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Yamareco

記録ID: 1665049
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

野間岳《九州百名山》

2018年11月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:11
距離
8.1km
登り
853m
下り
858m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:36
休憩
0:28
合計
4:04
距離 8.1km 登り 853m 下り 860m
9:50
50
宮ノ山登山口
10:40
20
女岳南峰
11:00
20
女岳中峰
11:20
20
女岳北峰
11:40
12:00
20
野間神社
12:20
30
片浦登山口
12:50
12:58
12
13:10
10
野間神社
13:20
34
林道終点
13:54
宮ノ山登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南さつま市笠沙町宮ノ山登山口までレンタカー
コース状況/
危険箇所等
女岳東麓の登山道は荒れている。女岳稜線は道なく藪酷い
宮ノ山登山口
2018年11月24日 09:51撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 9:51
宮ノ山登山口
瓊瓊杵尊御駐〇之碑 〇は馬偏に鼻
2018年11月24日 10:01撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 10:01
瓊瓊杵尊御駐〇之碑 〇は馬偏に鼻
第三ドルメン
2018年11月24日 10:06撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 10:06
第三ドルメン
人の手による石垣が現れる
2018年11月24日 10:11撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 10:11
人の手による石垣が現れる
女岳南峰へ直登していると岩の壁が現れた
右側に迂回してクリア
2018年11月24日 10:23撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 10:23
女岳南峰へ直登していると岩の壁が現れた
右側に迂回してクリア
女岳南峰(418m)山頂には南さつま市の図根三角点がある
2018年11月24日 11:23撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 11:23
女岳南峰(418m)山頂には南さつま市の図根三角点がある
電波塔から野間岳(591m)を望む
2018年11月24日 11:35撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 11:35
電波塔から野間岳(591m)を望む
野間神社
2018年11月24日 11:42撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 11:42
野間神社
野間神社南麓の林道から女岳南峰(418m)、雌岳中峰(420m')、雌岳北峰(444m)を望む
2018年11月24日 12:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 12:15
野間神社南麓の林道から女岳南峰(418m)、雌岳中峰(420m')、雌岳北峰(444m)を望む
片浦登山口
2018年11月24日 12:19撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 12:19
片浦登山口
笠沙石門
2018年11月24日 12:43撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 12:43
笠沙石門
野間岳(591m)の1等三角点「野間岳」と「神代聖蹟竹島」の石碑
2018年11月24日 12:49撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 12:49
野間岳(591m)の1等三角点「野間岳」と「神代聖蹟竹島」の石碑
野間岳(591m)山頂
「第二十七回国民体育大会 炬火採火の地 昭和47年(1972)10月11日」のプレートがある
2018年11月24日 12:55撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 12:55
野間岳(591m)山頂
「第二十七回国民体育大会 炬火採火の地 昭和47年(1972)10月11日」のプレートがある
巻き道は右、直登は左両方向とも道は明瞭だった
2018年11月24日 13:45撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 13:45
巻き道は右、直登は左両方向とも道は明瞭だった
南さつま市片浦より
野間岳(591m)
2018年11月24日 14:10撮影 by  ILCE-6500, SONY
11/24 14:10
南さつま市片浦より
野間岳(591m)
撮影機器:

