9月15日の南八甲田・櫛ヶ峰


- GPS
- --:--
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 777m
- 下り
- 777m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 10:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
難行苦行=悪戦苦闘の櫛ヶ峰でした
2年前の6月に櫛ヶ峰を目指して猿倉温泉を5時前に出発も悪路、笹藪の濃さに耐えれず黄瀬沼分岐で撤退以来の櫛ヶ峰です。
今日は6時37分猿倉温泉を出発、スピードは上がらないが順調に矢櫃橋を通過し松次郎清水、一の沢の熊にかじられた道標も通過し地獄峠では早くも紅葉の気配が感じられました。黄瀬沼分岐で沼越しに眺める櫛ヶ峰や駒ヶ峰はここまで来ないと見れない景色(絶景と思う)。黄瀬萢からの十和田三山、岩手山もいいですね、ここまではなんと3時間30分経過、これだと櫛ヶ峰山頂は12時過ぎかと。
黄瀬萢を左に眺め道端には季節が過ぎたキイチゴを見歩いてると御鼻部山分岐です。この周辺の6月のチングルマ大群落は素晴らしいが今日は末裔が静かに秋晴れに生えてました。
チングルマ大群落を超えれば正面に目指す櫛ヶ峰が・・木道歩きは気分最高。
ほどなく鎖場がありここから先の藪漕ぎが半端でない、以前にもまして藪が濃くて足元が見えず両手で笹藪をかき分け足元を見ながらのハイキング?は筆舌に表せないくらい困難。40分の荒行に耐えてジャングルを越えればパッと視界が開け右は櫛ヶ峰が
ドーンと左は黄瀬湿原と乗鞍岳、十和田三山らの絶景。
ジャングル越えからまたまた掘れた登山道と笹藪と格闘45分後の11時53分ようやく櫛ヶ峰山頂着でした。山頂には猿倉登山口をほぼ同時にスタートした男性登山客が早々に到着し景色を堪能中でした。昨日の新聞で登山道の刈り払いを知り初めての櫛ヶ峰だと、だが地図がないと迷ってしまいそうな山だと一言。
山頂から岩木山や北八甲田を眺めカップそばとおにぎりを食べ終え下山開始です、山頂直下の急坂足元見えない笹藪で3回スリップ転倒、いつもは帰宅後体中擦り傷、切り傷いっぱいなのに今回は皆無ラッキーでした。帰路の猿倉温泉到着は17時20分、ほぼ11時間の櫛ヶ峰山行でした。この間の休憩は櫛ヶ峰山頂でのカップそばタイムと帰路の松次郎清水での菓子パンタイムだけ。
初めての櫛ヶ峰登山はとっても危険(全くもって私の私感です)
北八甲田の大岳や小岳山頂から眺める南八甲田櫛ヶ峰は優雅で美しく北八甲田に登った人であれば櫛ヶ峰にあこがれるのは至極当然でしょう、が、現在の櫛ヶ峰登山道は通常の山歩きを楽しんでる平均的?なハイカーには危険極まりない山と言わざるえないほどの困難な山です。近年登山道の整備が全くなされていない、道標も倒れてるのはそのまんま、熊にかじられた道標はビニールで隠してるだけ。ジャングルの中には沢が数本流れておりそのまま横切る場所と少し沢を上下して進む場所がありなれてない人はそのまま登山道を見逃して沢を突き進む危険個所もある。
私の体力では夏道〜櫛ヶ峰は今回で最後とし、来年は残雪期大型連休周辺時に睡蓮沼から駒ヶ峰〜櫛ヶ峰コース限定になりそうです。
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