障子ヶ岳 ヒメサユリ揺れる灼熱ロード


- GPS
- 10:29
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,478m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 4:40
天候 | 1日目少し雲が多かったが、2日間とも晴れ。ほとんど風がなくまさに灼熱地獄。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南俣沢出合〜粟畑〜天狗小屋 良く整備された歩き易い道。危険箇所もない。水場は竜ヶ岳の巻き道に小沢が3箇所ほどと猟師の水場。いずれも水量豊富。 障子ヶ岳〜紫ナデ〜林道終点 大井沢側へ大きく切れ落ちた箇所がある。またザラついた斜面の急坂も多く、下りでは緊張した。 こちら側では水場になる出会吹沢はこの日、結構濁っていた。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉「大井沢ゆったり館」大人300円。朝日を下った登山者が良く利用している。 |
写真
感想
関東地方が異例の梅雨明け。南東北もはっきりしないものの良さそうな方向。先週月山から眺めた朝日連峰に呼ばれて、懐口にある障子ヶ岳へ。
そして気持ちの良い山小屋と定評のある天狗小屋に泊まろう。
前夜にでも雨が降ったか、スタートからびしょびしょしてすでに蒸し暑い。竜が岳への道を登って行くが、残雪の消えたあとに次々と花が現れて、目を奪われる。でも写真を撮ろうとしゃがんで構えると、腕にぼたぼた汗が滴り落ちる。すでにズボンまでびちゃびちゃして気持ち悪い。水場が多いのはありがたいが、どんどん汗になって出ていく。
何とか粟畑へ辿り着き、朝日主稜線の眺めに元気づけられるが、もうバテバテ。足が動かない。何とか天狗小屋に辿り着いた。
キンキンに冷えたビールの旨いこと。次々に到着する登山者といろいろ話しに花を咲かせていると、地元の山遊会の皆さん4名さんの天婦羅パーティに混ぜていただいた。タケノコ・ウド・クワダイ・コシアブラ次々に出てくる。ワインから焼酎からこちらも頂く。この日の宿泊者は10数名。新しく交代された小屋番さんも交え、下界の雷を肴に天狗小屋の夜は暑くふけていくのでした。
翌朝も綺麗な夜明けとモルゲンロートに輝く朝日の山々を写真に納めて、同宿の皆さんに御挨拶して出発。ヒメサユリやニッコウキスゲの揺れる稜線を障子ヶ岳の鋭い頂へ登っていく。何度も振り返りゆっくり辿り着いた三角点。イヌワシも空に舞い、なんて気持ちいいのだろう。素晴らしい思い出を抱いて灼熱の急坂を下って行った。
今回は時計回りの周回にした事と天狗小屋泊まりにした事が大正解。反時計回りにした人たちは水の不足と暑さで本当に大変だったようだ。
そして大変お世話になった小屋番さん、すっかり御馳走になった山遊会の皆さん、一夜の宿を共にした皆さん、ありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ダンディーな雰囲気が、とても素敵でした
人柄でしょうね。あこがれます
いい時期に、いい山旅ができましたね
下りのザレ場は、怖くなかったでしたか
こんばんは。メッセージありがとうございます。
紫ナデ側からの急登連続のコースを軽々と歩かれて、すばらしいです
いい写真も撮っていらっしゃる
こちらはもう定年過ぎですから、自分の都合に合わせてゆっくり歩けるのですがね
下りのザレはロープも中途半端だし、滑り落ちそうで怖かったですよ
月山から眺めていたあのキラキラの朝日連峰に呼び寄せられましたね
天狗小屋、まだ泊ったことがないです
いいなぁ〜山菜の天ぷら美味しそう
私はいつも障子ヶ岳から廻るのでばててしまいますが
天狗小屋泊まりだと反対周りでゆっくり行けますね。
灼熱地獄の下界はまた山上へと誘われますよね〜
ヒメサユリに会いに行きたいな〜
それにしてもカメラのzoom素晴らしいですね〜
つい呼ばれてしまいました
天狗小屋はいい小屋でしたよ。天婦羅無でも
小屋番さんもいい方だし水洗トイレですからね
そろそろ年も考えてきつい時期・山はやんわりといきたいです
まだカメラが使いきれてなくて、手振れ補正切ったままでした
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する