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記録ID: 1689571
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ハイキング
甲信越

本年最終、秀麗富嶽十二景(十番:九鬼山)孤高の旅

2018年12月30日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.1km
登り
635m
下り
635m

コースタイム

日帰り
山行
3:20
休憩
0:30
合計
3:50
6:45
10
6:55
10
7:05
15
札金峠・池ノ山分岐
7:20
15
富士山絶景ポイント
7:35
10
7:55
20
急坂
8:15
15
8:30
5
8:35
9:05
5
9:10
55
杉山新道分岐
10:05
5
10:10
15
10:25
10
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
04:30東京都江東区
 首都高〜中央道:大月IC
05:50道の駅「つる」
コース状況/
危険箇所等
今回の上り「池ノ上コース」には「急」となっていた表示は現地でも「この先、急」と表示がありましたが、足掛かりが無いとか、鎖やロープの助けが必要といった箇所はありませんでした。「尾根を直登するのみ」といった状況でした。
また、下山路の杉山新道は、山と高原地図2013にあった難路(点線)は名残さえありませんでした。
といったことで「池ノ上コース〜山頂〜杉山新道」に危険個所無となります。
その他周辺情報 帰りに秀麗富嶽十二景の山キーホルダーを購入しようと思い大月駅前の「大月市観光協会観光案内所」に寄ったら冬休みになっていました。最後まで事前確認をすれば良かったと反省しています。
本日のスタートは、「道の駅 つる」からですが、139号線に出てから田野倉駅方向に向かう途中の最初の踏切を渡って入ってくる。登山開始です。登山口の表示は見当たりませんでしたので、「踏切を目印」に入って下さい。
本日のスタートは、「道の駅 つる」からですが、139号線に出てから田野倉駅方向に向かう途中の最初の踏切を渡って入ってくる。登山開始です。登山口の表示は見当たりませんでしたので、「踏切を目印」に入って下さい。
道なりに上ると民家の下に「登山道→」の標識があります。合っていました。
道なりに上ると民家の下に「登山道→」の標識があります。合っていました。
民家の先には「礼金峠」or「池ノ山」経由で九鬼山山頂に向かう二択になっています。今回は池ノ山コースを選択しました。
民家の先には「礼金峠」or「池ノ山」経由で九鬼山山頂に向かう二択になっています。今回は池ノ山コースを選択しました。
直後に、ちょっとした渡渉があります。
直後に、ちょっとした渡渉があります。
この標識は至る所にあり、安心できました。
この標識は至る所にあり、安心できました。
登山口から登り始めて30分も経たないうちに、こんな絶景が。。。
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登山口から登り始めて30分も経たないうちに、こんな絶景が。。。
今日の富士山は綺麗だ〜
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今日の富士山は綺麗だ〜
足元に目を落とすとリニア実験線です。
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足元に目を落とすとリニア実験線です。
途中のピークでコース名にもなっている池ノ山に到着(通過)。
途中のピークでコース名にもなっている池ノ山に到着(通過)。
山頂に至るのは3コース。その下のバリエーションを含めると6コース以上のルートが楽しめる山です。
山頂に至るのは3コース。その下のバリエーションを含めると6コース以上のルートが楽しめる山です。
「山と高原地図」にも「急坂」となっていましたが、どんだけ凄いのか楽しみです。
「山と高原地図」にも「急坂」となっていましたが、どんだけ凄いのか楽しみです。
写真では分かり辛いですが、尾根をひたすら登っていくということです。
写真では分かり辛いですが、尾根をひたすら登っていくということです。
更に追い打ちをかけるように「急坂登山道」と「新登山道」の表示がありました。残念ながら私の能力では「急坂」のトレースが見つけられずに、素直に「新登山道」に向かいました。
更に追い打ちをかけるように「急坂登山道」と「新登山道」の表示がありました。残念ながら私の能力では「急坂」のトレースが見つけられずに、素直に「新登山道」に向かいました。
立ち寄り予定ではありませんでしたが、ここまでアピールされると天狗岩に行ってみたくなりませんか?しかも手書きで「歩いて3分」とあるので、だまされたと思って行ってみました。
立ち寄り予定ではありませんでしたが、ここまでアピールされると天狗岩に行ってみたくなりませんか?しかも手書きで「歩いて3分」とあるので、だまされたと思って行ってみました。
確かに3分ほどで、特に危険個所も無く着いたところが。。。これが「天狗岩」か!?
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確かに3分ほどで、特に危険個所も無く着いたところが。。。これが「天狗岩」か!?
・・・視線を上げると「何ということでしょう」
