トヨニ岳



- GPS
- 21:22
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,485m
コースタイム
野塚トンネル十勝側P(6:00)-渡渉(6:44)-Co1269(10:42)-Co1151(12:02)-テン場(12:10)
【2日目】
テン場(4:30)-トヨニ南峰(8:02)-トヨニ北峰(9:23)-トヨニ南峰(10:01)-テン場(12:51)-Co1151(13:38)-下降点(13:55)-野塚トンネル十勝側P(15:14)
天候 | 晴れ(高曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今シーズン最後かもしれない土曜祭日山行に行って来ました。(4月29日〜30日)
場所は南日高のトヨニ岳ですが、本当はピリカヌプリに行きたがっていた所属山岳会の女性二人を連れて行きました。
計画段階では二泊三日でゆったりとピリカを目指すつもりでしたが、職場の方で不幸があり地域担当としては葬儀の手伝いをせざるを得ず、ごめんなさいで一泊二日となってしまいした。
メンバーに迷惑を掛けてしまうので、なかなかリーダーとしてパーティを組んでの山には今後行けないかな?
29日の朝早く野塚トンネル十勝側駐車場には車がいっぱい。
本州ナンバーも多かったで す。
驚いたのはポン三の沢の増水ぶりで稜線1151の北にでるノーマルルートの尾根はもはや雪なし。
沢はいつまで行ってもスノーブリッジなし。
偵察を繰り返す私は長靴でも靴下を濡らす始末。
藪こぎを嫌って1268に突き上げる尾根を目指しましたが、渡渉地点に失敗。
水量の少ない場所を選んで怖がる女性陣を渡渉させましたが、足を濡らし一人はひどく水没させてしまいました。
ところが少し登ったところで後ろを振り返ると30m先にデブリが沢を覆っていました。
リーダーとしては、その後、二人に頭が上がらなかったのは言うまでもありません。
この尾根の登りにえらく時間を費やしてしまい稜線にはおっかない3つ連続する 岩稜帯もあり下降地点には赤布を打ちましたが、できればここは使いたくないと思いました。
1151からノーマルなルートの尾根の下降地点付近に人影を発見。
低山大好きFujimotoさんご一行で、情報ばかりか昨日彼女たちが使ったテン場も譲ってもらいました。
結構なパーティが入っていてその先の稜線には適当なテン場がないとの判断をしました。
やることもなく1時から昼寝と洒落こみました。
風はやや強いものの高曇りの中、変にゆったりと眺望を満喫。
日高の雪の稜線に感激する二人。
しかし、今年は本当に雪が少ない。こんな年は私は初めてです。
尾根の南面はほとんど真っ黒けっけ。
今年の南日高の沢登りシーズ ンのスタートは結構早いかもしれません。
Fujimotoさんから「1151の次の尾根が雪が下まで付いていておすすめ」とメールを頂き感激しました。
あまり藪こぎが得意でない二人は翌日結構戸惑っていました。
途中でノマドのパーティと挨拶を交わしピリカまで行けたと話すガイドさんにちょっと二人は羨ましそう。
「ごめんなせい。」と心で謝る私。
なるべく雪堤を選んで歩くもののあまり距離を稼げず、強引にスケジュールを組み直してトヨニ本峰(南峰)を超えて北峰を目指しました。
主稜線上はテントが結構張ってありました。
北峰からはピリカヌプリを始め神威岳・遠くにペテガリも見えました。
南の稜 線美の美しさは素晴らしく、野塚・オムシャ・十勝岳・楽古岳などが見渡せました。
それにしても本当にみんな黒い。(苦笑)
テント撤収後の全装のザックが重く感じられ体力の低下を実感。
帰りはFujimotoさんから勧められた尾根を下り、多分、昨日よりは格段に雪の少ないであろう崖を藪を越えて沢にでました。
1時間かからなかった。助かった。
やっぱり楽しかった日高の山旅の思い出にナウマン温泉で浸りながらFujimotoさんにお礼のメールを打ちました。
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