鮮烈 ! 青と白の迷宮。蓼科山


- GPS
- 04:05
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 806m
- 下り
- 797m
コースタイム
08:15 「標高約2110m」道標
09:20 森林限界(標高約2400m)
09:35 山頂到着(標高2530m) 標高差約800m。以上往路所要2時間15分
(ランチ・休憩 15分)
09:50 山頂出発。帰路に向かう。
10:45 「標高約2110m」道標
11:25 駐車場帰着 以上帰路所要1時間35分。
全行程往復所要時間約4時間05分。
天候 | 天気/ 終日快晴。 気温/ 出発時 -9℃ 帰着時 -0℃。 風 / 無風。頂上周辺のみ約5m/s程度の弱風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
約3km先「御座石神社交差点」で県道192号線(ビーナスライン)に入る。 約6kmで国道152号線の下をくぐり、すぐ先で右折+右折で国道152号線(通称:大門街道)に乗る。 白樺湖畔で右「蓼科方面」に分岐。「池の平ホテル」先の交差点で右折。「しらかば2in1スキー場」の前を通過。 スズラン峠を越え、約300mで道の左(東)側に「スズラン峠園地駐車場」に到着する。 諏訪ICから所要約1時間。(2in1からは徐行運転で)。帰りはビーナスライン経由で約40分で諏訪IC。 [諏訪ICからスズラン峠駐車場までのルート] 御座石交差点では国道299号線(メルヘン街道)と県道192号線(ビーナスライン)が選べるが、国道は既存集落内を通っているため道巾狭く軽トラックなどが多く、スピードが出せない。 ビーナスラインは観光道路のため生活車両は少なく、コンビニなどの施設も多く走りやすい。 また大門街道との立体交差点からのルートでは、国道(大門街道)と県道(ビーナスライン)を比較すると国道は大型トラックの通行が多く、ヘアピンカーブもあるので走りにくい。 ここも県道(ビーナスライン)が正解である。 [ルート図(Mapion)] https://bit.ly/2UNCKXe なお、大門街道・白樺湖経由の場合、しらかば2in1スキー場までは完全除雪されていたが、スキー場先は一転して除雪無し。スズラン峠までのたった1kmほどだが北斜面とヘアピンがあるので四駆必須になる。 また諏訪市内は混雑がありスムースに走れないので、山梨方面からなら諏訪南ICで下りるほうが速いくらいだろう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
[登山道] 全行程で踏み跡明瞭で迷う心配なし。完璧に圧雪されている。今回は全行程チェーンスパイクで歩いたが、傾斜が急な場所では滑ってしまった。前爪があるようなアイゼンがあればかなり楽。 [最終コンビニ] 御座石神社交差点から県道(ビーナスライン)に入った後もセブンイレブンがあるが、その前の国道にあるローソン、ファミマを利用する方が確実。トイレも利用可。 |
写真
感想
各地の桜開花予報が聞かれるような季節になりました。
春休みで息子の世話をしなくてもいいので、いつもより早く行動開始できることになった「ラッキーチューズデイ」になりました。
いろいろ悩んだのですが、時間が取れると言うことでちょっと遠出しようと「蓼科山」をチョイス。
過去のヤマレコで美しい景色が満載だった山です。
駐車場は平日、しかもまだ7時前だというのに4台も先客があり、いかにも人気の山らしい雰囲気でした。
身支度して早速登山道に。
道は案の定、よほど大勢の人が歩いたらしく、堅く踏み固められています。
先週末の雪でラッセルも覚悟して来たのですが、ラッセルどころか靴さえも潜らない堅い雪面でした。
そのおかげで傾斜が急な箇所では道はあたかも滑り台のような具合い。
チェーンスパイクしか持ってない私は道をつるつると滑りながら登る羽目になりました。
しかし、そんな苦労とは裏腹に、景色のすばらしいこと!。
空はあくまでも青く、そこに突き刺さるように白く雪を載せた木々の枝が伸びています。
山頂に近づくと木々は葉をなくし、白い枝だけが何かの芸術品のようにうねって空にそびえていました。
道々、そんな景色を写真に納めながらゆっくり歩いたのですが、とにかく次から次に撮りたいような景色が出現するので写真を撮るのが忙しいこと。
撮っても撮ってもキリがない、という状態です。
山頂直下では突然に樹林帯が終わると一面の岩塊帯。こちらも白一色の世界が抽象画のように広がって、幻想的と言えるほど。
この感覚は日向山以来です。
幸い、山頂は恐れていたほどの風もなく穏やか。
冷たい風をよけるため、雪に埋もれた山頂ヒュッテの壁際にもたれて八ヶ岳と対峙してランチ。
