ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 160980
全員に公開
アルパインクライミング
日光・那須・筑波

那須 朝日岳 東南稜ソロクライム

2012年01月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:31
距離
6.8km
登り
703m
下り
692m

コースタイム

10:30大丸温泉駐車場-11:20東南稜取り付き-13:00頂上-14:10大丸温泉駐車場
天候 強風
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大丸温泉駐車場(無料)  トイレあり
南東稜 下部です。
2012年01月08日 11:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
1/8 11:00
南東稜 下部です。
ギャップ前の岩峰です。
2012年01月08日 11:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
1/8 11:44
ギャップ前の岩峰です。
上部です。
2012年01月08日 12:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1/8 12:28
上部です。
いや、寒いのなんのって。
2012年01月08日 12:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
6
1/8 12:35
いや、寒いのなんのって。
剣ヶ峰(西側から)見た東南稜のギャップです。
剣ヶ峰(西側から)見た東南稜のギャップです。
撮影機器:

感想

9時自宅発。
高速を白河ICで降り、裏道を通って大丸温泉へ。
10:30登山開始。
既に登山者のトレースがあるが、しばらくすると次々に下山してくる。
峠の茶屋駐車場で、身支度を再度整える。
樹林帯を抜けると、風が強まった。
対岸の東南稜取り付きへは、一般登山道を離れ、深雪の中、沢に下降する。下りきった沢芯は全面結氷していた。
ストックを収納し、アイスバイルとピッケルを出す。
11:20登攀開始。
出だしはゆるいガレ場。
すぐに岩稜となる。残置ピトンがちらほらと見られれるから、結構登られているのだろう。
左右から巻くこともできるが、それでは登りに来た意味がないので、できるだけ傾斜の強いところを選んで直登する。
西から猛烈な風が吹き付けてくるので、バランスをとるのが難しい。
こんな強風は久しぶりだ。
今回は念のために高所用のフリースつなぎを着てきたが正解だった。
それでも動き続けていないと寒くて仕方ない。
第一の核心部は10mほどの岩峰。
岩峰基部でヘルメットにデジカメをセットして動画を取りながら登るがこれは失敗だった。
http://youtu.be/3SkVIO6HwlE
(酔いやすい人は視ないほうがいいですよ。)
岩峰からは、クライムダウンしたが、本来は懸垂下降したほうがいいだろう。(支点あり)
そこから、さらに4mほどの登り返しがある。これが第二の核心部。
ワンポイントだがパワーが必要。
ギャップを無事通過したのはいいが、ますます風が強まり、もはや直立していられない。
傾斜の緩いところでも四つん這い状態で上を目指す。
頂上は近づいているはずだが、その後の下降は一般ルートでは歩行不可能かもしれない。そうなった時のために谷ぞいに降りられそうか、谷を時々覗き込みながら進む。
強風と低温で頭が痛くなってくる。
眉毛も睫毛にも霧氷がついてきた。
頂上直下の最後の核心部はさほどの苦労もなく通過。
頂上の標識はエビの尻尾がビッシリ。1分で写真を撮り、すぐに下降にうつる。13:00
何とか、登山道は歩けそうだ。
剣ヶ峰の通過中、2度ほど突風で倒される。
尾根の東側に回り込んだところは、新雪が大量に積もった急斜面となっており、こんな天気では誰も登っておらず、トレースは無い。
腰までのラッセルをしながら急斜面を横切っていかねばならず、いつ雪崩るか気が気ではなかった。
ようやく避難小屋にたどり着き、補給食を口にできた。
クライミングギアをしまい、ストックを出して、登山道を駆け下る。
大丸温泉着14:10

動画は酔いやすい人は視ないほうがいいです。再度念のため。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3688人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 日光・那須・筑波 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら