い崩れやすい土と葉っぱの踏み跡を木に捕まりながらトラバースしました。これは安全な場所まで来てから振り返っています。左下にはこの間越しに沢が見えます。
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降り立ったところから上流。ここを対岸へ渡って岩の上を行きましたが、この対岸の岩も湿った苔が薄く付いていてとても滑りやすく、登ろうとして両足が滑って足首までドボンしてしまいました。幸い転ぶようなことはなく両足に少し水が入っただけで済みましたが、両足を濡らしたのは初めてのことでした。
気温30度、風もなく蒸し暑くて汗だくで、長袖を着る気にならず、Tシャツのままで藪漕ぎしたら笹に隠れた棘のある枝で腕が傷だらけになってしまいました。
正面に菊水ルンゼと菊水山。中央の谷を登り、途中から左の尾根のさっき休んだ展望岩に登り、さらに左側の尾根を登って右上の菊水山に登りました
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装備
| 個人装備 |
GPS(ルート登録済)
ヘッドランプ
予備電池ライト用＆gps用
カメラ
食料(菓子パン2個）
飲料(コーラ500
ウーロン茶500
コーヒー300)
ファーストエイドキット
スマホ
折りたたみ傘
レインスーツ（ヤッケをかねる）
腕時計
日焼け止め
日よけ帽
サングラス
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|---|
感想
六甲の探索ももう21回目、今回は空白地帯だった菊水山の西側を探索してきました。このあたりは標高も低く、住宅街も近いため、あまり興味が向かなかったのですが、調べてみるとイヤガ谷や君影ロック、妙号岩、菊水ルンゼ等があり、なかなか面白そうだったのでこれらをすべてつなげ、最後は知らなかった湊山温泉で汗を流するルート設定としました。
イヤガ谷は、調べてみると上流に鈴蘭台の大住宅街があり、その生活排水が流れるどぶ川と化してしまったようなイメージで、濁ったにおう水で絶対に水に浸かりたくないとの情報もあって、行くのがためらわれたのですが、六甲を探索する上ではこれも仕方なし、と覚悟を決めて行きました。
行ってみると、古いゴミはあちこちに散乱が見受けられましたが、水はそこそこ透明で匂うこともほとんどなく、岩とゴルジュが綺麗な渓谷を堪能できました。
住宅が造成される前はほんとにきれいだっただろうと、とても残念です。
スリル満点な帝釈大堰堤も他では他では見られず経験できない素晴らしいものでした。
君影ロックは思ったよりもこじんまりとしていて、そこだけ岩が出ていて展望がよい場所でした。
菊水ルンゼはとても急な岩の枯れ沢で、乾いていたので登りやすく、快適なクライミングが楽しめました。展望によい岩ももちろん貸し切りで眺めを楽しめました。
菊水山からの下りに使用した小沢沿いのルートは全く想定外で猛烈な笹薮との格闘になり、意外にも今回のルート中の最難関となりました。汗でぬれた身体が葉っぱのカスやくっつく雑草の種、棘による擦り傷だらけになって不快極まりなく、短い距離でしたがなかなか進まなくて精神的にきつい場所でした。その先で合流した六甲全縦走路が極楽に思えました。変なところから出てきた私を見た方に怪訝な顔でみられまいしたが。
石井ダム
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=1519
はあんな標高の低い場所によくもこんなと思わせる巨大なダムでした。六甲全縦走路のすぐわきにあり、縦走路からも見えるのですが、知りませんでした。
妙号岩、ロッククライミングの練習をしていました。歩いて登るルートは南側の森の中を巻いていてほとんど岩場を通ることなく、ロープはありましたが岩登りは楽しめませんでした。展望の良い場所も途中2か所しかなく、ちょっと期待外れではありましたが、枝道に入ってクライミングしている岩の上の方に出るとそちらも展望良いようなので、そちらにも機会があったら行ってみたいと思います。
イヤガ谷東尾根は快適な登山道で、その延長のバリ部分も特に問題なく、六甲全縦走路に出ることができました。
烏原貯水池の歩道も快適でしたが、日中の下界は気温がとても高くて（最高気温30℃）暑く、ペースを落としてのんびり歩きました。
湊山温泉680円
http://www.jin.ne.jp/m-onsen/
は、少し茶色に濁った源泉がすべての湯舟に使われていて、低温の源泉風呂は若干硫黄のにおいもして温泉らしくてよい湯でした。不思議な清涼感も気温が暑くてもゆっくり入ることができました。
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