水ノ塔山-東篭ノ登山( ハイキングコース? )



- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 553m
- 下り
- 558m
コースタイム
天候 | 早朝:曇り 午前:晴れ 午後:雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
浅間2000駐車場〜高峰温泉は道が微妙に分からず、スタッフに聞いて第4リフト付近をゲレンデを外して直上。 〜水ノ塔山山頂直下は崖&吹き溜まり。僅かな距離だが、危険箇所なので足場を踏み固めながら腰〜胸ラッセル。 〜東篭ノ登山は先行者一名によるトレースのみ。吹き溜まり多し。片側は崖の箇所もあり、結構危険。 〜池ノ平駐車場はまったく問題なし。しかし、逆ルートの人から聞いた話によると朝はトレースがなかったそうです。 〜高峰温泉は雪道の長い林道。危険箇所はなし。 全体を通して、ワカンorスノーシューは必須。ここに登る人はほぼ全員どちらかを所有しているため、つぼ足のトレースは期待できない。 |
写真
感想
当初、赤岳鉱泉orテント泊で硫黄岳に攻める予定でしたが、天候不順ため、中止。
土曜日はvertでクライミング( 以前小川山でお会いした方と会ったのは驚いた )
そして、日曜日、天気予報を確認すると甲府や長野が良さそう。
ということで、思いつきで水ノ塔山、篭ノ登山に行ってきました。
高速道路を走っていると、妙義が雪に包まれており、まるで雪と岩の殿堂。
思わずそちらに行ってしまいそうになったが、さすがにあれで縦走路を攻めると生き死にの瀬戸際になるので、我慢をして、当初の予定通り、高峰高原を目指す。
7時前に高峰高原ホテルの駐車場に到着。
ここは登山駐車禁止のため、仮眠のため。
7時過ぎまで爆垂。
そのご、アサマ2000の駐車場につき、トイレによって、準備。
8時過ぎに出発。
コースが分からないので、スタッフに聞きながら進む。
最終的に第4リストのゲレンデの反対側を直登。
登り始める前にスノーシューを装着。
ゲレンデに入らないように端っこを進む。
しかし、完全に外れるとかなりきついので、ほんのすこ〜しゲレンデをお借りしながら登る。
そのため、注意を受けたら大変のため、結構ハイペースで第4リストの上まで到着。
連れはペースが遅いので、少々待機。
だが、道の確認をしておかなければとおもい、周囲を見回す。
しかし、トレースはない。
が、赤いマークは豊富であり、そこを目指す。
すると、そこにはトレースがしっかり。
どうやら第4リフトを最後まで直上する必要はなかったようだ。
登山道と合流した地点で連れを待つ。
暫くすると、連れが到着する。
それとほぼ同時に下からパーティがやってくる。
抜かれようが気にしないが、こっちの方が先に動けそうだったため、そのまま先行する。
当初は曇っていたが、ここらで綺麗な晴天。
天気予報どおり。
このあたりは樹林帯で見通しが利かないが、少し進むと展望が開けてくる。
雲はあるが、水ノ塔山、東篭ノ登山が良く見える。
両方とも完全に雪に包まれている。
水ノ塔山の下は岩がむき出しでよい感じ。
思わず写真をカシャカシャと撮る。
そこから少し進んだ地点で、展望はイマイチだが開けた箇所があったため、そこで一休止。
水分補給もしなければならないが、何よりも日焼け止め。
天候が回復してきたため、日差しが結構強い。
天地からの日差しのダブルアタックは結構ダメージが激しいので、しっかりと塗りこんでいく。
その間に先ほどのパーティに抜かれる。
まあそんなことは気にしない気にしない。
焦る山行でもないし。
その後、軽くつまんだ後出発。
少し進むと岩場。
岩場といっても大したレベルではない。
スノーシューを履いていてもまったく問題なく通過できるレベル。
連れを時折待ちながら、写真を撮り、進んでいく。
すると、先ほど追い抜かれたパーティに追いついてしまう。
どうぞさきへという感じに譲られたので、お言葉に甘えて先に行かせてもらう。
連れは後ろのほうをゆっくり歩いているが、このルートなら問題ないと思い、ちょいと先行させてもらう。
