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Yamareco

記録ID: 1838411
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

思いがけず花の山だった荒島岳♪

2019年05月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:39
距離
12.6km
登り
1,343m
下り
1,327m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
0:56
合計
6:20
距離 12.6km 登り 1,343m 下り 1,341m
8:08
8:22
17
8:39
20
8:59
21
9:20
14
9:34
10:15
13
10:28
16
10:44
15
10:59
17
11:16
70
12:31
12:32
2
12:34
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中出登山口の駐車場までは全線舗装の林道でアプローチ。駐車場は広く30〜40台くらいは余裕で駐車可能。キレイなトイレもあり登山届もここで提出可能。駐車場の隅っこには周辺観光施設や登山バッチ販売所、入浴可能施設が記された看板が建っていて非常に親切。
コース状況/
危険箇所等
噂には聞いていたが「もちがかべ」の急登がエグい。
幸い、状態が良かったので気をつけて通過すれば良かったが、泥濘んでいたりすると難易度は跳ね上がりそう。事故も発生しているようなので注意。
その他周辺情報 麓の勝山市の「ショコラdeようかん」という創作スイーツが美味しかった。市内の数店舗で購入可能らしい。
駐車場に車を置き出発。
駐車場に車を置き出発。
コンクリート舗装から未舗装の林道へ。
コンクリート舗装から未舗装の林道へ。
林道歩き30分で登山道へ。
林道歩き30分で登山道へ。
よかった、ちょっと飽きてきたんだ。
よかった、ちょっと飽きてきたんだ。
登山道は森林作業道を貫きながら登っていく。
登山道は森林作業道を貫きながら登っていく。
よく整備された造林地。
よく整備された造林地。
いよいよ伐採の時を迎えたのか新しい作業道が開削されつつある。このあたりは近いうちに登山道が付け替えられるかも。
いよいよ伐採の時を迎えたのか新しい作業道が開削されつつある。このあたりは近いうちに登山道が付け替えられるかも。
造林地を抜けると、まだ芽吹いたばかりの雑木林に入る。日当たりが良くなったためか花の種類も多くなった。
造林地を抜けると、まだ芽吹いたばかりの雑木林に入る。日当たりが良くなったためか花の種類も多くなった。
なんちゃらの坂。
特徴的な地形には名前がつけられている。忘れちゃったけど…。
なんちゃらの坂。
特徴的な地形には名前がつけられている。忘れちゃったけど…。
おおこば展望台…とあるが、灌木と笹薮で何も見えず。
おおこば展望台…とあるが、灌木と笹薮で何も見えず。
こんな感じで杭が立っていて地名を教えてくれる。
こんな感じで杭が立っていて地名を教えてくれる。
そういう場所はだいたい急坂だったりする。
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そういう場所はだいたい急坂だったりする。
せっせと登っていくと樹林越しに山影が見えてきた。アレが荒島岳本体だろうか。
せっせと登っていくと樹林越しに山影が見えてきた。アレが荒島岳本体だろうか。
なおも急坂は続く。
なおも急坂は続く。
とやのおとし。
「とや」とはなんだろう?
鳥谷? 戸谷? 登谷かな?
とやのおとし。
「とや」とはなんだろう?
鳥谷? 戸谷? 登谷かな?
ご多分に漏れず急坂なのであった。
ご多分に漏れず急坂なのであった。
小荒島岳山頂への分岐点。そうか…ルートから少し外れた場所にピークがあるのか。
1
小荒島岳山頂への分岐点。そうか…ルートから少し外れた場所にピークがあるのか。
一瞬躊躇したが、分岐から1分くらいでピークを踏めるというので登ってみた。
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一瞬躊躇したが、分岐から1分くらいでピークを踏めるというので登ってみた。
あの白い山は白山?
昨日伊吹から見たのよりずっと近く見える。
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あの白い山は白山?
昨日伊吹から見たのよりずっと近く見える。
反対側のこの山は…土地勘が無いのでわからないが、深田久弥が百名山選定にあたって入れるか迷ったという能郷白山とかだろうか?
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反対側のこの山は…土地勘が無いのでわからないが、深田久弥が百名山選定にあたって入れるか迷ったという能郷白山とかだろうか?
そして正面には荒島岳本体。
ううむ、一箇所、あからさまに急な場所がありますな。
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そして正面には荒島岳本体。
ううむ、一箇所、あからさまに急な場所がありますな。
他にも名も知らぬ山々が。
他にも名も知らぬ山々が。
小荒島岳から先は緩やかにアップダウンしながら進んでいく。
小荒島岳から先は緩やかにアップダウンしながら進んでいく。
シャクナゲ平は勝原コースとのジャンクション。もっとも登山者が多いとされる勝原コースと合流し、人の数も増える。
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シャクナゲ平は勝原コースとのジャンクション。もっとも登山者が多いとされる勝原コースと合流し、人の数も増える。
シャクナゲ平からは一旦大きく下る。
シャクナゲ平からは一旦大きく下る。
佐開コースを右に分けなおも進む。
佐開コースを右に分けなおも進む。
荒島岳との最低鞍部に到達。ここからはいよいよ難所の急登が始まる。物々しい看板が注意を促している。
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荒島岳との最低鞍部に到達。ここからはいよいよ難所の急登が始まる。物々しい看板が注意を促している。
妙に地面が泥濘んでいるな〜と思ったら残雪が現れた。
一応アイゼンは持ってきているが、難しい場所に残雪が無いことを祈りたい。
妙に地面が泥濘んでいるな〜と思ったら残雪が現れた。
一応アイゼンは持ってきているが、難しい場所に残雪が無いことを祈りたい。
ものものしい鎖が張られた「もちが壁」の急登。
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ものものしい鎖が張られた「もちが壁」の急登。
なるほど、なかなかエグい。
人頭大の浮き石が転がっていたりと急なだけでなく危険がいっぱい。