感想

 磯間岳から転戦し野間岳宮ノ山登山口に達した。時間が遅いので駐車スペース車の確保を心配していたが杞憂に終わった。登山口には先客の車が1台だけで止め放題だった。どうも人気の登山道ではないようだ。登山口に「笠沙宮跡案内図」があった。皇孫瓊瓊杵尊が宮居に定めた処の伝説により登山口付近には古墳の葺石が露出したもの(ドルメンという)が3ヶ所あり住居跡などの遺跡が続いた。
 遺跡エリアを抜けると荒れた登山道となり歩き辛くなった。登山道は女岳の東側を大きく巻いて北側のノ岳神社へと続く。赤テープに導かれ進んで行くと石垣が築かれた処で巻き道を行く筈が上へと登ってしまった。軈て断崖が行く手を阻み進退極まるかと思われたが断崖の端に迂回し急斜面を這い上がり何とかクリア出来た。全く道はないが所々に赤テープが導いている。茨の混じる酷い藪でうんざりし乍らも乗り掛かった船と女岳南峰へと這い上がって行った。女岳南峰(めだけなんぽう418m)山頂にはNHKの中継電波塔があったが藪が濃く展望は利かない。
 休憩するスペースもなく、北に進む稜線を進んだがやはり道はなく、藪漕ぎを続け中峰との鞍部に下ると林道の果てが来ていた。一体先程の電波塔の保守はどうしているのだろうか。林道跡は女岳東麓の巻道に続いているが、稜線縦走はまだ続く。中峰への登り返しも藪漕ぎの連続だが獣道らしきものが時々あり登る人がいるのか赤テープも所々にあった。中峰(420m)山頂には何も無くただ濃い藪があるだけだった。藪漕ぎは更に続き北峰(444m)に至ると南さつま町の図根三角点があり一部だけ開け薩摩半島の先端野間崎を見ることができた。
 藪の稜線ももう少しだ。北へと進むと電波塔群に飛び出した。作業用道路があり漸く藪漕ぎから解放された。作業道を辿りヘアピンカーブの処で宮ノ山登山口からの巻き道が合流し野間神社に達した。広い駐車場があり数台車が置かれていた。鳥居から真直ぐ伸びる階段の参道から神社拝殿に達し稜線を無事に歩けた事に感謝を捧げた。昼食休憩を取っていると夫婦の登山者が野間岳への登山道を登って行った。
 直登せず石段を下りて鳥居に戻り林道を北東へと進み片浦登山口を目指した。林道の出っぱり地点から女岳の姿が良く激闘の跡を感慨深く振り返った。片浦登山口には駐車スペースがなく野間神社からこの林道を利用して周回縦走する人が多いようだ。今も数人の女性グループと遭遇した。登山道を少し登るとP395の手前で登山道から分かれて展望台に達した。北から東の展望が良くベンチも設置されていた。登山道に戻ると「擬木階段」と態々標識の立てられている処から丸太風コンクリートで設えられた階段が出てきたがどんなものだろう。
 登山道に覆い被さるように“笠沙石門”と名付けられた大岩があり下を潜って振り返ると小さな岩を挟み込み何とも不安定な様相だった。此の辺りから急斜面となり落ち着くと山頂に達した。先ずは1等三角点「野間岳」が迎えてくれ、その傍らには「神代聖蹟竹島」の石碑があり山頂域まで神話の世界が続いているようだった。少し西側が野間岳(591m)山頂で三角点の地点より高く山岳標高としては3m程高くなりそうだ。「第二十七回国民体育大会 炬火採火の地 昭和47年10月11日」のプレートが岩に埋め込まれていた。そして野間神社は嘗て此の山頂にあったが度重なる災害で南麓の現在地に遷座されたそうだが何かの祠があった。神社で出会ったご夫妻などで山頂は賑わっているものと思っていたが案に相違して山頂は無人だった。
 “誰か”を求めて神社への下山路を下ると登って来る親子連れと出会った。入学前の女の子が一生懸命登っていたのが微笑ましかった。階段やコンクリート舗装された道は片浦コースよりも整備が行き届いているようだ。整備された道を地図も見ないで早足で下ると下山しようと思っていた太郎木場方面への分岐を通り過ぎてしまった。野間神社の建物を見て行き過ぎに気が付いたが登り返して確認するのも億劫で女岳東麓の林道を歩くことにした。
 神社の駐車場に下りると来たときに出会ったご夫妻がいた。周回ではなく単純にピストンされたようだった。宮ノ山から来られたのかと思っていたが神社駐車場からのようだった。林道を進み来た時のヘアピンカーブに至り林道跡の登山道に入った。林道跡は倒木、落石、草の蔓延りの酷い道で先が思いやられた。林道跡が尽き辺りを見回すとどうも見た風景だ。来る時の稜線藪漕ぎで女岳南峰と中峰の間の鞍部で見た林道跡の終点に来てしまったようだ。もう藪漕ぎは御免だ。登山道の分岐は果たしてあったのだろうか? と引き返すと「宮ノ山→」の標識があった。登山道は女岳南峰の東側を大きく迂回し南西側の登山口に至るが荒れてまたもや藪漕ぎ状態となってしまった。
 南峰にあったNHKの中継電波塔への道(殆ど道形はない)と思しき道が東斜面を登って行った。最初はこの道で女岳南峰に取付こうとしていたのだったが・・・。此の後の関心事は来るとき何処で道を間違ったかだが巻き道は長い。GPSのログで歩いた道を確認すると間違って地点が判明し北に進む踏み跡にも赤テープがあり如何にも間違いそうな処だった。此処からは来た道、軈て遺跡エリアとなって宮ノ山登山口に戻った。来た時に止まっていた車は既になく、違う車が止まっていたが両方とも登山者ではなかったのか山では出会わなかった。

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