ここから山頂付近まではソロでまったりと進んでいく。
スノーシューコースと記載された看板を目安に進むと本来のコースとは別ルートを辿り、ぐるっと山頂を裏に回される。
裏に廻り、そのまま進むと、山頂直下に到着。
ここで先行者の2人組みと合流。
先行者は篭ノ登山に進んだらしいが、途中で引き返したらしい。
ということで一緒にここから目と鼻の先にある水ノ塔山山頂を目指すわけだが、ここからトレースがまったくない。
しかも、右側は完全に切れており、落ちたら結構やばい。
しかし、敢えてラッセルを申し出て、一人ラッセルを決行。
ほぼ腰〜胸ラッセル。
腕、ストックを駆使し、前面の積雪を排除していく。
そして、落ちないように雪を踏み固めしっかりとしたトレースを築きながら進む。
そして、自分ひとりで築いた道で山頂到着。
先ほどお会いした二人組みはその後到着。
その後、連れも到着。
記念撮影をし、少しまったり。
予定では篭ノ登山を目指すが、連れはこれで十分。
下ろうと言う。
いやいやいや。
大して歩いていないよね。
どうやら先ほどの岩場でちょいビビリの様子。
何とか説得を試みると反応イマイチ。
どうしようかと悩んでいると、近くの若者は篭ノ登山まで行きそうな様子。
話しかけてみると、やはり行くつもりらしい。
他の人に流されやすい連れ。
それを交えて説得すると、何とか説得成功。
荷物を纏めている間に若者は先を進む。
一人にラッセルを押し付けるわけにも行かないので、片づけを急ぎ、出発。
先ほどの怖い岩場( 下ってみると大したことはなかった )を通過し、篭ノ登山に進む。
ある程度想像していたが、ここから篭ノ登山までが今回の核心。
この稜線は意外に痩せ尾根。
しかも今回は雪豊富。トレースは先行者の若者一人のみ。
場所によっては危険箇所、踏み抜き、歩行困難な箇所もあるため、その度に連れの補助をしながら進む。
足置き指示、スポット、木の枝をどかす、激励等等。
また、転倒などは即滑落に繋がる箇所もあるため、時折立ち休憩や水分補給などの時間を取り入れる。
そんなことをしていると、当然若者からは離される一方。
当初は追いついてラッセルを交代するつもりであったが、こんな状態で追いつくというのは無理。
申し訳ないと思いながらも安全重視にゆっくりと進む。
途中、逆ルートでパーティがやってくる。
軽めの雑談のち、直ぐに別れる。
展望良い稜線を外れ樹林帯へ。
ここから篭ノ登山までは後一寸。
しかし、吹き溜まり多数の上り一辺倒。
連れの体力を鑑みて、スノーシューでキックステップを行い、なるべく階段状のしっかりとしたトレースを築きながら進む。
そんなことをしていると当然自分も体力、筋力消費が激しくなるわけで、次第に疲労がたまり始める。
しかし、疲労困憊になる前に樹林帯を抜ける。
そこから少し進んだところで若者は食事中。
トレースのお礼と追いつけなかったことの非礼を詫びて、山頂を取り合えず踏みにいく。
そこからは目と鼻の先、10m程度であるため直ぐ到着。
展望は良い。
写真を撮りながら連れを待つ。
小時間で連れがようやく到着。
記念撮影をした後、少し下りる。
スノーシューで踏み固めて場所を作成し、荷物を置いて、昼食。
今回は普通のカップめん。
しかし、お腹は既にぐ〜ぐ〜なっている状態。
おいしく頂きました。
昼食を取っている最中に若者は出発。
我々はもう少しまったりしていると、後続到着。
2人組み。( 我々が会った縦走組はこれで最後。我々を入れて4パーティ。8人。 )
私が連れのために作成したトレースが役に立ったようで、お礼を言われた。
一寸良い気分。
昼食も終わり、まったりしたので、荷物を纏めて出発。
池の平までは今までとは違い、道が良いハイキングコース。
滑るように下山し、あっという間に下まで到着。
ここから林道(雪道)を高峰温泉まで進む。
非常に長い。
しかも途中で雪が振ってきた。
寒々しい。
ちょいハイペース気味で進み、高峰温泉到着。
あとはスキー場の中を通過し、駐車場に到着。
帰路に着いた。
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