水沢山〜榛名湖縦走 男たちの晩夏とゆうすげの道


- GPS
- 06:15
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:16
榛名湖ビジターセンターからゴールまでの約14kmは自転車です。
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
自転車、榛名公園ビジターセンターの自転車用スタンドに駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
なし |
写真
感想
鳴神山のイワタバコが終盤なら、オンマ谷も終盤だろうと考えていた。行く当てもないので、行ってみることにした。オンマ谷はひと気が無く静かで好きな場所。風穴もあり今時期は涼しさを存分に味わえる。
浅間山外輪山で自転車周回したので、榛名山でもすることにした。いつもは榛名湖から水沢まで歩いて帰るのだが、16時に雷雨予報なので下山は速やかにしたい。これで上毛三山「赤城山、榛名山、妙義山」全て自転車周回したことになる。ちなみに徒歩でも外輪山、稜線周回はしている。
7時に前橋を出発し榛名湖公園ビジターセンターへ自転車を停める。榛名湖ヒルクライムで自転車が増え、スタンドが常備されている。踵を返して水沢観音へ。マンガ頭文字Dで一躍有名になった県道33号。聖地を求めてくる県外ナンバーの車が多い。
水沢観音大駐車場に到着。いつもは参道下の小さな駐車場に停めているのだが、自転車の積み下ろしはアスファルトの方がよいので霊園近く所に停めた。
線香の香りが漂う林道を上がり登山口へ。時間的に遅いのでそれほど混んでいなかった。スライドも5名程度。急坂を登るとキツネノカミソリが咲いていた。夏の朝の陽ざしが強烈で、東斜面の登山道は樹林帯であっても暑さが半端ない。これでは日の出直ぐでないと暑くてバテてしまうだろう。充分注意が必要だ
山頂に着くが誰もいない。遮るものがないのですぐに下りたのだろう。関東平野は良く見えたが、山間部はガスが多い。近隣の山々しか見えなかった。
伊香保森林公園側へ下りてオンマ谷へ向かう。二ッ岳の分岐を下りると空気がひんやりとして来る。大きな岩が堆積し風穴もあるからだ。
相馬山を見上げる位置に来た時、前方の木にシマリス。以前も見たことがあったのだが、警戒心が強くすぐに逃げてしまう。カモシカとはわけが違うのだ。明暗が激しいオンマ谷。小動物の追尾は一苦労。ピントが合ったものは残念ながらなかった。
少し行くとイワタバコの群生岩。まだ少し残っていた。撮影しレンゲショウマを見に行くとなかった。盗掘にあったのか?場所を間違えたのか?あとで昨年撮影した。位置を確かめておくことにした。
冷気を吐き出すオンマ谷風穴で涼んで、ヤセオネ峠へ向かう。放置されていた建物が解体され太陽光パネルが並んでいた。時代の流れだ。黒髪山神社の朱色の鳥居を抜けて相馬山参道へ。レンゲショウマが咲いていた。散ってしまったものもあるが、蕾もまだたくさんあった。
相馬山へは行かず、磨墨峠、スルス岩へ向かうことにした。東屋から少し下ったところにマツムシソウの群生。先へ進みスルス岩へ登る。先行者がちょうど下りてくるところだった、スルス岩貸し切り。天狗の石像の所で昼食。榛名富士を見ながらざるうどんをすすった。
しかしメロディーラインがやかましい。見通しが良い岩にいると一層耳障り。北軽井沢のメロディーラインは、住民から騒音と判断され廃止になった。車の走行音は騒音に変わりない。住民の方の賢者たる判断に拍手したい。
再装備してゆうすげの道へ。ぶらぶらと歩いていくと菅笠を被った男性が西から歩いてきた。自転車で下山する旨を少し話すと私と分かったようで、男性はsuro-ninさんと分かった。yasubeさんのレコで見て覚えていたはずだが、菅笠をまじまじ見てやっと理解した。
