でっかい富士山を見に行こう! (石割山〜平尾山〜大平山+おまけの山中湖)


- GPS
- 06:00
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 563m
- 下り
- 548m
コースタイム
天候 | 快晴! ^▽^v |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.yamanashibus.com/ 御殿場08:10〜旭日丘08:50 一般路線バス950円 旭日丘08:58〜平野09:08(実際は4分遅れ着)ふじっ湖号250円 花の都公園入口(紅富士の湯最寄BS)〜御殿場 1,100円 御殿場からの場合、下記3つの時刻表をチェックしたほうがいいです。(乗り換えでも同じ時刻表上にないので) ■三島駅、御殿場プレミアム・アウトレット〜御殿場駅〜山中湖〜富士急ハイランド〜河口湖駅 ■富士山駅〜忍野八海〜山中湖〜平野〜道志 ■ふじっ湖号 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山ポスト> 見つけられませんでした。よって今回は未提出・・・。 <道の状況(12月12日時点)> 富士見平から5分くらい、北側斜面に入ったところから残雪。踏み固められていましたが、斜度がほとんどないので、気をつければ大丈夫。 石割神社から石割山頂は登山道がえぐれて木の根が露出した段差の大きいところがたくさんあります。(ところどころロープあり)ここが凍結したら結構怖そうです。 石割山頂平尾山方面直下は結構な急斜面で、本来の登山道は溝のようにえぐれている中に木の枝などが溜まり、事実上ほぼ廃道状態。新しい?踏み跡は柔らかい黒土の下が霜柱だらけで表土ごとずるずる滑り、ストックがないと厳しい感じ。 どちらにしても要注意です。 ここは階段必要だと思うんだけどな〜。 急斜面が終わってからは日陰にはまだ雪が残っていましたが、平尾山に向かっては登りになるので、滑るというほどでもありませんでした。逆方向の場合は少し注意が必要かと。 大窪山への登り階段にもしっかり残雪がありましたが、階段なのであまり心配なく歩けました。 石割山の直下は軽アイゼンつけたほうがいいかちょっと迷いました。せいぜい10分足らずなのでそのまま突破しましたが・・・。(霜柱や雪がなければ5分かからないくらいの区間) 大平山から大出山入口間は全く問題ありません。 <温泉> 紅富士の湯 http://www.benifuji.co.jp/ 700円(サイトに10%引きクーポンあり) 金曜日はレディースディで、女性は500円になるそうです。 午前10時から午後9時まで(最終受付は午後8時30分) 火曜日定休 <下山後にダイヤモンド富士を見たいなら> 下記のサイトに「どの日に」「どこから」「何時に」見えるか詳しい情報があります。これを見てから下山口を決めるといいかも。 http://yamanakako.info/photo_diamond.php |
写真
半開きになっていたので閉めようとしたのですが、下が地面に凍りついて動かなかった・・・。
仕方ないので、なるべく隙間を小さくしておきました。(針金で出来た格子みたいな構造なので、曲がるんです)
感想
今年はいろんなところから見てきた富士山。
「どの山から見るのが一番大きく見えるんだろう」と気になり始め、いろいろ調べた中から今回は石割山をチョイスしてみました。
富士山との間にさえぎるものがない、登山中はほぼ順光(予定)、というのが決め手です。
富士急バスのサイトのあまりの見辛さに悪態をつきながらも何とかアクセスを調べ比較した結果、結局御殿場周りで行くことにしました。
順光なのは午前中だから、登山口到着が9時過ぎというのは結構痛いですが、我が家からだとこれ以上早くは着けないので仕方がありません。
せめて1時間早いバスがあればいいのにな〜。
旭日丘でふじっ湖号に乗り換え、平野で下車。
同じバスに乗り合わせた方と話しながら歩いていたら、左手に湖が。
あれ?