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なるほど、なかなかエグい。
人頭大の浮き石が転がっていたりと急なだけでなく危険がいっぱい。
みるみるうちに高度を上げ、さっき登った小荒島岳が眼下に遠ざかっていく。
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みるみるうちに高度を上げ、さっき登った小荒島岳が眼下に遠ざかっていく。
麓の農村では田んぼの畦に芝桜を植えて景観の美化に努めているらしいが、山の上からでも田んぼがほんのりピンクに染まっているのがわかる。見事なものだ。
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麓の農村では田んぼの畦に芝桜を植えて景観の美化に努めているらしいが、山の上からでも田んぼがほんのりピンクに染まっているのがわかる。見事なものだ。
もちが壁を登りきると荒島岳山頂がぐっと近づいた。
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もちが壁を登りきると荒島岳山頂がぐっと近づいた。
しかし、その先もけっこうなアップダウンが続く。
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しかし、その先もけっこうなアップダウンが続く。
雪崩地形なのかごっそり樹木のない斜面があったりする。
雪崩地形なのかごっそり樹木のない斜面があったりする。
いよいよ登山道上にも残雪が…。
いよいよ登山道上にも残雪が…。
しかし難所は通過したようだ。あとは山頂に到達するのみ!
しかし難所は通過したようだ。あとは山頂に到達するのみ!
山頂!
白山をバックに記念写真♪
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山頂!
白山をバックに記念写真♪
山頂からの見晴らしは抜群!
2
山頂からの見晴らしは抜群!
山また山。
新しもやまコース方面、かな?
マニアックなコースと聞いているが、どんなもんなんだろう?
新しもやまコース方面、かな?
マニアックなコースと聞いているが、どんなもんなんだろう?
快晴微風で非常に気持ちがいい。
山頂でゆっくりランチ♪
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快晴微風で非常に気持ちがいい。
山頂でゆっくりランチ♪
白山は絵になるなぁ…。
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白山は絵になるなぁ…。
満足したので下山する。
満足したので下山する。
まだまだ続々と登山者が登ってくる。
まだまだ続々と登山者が登ってくる。
登り以上にえげつない下り。
自身の滑落だけでなく、登ってくる人にも注意しつつ進む。
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登り以上にえげつない下り。
自身の滑落だけでなく、登ってくる人にも注意しつつ進む。
真下を見下ろすような激坂。
2
真下を見下ろすような激坂。
佐開分岐。
シャクナゲ平、勝原分岐。
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シャクナゲ平、勝原分岐。
シャクナゲ平を過ぎると命の危険を感じるような場所はない。ホット一息。
シャクナゲ平を過ぎると命の危険を感じるような場所はない。ホット一息。
イワウチワだと思っていたら、どうやらトクワカソウという花のようです。葉の基部が円形。写真撮っておいて良かった〜!
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イワウチワだと思っていたら、どうやらトクワカソウという花のようです。葉の基部が円形。写真撮っておいて良かった〜!
帰りは小荒島岳のピークはパス。
帰りは小荒島岳のピークはパス。
難所を過ぎたあとの油断が大きな事故を生む…というが、このあたりでツートンが大転倒。ころんだ瞬間は見ていないが、どうも地面を一回転転げたらしい。怪我がなくてなにより…。
難所を過ぎたあとの油断が大きな事故を生む…というが、このあたりでツートンが大転倒。ころんだ瞬間は見ていないが、どうも地面を一回転転げたらしい。怪我がなくてなにより…。
オオタチツボスミレかと。
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オオタチツボスミレかと。
作業道まで降りてきた。
ま、これで生還は確定でしょう。
作業道まで降りてきた。
ま、これで生還は確定でしょう。
ベニバナミヤマカタバミでしょうか。
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ベニバナミヤマカタバミでしょうか。
気温が上がってきて、一気に飲料水が消費されていく。
気温が上がってきて、一気に飲料水が消費されていく。
日陰がありがたい。
日陰がありがたい。
林道に降り立ったら、あとは駐車場まで戻るだけ。
林道に降り立ったら、あとは駐車場まで戻るだけ。
陽炎が立ち上る炎天下。無事に駐車場に戻ってきた。
車の中が灼熱していた。一気に夏になった。
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陽炎が立ち上る炎天下。無事に駐車場に戻ってきた。
車の中が灼熱していた。一気に夏になった。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

GW遠征の最後を飾るのは荒島岳。
百名山の中では比較的地味な存在…のような気がする。「深田久弥の身びいきで選定された」などと言う人もいるが、そもそも百名山自体深田が「私が選んだ名山であって絶対の基準ではない」と言っているのだから、その批判は当たらないと思うのだが…。
通常、初めての山は一番メジャーなコースから登るようにしているのだが、今回はあえて次点の中出コースから登ることにした。勝原コースのゲレンデ跡の急坂+日照り地獄を避けたかったのだ。中出コースは深田が登ったコースでもあることだし。
さて、中出コースだが駐車場から最初の30分は変哲もない林道歩きで正直退屈だ。あれ?これはもしやツマラナイ展開か?と思ったのだが、杉の植林地に入ったあたりからツートンのテンションが爆上がり。花がわんさか咲いていたのだ。
中腹以降は眺めが良い場所も多く越前の国の山々を存分に見渡すこともできる。特に白く染まった白山はそれだけで一服の絵画のようで眼福であった。
随所に急坂があり楽な登山ではないが苦労した甲斐がある良き山行となった。

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無雪期ピークハント/縦走 白山 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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