suro-ninさんは花が詳しいので少し案内してもらうことにした。晩夏のゆうすげの道を男二人が歩いていく。素性を少し話して鳴神や馬蹄形のお話もさせて頂いた。青紫色のここだけにある花、ヤマトラノオでよかったと思うが・・・間違えていたらコメント下さい。別れを告げてsuro-ninさんは東屋の方へ、私は湖畔へ向かう。またお会いする日はそう遠くなさそうだ。
賑わう湖畔周辺のビジターセンターから自転車を回収し、ヘルメットを被る。西の方はゴロゴロと雷鳴。湖畔で記念撮影し、いざ県道へ。伊香保方面はヤセオネ峠まで緩い登り坂で2.7km。
最近は下ってばかりで、まともに練習しておらず全く回せない。引き足が使えない登山靴の影響も大きい。ただこの時の荷物は水も無くなり軽く9kg程度で1/3はカメラと三脚だ。総重量は100kg未満だが11km/hが精いっぱい。
ヤセオネ峠を越えると伊香保温泉街までダウンヒル。濃い緑の中の直線を駆け抜け、ゆっくりと景色を見ながらコーナーを曲がっていく。風を切り爽快な空気と自然を感じて走る。
伊香保温泉中心街で渋滞していたが、脇をすり抜けて行った。水沢方面へ右折し赤城山を左手に、水沢山を右手に見て自転車は進む。自転車を使った山行は環境にも財布にも優しい。あっという間に14kmを走り水沢観音駐車場へ。自転車も自分も車に積み込み出発。
積乱雲立ち込める赤城山を眺めながら、さて明日はどこへ行こうか思案しながら帰路へ着いた。
growmonoさん おはようございます
いつになっても花の名前が覚えられないので、どうしたものか
と思っています。ところで、榛名山の県道は、漫画で有名なの
ですね。走り屋さんが来ている訳が分かりました。
埼玉のchii
こんばんは、chii1961さん。
14日はニアミスだったのですね。スルス岩で入れ替わりのような感じですね。
あと1時間早ければお会いできました残念。県境稜線トレイルのパンフ、私も谷川で頂きました。
私は花の名前どころか、人の名前も最近出てきません。誰だっけ?あれあれ!とか、日常で頻繁にあります。花は電子図鑑と「四季の山野草」「世界の山と高山植物、山野草のアルバム」など参考にしています。
榛名山や赤城山は昔から走り屋が多かったですが、マンガで一気に聖地化したようです。
私はマンガは全く読みませんが、情報誌などで取り上げられているのを見ました。
主人公が豆腐屋だそうで、車で走ることを真似するより、豆腐屋をやろうとする若者が出てきませんかね?
こんにちわ。
suro-ninさんとお会いしたようですね。suro-ninさん、花の名前に詳しいでしょう。少しの違いでも見分けるのだから凄いと思います。
ガタイの良い二人の歩く姿、しかも花を見ながら
ゆうすげの道もマツムシソウ、ゆうすげが咲き今が夏の花の時期のようですね。
こんばんは、yasubeさん。
県外に遠征できず、お盆休みはぶらぶらと近隣の山の現状確認してきました。
私も16日に赤城山で遊んできましたよ。
suro-ninさんは私と同じ前橋市在住ですが、北方面にお住まいなのでやや遠いですね。
山歩きしてSNS等あると、知っている方が出来るとお喜びでしたね。花はいろいろ教えて頂きました。尾瀬にも行かれたそうです。suro-ninさんも定年となり山歩きされているとおっしゃっていました。yasubeさんとの接点は写真ですかね?
おっしゃる通りまさしくガタイの良い二人です。suro-ninさんは私が180cmくらいある大男だと思ったそうです。shilokoさんが154cmしかありませんからね。私が大きく見えます。
もう晩夏、初秋の花ですね。レンゲショウマが散るころには、コスモス、リンドウ、彼岸花、紅葉となりますね。今年も主脈縦走へ行こうと計画しています。
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