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Yamareco

記録ID: 1899774
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

赤子谷左俣+支沢2つ制覇〜生瀬道〜赤子谷東尾根

2019年06月20日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.6km
登り
627m
下り
625m

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
0:42
合計
5:42
8:33
5
JR「生瀬」駅
8:38
15
生瀬水路道 取り付き
8:53
13
山道分岐(水路道水道施設)
9:06
3
赤子谷 取り付き
9:09
9:10
4
西宝橋
9:14
0
ケルン3分岐
9:14
12
赤子谷左俣 入口
9:26
9:28
10
赤子滝
9:38
10
ゴルジュ 入口
9:48
9:49
1
ゴルジュ 出口
9:50
9:52
5
多段滝の岩壁ロープ場
9:57
9:58
49
中央尾根方面支沢 分岐
10:47
10:48
7
赤子谷中央尾根 合流
10:55
11:01
3
東六甲縦走路・道標34 合流
11:04
11:07
0
鉄塔の展望地(東六甲縦走路)
11:07
41
鉄塔下(=赤子谷左俣 下り口)
11:48
11:49
5
中央尾根方面支沢 分岐(再)
11:54
6
多段滝の岩壁ロープ場(再)
12:00
12:05
0
ゴルジュ 出口(再)
12:05
3
生瀬道方面支沢 分岐
12:08
12:09
8
ロープのある滝
12:17
12:18
7
オーバーハング滝
12:25
12:30
36
濡れた岩の滝
13:06
13:07
4
生瀬道 合流
13:11
13:18
3
赤子谷東尾根 分岐(生瀬道)
13:21
26
鉄塔(赤子谷東尾根)
13:47
13:50
1
赤子谷東尾根 東側の登り口
13:51
13:52
4
西宝橋(再)
13:56
7
赤子谷 取り付き(再)
14:03
7
まさよし橋
14:10
5
大多田橋 交差点
14:15
JR「生瀬」駅
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)JR生瀬駅から生瀬水路道を歩いて赤子谷取り付きへ
(帰り)赤子谷取り付きからまさよし橋経由で車道を歩いてJR生瀬駅へ
コース状況/
危険箇所等
「赤子谷左俣」について
(1) 直近の前回(2018年8月)からは、良い意味でも悪い意味でも特に大きな変化は感じなかった。滝の岩場や名所のゴルジュの通過しやすさは沢の水の量に左右されるので運次第。
(2) テープやリボンなどのマーキングは少なめで見つけづらかったりするが、支沢がある重要な分岐点はほぼ二ヶ所に限られ、基本的には一本道なのでそれでも特に困らないだろう。
(3) 「赤子滝」の巻き道と「ゴルジュ」直後の最初の滝(多段滝)の岩場の巻き道には慎重さが必要なのも変わりない。岩肌が濡れている場合は特に注意。

「道標34へ向かう支沢」について
(4) 支沢であるがゆえ遡行する人がかなり少ないようで、登り始めの地点から連続して出てくる何ヶ所かの滝の通過には少々難儀する。つまりお助けロープの類がまったくないので、右岸側の斜面を無理矢理登って巻いていく形になるのだが、踏み跡はなく不安定。足元が滑って落ちないように注意。
(5) 遡行して上部に行くほど幅が広がって、踏み跡の類もまったく確認出来ない状況となるため、進路の見極めがかなり困難になる。GPSを活用して尾根へ向かうか、ところどころにポツンと現れる小さな赤リボン・テープの目印を頼りに登るほかないようだ。
(6) 最終的には「赤子谷中央尾根」の尾根道の途中に合流する形となる。中央尾根の道は以前より荒れている(倒木など)ので踏み跡をしっかり確認しながら歩く必要がありそう。

