鬼ヶ瀬山


- GPS
- --:--
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 244m
- 下り
- 236m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3月30日、鬼ヶ瀬山に行ってきました。
この山は先日登った朝島山と去年登った黒森山とあわせて{{{乙部三山}}}と呼ばれたりもするようです。私的には鬼ヶ瀬山でひとまず{{{乙部三山制覇}}}、ということになりますな〜。
その鬼ヶ瀬山ですが、三山中最奥に位置しており最もマイナーな山のようです。乙部地区から登山口に行くためには未舗装の林道で峠を越えて行かなくてはいけません。登山ガイドにも、この峠越え林道がアプローチ道として紹介されていますので今回はこれに忠実に、乙部地区から登山口にアプローチします。
盛岡から国道369号線を南に走り、県道206号との交差点を左折します。(青看あり)206号を朝島山・黒森山へのアプローチ道を横目に見ながら道なりに進んでいくと、道はどんどん細くなりやがて砂利道へと変化します。
この林道は、乙部地区側は高圧線工事のためによく整備されているのですが峠を越えると幅が狭くなり、整備状況も一段落ちる感じになります。そんなに荒れているわけではないのですが、深砂利ダートで轍ができているので車高が低い車だと、底をガリガリとこすってしまうかもしれません。車に傷を付けたくない人は通らないのが無難かと思われます。
実際は国道106号線から県道43号を経由してアプローチするのが無難です。こちらだと登山道入口のすぐ手前まで舗装路を走れますから。ガイドブックは最寄りの駅からのアプローチを考慮しているため、このようなアプローチ道を掲載しているんだろうな〜と想像。
ダートを走りきり舗装路に切り替わる地点で左折します。再びダートの林道を走り、しばらくすると道が二手に分かれます。左が鬼ヶ瀬山登山口。右に行くと鬼ヶ瀬ミニ公園なるものがあります。鬼ヶ瀬ミニ公園は、にわとりやヤギなどが飼われている{{{謎の施設}}}です(笑
林道の終点が鬼ヶ瀬山の登山口となっています。ガイドブックには車2・3台が駐車可能となっていますが…どうしてなかなか立派な広場になっていて軽く10台は止められるんじゃないでしょうか。
ガイドブックが書かれた後に整備されたんですかね〜。予想外に整備が行き届いているようです。快適な山行が楽しめそうです♪
12時40分、登山口を出発します。登山口からは落葉の明るい林の中の登山道をたどり…
あ、あれ?
=== 登山道は? ===
「私は鬼ヶ瀬山への登山道へ入ったんだよな?」
…と、確認したくなるほどあっさりと道を見失いました(^^;
落ち葉などに隠されて踏み跡がほとんど消えてしまっているのです。
これ、この季節でこうなのですから植物が生い茂ってくる季節にはどうなってしまうのでしょうか?
この山に入る人の少なさを思わせる光景です。
…あの立派な駐車場からは、こういう展開はまったく想像出来ませんでした。
とりあえず、こういう場合は地形図で当たりをつけて登山道が進むであろう方向へ…。そうすると、たまーに踏み跡らしきものや赤テープなどが残されています。
道発見!と喜ぶと、またすぐに踏み跡が消失…そんなことを何度か繰り返します。
いやぁ、慣れない事はするもんじゃないですな…。道無き道を行くために気合いを入れすぎたのか、かなりのオーバーペースになってしまったようでこの鉄塔が見える頃には息が上がってしまいました。な、なさけなや…(^^;
この鉄塔は最近建設された物のようで、まだ電線が通されていませんでした。鉄塔建設のための作業道が登山道を横切っており、そこだけ真新しい赤テープがしつこいくらい設置されています。本線であるはずの登山道は、藪に埋もれて赤テープも色あせているというのに…。
作業道を過ぎると、少しだけ踏み跡がはっきりしてきました。ようやく道らしい道をみつけ一安心です。なんかもうすでに小枝やら枯れ葉などが体中にまとわりついています(^^;
