山行記録: 花立山

記録ID: 1621449

全員に公開

雪山ハイキング

甲信越

花立山

2017年03月19日(日) [日帰り]

新潟県長野県

まみち

GPS: --:--
距離: 5.8km
登り: 530m
下り: 526m

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コースタイム

日帰り

山行: 2:46
休憩: 0:00
合計: 2:46

6:30

110分

スタート地点

8:20

56分

花立山

9:16

ゴール地点

天候	曇り時々雪
過去天気図（気象庁）	2017年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録

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感想

まみち

長野市街地の雪はすっかりなくなり、スノーシューも先週の本白根山で今シーズンは終わりかなと思ってました。
でも、今年はドカ雪が降っていたので標高を稼げば雪は比較的多めだし、どこかに行けるのでは思って探し出したのが、飯山市のなべくら高原にある森の家のHPでした。
日本有数の豪雪地帯である飯山地区、特に北の関田山地にはゴールデンウィークになってもたくさんの雪が存在し、新潟県に抜けられない道があるくらいに雪が降ります。
いつもなら数回は飯山に足を運ぶのですが、昨年末にスキーで木島平に行ったぐらいで今年は行っていなかったのことも思い出し、森の家のHPにあった花立山へスノーシューで行ってみることにしました。
そして3月20日日曜日早朝、新たに開通した県道を使って飯山へ。
午前6時半前になべくら森の家に到着、建物の周りの雪は優に2m以上さすが豪雪地
残念ながら天気は曇り、山を見ると白い雲に覆われていて景色は楽しめそうにないが、ここまで来たのだからと、すぐにスノーシューを手に歩きだした。
森の家からしばらくは雪に覆われた道路上を歩くのだが、正直どこが道路かわかりません。
これが証拠のカーブミラー、普段なら頭上遥かに見えるミラーも足元にある。
このカーブミラーからはGPSマップでは畑らしき場所に1本のトレースが残されている。方角的には花立山にまっしぐらといった感じなのでこのトレースをたどることにした。
空も白、雪原も白、これで雪が降ってきたら間違いなくホワイトアウトで遭難しそうだ。
ときたま雪原には大穴があいている。
トレースを歩いていても融雪が進んで、雪の中が解けていて踏み抜くこともあってちょっと怖い。体が埋まったらソロなのでジ・エンドだ。
気温はプラス、歩いているうちに体が熱くなり、汗をかくほどだ。
モノトーンの世界
07:04　突然、スノーモービルが走った跡がたくさん出てきた。
その跡を横切り、畑から山の中へ入る。
07:12　ここから斜度はきつくなる。
でも花立山までの距離自体はあと1㎞ちょっと、何とかなるでしょ。
07:12　目指す花立山を撮影したところで、コンデジのメモリー終了。
なんと、SDカードを入れ忘れてしまって内蔵メモリーが一杯になってしまったようだ。
デジ一も担いで来てはいるがいちいちザックから取り出すのも面倒なので、ここからは写真は省略。
花立山は標高1,069.2mの三角点のある山ですが、国土地理院の地図には山名は乗っていません。なべくらの森の家の標高は530mなので標高差は500mちょっとです。
山頂までは直線距離で3㎞程度ですが、気温が高いので雪が腐っていて、ズルッと滑ることも多くて思ったより登るのは疲れます。
07:45　多くのトレースが残る森の中で、ちょっと休憩。
チョコは明治でしょ。（単にガッキーがお気に入りなだけですが）
2時間かからず登れると思ってましたが、体力不足を露呈しペースダウン。
景色も楽しめず、白い雪山を黙々と登ります。
08:15　ようやく尾根へ。此処まで来ると完全に雲の中。さらに視界が白くなる。
雪は少し舞う程度。
この天気だとGPSマップは最強、見通しが効かくなくても行き先ははっきりと示される。見えない山頂をめざし、登るのみ。
山頂はあのピークの先のようだ。
しばらく真っ白な世界を登って行くと、
08:15　大きな雪庇に突き当たった。
ここを右方向に進むと三角点のある山頂のようだ。
雪庇には登ろうとした跡が残っているが3mほどの高さがあるので登れなかったみたい。
この雪庇は山頂まで続く尾根に伸びている。
その雪庇に沿って進んでいくと、
08:20　GPSではこの下に三角点があるようです。
周りをみてもここより高い場所は無いので、
とりあえず記念撮影をして、早々に下ります。
気温が高いので寒くはありませんが、風景は真っ白で真冬に逆戻りしたように見えます。
天気が良ければ立派に成長した白い雪庇と青い空が綺麗なんだろうなあ、脳内でその景色を再生しながら来た道を戻ります。
08:45　下りは楽チン、適度に溶けて柔らかい雪は滑るけど、膝への衝撃は緩和されどんどん下ることができます。
08:54　山を抜け、畑へ
途中で森の家の花立山スノーシューご一行とすれ違い。インストラクターの人に6時半に出てここまで戻ってきたと言ったら少し驚かれました。
上りは遅いけど、下りは速かったからね。
09:16　1時間かからずカーブミラーの場所に戻ってきました。
お昼までに戻る予定があったので急ぎましたが、この時間なら余裕で家まで帰れるので、
恒例のカップラーメン。美味しく頂きました。
そして、少しだけドローン撮影。
でも雪原が明るすぎてうまく撮影できませんでした。
10:01　車の増えた森の家、今日も盛況のようです。
帰りは、
戸狩温泉　暁の湯で汗を流す。
10時からだったのでお客は誰もいなくて貸切状態、おかげで内湯も露天も大の字になってゆっくりと浸かることができました。
あいにくの天気だったので標高1,000m足らずの山とは思えない、絶景を楽しむことができなかったのでまた、好天時にリベンジに来なきゃいけませんね。