米山の原三角測点探訪 全国三カ所を制覇

- GPS
- 06:15
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 906m
- 下り
- 906m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
現在の三角点が設置される前、当時(明治初期)の内務省地理局が測量のため設置したのが原三角測点。現在残っているのは三カ所のみ。
このうち、西上州白髪岩、雲取山のものはすでに確認済み。残るは越後の米山にあるヤツ。これを見に行ってきました。
前日に坂戸山などで花々を堪能し一泊。米山のメインルートである大平の駐車場には7時過ぎに到着。駐車スペースはもうわずかだった。
支度をして出発。林道をショートカットして登り、大平登山口へ。ここまで車で来れるので、数台が停まっていた。
登山道に入るとほぼ登り調子となる。階段が続きかえって歩きにくい。
すぐにブナが現れ、あとはずっとブナ林の中の登りとなる。登山道脇にはイカリソウやイワカガミなどが多く咲いていて飽きさせない。
711m峰からいったん下って登り返すと残雪が出てきた。尾根上では夏道が隠れているがさすがにトレースがはっきりしていて足跡をたどる。
残雪が切れるともう山頂だった。
まずは米山薬師にお参りし、安全祈願。
で、原三角点はどこかと捜すと、ありました。お堂近くの片隅にちょこんと座っている。しばし観察タイム。彫られている文字などを見ると明治15年とあり、130年以上前のもので、白髪岩にあるものとほぼ同じだ。
これで現存が確認されている原三角測点すべてを確認し大満足。
と、忘れていたのが現在の三角点。こちらは一等三角点で軽くタッチして終了。
三角点兄弟に気を取られていたが、大展望が広がっていて西北には日本海が広がり南西には妙高山群などが霞んではいるがよく見える。
この展望の中でゆっくりランチタイム。気候も良くのんびり昼寝でもしたくなる陽気だが、そうもいっていられないので下山する。
残雪の下りに気をつけ、あとはブナ林の中をひたすら下って行く。
途中で登りでは気づかなかったシラネアオイが斜面の下のほうに咲いているのを見つけ、好きな花なのでしばし見ながら休憩。
他の花も登りの時よりもしっかり開いていて元気になっているのがわかる。
ブナ林から植林帯に変わり、里に出てきて行程終了。
大満足の一日となりました(^O^)/
ぱとちゃん♥









この三角点は雲取山で一度見たことがありますが、まさか近くの米山にあるなんて知らなかったので驚きました
貴重な情報、有難うございました
yoshi119さん こんにちは✨😃
米山、思いきり満足できました(^o^)/
花も眺望もとても良かったですが、原三角測点は、思っていた以上に風格がありました。
雲取山のものはコンクリで固められあまり古い感じはしないんですが、米山のは写真のとおり苔むしていて百数十年の時が感じられました。ただ、ほとんどの登山者の方は地理学上貴重なものだとは知らずに通り過ぎてましたが・・・。
米山に行かれましたら、薬師堂正面の石段を登って左手の奥に何気なく鎮座してるので、ぜひご覧になって下さい。彫られている文字だけ見ても明治を感じられると思います。
コメントありがとうございました(^_^)v
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