「生瀬道へ向かう支沢」について
(7) 今回の山行で一番難儀したのはこの支沢の遡行。谷自体が荒れていることもあるが、何ヶ所か現れる、足掛かりのない切り立った滝の通過には相当苦労した。
(8) 最初の崖状の滝のところにだけロープの補助があるが、それもかなりしんどい。無事にそこを越えても、そのすぐ先の滝の通過では岩壁を登るのにけっこう苦労する。巻けそうな場所もなく、足掛かり・手掛かりがなく、崩れやすい岩を掴んで身体を引き上げる技術が要りそうだ。
(9) 次のオーバーハング滝は右岸から巻けるが、さらに遡行した先に出てくる次の滝では、滝の水が滴る岩にコケが生え非常に滑りやすいうえに、木の根や岩などの身体を支える手掛かりがない状態だ。危険を感じたので今回私は右手の急斜面を無理矢理登って滝を大きく回り込むようにして巻いたが、それも斜度がきつすぎるので滑落の危険があるので要注意で、踏ん張る力が必要。
(10) 滝をすべてこなすと稜線を目指して登っていくが、ところどころにテープがあるのでそれを頼るのが良いと思う。倒木で荒れているので嫌になるが、急ぎ過ぎずに目印のテープを慎重に探す方が近道だと思う。最後には「生瀬道」の下り始めから5分の2ほどの鉄塔下あたりの地点に出てくる。

「赤子谷東尾根」について
(11) 比較的道幅が広くて踏み跡も明瞭で、荒れていないため、大変歩きやすい良い尾根道。途中に鉄塔があるのでもともとは巡視道だったのかもしれないが、赤子谷を取り巻く尾根道としては一番きれいでしっかりしている歩きやすい道だ。展望があるのは西尾根のほうだが、歩きやすいのは東尾根、厳しいのは中央尾根、といった印象。(あくまで個人の見解です)