綺麗な富士山が!!
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・・・視線を上げると「何ということでしょう」
綺麗な富士山が!!
ズームアップ!
登り初めに見た時よりも左側から雲が上がってきています。山頂からの富士山も楽しみにしていますので、このまま持てば良いのですが。。。
通称「雨男」なので心配です。。。
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ズームアップ!
登り初めに見た時よりも左側から雲が上がってきています。山頂からの富士山も楽しみにしていますので、このまま持てば良いのですが。。。
通称「雨男」なので心配です。。。
それにしても何と澄んだ日和でしょうか。
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それにしても何と澄んだ日和でしょうか。
ということで、「よしっ!ここを登れば山頂だ!!」
ということで、「よしっ!ここを登れば山頂だ!!」
山頂直下の登山道合流地点に到着。あと少しです。
山頂直下の登山道合流地点に到着。あと少しです。
山頂に到着しました。
これが見たかったんです。
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山頂に到着しました。
これが見たかったんです。
雲が大分上がってきましたが、雄大な富士山の感じが良く出ています。
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雲が大分上がってきましたが、雄大な富士山の感じが良く出ています。
アングルを雲の方にずらしてもう一枚。
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アングルを雲の方にずらしてもう一枚。
古い山頂標識でしょうか?地べたに置いてありました。
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古い山頂標識でしょうか?地べたに置いてありました。
二等三角点です。
二等三角点です。
山頂ではひときわ大きな標識です。
山頂ではひときわ大きな標識です。
手前が「山梨百名山」、奥が「秀麗富嶽十二景 十番山頂」の標識
手前が「山梨百名山」、奥が「秀麗富嶽十二景 十番山頂」の標識
今回の目当てはこの「十番山」です。
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今回の目当てはこの「十番山」です。
下山の前にもう一枚。
ちなみに、池ノ山コースは誰にも出会いませんでした。山頂にも30分いましたが、一人で占有です。
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下山の前にもう一枚。
ちなみに、池ノ山コースは誰にも出会いませんでした。山頂にも30分いましたが、一人で占有です。
下山は「杉山新道」を使って禾生(カセイ)駅に向かいます。
下山は「杉山新道」を使って禾生(カセイ)駅に向かいます。
小さな渡渉がありました。
小さな渡渉がありました。
民家が見えました。
民家が見えました。
後は駅を経由して、道の駅に帰るだけです。
後は駅を経由して、道の駅に帰るだけです。
折角なので登山道のコースの途中にある地元の神社に寄り道して、参拝して帰ります。
折角なので登山道のコースの途中にある地元の神社に寄り道して、参拝して帰ります。
地元の人たちが年末のお掃除をしていました。
山には関係の無さそうな神様でしたが、今年1年の安全登山のお礼を申し上げました。神様の間で口コミで伝わるのを期待します。
地元の人たちが年末のお掃除をしていました。
山には関係の無さそうな神様でしたが、今年1年の安全登山のお礼を申し上げました。神様の間で口コミで伝わるのを期待します。
意外と遠く感じる禾生駅
意外と遠く感じる禾生駅
駅に到着。無人駅ではありませんが、小さな駅です。
駅に到着。無人駅ではありませんが、小さな駅です。
田野倉駅同様に高川山と九鬼山の拠点にもなる駅ですから「秀麗富嶽十二景」の案内板がありました。
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田野倉駅同様に高川山と九鬼山の拠点にもなる駅ですから「秀麗富嶽十二景」の案内板がありました。
これなら駅を出ても迷わない。
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これなら駅を出ても迷わない。
駅の構内は複線になってホームが2本ありますが、駅の前後は単線でした。
駅の構内は複線になってホームが2本ありますが、駅の前後は単線でした。
禾生駅から田野倉駅に向かう途中にある富士急行の現役で使われている鉄橋です。
禾生駅から田野倉駅に向かう途中にある富士急行の現役で使われている鉄橋です。
橋げたが歴史を感じさせます。
橋げたが歴史を感じさせます。
道の駅に帰ってきました。
道の駅に帰ってきました。
大月駅前の「大月市観光協会 観光案内所」で今年登った「秀麗富嶽十二景」の山キーホルダーを購入しようと立寄ったら。。。残念なことに既に年末年始休みになっていました。
大月駅前の「大月市観光協会 観光案内所」で今年登った「秀麗富嶽十二景」の山キーホルダーを購入しようと立寄ったら。。。残念なことに既に年末年始休みになっていました。

