石尾根から六つ石山を経て水根へ

- GPS
- 04:59
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,091m
- 下り
- 967m
コースタイム
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:00
8:34 石尾根縦走路・六ツ石山登山口
9:22 越路ノ杜
9:52 十二天山
9:58 三ノ木戸山
10:12 三ノ木戸林道分岐
10:48 六ツ石山分岐
11:06 六ツ石山
11:44 トオノクボ
13:04 水根バス停
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
特に無し。雪も無し。 |
写真
感想
1月も下旬を過ぎたというのに奥多摩駅に着くまで雪を見なかった。駅前にも
見えない。日曜日でも空いている駅前の食料品店も開いていない。登山口へ至
る急カーブを登っていると芳醇な香りに驚いた。斜面に植えられた蝋梅が盛り
だった。
冬の朝で硬いばかりの足を動かして稜線に出ると、北風が轟いて襲ってきた。
暫くはこれも冬の楽しみと余裕なふりをしていたが、遂には落ち葉と砂埃に目
を開けておられず、南を向いて立ち尽くした。止んだ後も身体の表面が急激に
冷えて動けなかった。
900mを超えた辺りで漸く日陰に雪が見えた。三ノ木戸山の先まで行くと南が
開け、青空に曝された。不老山手前の急登が始まった辺りでチョコレートを開
けようとしたら、悴んだ手がその辺にばら撒いてしまった。砂を被ったチョコ
レート三個を齧りながら急登を詰めた。
山頂に着いて、道々段取りしていたように昼飯のカップラーメンから準備しよ
うとザックを下ろそうとベルトのボタンを押したが、手がまともに機能しない。
一分以上焦っているうちにやっと指が解けた。冬季の登り始めはいつも手袋の
装着が遅れてしまう。
カップラーメンは日清食品の麺職人味噌味、全粒粉のノンフライは味は良いが
なかなか戻らない。固めのまま流し込んだ。西の方面には雪の欠片も無い鷹ノ
巣山と、遙か先に白い南アルプスが見える。一緒に居た方によると、間ノ岳や
北岳は白いものの、その手前の黒い突起が甲斐駒ヶ岳ではないかという事だっ
た。そちらは冠雪していないのか。
水根への下りは急な南斜面だ。何度か滑る事はあったが、雪もなく、危険なと
ころは無かった。初めてのコースでは無いはずだが、標高1,200mを下らないと
ころから奥多摩湖が輝いているのには驚いた。そのまま飛び込めそうだ。
麓に着くと林道で白黒の巨大な犬二匹を連れた方が居た。秋田犬だそうだ。え
らく人懐こい奴らで、ひと撫ですると鼻先を擦り付け、ベロベロ舐める事しき
りだった。最後に良い褒美を貰った。写真を取り忘れたのが悔やまれる。
usatosi











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