記録ID: 1780891
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ハイキング
奥武蔵
荒川遡行の旅 (7) 春満開 熊谷桜堤〜寄居玉淀〜波久礼
2019年04月05日(金) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:03
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 164m
- 下り
- 84m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 9:02
距離 32.2km
登り 172m
下り 91m
7:14
6分
熊谷駅南口
7:20
7分
桜木小学校前の堤防 (前回終了地点)
7:29
7:32
57分
荒川大橋北詰
8:29
8:59
4分
秩父鉄道広瀬川原車両基地前
9:03
9:09
5分
荒川左岸80kmポスト (撮り鉄)
9:14
9:26
15分
大麻生駅東踏切 (撮り鉄)
9:41
9:46
19分
押切橋の西 (撮り鉄)
10:05
10:10
33分
明戸の大堰
10:43
10:55
4分
武川駅東 (撮り鉄)
10:59
11:02
8分
武川駅
11:10
11:31
4分
川本中学校北「らーめん福家」
11:35
11:38
14分
植松橋
11:52
12:01
3分
井椋神社・鶯の瀬
12:04
12:07
25分
重忠橋南詰
12:32
19分
関越道の下
12:51
12:52
13分
花園橋の下
13:05
13:08
16分
小園地区北東の河原入口
13:24
13:40
3分
東武東上線の波羅伊門神社付近・東武東上線の緩いカーブ (撮り鉄)
13:43
14分
埼玉県立川の博物館
13:57
13:58
10分
玉淀大橋
14:08
14:15
16分
玉淀鉄橋北の遊歩道
14:31
14:36
2分
正喜橋
14:38
14:41
11分
セブンイレブン寄居駅南店
14:55
15:10
7分
鉢形城公園のエドヒガンザクラ巨木
15:35
15:38
34分
玉淀発電所ダム堤体
16:12
16:13
3分
寄居橋
16:16
ゴール地点
歩行中の平均速度は約5.2km/h。
ただ、コースタイムに表示した休憩時間の他にも、桜・花・風景撮影のためにしばしば立ち止まっていますので、実際には5.5km/h程度は出ていたと思います。
ただ、コースタイムに表示した休憩時間の他にも、桜・花・風景撮影のためにしばしば立ち止まっていますので、実際には5.5km/h程度は出ていたと思います。
天候 | 快晴。日中暑い。熊谷の最高気温24.3度、寄居の最高気温23.8度……。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
GOAL……秩父鉄道・波久礼駅まで。 途中、秩父鉄道ひろせ野鳥の森駅・大麻生駅・武川駅・寄居駅、及び東武東上線鉢形駅の近くを通ります。 武川駅から東武の鉢形駅近くに来るまでは、コミュニティバスの類も僅少で、基本的に歩ききることが必要になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありません。未舗装な場所は結構あります。 途中、地形図や「みんなの足あと」で小径があるように見えても、実際には不明瞭で、道が茂みに埋もれてなくなっていたり、曲がるところを間違えたりします。ヤマレコMAPなどGPSを活用すると吉。 |
写真
03. というわけで、僅か4日後、再び秩父鉄道沿線を訪れることになったのでありました。とゆーか、平日休みの5日に荒川遡行の続きを決行することはだいぶ前から決めておりまして、1日の訪問は車窓から見える熊谷桜堤の咲き具合の偵察を兼ね、「5日にちょうど8分咲きから満開になるだろう」と期待していたのです (笑)。横浜からの東海道線一番列車で熊谷に7:04に到着後、まずは南口の駐車場から電車を撮ってスタートしました。
17. 秩父鉄道・ひろせ野鳥の森駅の南を過ぎ、広瀬川原車両基地が見えて来ました。毎年5月にここで秩父鉄道わくわく鉄道フェスタ(車両基地一般公開)が開催されますので、駅からここまでは勝手知ったる道です。
21. 秩父鉄道のSL・C58 353。平日なのに煙を出していましたので「ラッキー♪車庫の外に出して整備中のシーンに遭遇出来た」と喜んでいたのですが、その後線路から離れたところを遡行中に汽笛が聞こえてきました。何と、桜シーズンのため金曜日でも運転だったようです。どうりで撮り鉄が沢山いたわけだ……。