<参考>
2017年09月21日の「赤子谷左俣」記録はコチラ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1263458.html
2017年11月15日の「赤子谷左俣」記録はコチラ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1313858.html
2018年08月18日の「赤子谷左俣」記録はコチラ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1563500.html
今回は「生瀬水路道」から山道へ入らずにそのまま沢筋を直進して、ここの「赤子谷」への取り付き地点から谷へと向かった
2019年06月20日 09:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 9:06
今回は「生瀬水路道」から山道へ入らずにそのまま沢筋を直進して、ここの「赤子谷」への取り付き地点から谷へと向かった
3分岐ケルンから「赤子谷左俣」へ
2019年06月20日 09:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 9:14
3分岐ケルンから「赤子谷左俣」へ
「赤子滝」はいつもながら美しい
2019年06月20日 09:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/20 9:27
「赤子滝」はいつもながら美しい
ゴルジュの入口まで来た。黒っぽい岩壁のはずが緑がかなり増えていて、なんだか印象が違った
2019年06月20日 09:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/20 9:38
ゴルジュの入口まで来た。黒っぽい岩壁のはずが緑がかなり増えていて、なんだか印象が違った
ゴルジュを奥へと進んでいくと、六甲山系で一、二を争うゴルジュらしいいつもの風景。これが見たかった
2019年06月20日 09:44撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4
6/20 9:44
ゴルジュを奥へと進んでいくと、六甲山系で一、二を争うゴルジュらしいいつもの風景。これが見たかった
ゴルジュを抜けたすぐのところの広河原。左端に見える岩のところが「生瀬道方向の支沢」。後半に挑戦するので、まずは右の本線へ
2019年06月20日 09:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 9:48
ゴルジュを抜けたすぐのところの広河原。左端に見える岩のところが「生瀬道方向の支沢」。後半に挑戦するので、まずは右の本線へ
多段滝の岩壁のロープ場。滝の途中に大きな石が落ちてきてる。右側(左岸)の狭い岩壁から越えるが、濡れた岩で滑った経験があるのでいつも緊張する
2019年06月20日 09:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
3
6/20 9:50
多段滝の岩壁のロープ場。滝の途中に大きな石が落ちてきてる。右側(左岸)の狭い岩壁から越えるが、濡れた岩で滑った経験があるのでいつも緊張する
ロープ場の先の大きな2分岐まで来た。今回はここで右側の支沢を詰める。「中央尾根」に合流して縦走路の道標34へ繋がることを想定し、進むべき方向を決めていく
2019年06月20日 09:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 9:57
ロープ場の先の大きな2分岐まで来た。今回はここで右側の支沢を詰める。「中央尾根」に合流して縦走路の道標34へ繋がることを想定し、進むべき方向を決めていく
こちらの支沢は全般に水量が少ない。こういった滝も山腹の行けそうなところを探して越えていく
2019年06月20日 10:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 10:03
こちらの支沢は全般に水量が少ない。こういった滝も山腹の行けそうなところを探して越えていく
谷には石がごろごろ、倒木もあり進みづらい。でも時々こんな雰囲気の良い箇所もあってほっとする。ここは2分岐になっているが、左の岩のほうへ進む
2019年06月20日 10:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 10:12
谷には石がごろごろ、倒木もあり進みづらい。でも時々こんな雰囲気の良い箇所もあってほっとする。ここは2分岐になっているが、左の岩のほうへ進む
先程の左の岩というのは実は沢筋。水がないので滝に見えないけれど、これは直登して進んでいく
2019年06月20日 10:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 10:15
先程の左の岩というのは実は沢筋。水がないので滝に見えないけれど、これは直登して進んでいく
倒木が進路を塞いでいる箇所もいくつかあって、意外に難儀する
2019年06月20日 10:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 10:22
倒木が進路を塞いでいる箇所もいくつかあって、意外に難儀する
沢筋のはずがかなり広くなって、踏み跡もないのでどこへ進んだら良いのかがほぼ分からなくなってくる。広い斜面の中で小さな赤マーキングを頼りに進路を探す
2019年06月20日 10:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 10:29
沢筋のはずがかなり広くなって、踏み跡もないのでどこへ進んだら良いのかがほぼ分からなくなってくる。広い斜面の中で小さな赤マーキングを頼りに進路を探す
こういう感じで、最近付けられたように見える赤いマーキングが頼り。あとは地図とGPSがあれば「中央尾根」の道へ辿り着けるだろう
2019年06月20日 10:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 10:32
こういう感じで、最近付けられたように見える赤いマーキングが頼り。あとは地図とGPSがあれば「中央尾根」の道へ辿り着けるだろう
赤いマーキングの付けられたこの太目の枯れ木が見つかれば万事OK。ここが「中央尾根」への合流地点だ
2019年06月20日 10:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 10:47
赤いマーキングの付けられたこの太目の枯れ木が見つかれば万事OK。ここが「中央尾根」への合流地点だ
尾根道へ出て今登ってきたところを振り返ってみると、こんな感じ。この枯れ木は重要ポイント。足下が繁茂していて踏み跡が確認出来ないのが厄介だ
2019年06月20日 10:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 10:47
尾根道へ出て今登ってきたところを振り返ってみると、こんな感じ。この枯れ木は重要ポイント。足下が繁茂していて踏み跡が確認出来ないのが厄介だ
合流点から7〜8分程で東六甲縦走路へ合流する。道標34の地点で、行者山方面への下り分岐がある場所だ
2019年06月20日 10:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 10:55
合流点から7〜8分程で東六甲縦走路へ合流する。道標34の地点で、行者山方面への下り分岐がある場所だ
東六甲縦走路へ出たらお約束のここ「鉄塔の展望地」からの景色を楽しむ
2019年06月20日 11:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2
6/20 11:05
東六甲縦走路へ出たらお約束のここ「鉄塔の展望地」からの景色を楽しむ
次の支沢を攻めるために、鉄塔の脇から「赤子谷左俣」の急斜面を下っていく
2019年06月20日 11:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 11:07
次の支沢を攻めるために、鉄塔の脇から「赤子谷左俣」の急斜面を下っていく
「赤子谷左俣」の上流にある滝を下っていく
2019年06月20日 11:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 11:29
「赤子谷左俣」の上流にある滝を下っていく
さらにこの滝も右岸からロープも利用しながら下る。この滝の姿はなかなか美しい
2019年06月20日 11:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 11:43
さらにこの滝も右岸からロープも利用しながら下る。この滝の姿はなかなか美しい
この滝を下るのに、右岸からロープを使って崖を降りるが、足場が小さくて少し厄介だった
2019年06月20日 11:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 11:48
この滝を下るのに、右岸からロープを使って崖を降りるが、足場が小さくて少し厄介だった
多段滝の岩壁のロープ場を下るのは怖かったが、なんとか無事に降りてゴルジュの出口の広河原まで戻ってきた
2019年06月20日 12:00撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 12:00
多段滝の岩壁のロープ場を下るのは怖かったが、なんとか無事に降りてゴルジュの出口の広河原まで戻ってきた
ゴルジュの出口のちょうど真正面に次に攻略する支沢がある。赤い印がつけられた大きい岩が鎮座しているのが目印。ここから斜面を登っていくのだが・・・
2019年06月20日 12:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 12:05
ゴルジュの出口のちょうど真正面に次に攻略する支沢がある。赤い印がつけられた大きい岩が鎮座しているのが目印。ここから斜面を登っていくのだが・・・
小さな細い滝があるが垂直で直登は厳しそう。良く見ると左手に長いロープが下がっていたので、それを利用して巻くのだということが分かった
2019年06月20日 12:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 12:08
小さな細い滝があるが垂直で直登は厳しそう。良く見ると左手に長いロープが下がっていたので、それを利用して巻くのだということが分かった
ロープをたぐって斜面を少し登ると、すぐに右手に別のロープが下がっている。ここでこっちへ方向転換して滝の上部へ出るのだな。だがかなり危険な場所で緊張感が半端ない
2019年06月20日 12:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 12:10
ロープをたぐって斜面を少し登ると、すぐに右手に別のロープが下がっている。ここでこっちへ方向転換して滝の上部へ出るのだな。だがかなり危険な場所で緊張感が半端ない
小さな細い滝の上部へ出たのはいいものの、目の前にまたも滝の流れる岩塊が待ち構えていた。これは巻けそうにないので無理矢理に直登するほかないのか・・・マジか、怖すぎる
2019年06月20日 12:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 12:12
小さな細い滝の上部へ出たのはいいものの、目の前にまたも滝の流れる岩塊が待ち構えていた。これは巻けそうにないので無理矢理に直登するほかないのか・・・マジか、怖すぎる
必死に何とか岩塊を越えて滝の上部へ出たら、また次の滝。オーバーハング形状の滝だが、これは左(右岸)から比較的楽に越えられた
2019年06月20日 12:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 12:17
必死に何とか岩塊を越えて滝の上部へ出たら、また次の滝。オーバーハング形状の滝だが、これは左(右岸)から比較的楽に越えられた
その先に水の流れで濡れた岩からなる滝が出てきた。右の岩の上から直接行こうとしたが、手掛かりがないので危ないのでやめて、右手の急斜面から無理矢理に高巻きして進んだ。ここはしんどかった
2019年06月20日 12:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 12:25
