鈴北岳から茶野へ【山芍薬は咲いたかな？】
三重県
滋賀県
onetotani
体力度について
- GPS
- 06:42
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 1,100m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 6:36
| 天候 | 曇り 後 雨 【気温】 登山口：15℃ 茶野：17℃ お花池：15℃ 登山口：18℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
onetotani
昨年は開花時期には少し早すぎた茶野行だったので、
今年はしばらく遅らせたら梅雨に入ってしまった。
生憎、昼前から崩れる予報だが欲求に負けて出かける事にした。
鞍掛尾根に乗ってもやはり展望は望めず、前日の雨のせいか
尾根道は僅かにぬかるんだ状態だったが、半ば覚悟の上だ。
それでも鈴北岳手前から振り返ると、烏帽子岳や養老山地、
更に雲海上に霊仙山〜ソノドの山頂部が望むことができた。
時折薄日が漏れる曇りの内に茶野まで着きたいので、休まず
ヒルコバへ向かおう。
下りにかかると、広い尾根はフタリシズカやコバイケイソウに
埋め尽くされ、春とは全く違う景色になっていた。
福寿草を求めて登った季節は明るくさえ感じたヒルコバも、
鈴ヶ岳の登りもすっかりコバイケイソウに占領され、
濃くなった緑に空も遮られ、曇り空のせいもあってうす暗いほどだ。
静まり返った鈴ヶ岳から茶野へ向かうと、時々踏み跡も曖昧になり
視界も悪くなってきたが、苔生した岩や豊かな自然林が作り出す
北部鈴鹿の雰囲気を、充分感じられる素敵なコースだ。
頭上に咲くヤマボウシを見て、起伏の少ない広い尾根に出ると
あちこちに開花した白玉が目に留まるようになり、
鉄塔の建つ桜峠を過ぎ、露岩を踏んで独標の登りにかかると、
期待通りヤマシャクヤクの群生エリアに入ってきた。
ルートを外れ、あっちにこっちにと寄り道を繰り返し、裸の台地から
石灰岩が散乱する茶野の岩尾根に上がり、早速ザックを降ろす。
悪い足場を気にしながら、あちこちに咲き始めたヤマシャクヤクを
見て廻っていたら、とうとう小雨が顔を濡らし始めた。
大半が閉じた状態で少し残念だが、これだけ見られれば充分だ。
本降りになる前に戻ろう。
最低鞍部と思われる桜峠の木陰でパンをかじり、鈴ヶ岳を登り返して
ヒルコバまで戻ってきたが小雨は止みそうもない。
鈴北岳への登りはきっとひどい泥濘だろう。お花池経由で鈴北岳へ
戻る事にしよう。
うす暗いアザミ谷に沿って下り、現れた日本庭園へ突き上げる谷から
お花池に通じる尾根に乗り上げる。
しばらくしてふと足元を見るとそれはエビネランだった。
咲いている花は初めてで、これも見たかった花だ。
踏み跡は無いが明確な尾根に従って登って行けばお花池だ。
池を囲む樹の枝には、モリアオガエルの卵が産み付けられ
うるさいほどの合唱が聞こえる。
休んでいる間にとうとう本格的な雨になってしまったが、
ヤマシャクヤクもエビネランも見る事が出来た。後は予定通り
元池に立ち寄ってから鞍掛尾根を下ろう。
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Slowclimb さん
onetotaniさん、こんばんは。
ここは昨年歩きましたが、コバイケイソウの群落に驚きました。
鈴鹿では、鹿も食べないとかでコバイケイソウがどんどん増えているようですね。
嫌いな花ではありませんが、いろいろな花がバランス良く育ってくれると良いのですが！
そんな中でも、多くのヤマシャクやエビネに出会えてよかったです
天候は雨もようのようですが、綺麗な花に出会えて何よりです。
いよいよ梅雨入り。
こんな天気が続きそうで、ちょっと困ります
totokさん 今晩は。
斜面一帯を埋め尽くすほどのコバイケイソウは圧巻でしたが、
泥濘がひどくて、お花池へ迂回しました。
昨年は見逃したヤマシャクヤクでしたが、今年はしっかり見る事が
出来ました。数日後ならもっときれいだったと思います。
予報より降り出しが早くなりましたが、梅雨の時期を考えると満足な
山歩きができました。
この先も、晴れ間と休みのサイクルがかみ合ってくれるといいんですが・・・。
山芍薬の群落地が見事ですね。
鹿が食べない花なので、天敵は
人間だけ、今後も大切に、咲き続けて
ほしいものですね。
komakiさん 今晩は。
花のタイミングはむつかしいですね。どうかな？と思いましたが
時期を外したくなかったので、雨予報でしたが出かける事にしました。
旬には少し早かったようですが、多くのヤマシャクヤクを楽しむ事ができ、
コースを変更したおかげでエビネランも見る事が出来ました。
雨中の下山になりましたが、コースを短縮することなく歩けたので
充分満足できる山行でした。
こんにちはonetotaniさん
今年も茶野の貴婦人に会いに行かれましたね。見事な群生です。
湿った時期は泥濘みが厄介でなかなか足が向きませんが、意を決して（尻）餅突きに行かなくてはいけませんね(笑）
６月に鈴北・御池を一度だけ歩いた事があります。ブヨ？に刺されて腫れた事と、
”オーギィー・オーギィー”と鳴くエゾハルゼミの大合唱が賑やかだった覚えがあります。
teppanさん 今晩は。
少し遅いかなとも思いましたが、今年はしっかり楽しむ事ができました。
泥濘を避けて一日ずらしましたが、ヒルコバへの下り斜面は難儀をしました。
梅雨を迎えてお花池や元池ではモリアオガエルの合唱が賑やかでした。
しばらくはドライな道を歩く機会が減りそうですが、ヒルのいない山域を
選んで出かけたいと思っています。
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