海沢三滝



- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 625m
- 下り
- 622m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:15:26奥多摩駅発のホリデー快速おくたま号 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 ・駅-海沢園地:林道(車道)は、最初のうちはやや凍結、途中からややしっかり積雪・凍結で車両通行止めになってました。 ・海沢園地-滝:山道で積雪してました。ところどころ岩が露出していたり、鉄の階段もあるので アイゼンは悩ましいところですが、我々は滝近くまで滑らずに行きたかったのでつけました。 2つ目の滝「ねじれの滝」に行くまでの道が、岩の高巻き道になるので、滑らないよう慎重に。 3つ目「大滝」までは少し遠く、多少アップダウンあり。(実は廃道の近道もあるのですが…) 【トイレ】 白丸駅(改札とは反対方向、ホームの奥の方にあります)、海沢園地 【登山届ポスト】 白丸駅ホームにありました。 |
写真
感想
冬のうちに、冬らしい山の経験をたくさんしておきたい。
そう思うようになりました。
といっても、私の技術では本格的な冬山・雪山には行けません。
でもラッキーなことに、今年の冬はとても寒いお陰で、近場でも雪が積もったり滝が凍ったり。
私でも何とか自力で体験できそうです。
今回は、山仲間さんが「ここステキ!」と目をつけていた海沢園地の先の三連続の滝。
駅から車道を1時間半ほど歩いてたどり着きますが、それでも全然近い!
そして意外と知られていなくて穴場的な魅力があります。
本当はあまり教えたくない! けど、山は誰のものでもありませんから…。
今日は、自称「氷瀑ストーカー(笑)」のAさんと2人。
お喋りしながらあっという間に残雪・凍結のある車道を歩き、海沢園地へ。
車道から外れたところにあずまやと仮説トイレがあり、この奥に行くと三つの滝があります。
アイゼンはなくても歩けたかもしれませんが、なるべく滝の近くまで歩いていきたい、そして何より転びたくない! ので、6本爪アイゼンつけました。
木の道標があり、5分ほど歩くと最初の滝「三つ釜の滝」、それから10分ほど先に2つ目の「ねじれの滝」、さらに20分ほど歩くと「大滝」です。
先週の払沢の滝と違って人も少ないので、近くでじっくりと観察できます。
凍った滝の中を、水が流れている様子がよりはっきりと眺められ、自然の作る美しさに思わず見とれてしまいました。
大滝までは少しアップダウンがあり、途中で出会った年配の男性は、大滝までは「しんどいので行かない」とおっしゃってました。
その方も言っていましたが、2つ目のネジレれの滝がとてもいいです。
少し奥まったところにあり、神秘的な雰囲気で、天女が水浴びしていそう…。
えっちらおっちらキツイ段差を登り、アイゼンが仇となる鉄の橋や露出した岩を歩いて、やっとのことで大滝に到着すると、なんと最初の「三つ釜の滝」で、我々が去った後もまだ写真を撮っていたおじ様が、もうずっと先に着いていた様子で、三脚を立てて写真を撮っているではありませんか!
なぜ? 不思議〜。
大滝は、その名の通り、3つの中で一番大きな滝のようです。分厚く凍ったところを横から見たりして感動〜。
さて、歩いて来た道から帰ろうか、と思ったところで、違う方向に向かう足跡に気付きました。
先ほどのおじ様はそちらへ歩いていった模様。
地図には載っていない道。
ちょっと怖いけど、辿っていって見ることにしました。ちょっとドキドキ。
道はワイルドで、高巻いたり、ものすごく細くなったり。
大丈夫かな〜…と不安になったところで、下の方に先ほどのおじ様を発見! でも、川の向こう側にいる?
ガサガサと下りていくと、おじ様の方が気付いてくれました。
「そっちを通るといいよ!」と指差す方は、川。
凍ってはいるけど、アイゼンで乗ったら割れてしまうのでは…。
と躊躇していたら、わざわざ戻ってきてくれて、「ここ、ここ。大丈夫。割れないから」と指差してくれました。
同行のAさんと、恐る恐る凍った川の上に足を置きます。
おお、割れない!
川の上を歩くなんてかなり貴重な体験。ゆっくり歩いて、下を流れる水を眺めたりして堪能してしまいました。
聞いてみると、歩いてきた道は旧道だそうで、今は使われていないけど近道なのだそう。
近道だし探検気分を大いに味わえて楽しかったけど、我々だけではちょっと怖かったかも。
その後ベンチまで戻ってお昼ご飯、そして元来た道を戻って帰りました。
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