蓼科山( ほぼ無風の山頂 )



- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 826m
- 下り
- 812m
コースタイム
天候 | 晴れ 微風or無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ひたすら積雪路を上り続ける体力必要。 道具として12本アイゼン、ストックが一番楽かと思います。 状況次第でピッケルやワカンorスノーシューを使い分けるのが良い。 |
写真
感想
土曜日のボルダリングに引き続き、日曜日は登山。
前回時間の関係でいけなかった蓼科山に行ってきました。
7時にはかなりに混んでいるとの情報であったため、6時半頃到着。
しかし、停まっている車は2台。
かなり余裕?と思いながら、仮眠。
7時近くに起床すると、続々と車が入ってくる。
7時過ぎには混雑。
意外にタッチの差でした。
7時10分頃から準備を始め、最終的には7時45分頃出発。
今回の装備はダブルストックに12本、ピッケル、それに加え先日の積雪の影響を考慮しスノーシュー。
初期装備はダブルストックに12本。
車道に一度出て、バス停辺りから登山道に入っていく。
登山道外は積雪が多そうだが、登山道自体は人がかなり入っているらしく、圧雪路。
しっかり踏み固められている。
そのため、非常に歩きやすい。
天候は晴れ。
非常に気持ちが良い山行になりそう。
気温は約-10度。
日が出る前は-18度だったので、かなり暖かくなっている。
地元とはかなり感覚が違うが・・・。
平坦な道を少し進むと、少し急なジグザグな上り坂。
ここはしっかりとアイゼンを効かせながら、小さいステップ登っていく。
上りきると、体はポカポカ。
大分温まってきた。
しかし、気温は-8度。
ここで上着のハードシェルを外すと、凍えてしまうため、ベンチレータを半分ほど開け、腕まくり。
すると、その下はフリースであるにもかかわらず、冷えが一気に浸透してくる。
やはり脱ぐとやばそう。
まあこの気温で脱ごうとは思わないが・・・。
少し換気した後、軽くエネルギーを補給し、出発。
ここから少しは平坦な道。
しかし、雪が多い。
登山道は相変わらず圧雪路だが、周りの道はかなり雪がふかそう。
ということで道を外れず、狭い登山道をのんびりと進んでいく。
ここも少し進むと、再び上り坂。
ジグザグに登っていく。
暫く登ると、樹林帯の間から南アルプスや御嶽山が見える。
それまでが樹林帯で景色がほとんど見えなかったので、テンションが上がってきます。
しかし、相変わらず登り。
あまりテンションと一緒にペースを上げすぎると疲労するので、のんびり景色を眺めながら進んでいきます。
ここも暫く進むと平坦な道に出る。
ここを少し進むと、今回登る蓼科山が樹林帯の間から見えてくる。
真っ白です。
光り輝いています。
あそこにのぼるぞぉ〜と気合も入ります。
しかし、意外に高そう?
いやいやそんなことはないぞうっと思いながら、進みます。
ここらでここまで抜きつ抜かれつしていた二人組みがヤマレコユーザと言うことが判明。
取り合えず、自分もユーザと言うことを告げつつ、別々に頂を目指す。
我々はマイペースなので。
しかし、最後まで抜きつ抜かれつしてましたが・・・。
蓼科山が見えた辺りから少し進んだところから本日の核心。
山頂までの急登。
ゆっくりゆっくり進んでいきます。
私はキックしながらアイゼンの前爪を食い込ませ、小さいステップで体力、筋力を消耗しないように登る。
しかしながら、連れが次第にペースダウンし、所々で停まり始める。
どうやら疲労困憊。
嘔吐感たっぷりと言う感じである。
取り合えず吐いちまえという助言に従わず、耐えるも、結局嘔吐。
汚い話でごめんなさい。
連れがダウンしないようにゆっくりゆっくりと進んでいくと、枯れ木が目に付くようになる。
その辺りから斜度がさらにきつくなったような気がする。
そのため、さらに小さいステップで刻んで体力温存する。
その結構な斜度の坂を登り、枯れ木の樹林帯を抜けると、真っ青な空と、雪に覆われた岩場が見える。
本来はここらでピッケルに切り替える予定であったが、ストックで行けそう?と思い、そのまま突き進む。
ここからはトラバース。
風が強かった場合はピッケルの方が安全だが、今日は微風。
そのため、問題なく通過。
そして、トレースは小屋を経由することなく、山頂に向かっていたため、それを伝い、山頂に到着。
先ほどのヤマレコユーザの方々の写真をお願いされたので、撮影。
その後、我々も記念撮影。
そして、その付近で風が完全に避けられそうなポイントで昼食。
昼食撮影中適当に撮影していると、浅間山の噴煙が大量発生。
あれ活発動作してない?と思えるぐらい。
もし、浅間山火口付近に居たらほぼ確実に死にますと言うレベルに見えました。
そんなことを思いながら調理。
今日はセブンのおでん。
グツグツ沸騰するまで煮込み、おいしくいただきました。
お腹一杯になったところで山頂を周遊しようということを連れに告げると、一人で行ってきてとの事。
そこで、今回初のスノーシュー登場。
山頂の一部を除きトレースがほとんどないし、ここは踏み抜くと結構落ちそうなので、スノーシューを選択しました。
結果としては、最高でした。
人がまったく歩いていない端まで歩き、そこからぐる〜っと一周。
その間に踏み抜くことは一切なし。
やはり適度に硬くなった雪には最適です。
一周した後、のんびりした山頂を撤収。
私はスノーシューのまま下山することにした。
しかし、スノーシューはトレースがしっかり着いている箇所にはやはり多少不適切。
結構歩きにくかった。
しかし、それでも登りよりはかなり楽。
テレマーク風味にグリセードしながら、多くの人を抜いていく。
樹林帯に入ってしまうと、撮影対象もかなり少なくなってしまうので、そのまま一気に下山。
予想よりもかなり早く駐車場に到着。
帰路に着いた。
先日、蓼科山で抜きつ抜かれつだったものです
あらためまして、山頂で写真を撮って頂いたりとありがとうございました。
天気に恵まれて、きれいな景色が楽しめて最高でしたね。
またどこかの山でお会いしましょう!!
heromicchiさん、こんばんは
本当に天気も良く、風もほとんどなく絶好の雪山登山日でした
普通なら寒くて山頂でご飯なんて無理ですからねぇ
また縁がありましたらどこかで
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