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Yamareco

記録ID: 1595449
全員に公開
ハイキング
朝日・出羽三山

生まれかわりの旅、出羽三山を歩く。(羽黒山・湯殿山)

2018年09月22日(土) [日帰り]
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yamaonse その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:06
距離
7.5km
登り
385m
下り
385m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:17
休憩
0:46
合計
3:03
距離 7.5km 登り 388m 下り 388m
8:47
45
9:32
9:35
46
10:21
11:01
22
11:23
11:26
22
11:48
2
11:50
駐車場
GPSのスイッチを入れ忘れ、駐車場から随神門までの往路がログから漏れています。
天候 雨、ときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
羽黒山:随神門近くの駐車場に車を駐め、山頂の出羽三山神社まで往復。
湯殿山:大鳥居前の駐車場に車を駐め、シャトルバスで湯殿山神社本宮を参拝。
コース状況/
危険箇所等
羽黒山:国宝五重塔は11/4(日)まで開帳中、夜はライトアップもしています。山頂の三山神社までは意外と高低差があり、雨で石段が滑りやすかったです。あちこちに神さまがいらっしゃいますので、小銭は多めに持参しましょう(^^)
湯殿山:シャトルバスに乗らなくても本宮の参拝は可能。(片道30分)道ばたにオニシオガマがまとまって咲いていました。
その他周辺情報 出羽三山のあるべき順序は、羽黒山→月山→湯殿山、で、月山から湯殿山まで縦走するのが理想ですが、交通の便がよくないのと、三連休中に鳥海山も登る予定だったため、雨の初日に羽黒山と湯殿山を参拝しました。
三連休を利用した東北遠征初日は雨、まずは羽黒山随神門近くの豆腐地蔵尊(豆腐石にされそうになったお地蔵さま)にお参りします
2018年09月22日 08:44撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 8:44
三連休を利用した東北遠征初日は雨、まずは羽黒山随神門近くの豆腐地蔵尊(豆腐石にされそうになったお地蔵さま)にお参りします
随神門からは継子坂の石段を下り、小さな末社が並んで建つ場所を右折
2018年09月22日 08:48撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 8:48
随神門からは継子坂の石段を下り、小さな末社が並んで建つ場所を右折
清らかな流れの川の向こうに須賀の滝、祓川神社の横を滝からの水が自由奔放に流れていきます
2018年09月22日 08:50撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 8:50
清らかな流れの川の向こうに須賀の滝、祓川神社の横を滝からの水が自由奔放に流れていきます
境内地で一番古いとされる翁杉、国指定天然記念物の右奥に・・・
2018年09月22日 08:56撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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境内地で一番古いとされる翁杉、国指定天然記念物の右奥に・・・
周りの木々と一体化したかのような国宝五重塔が姿を現しました!
2018年09月22日 08:58撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 8:58
周りの木々と一体化したかのような国宝五重塔が姿を現しました!
祝詞で拝んでもらってから内部の拝観(撮影不可)、仮設の階段で2層目まで登り、軒先や檜皮葺の屋根を間近に見ます
2018年09月22日 09:13撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
6
9/22 9:13
祝詞で拝んでもらってから内部の拝観(撮影不可)、仮設の階段で2層目まで登り、軒先や檜皮葺の屋根を間近に見ます
無垢の木肌が美しい塔は600年前の再建、神仏習合の頃の名残りは塔の周りの石仏にも
2018年09月22日 09:18撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 9:18
無垢の木肌が美しい塔は600年前の再建、神仏習合の頃の名残りは塔の周りの石仏にも
全部で2,446段ある石段は金比羅さまの2倍弱、まずは一の坂でハアハゼイゼイします(汗)
2018年09月22日 09:29撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 9:29
全部で2,446段ある石段は金比羅さまの2倍弱、まずは一の坂でハアハゼイゼイします(汗)
杉木立の美しい坂、癒されます
2018年09月22日 09:39撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 9:39
杉木立の美しい坂、癒されます
この時期花は少なめですが、アザミや野菊、キバナアキギリなどが咲いていました
2018年09月22日 09:44撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 9:44
この時期花は少なめですが、アザミや野菊、キバナアキギリなどが咲いていました
三つある急坂をクリアしようやく山頂の鳥居に到着
2018年09月22日 09:57撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 9:57
三つある急坂をクリアしようやく山頂の鳥居に到着
まずは厳島神社と蜂子神社
2018年09月22日 09:58撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 9:58
まずは厳島神社と蜂子神社
そして藁葺きの巨大な建物、三神合祭殿を参拝します
2018年09月22日 10:00撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 10:00
そして藁葺きの巨大な建物、三神合祭殿を参拝します
藁葺きの本殿は再建200年、羽黒山(現在)月山(過去)湯殿山(未来)の三神をお祀りしています
2018年09月22日 11:03撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 11:03
藁葺きの本殿は再建200年、羽黒山(現在)月山(過去)湯殿山(未来)の三神をお祀りしています
とりあえずはお休み処で抹茶を一服(^^)
2018年09月22日 10:26撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 10:26
とりあえずはお休み処で抹茶を一服(^^)
鐘楼の大鐘は国重文指定
2018年09月22日 11:00撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 11:00
鐘楼の大鐘は国重文指定
儀式殿で同時公開の秘仏を拝観、神社の人に教えてもらったこの黒い人はお相撲さんなんだとか
2018年09月22日 11:02撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 11:02
儀式殿で同時公開の秘仏を拝観、神社の人に教えてもらったこの黒い人はお相撲さんなんだとか
背中で梁の重みを支えているお相撲さん、こっちを凝視しているようです
2018年09月22日 11:03撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 11:03
背中で梁の重みを支えているお相撲さん、こっちを凝視しているようです
参拝を終え山頂から急な石段を一気に下ると、ときおり庄内平野に広がる色付く田んぼが一望できます
2018年09月22日 11:22撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 11:22
参拝を終え山頂から急な石段を一気に下ると、ときおり庄内平野に広がる色付く田んぼが一望できます
そして五重塔、美しい
2018年09月22日 11:40撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 11:40
そして五重塔、美しい
真下からでも大迫力、軒の反り具合とか、見る側に妙に媚びていないのが好印象です
2018年09月22日 11:39撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 11:39
真下からでも大迫力、軒の反り具合とか、見る側に妙に媚びていないのが好印象です
楽しかった羽黒山はひとまず終了
2018年09月22日 11:47撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 11:47
楽しかった羽黒山はひとまず終了
鶴岡市街に戻り、地元客で賑わう安兵衛寿司で近海物のにぎり寿司を頂きました
2018年09月22日 12:31撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 12:31
鶴岡市街に戻り、地元客で賑わう安兵衛寿司で近海物のにぎり寿司を頂きました
後ろ中央のノドグロが絶妙な脂の乗り具合で美味でした!
2018年09月22日 12:31撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 12:31
後ろ中央のノドグロが絶妙な脂の乗り具合で美味でした!
食後には車でひとっ飛びして湯殿山
2018年09月22日 13:53撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 13:53
食後には車でひとっ飛びして湯殿山
本当なら月山登頂後、下山時にここへ立ち寄るべきですが、旅程で叶わず
2018年09月22日 14:05撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 14:05
本当なら月山登頂後、下山時にここへ立ち寄るべきですが、旅程で叶わず
ここから奥は撮影禁止、見たこと・聞くこと口外してはならぬ雰囲気ですが、裸足で温泉の湧く噴泉塔を拝む一連の儀式はまさに生まれかわりの旅の終わりにふさわしいものでした
2018年09月22日 14:06撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 14:06
ここから奥は撮影禁止、見たこと・聞くこと口外してはならぬ雰囲気ですが、裸足で温泉の湧く噴泉塔を拝む一連の儀式はまさに生まれかわりの旅の終わりにふさわしいものでした
精進落とし?は当地名物、玉こんにゃく
2018年09月22日 14:53撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 14:53
精進落とし?は当地名物、玉こんにゃく
やはり現世の御利益は忘れられません(滝汗)
2018年09月22日 14:54撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 14:54
やはり現世の御利益は忘れられません(滝汗)
今日のお宿は翌日の鳥海山登山に便利な遊佐町、先ほどまでの雨が嘘みたいな夕日が拝めました
2018年09月22日 16:40撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 16:40
今日のお宿は翌日の鳥海山登山に便利な遊佐町、先ほどまでの雨が嘘みたいな夕日が拝めました
波は白立ち、遠くの風車はガンガン回っています
2018年09月22日 16:32撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 16:32
波は白立ち、遠くの風車はガンガン回っています
ここの岩場には江戸末期の十六羅漢像が彫られています
2018年09月22日 16:34撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 16:34
ここの岩場には江戸末期の十六羅漢像が彫られています
秋の青空に岩場で戯れる人たち
2018年09月22日 16:35撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 16:35
秋の青空に岩場で戯れる人たち
羅漢さんも楽しそうだなぁ
2018年09月22日 16:36撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 16:36
羅漢さんも楽しそうだなぁ
奥の白い建物が今日のお宿、チェックインして露天風呂に入っていたら、バケツをひっくり返したかのような大雨に遭遇しました
2018年09月22日 16:37撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 16:37
奥の白い建物が今日のお宿、チェックインして露天風呂に入っていたら、バケツをひっくり返したかのような大雨に遭遇しました
ビールと日本酒で乾杯、翌日の鳥海山、最終日の月山が楽しみです
2018年09月22日 18:30撮影 by  ILCE-7RM3, SONY
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9/22 18:30
ビールと日本酒で乾杯、翌日の鳥海山、最終日の月山が楽しみです
撮影機器:

感想

秋の三連休は東北遠征、中京圏から夜行バスで来たお友だちと途中のサービスエリアで合流し、一路山形へ向かいます。初日は月山に登るつもりでしたが、途中の岩船あたりでは轍にハンドル取られるくらいの大雨、鶴岡市街でも雨は降り続いています。

雨でも登れないことはない月山ですが、せっかくの草紅葉を拝めないのはつまらないので、初日は参拝の日に変更。まずは最終日に予定していた羽黒山に向かいます。小雨降るなか国宝五重塔を参拝し、石段を登って山頂の三山神社まで歩きました。

まだ参拝客もまばらな境内は静かで、雨音は厳かな雰囲気を醸し出します。羽黒山は現世の幸せを祈る山、月山は死後の安楽と往生を祈る山、湯殿山は生まれかわりを祈る山で、生きながら新たな魂として生まれかわることができるという巡礼の旅。

五重塔や秘仏拝観の前にはしっかりと祝詞を読んで頂き、生まれかわりの旅のはじまりを心新たに感じることができました。移ろいやすい秋の空ですが、三連休であらたな自分に生まれかわることができるかな。気持ちのいい山旅のスタートです!

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コメント

清々しい空気感
yamaonseさん、こんばんは。
出羽三山へ出かけたんですね、良いですね〜。
私が出羽三山歩いたのは10年前になりますが、羽黒山の、陰影のあるしっとりとした空気感が感じられる写真、まさしく羽黒山ですね!庄内平野をのぞむ写真も懐かしいです。湯殿山、あの玉こんにゃく、味が浸みていて美味しいんですよね〜。
月山のレコ、楽しみにしてます!
2018/9/25 23:47
Re: 清々しい空気感
Noromatanukiさん、こんばんわ。秋の出羽三山、以前歩いたときは月山を北関東から日帰りだったので、山頂の記憶しかありませんでしたが、今回は羽黒山も歩いて登り、湯殿山でのプチ宗教体験も強烈な印象として残すことが出来ました。陰影のある空気感、小雨だったのでよりしっとりと感じられるのかもしれませんね。玉こんにゃくも旨かったし、原始宗教の有無も言わさぬ説得力を感じる山旅となりました(^^)
2018/9/26 1:05
鳥海山のレコを楽しみにしています
yamaonseさん、おはようございます。

なかなか悩ましい天気が続きますね。
yamaonseさんにしては写真の枚数が少ないのは撮影禁止の場所で生まれかわりの旅を満喫されていたからでしょうか。

多分23日に鳥海山に行かれたのですね。23日に行かれた方のレコでは山頂付近で青空が覗いていましたし草紅葉など最高の景色を確認出来ました。鳥海山のレコを楽しみにしています。

Landsberg
2018/9/26 6:25
Re: 鳥海山のレコを楽しみにしています
Landsbergさん、こんばんわ。3連休も微妙な空模様でしたが、合間を縫って歩く場所の順番を選んで、ようやく青空の鳥海山を歩くことができました。先ほどレコをアップしたのでよろしかったらチェックしてみてください。

ということで?東北遠征初日は雨降りだったため、写真の枚数も少なめです。生まれかわりの旅は羽黒山、月山、湯殿山の順番。月山では途中の仏生池小屋がいい雰囲気だったので、今度は7月の花のシーズンに縦走したいと思いました。

湯殿山は撮影禁止、裸足になって祝詞で清められ、温泉が湧く大きな噴泉丘を拝む一連の儀式は、事前知識があまりなかっただけに強烈でした。谷沿いでオニシオガマやトリカブトもあり、縦走の大団円にふさわしそうです。
2018/9/26 23:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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