22. 秩父鉄道の何が楽しいのか。人によって解釈は様々でしょうが、個人的には、秩父鉄道に移ってくるまで全く別世界の存在だった車両同士の競演が楽しめることでしょうか? 田園都市線や都営三田線の電車とSLの組み合わせなんて最高にマニアックです♪
40. 河川敷の白い野生種も彩りを添えます。
こんな風景にうっとりしながら堤防の上を進んでいたところ、いつの間にか道を間違えて荒川沿いに進めなくなってしまいました (滝汗)。そこで、武川駅の手前でもともと秩父鉄道沿いに出るつもりであったのを早めて、秩父往還を渡って北上しました。
こんな風景にうっとりしながら堤防の上を進んでいたところ、いつの間にか道を間違えて荒川沿いに進めなくなってしまいました (滝汗)。そこで、武川駅の手前でもともと秩父鉄道沿いに出るつもりであったのを早めて、秩父往還を渡って北上しました。
51. 六堰頭首工と重忠橋。カスリーン台風後、荒川の上流に相次いでダムが建設された結果、逆に流水不足のため扇状地の先端にあたる熊谷付近で瀬切れ(流れが途絶えて干からびる現象)が発生し、魚が死ぬ被害が多発するようになったため、安定して水を流すべくここで水に勢いをつけるとのこと。
53. こんな感じの楽しい道です (来し方を振り返る)。
画面左側の中央にうっすら見える白い輝きは日光白根山。また、中央右側に男体山・女峰山が見えているのをレタッチ時に発見しました。
画面左側の中央にうっすら見える白い輝きは日光白根山。また、中央右側に男体山・女峰山が見えているのをレタッチ時に発見しました。
57. 花園大橋を境に、上流側は埼玉県、下流側は国交省が河川管理の主体となっているとのこと。というわけで、荒川遡行の旅は新たなステージへ……。実際このあたりから、洪水で上流から流されてきたと思われる巨岩を見かけたりもします。
65. 埼玉県立・川の博物館。せっかく荒川を河口から遡行してきた以上、こういうところに寄るべきなのでしょうが、波久礼まで歩いたあと夜7時から都内で宴会というスケジュールですので通過 (^^;
68. 玉淀大橋の南詰からさらに住宅街を進むと、突き当たりで急激に下る遊歩道あり。下りきったところで、東武の鉄橋を望む玉淀の渓流が目の前に!! 嗚呼……ついにここまで遡行して来ました。河口〜都内とは全くの別世界です。
なお、電車は2分ほど前に通過してしまいましたので (T_T)、ここでは次の電車の通過を待たずさらに前進。
なお、電車は2分ほど前に通過してしまいましたので (T_T)、ここでは次の電車の通過を待たずさらに前進。
83. 芽吹きが斜光線に照らされてキラキラ。
やがて、2万5千分の1地図の「原」地区で、廃屋が現れると道も茂みで消失してしまいますので、分かるところまで引き返して秩父往還に出ました。
やがて、2万5千分の1地図の「原」地区で、廃屋が現れると道も茂みで消失してしまいますので、分かるところまで引き返して秩父往還に出ました。
84. 車がガンガン行き交う秩父往還に食傷……と思ったら、元・都営三田線6000系あらため5000系キターッ!
(都営三田線6000系は、譲渡先のジャカルタで廃車済となり、熊本でも廃車が進んでいますので、秩父で9両が現役なのは貴重)
(都営三田線6000系は、譲渡先のジャカルタで廃車済となり、熊本でも廃車が進んでいますので、秩父で9両が現役なのは貴重)
87. この3月から東武東上線に登場した「川越特急」は、TJライナー用の車両 (50090系) の椅子をクロスシート状態に設定したサービス列車で、しかも速くて料金不要! 素晴らしいです♪
感想
凍てつくような真冬に歩き始めた荒川遡行の旅。どうせなら熊谷桜堤がピンク色に染まる季節に熊谷界隈を歩きたい……と念じつつ、これまで断続的に遡行を続けて来たのですが、その狙いはまさにドンピシャ! 満開に近づいたソメイヨシノ、菜の花の黄色、青空に白雲、遠くの山並み……これらの全てが、ついに秩父谷の入口にたどり着こうとする私を祝福しているかのようでした。平日休みとなったこの日に迷わず荒川沿いを歩けて本当に良かった! 秩父鉄道大好き人間としては、荒川遡行と同時に広瀬川原〜大麻生界隈で撮り鉄し、車両基地にヤマレコ赤線を延ばすことが出来たのも満足満足です♪
次はいよいよ秩父谷に分け入り、新緑の中、武甲山を正面に望みながらの道中となりますが、波久礼界隈の右岸にある金尾山はツツジが見事とか。さらに長瀞界隈をはじめ絶景スポットも待っており、本当に楽しみです。問題は、影森まで歩くか、それとも秩父橋までにして最後に羊山公園の芝桜を組み込むかですが、まぁそこらへんは気分次第ということで……。
