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Yamareco

記録ID: 188690
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

トヨニ岳

2012年04月29日(日) 〜 2012年04月30日(月)
 - 拍手
pah01510 その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
21:22
距離
13.3km
登り
1,495m
下り
1,485m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【1日目】
野塚トンネル十勝側P(6:00)-渡渉(6:44)-Co1269(10:42)-Co1151(12:02)-テン場(12:10)
【2日目】
テン場(4:30)-トヨニ南峰(8:02)-トヨニ北峰(9:23)-トヨニ南峰(10:01)-テン場(12:51)-Co1151(13:38)-下降点(13:55)-野塚トンネル十勝側P(15:14)
天候 晴れ(高曇り)
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野塚トンネル十勝側駐車場
登り
2012年04月29日 07:49撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/29 7:49
登り
遠くにトヨニが
2012年04月29日 09:31撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 9:31
遠くにトヨニが
稜線越しにトヨニ南峰が見えます。
2012年04月29日 10:05撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 10:05
稜線越しにトヨニ南峰が見えます。
真黒けっけな日高の稜線
2012年04月29日 10:07撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 10:07
真黒けっけな日高の稜線
野塚トンネル出口付近に寄る尾根は上から見ると全て黒し。
2012年04月29日 10:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 10:12
野塚トンネル出口付近に寄る尾根は上から見ると全て黒し。
稜線東側緑だぜ(苦)
2012年04月29日 10:23撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 10:23
稜線東側緑だぜ(苦)
Fujimotoさんほかハイキングクラブ緑の風の皆さん
2012年04月29日 12:30撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 12:30
Fujimotoさんほかハイキングクラブ緑の風の皆さん
テン場近くから極めて黒いトヨニ南峰
2012年04月29日 13:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 13:40
テン場近くから極めて黒いトヨニ南峰
ご来光
2012年04月30日 04:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 4:40
ご来光
テン場から野塚岳を望む
2012年04月30日 04:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 4:40
テン場から野塚岳を望む
テン場から西側
2012年04月30日 04:40撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 4:40
テン場から西側
なんかもうすぐ沢のシーズンのごとき
2012年04月30日 06:20撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 6:20
なんかもうすぐ沢のシーズンのごとき
美しい日高南側稜線の美しさと・笹!笹!
2012年04月30日 06:22撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 6:22
美しい日高南側稜線の美しさと・笹!笹!
しつこいようですがトヨニ南峰
2012年04月30日 06:25撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 6:25
しつこいようですがトヨニ南峰
薄いながらも藪だわ藪
2012年04月30日 07:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:09
薄いながらも藪だわ藪
遠くに見えます。野塚・オムシャ・十勝・楽古
2012年04月30日 07:09撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 7:09
遠くに見えます。野塚・オムシャ・十勝・楽古
ペンギンカールに現れた全層雪崩の予兆
2012年04月30日 08:26撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:26
ペンギンカールに現れた全層雪崩の予兆
北峰の直前コルにテントが張ってました。
風がうるさかっただろうなぁ・・・
頂上にも一張り分のテン場あり
2012年04月30日 08:51撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:51
北峰の直前コルにテントが張ってました。
風がうるさかっただろうなぁ・・・
頂上にも一張り分のテン場あり
ピリカヌプリです。(右)
2012年04月30日 08:57撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:57
ピリカヌプリです。(右)
神威岳(南日高)です。(中央奥)
2012年04月30日 08:57撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 8:57
神威岳(南日高)です。(中央奥)
神威岳(中央奥)とピリカ(右)
2012年04月30日 09:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:14
神威岳(中央奥)とピリカ(右)
北峰から南峰を見る
2012年04月30日 09:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 9:14
北峰から南峰を見る
ますます黒いトヨニ岳南峰〜
2012年04月30日 11:13撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:13
ますます黒いトヨニ岳南峰〜
屈曲点からみた南日高の稜線。斜面区r氏
2012年04月30日 11:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:14
屈曲点からみた南日高の稜線。斜面区r氏
とにかく黒し
2012年04月30日 11:14撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 11:14
とにかく黒し
お世話になったテン場
2012年04月30日 13:11撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:11
お世話になったテン場
さようなら日高の白き(?)稜線よ・・・・
2012年04月30日 13:12撮影 by  TG-610 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 13:12
さようなら日高の白き(?)稜線よ・・・・