さらに登っていくと、大きな岩塊が姿を現します。林の中に突然そびえ立つそれは、古の山城を思い起こさせる迫力で、昔、山賊がここを根城にしていたとかしていないとか、なんだかそんな伝説を思い出しました。もっとも、今は{{{山賊よりも岩の洞に熊}}}とかいないだろうな?というほうが現実的な恐怖なのですが…。
この岩塊のあたりで、再び道が不鮮明になりますが、左右どちらかを巻いて岩塊の上部に出ると再び道が現れます。この辺で道がわかりにくくなる…というのは、他の人も同じ思いだったのか登山口以来初めてとなる道案内の標識が木にかかっていました。それにしても、他の乙部三山の山は、場所によってはうるさいくらいに道しるべが設置されていたものですが鬼ヶ瀬山はほとんど手つかずといっても過言ではありません。この放置されっぷり…。やはり登山口が峠の向こうというのでは、かの{{{大ヶ生公民館}}}も整備する気がないと見えます。
13時20分、ようやく尾根に出ました。やはり私にとっては少々オーバーペースのようです。なんどか道を見失って右往左往したのにもかかわらず、標準コースタイムを5分以上下回っていました。
ここで初めて眺望らしい眺望がおがめます。尾根を挟んで乙部側は樹木が伐採されており良好な視界が得られます。左手には黒森山が、そして正面には蛇行しながら流れる北上川や紫波・矢巾の町並みが見て取れます。やはりこういう景色が見られると、登った甲斐があるというものです。
…とはいえ、尾根もご覧の通り…。やぶやぶです。もう少しの間藪漕ぎを続けなければゴールにはたどり着けない様子…。しかも日当たりが良いせいか笹藪の葉はすでに青々としており執拗に足にまとわりついてきます。
ところどころに大岩が転がる尾根筋を頂上へ向けて歩きます。
びびりーな私は、岩の洞が目に付くたびに
{{{「熊居ませんように熊居ませんように熊居ませんように…」}}}
と心の中で念じながら前進します。
まぁ、念じようが何しようが{{{居たら鉢合わせ}}}なんですけど…(^^;
ゆるゆるとアップダウンをくり返しながら尾根を進み頂上に到着。頂上とは行ってもなだらかな尾根筋のちょっとしたピークなので、漫然と歩いていると通り過ぎそうです。プレートも目立たない場所にかかってるし。
ともあれ、13時30分、鬼ヶ瀬山山頂に着きました!
眺望は南側1方向にしか開けませんが、伐採地のためなかなか良い眺めが得られます。じっとしているとバイクやトラクターのエンジン音など人の営みに関する音が風に乗って伝わってくるのが分かります。それがまた、逆に無人の山頂の静けさを際だたせるというか何というか、無性に人恋しいような気分にさせてくれます。
しばらく頂上でたたずんでいましたが、だんだんと風が強くなってきました。そういえば今夜から天気は大荒れの予報…。なんとなく長い無用な雰囲気になってきたので、パンをかじりつつ下山することにしました。
本当は福田パンを持ってきたかったんですが、来る途中で売っている店がなかったので、似て非なる物を持参。残念。
下山は往路を戻ります。普通は安全性の高いとされるピストン山行ですが、道なんだか藪なんだかわからない箇所が何度かあったので油断は禁物です。
結果的には迷うことは無かったのですが、最後のほうなどはだんだんと道をトレースするのが面倒くさくなってしまって、「オレが通る場所に道が出来るのだ!」などとのたまいながら藪の中を強行突破して下山してしまいました。
道を無視したのが功を奏したか、下山には30分とかからず、14時くらいに無事に下山しました。標準コースタイムが1時間55分ですから…かなり早いなぁ。めずらしく標準コースタイムを大幅に下回るペースで全行程を終了というおまけつきで、鬼ヶ瀬山登山は幕を閉じたのでした。
鬼ヶ瀬山は…ちょっと荒れた山ですねぇ…。シーズンになったからといってコース整備がされそうな雰囲気でもないですし…。お手軽な里山ハイクに、ファミリーハイクに是非♪…とは言い難い山でした。そうですねぇ…{{{プチ探検気分を味わいたい方にお勧め}}}です♪…とでも言っておきましょうか(笑
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