その先に水の流れで濡れた岩からなる滝が出てきた。右の岩の上から直接行こうとしたが、手掛かりがないので危ないのでやめて、右手の急斜面から無理矢理に高巻きして進んだ。ここはしんどかった
こんな感じの滝もあったが、多分これが最後の滝だったと思う。この支沢はどの滝も水量が微妙だった
2019年06月20日 12:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 12:39
こんな感じの滝もあったが、多分これが最後の滝だったと思う。この支沢はどの滝も水量が微妙だった
生瀬道へ向かうこの支沢の景観はだいたいこんな感じ
2019年06月20日 12:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 12:49
生瀬道へ向かうこの支沢の景観はだいたいこんな感じ
さらに遡行していくとすぐに水のない谷筋となる。ところどころに赤マーキングがあるが、谷筋がわりと狭いので迷う感じは前の支沢よりは少ないかも
2019年06月20日 12:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
6/20 12:54
さらに遡行していくとすぐに水のない谷筋となる。ところどころに赤マーキングがあるが、谷筋がわりと狭いので迷う感じは前の支沢よりは少ないかも
白いマーキングのある木もある。このあたりから周囲にある白、黄、赤などの目印を探して方向を定めることに
2019年06月20日 12:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 12:59
白いマーキングのある木もある。このあたりから周囲にある白、黄、赤などの目印を探して方向を定めることに
分岐地点の中央に1本の細めの木があり、黄色のテープが巻いてある。テープには「赤子谷支沢」と書いてある。その文字が読める方向へ進むということだ。右だな・・・
2019年06月20日 13:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 13:05
分岐地点の中央に1本の細めの木があり、黄色のテープが巻いてある。テープには「赤子谷支沢」と書いてある。その文字が読める方向へ進むということだ。右だな・・・
先の地点から「生瀬道」への合流点はすぐのところだった。「生瀬道」の鉄塔から少しだけ下った場所に出るので、そのまま下り方向へ向かう
2019年06月20日 13:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 13:07
先の地点から「生瀬道」への合流点はすぐのところだった。「生瀬道」の鉄塔から少しだけ下った場所に出るので、そのまま下り方向へ向かう
ほどなくT字の分岐に出た。ここから「赤子谷東尾根」が始まる。右は「生瀬道」の本線、左が「赤子谷東尾根」なので小休憩の後に左へ
2019年06月20日 13:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 13:11
ほどなくT字の分岐に出た。ここから「赤子谷東尾根」が始まる。右は「生瀬道」の本線、左が「赤子谷東尾根」なので小休憩の後に左へ
「赤子谷東尾根」は踏み跡も明快で幅もあるし、何よりまったく荒れていないので、非常に歩きやすい良い道だった。赤子谷は中央尾根も西尾根もいかにもマイナーな感じだったので、この道のメジャー感にはちょっと驚いた
2019年06月20日 13:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 13:23
「赤子谷東尾根」は踏み跡も明快で幅もあるし、何よりまったく荒れていないので、非常に歩きやすい良い道だった。赤子谷は中央尾根も西尾根もいかにもマイナーな感じだったので、この道のメジャー感にはちょっと驚いた
快適にどんどん下れる。後半途中に分岐点があったようだが見過ごし。下りきったところで振り返るとこんな風景。左に小橋がありその先は生瀬高台住宅地へと通じている
2019年06月20日 13:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 13:50
快適にどんどん下れる。後半途中に分岐点があったようだが見過ごし。下りきったところで振り返るとこんな風景。左に小橋がありその先は生瀬高台住宅地へと通じている
その同じ場所の対面は「生瀬水路道」から山中を通って進んできた、ロープの下がった出口のところだった。なるほどここに出てきたのかと得心。ここからは左へ行くと1分程で「西宝橋」だ
2019年06月20日 13:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/20 13:50
その同じ場所の対面は「生瀬水路道」から山中を通って進んできた、ロープの下がった出口のところだった。なるほどここに出てきたのかと得心。ここからは左へ行くと1分程で「西宝橋」だ
「生瀬水路道」へは向かわず「西宝橋」へ。そこから「まさよし橋」経由で車道を歩いてJR「生瀬」駅へと戻った。「宝塚ナチュールスパ」の温泉を楽しみに・・・汗だくになっちゃったからね
2019年06月20日 13:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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6/20 13:53
「生瀬水路道」へは向かわず「西宝橋」へ。そこから「まさよし橋」経由で車道を歩いてJR「生瀬」駅へと戻った。「宝塚ナチュールスパ」の温泉を楽しみに・・・汗だくになっちゃったからね
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回も単独行。前回6月18日は「赤子谷右俣」を歩いたが、こちらも長らくご無沙汰だった「赤子谷左俣」を歩いてみることにした。それだけでは面白くないので、今回は赤子谷周辺の未踏ルートを一気にクリアすることを計画した。
つまりは、左俣から明確に分岐している支沢が2つあるのだが、これらをいっぺんに遡行してみることを主目的とした上で、さらには「赤子谷東尾根」の下りをもルートに組み入れることにした。