感想

今シーズン最後かもしれない土曜祭日山行に行って来ました。(4月29日〜30日)

場所は南日高のトヨニ岳ですが、本当はピリカヌプリに行きたがっていた所属山岳会の女性二人を連れて行きました。
計画段階では二泊三日でゆったりとピリカを目指すつもりでしたが、職場の方で不幸があり地域担当としては葬儀の手伝いをせざるを得ず、ごめんなさいで一泊二日となってしまいした。
メンバーに迷惑を掛けてしまうので、なかなかリーダーとしてパーティを組んでの山には今後行けないかな?

29日の朝早く野塚トンネル十勝側駐車場には車がいっぱい。
本州ナンバーも多かったで す。

驚いたのはポン三の沢の増水ぶりで稜線1151の北にでるノーマルルートの尾根はもはや雪なし。
沢はいつまで行ってもスノーブリッジなし。
偵察を繰り返す私は長靴でも靴下を濡らす始末。
藪こぎを嫌って1268に突き上げる尾根を目指しましたが、渡渉地点に失敗。
水量の少ない場所を選んで怖がる女性陣を渡渉させましたが、足を濡らし一人はひどく水没させてしまいました。
ところが少し登ったところで後ろを振り返ると30m先にデブリが沢を覆っていました。
リーダーとしては、その後、二人に頭が上がらなかったのは言うまでもありません。

この尾根の登りにえらく時間を費やしてしまい稜線にはおっかない3つ連続する 岩稜帯もあり下降地点には赤布を打ちましたが、できればここは使いたくないと思いました。

1151からノーマルなルートの尾根の下降地点付近に人影を発見。
低山大好きFujimotoさんご一行で、情報ばかりか昨日彼女たちが使ったテン場も譲ってもらいました。
結構なパーティが入っていてその先の稜線には適当なテン場がないとの判断をしました。
やることもなく1時から昼寝と洒落こみました。

風はやや強いものの高曇りの中、変にゆったりと眺望を満喫。
日高の雪の稜線に感激する二人。
しかし、今年は本当に雪が少ない。こんな年は私は初めてです。
尾根の南面はほとんど真っ黒けっけ。
今年の南日高の沢登りシーズ ンのスタートは結構早いかもしれません。

Fujimotoさんから「1151の次の尾根が雪が下まで付いていておすすめ」とメールを頂き感激しました。

あまり藪こぎが得意でない二人は翌日結構戸惑っていました。
途中でノマドのパーティと挨拶を交わしピリカまで行けたと話すガイドさんにちょっと二人は羨ましそう。
「ごめんなせい。」と心で謝る私。

なるべく雪堤を選んで歩くもののあまり距離を稼げず、強引にスケジュールを組み直してトヨニ本峰(南峰)を超えて北峰を目指しました。
主稜線上はテントが結構張ってありました。

北峰からはピリカヌプリを始め神威岳・遠くにペテガリも見えました。
南の稜 線美の美しさは素晴らしく、野塚・オムシャ・十勝岳・楽古岳などが見渡せました。
それにしても本当にみんな黒い。(苦笑)

テント撤収後の全装のザックが重く感じられ体力の低下を実感。
帰りはFujimotoさんから勧められた尾根を下り、多分、昨日よりは格段に雪の少ないであろう崖を藪を越えて沢にでました。
1時間かからなかった。助かった。

やっぱり楽しかった日高の山旅の思い出にナウマン温泉で浸りながらFujimotoさんにお礼のメールを打ちました。

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