装備

個人装備
ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト ストック(スノーバスケット) カメラ 6本爪アイゼン
備考 山頂での30分の休憩は全ての衣類を着込んでいても手袋をした指先が冷たくなりました。

感想

2018年最後の山は、他の登山計画のバックアップとして温めていた秀麗富嶽十二景の一つである「九鬼山」としました。車でアクセスすると「道の駅 つる」を拠点として「九鬼山」や「高川山」にアクセスが容易であるため、以前から計画書を作って備えていたものです。まさか年末最終の山とするとは思ってもみませんでしたが、年末に実家に行く前にやっつけられる手軽の山であることも魅力でした。そして何よりも富士山が良く見える山に選ばれているのですからテンションも上がるというものです。
日の出前に道の駅に到着し、準備を済ませ薄っすらとした中6:45に出発、気温はマイナス3℃と冷え込んでいました。標高400m程度で無風でマイナス3℃ですから「標高が上がって更に気温が下がる」「風が吹いて体感温度が下がる」「太陽の恩恵で温度が上がる」などと考えながらも事前の天気予報からさほど気温上昇は期待せずに山頂に向かいます。
登山口から30分もしないうちに、なんと「富士山の絶景が!」これだけでも十分満足出来たのですが、やはり山頂を目指して進みます。途中、池ノ山のピークを過ぎ、急坂と書かれた尾根を登る途中に「天狗岩あちら」の案内があり「眺めよし」と「徒歩3分」のアピールに惹かれて寄り道をしましたが。。。これまた、絶景。少しお腹が一杯な感じでしたが、山頂に到着。はっきり言って先の2カ所の方が「遮るものが無い絶景」でしたが、山頂からの富士山も格別でした。
山頂では、冷え込みを感じ、持ってきた「冷たいおにぎり」だけではと思い、バーナーでお湯を沸かしてフリーズドライのリゾットをいただきました。温かいコーヒーとともに身体を芯から温めてくれる筈が。。。手袋は外すことなく操作していましたが、指先の冷えが耐えられなくなってきたので、下山することに。本日は、池ノ上コースでも山頂でも誰にも出会わなかったので、心底冷えているのかもしれません。
下山は、杉山新道から禾生駅経由で道の駅へ。こちらは5人ほど登って来る方とすれ違いましたが、緩やかな林間コースで全く景色は見えず。禾生駅から九鬼山山頂までピストンしたら、池ノ山コースの2カ所の絶景ポイントは見逃していたのだと思うと、「急坂」もそのための試練(という程、急ではありませんでしたが)ということだと思います。
ちなみに急坂は途中で「急坂」と「新登山道」に分かれるとの案内がありましたが、「急坂」のトレースが見当たりませんでした。また、下山路の杉山新道は「山と高原地図2013」では途中で「難路(点線)」への分岐があることになっていますが、これも見当たりませんでした(2015の地図には難路の記述無し)。より歩き易い道が残っているものと思い、そういった意味では九鬼山の登山道は、良い方に進化しているということになります。
(その他)
以前、登山帰りに「猿橋」を見に寄ったことがありましたが、今回は禾生駅と田野倉駅の間にある古い橋脚を持つ鉄橋に芸術を感じました。是非、電車が走っているタイミングでも見てみたいものです。

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