ということで、今回の全体の行程は、「西宝橋」→「赤子谷左俣の遡行」→「中央尾根経由で道標34へ向かう支沢の遡行」→「東六甲縦走路の鉄塔展望地」→「赤子谷左俣の下り」→「ゴルジュ出口」→「生瀬道へ向かう支沢の遡行」→「生瀬道」→「赤子谷東尾根の下り」→「西宝橋」、となった。


「赤子谷左俣」は名所であるゴルジュの再訪が楽しみだった。運よく沢の水量が少なめだったので、ゴルジュの通過はその圧倒的な景観を十二分に堪能する余裕のある遡行となった。やっぱりここは見事だ。六甲の谷でも五本の指に入る景観ではないかなあと思う。

今回の2つの支沢は、人が殆ど通らないので荒れた様相のままだし、ロープなどの補助もほぼないので危ない箇所もある。ところどころに有志によるテープやリボンは残っているものの、結構見つけづらいので、あんまり適当に歩いてしまうと迷ってしまうと思う。気軽に歩くにはしんどいし、今の状況のままだと廃路に近くなりそうな雰囲気もあるので、そうなってしまうと残念でならない。熟練マニアによる度重なる踏破に期待、といったところだろうか。

まず前半の支沢は、左俣から「中央尾根」の上部に到達するルート。多段滝の岩壁ロープ場を越えて数分ほど進んだ2分岐地点から、右への分岐を遡行するルートだ。頑張って中央尾根の道に合流してからは、南へ向かうと数分で「東六甲縦走路」の道標34地点へ出る。道標34へ通じる支沢と認識しておけば分かりやすいかも。

後半の支沢は、ゴルジュの出口の河原から分岐していて、入口に赤ペンキで印のしてある大岩があるところだ。パッと見でいかにも登れそうな急な谷筋だが、その通り、ここは登れる。ただこの支沢の滝は垂直に落ちているものが多く、手掛かりや足場が少なくて乗り越えるのに相当苦労する滝もあるので、そういう意味では大変かも。岩登りに慣れた人なら楽しいことこの上ないのだろうが、私のような岩登りが上手じゃない怖がりには大変、ということだ。

いづれの支沢も倒木でふさがっている場所も時々出てくるし、踏み跡は皆無だし、上へ行けばいくほど幅が広くなってくるので、自分が向かっている方向が正しい進路なのかどうかが分からなくなってくる。そういう意味でルート探しが出来る人だけにしたほうが良いのかも。

「赤子谷東尾根」も今回初めて利用してみたのだが、実際に歩いてみると、びっくりするぐらいしっかりした尾根道だった。急斜面のところもあるが、全体に幅も広めだし、全く荒れていないし、踏み跡明瞭、快適な尾根道だった。これは使える。使えるといってもあまり展望もないし、山行ルートに組み入れるにしても「赤子谷」と「生瀬道」にしか通じていないので、そこは考慮・工夫が必要かも。でも良い道だ。

山行帰りは今回もJR「生瀬」駅から「宝塚」駅へ出て「宝塚ナチュールスパ」で汗を流して金宝泉・銀宝泉ゆったり。滑落もせず怪我もなく、無事に帰宅出来て何よりだった。

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ハイキング 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
赤子谷右俣から譲葉山・岩倉山周回
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5

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