夢のようなひとときはあっという間に過ぎて下山です。
それでも真っ青な空と白い木々の枝振りを眺めながら、月並みな表現ですが「心が洗われたような」山行きを楽しむことができました。
なんだか、心の中まで藍色に染まったような気分です。
僕も本日登っておりました。
絶景の連続でしたよね〜
樹氷まで見れて本当に良かったと
思いました。
蓼科山、大好きなので、また登る
つもりでおります。
お会いした折には、よろしくお願いします。
いや〜うらやましいまでの青と白
いいコンディションでの山頂おめでとうございます。
おまけに、結構、歩くの早くなりましたね。
いままでの山行の苦行がむくわれ
雪に慣れてきた感じですね。
こんなとこいっちゃうと益々雪山にハマっちゃいますね。
komaki様、初めまして。そしてコメントありがとうございます。
蓼科山同日に登っていらっしゃったのですね。
私も平日にもかかわらず10名ほどの方にお会いしました。
そんなに大勢の方と山でお会いしたのは瑞牆山以来。
さすがに人気の山だと感心しました。
当日は、すでに春の暖かい風がそよぎ、帰路では枝の樹氷も大分減っていたようでした。
あと数日が絶景を堪能できる今期最後になりそうですね。
私も蓼科山、大好きになりました。夏も行ってみたい。
お会いしたらよろしくお願いいたします。
nori3様おはようございます。
我ながら今回は「スマッシュヒット」の山行きになりました。
樹林の中で格闘するような私のレコを見慣れている方は「これ誰のレコだ?」と思われるほどかと・・・(^^)。
天気がよさそうな予報だったので、どこにいこうか散々悩み、前夜までは三ツ頭まで行く、とカミさんに言って寝たのですが、布団の中で、先週末の新雪でまたラッセル地獄はイヤだなあ、と考えを変えて急きょ蓼科山に変更。正解でした。
登りながら「ラッセルしないって、こんなに楽なんだ〜。」って変な感動。
それでも蓼科山山頂から横岳を見るとムラムラとリベンジ心が頭をもたげるpasocomでした。
すっかり雪山にはまってますねぇ。
来ましたね〜!!
好天紺碧の空と白銀。
雪山訓練鍛練山行あってこそ!
美しい景色を満喫させていただきました。
SF映画の世界のようにも見えますが、圧倒的な自然の造形美ですね。
そこに居るpasocomさんを想像しただけで感動できます。
乞う
To be continued
mmg様、コメントありがとうございます。
最近、樹林の中でモコモコと雪をかき分けてばっかりだったので、こんな山行きの魅力を忘れかけていました。
天気はピーカン、山頂からの眺望も満点、登山道も完全圧雪。しかも朝早く出発したのでまだ樹氷が残っていたのが幸運でした。帰路では樹氷がかなり溶けていましたから。
好条件に恵まれ、山登りだったのか写真撮影ツアーだったのかわからないほど写真を撮りまくり。
帰ってみたら100枚以上も撮っていました。
しかも同じような写真ばっかり !。
いかに自分のテンションが上がっていたか・・・、とあらためて感じたものです。
pasocomさん、天気が良くてよかったですね。
蓼科山の登り2時間15分ですか。
達成感が湧いてこなかったのではないでしょうか。
「ラッキーチュウズデイ」ですか。
ソマゾエ尾根、来週辺りどうですか。
ワカンかスノーシュー用意しておいて下さい。
ラッセルしましょう。
samanda55様、コメントありがとうございました。
同日の「谷川岳」、じっくりと拝見させて頂いたところでした。
蓼科山は確かに所要時間が少なくて、あっけないほどではありましたが、ご覧のような絶景でしたので、これはこれとして敗退続きの私にはちょうどよかったように思います。
杣添尾根のお誘いありがとうございます。
杣添尾根もリベンジしたいのは山々なのですが、昨年秋に登山を始めたばかりの私にはとにかく装備がないのです(^^)。
ワカン、スノーシュー、どちらも持ってない。それどころかストック、ピッケル、アイゼンなど何も持ってないのです。
この冬の雪山が楽しくて、次の冬までにはぜひスノーシューが欲しいな、とは思っているのですが・・・。
また、息子を学校に送り出した後でないと出かけられず、また夕食前には帰着しないとならないので実質行動時間はごく限られてしまうのです。
杣添尾根も当初は、往路4時間帰路2時間の合計6時間くらいで往復できるのではないか、と甘く考えたのでした。
そんな事情で、なかなか他の方とご一緒に登ることが叶わず残念ですが、こんな私に行けるような山がありましたら、これに懲りずにお誘い頂ければ幸いです。
ではまた、よろしくお願いいたします。
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