一方、そろそろ三峰口から先、大輪・秩父湖・栃本を経て入川を遡行するところまで視野に入り、本格的に検討しようかというところですが、入川から十文字峠に向かう道が一部デンジャラスだということで尻込み中……。昨年歩いた島々からの上高地クラシックルートと同じ程度のヤバさであれば何とかなりそうですが。
以上、ようやくヤマレコらしい風景に近づきながらも、平地の大河遡行レコで恐縮ですが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m
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コメント
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bobandou さん、おはようございます。
「翔んで北埼玉」の魅力を
最大限にレコにしていただき、ありがとうございます♪
郷土愛に薄い埼玉県民のわたくしでも
この時季の熊谷周辺の良さを再認識いたしましたw
清雲寺のしだれ桜も綺麗ですね〜
今年は見ないまま終わってしまいそうです^^;
広瀬川原の車両基地が、bobandou さんにとって
聖地のひとつだったとは、知りませんでしたm(__)m
5月も楽しんでくださいませ。
最期に、雪丸くん美猫になりましたね〜
わが家はいま、猫が居ないので
ほかの方の猫写真で、エアー(=^・^=)生活していますww
おはようございます、コメントどうもありがとうございます!
翔んで北埼玉……まずは深谷出身・渋沢栄一サンの一万円札ご当選をお祝い申し上げます
思い切り目立つ話は少ないものの (スミマセン)、何事もほどほどに良いのが埼玉の魅力だと思うのですが、熊谷あたりまで来ると山岳遠望が本当に素晴らしく、春の彩りも最高だなぁ〜と痛感しました
小学生の頃から古い電車&ローカル線系の鉄ヲタ
ちなみに広瀬川原車両基地の公開は、並べられる車両がツボった場合にはなるべく行くことにしていますが、とくに数年前に引退した元国鉄の古い電車がいろいろな色になっていた頃は毎年通っていました
最近は地元の家族連れに超〜人気のイベントとなっており、人多すぎで埃がスゴいのがトホホですが・・・
清雲寺のしだれ桜は本当に見事でしたが、秩父の市街地よりもさらに奥まったところですので、平日ならばゆったりと見物出来るのが良いですね
他にもあちこちでエドヒガンが咲いており、ソメイヨシノの開花直前の秩父谷もとても良いところだと分かりました
雪丸君の成長ぶりを楽しんで頂きありがとうございます〜
猫は成長するにつれて落ち着きが増し、本当にカワイイです
食欲の凄まじさだけは爆笑レベルですが……
bobandouさん、こんにちは。
私も、不定期で順序はバラバラでですが、荒川遡上をやってます。
熊谷〜寄居間はまだ未踏で、正直どんな所かあまりイメージが湧かない場所だったんですが、
堤防の桜並木🌸に菜の花…こんな素敵な道なんですね!
でも、もう桜は大分散っちゃったかなぁ…😅
行くなら春ですね。他のシーズンに行くともったいない気がしてきました😅
この区間の赤線引きはまた来年のお楽しみとして、忘れないようにお気に入り登録させていただきました。
素晴らしいレコありがとうございました😁
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
をを〜荒川やっていらっしゃいますか!……ということで、早速若洲〜熊谷間のレコをまとめて拝見しました
基本的に右岸を選んでおられるようで、私が左岸を歩いているときに目にすることは出来なかった右岸の様子を楽しませて頂きました
一番左右の幅が広い一帯は……私の場合、堤防ではなく河川敷のど真ん中(旧荒川)を歩いてしまったために目にすることがなかったのか!と焦りました w
さて、熊谷〜寄居間は、基本的に扇状地な平地の田舎をジワジワと登って行く区間で、田舎という点では上江橋から熊谷までと同じですが、だいぶ河川敷の幅が狭くなっているのと、必ずしも連続して高い堤防が続いているわけではないのと、かなり外秩父の山が近づいてくるのが大きな違いでしょうか
そんな中で、熊谷から明戸あたりまでの桜と菜の花の堤は、鉢形城のエドヒガンザクラと並んでズバ抜けた存在感でして、私自身は鉄ヲタ
そうですね……5日の時点でまだ5〜8分咲きでしたし、この寒の戻りですので、意外とあと数日はイケるのではないか?という気もしますが
何はともあれ、楽しい荒川赤線延ばしにしましょう!
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