登山口に行くのに湖畔には出ないはず・・・。
慌てて地図を見ると、見事に道を間違えていました。
ただでさえ遅い時間からの出発なのに、のっけから10分以上もロスorz
気を取り直してバス停に戻り、今度はちゃんと正しい道へ。
途中、「目の前を脱輪したタイヤが転がっていく」などという稀有な体験もしながら、車道を歩くこと20分で登山口に到着。
準備を済ませ、鳥居をくぐると有名な?「403段の石段」へ取り付きます。
いろいろな登山レポで、さんざん「石段がすごい」「延々と続く階段が」と読んできたため内心戦々恐々だったのですが、意外なほどあっけなくクリア。
確かに下から見上げるとうわーとは思いますが、段差は小さく各段の幅は広いので歩きやすいのです。
前回の大山の方がよっぽど大変でしたYo! 長さも倍以上だしね。
石割神社に到着後、まずはお参りします。
その後、お約束の「石の割れ目を3回くぐる」というのをやりました。
それでですね。
実は神社に着くちょっと前から何故か左のお尻の裏が痛み始めまして。
一歩一歩がずきん! とするほどで、登山の続行も危ぶまれたのですが。
神さまに治癒をお願いして岩を3回くぐっている間に、何と治ってしまいました!!
というわけで石割神社は霊験あらたか(私にとっては)です。はい。^^y
石割山頂からの眺めは、期待通りの「富士山どーーん」でした。
広い山頂を行ったり来たり、写真も撮りまくり。
ただここ、山頂はかなり広いのですが、ベンチがないうえに下は霜柱だらけの露土なんです。
ここで休憩するにはレジャーシートの用意が必要ですね。
丸太が2本くらいあったのですが、落ち着いて火を沸かすということは難しそうだったので、しばらく展望を楽しんでから平尾山に向かいました。
この平尾山までの道が、すばらしかった。
葉の落ちた木々に挟まれた細い尾根道、樹間を透かして左も右も下界が見えます。
左には山中湖、右には忍野の森。
そんな中を富士山に向かって歩いていくと、まるで空に架けられた道を歩いているよう。
歩きながら、思わず顔がにやけてしまうのを止めることが出来ません。
・・・誰ともすれ違わなくて、本当によかったです・・・。
平尾山にはベンチが2つあったので、ここでお昼にしました。
ちょっとトラップに引っかかったりもしましたけども。(写真コメント参照)
平尾山からは土止めの階段を一気に下り、その反動?で一気に登り、あっという間に大平山へ。
大平山山頂もかなりの広さ、ベンチが数個と東屋があるので、3つのピークの中では一番落ち着いて休憩できるところかもしれません。
登り始めの時間が遅かったせいで、富士山が逆光になってしまったのが残念。
ここで順光だったら、それはそれは迫力があるだろうなあ。
そうそう、この広々とした山頂、目の前にはでっかい富士山、というところでぜひぜひ寝っ転がって「寝富士」としゃれこんでみたかったのですが(ちょうどいいベンチもあることだし!)、お茶を飲んでいる間にすっかり忘れてしまいました。
あんなにいいお天気だったのにー。私のバカバカ。
下り始めてから思い出し、一瞬マジで戻ろうかと思いましたよ。
悔しいので、飯森山のベンチでちょっと横になってみましたが、やっぱり違う・・・。
長池山のピークを少し下ると、分岐に出ます。
左に行くと別荘地を抜けて湖畔へ。
右に行くと花の都公園へ。
花の都公園ではイルミネーションが見られるらしいし、でも湖越しの富士山も見たいし・・・と5分くらい悩んで右往左往した結果、湖畔に下りることにしました。
が。
この日は花の都公園からダイヤモンド富士が見られる日だったのですorz
湖畔で会った方に聞いたときは軽くショックでした。
事前にダイヤモンド富士マップのあるサイトを見つけていたのに!
あーもう私のバカバカバカ!!!
でも湖畔からの富士も期待通りきれいだったので、結局どちらでも良かったのかもしれません。
最後は、ぼんやりと縁がオレンジ色に染まる夕暮れの中を「紅富士の湯」までのんびり歩いて、この日の山行は無事終了。
このコース、「登山」としてはちょっと物足りない感は否めないけど、ハイキングとしては最高ですね!
温泉でまったりしすぎてもう少しで逃すところだった終バスからは、月齢17の月が湖に映り月光で湖面が輝くという幻想的な光景を眺めることも出来て、最後まで美味しい「絶景山行」でした。
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