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Yamareco

記録ID: 1513285
全員に公開
ハイキング
比良山系

比良山系地蔵山・5/17の遭難者発見に関して・コメカイ道-朽木村井

2018年06月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:40
距離
13.6km
登り
906m
下り
916m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
1:23
合計
9:34
距離 13.6km 登り 916m 下り 916m
7:23
7:25
30
コメカイ道出合
7:55
75
鞍部642m
9:10
9:29
65
10:34
10:37
54
猪谷から北東支谷へ
11:31
11:35
5
11:40
12:20
3
12:23
23
12:46
16
下方作業道に下る
13:02
13:15
23
崩落箇所(下方作業道)
13:38
13:40
96
稜線ルートに戻る
15:16
35
国道に出る
15:57
ゴール地点
コメカイ道出合からは、安全を最優先に、上から土が崩れて来て、狭くなっている箇所では、一歩一歩を、靴裏で確認しながら、山側に重心を置いて、進む感じでした。岩場では、三点支持が出来る歩幅でのみ、進みました。
天候 曇り後雨
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朽木栃生の旧集落跡に、4〜5台駐車可能です。
コース状況/
危険箇所等
 コメカイ道は、イクワタ峠へのルートのポイント580m地点の標識に、危険と記してあり、トラロープで、気軽には、入れない様に、警告がしてあります。遭難された大阪の御夫婦が、2018/05/17に、猪(シシ)谷で、発見された後、更に厳しく警告されている様です。実際、ハイキング気分で、入ってはならないと思います。常日頃、岩場・ザレ場で、下降・登攀の訓練をされていない方は、このルートは避けられた方が、賢明だと、思います。
 地蔵峠〜朽木村井間は、現在は、造林公社が、林業用のショベルで、作業道を貫通させています。山登りの雰囲気はありません。非常時の脱出ルートとして、覚えておいても、良いと思います。
 地蔵峠〜朽木村井間の稜線ルートの下(西側の急斜面の途中に)に古い作業道が残っています。この古い作業道の途中、ピーク746・ピーク589間の西側に、大規模な崩落箇所があります。この崩落箇所で、前出の大阪の御夫婦が、滑落されたのでは無いかと考え、今回、調査に出掛けました。
 一時、中断します。後で、追加入力します。
 2018/07/01 19:31 入力再開します。
 2018/07/01 23:26 一旦、中断し、明日以降、続きを入力する予定です。
 2018/07/02 22:24 一応、入力完了致しました。今後、細かい修正を、行う事があると思います。
  
 
 
 
国道367号を北上、高島市に入り、1km弱で、右にこの看板が見えます。ここで、右折します。
2018年06月30日 05:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 5:16
国道367号を北上、高島市に入り、1km弱で、右にこの看板が見えます。ここで、右折します。
右折すると、登山口の標識があります。少し荒れた急斜面の舗装路を登ります。
2018年06月30日 05:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 5:15
右折すると、登山口の標識があります。少し荒れた急斜面の舗装路を登ります。
4〜5台、駐車出来る広さがあります。写真奥の狭い舗装路が登山道の入口です。
2018年06月30日 05:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 5:20
4〜5台、駐車出来る広さがあります。写真奥の狭い舗装路が登山道の入口です。
古い登山道の入口の標識です。
2018年06月30日 05:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 5:21
古い登山道の入口の標識です。
新しい登山道の入口の標識です。
2018年06月30日 05:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 5:21
新しい登山道の入口の標識です。
朽木栃生の旧集落跡です。
2018年06月30日 05:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 5:27
朽木栃生の旧集落跡です。
ピーク449東にある標識です。下山時に、道迷いを防いでくれます。
2018年06月30日 06:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 6:51
ピーク449東にある標識です。下山時に、道迷いを防いでくれます。
コメカイ道出合です。新たにトラロープが張られています。今回は、遭難された原因を、検証する為なので、敢えて、入ります。但し、安全の為にかなりの重装備です。
2018年06月30日 07:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/30 7:21
コメカイ道出合です。新たにトラロープが張られています。今回は、遭難された原因を、検証する為なので、敢えて、入ります。但し、安全の為にかなりの重装備です。
標識と危険の表示をアップで撮りました。難路を進む事の出来る、技術と装備の無い方は、避けられた方が賢明です。
2018年06月30日 07:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
6/30 7:22
標識と危険の表示をアップで撮りました。難路を進む事の出来る、技術と装備の無い方は、避けられた方が賢明です。
伐採地を通過します。下方に、安曇川が見えます。向かいには対岸の、急峻な山々が聳えています。
2018年06月30日 07:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 7:39
伐採地を通過します。下方に、安曇川が見えます。向かいには対岸の、急峻な山々が聳えています。
伐採地に倒れて、登山道を塞いでいる、松の倒木です。この下を、潜り抜けました。登って来た登山道を振り返っています。
2018年06月30日 07:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 7:46
伐採地に倒れて、登山道を塞いでいる、松の倒木です。この下を、潜り抜けました。登って来た登山道を振り返っています。
イクワタ峠へのルートから分かれて、最初の鞍部です。
2018年06月30日 07:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 7:56
イクワタ峠へのルートから分かれて、最初の鞍部です。
トチの大木です。植林された杉に、いじめられています。可哀想です。「栃生」の地名を、汚している様な気がします。
2018年06月30日 08:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
4
6/30 8:07
トチの大木です。植林された杉に、いじめられています。可哀想です。「栃生」の地名を、汚している様な気がします。
古い炭焼き窯の上のトチの巨木です。矢張り、杉に邪魔をされて、日光が遮られています。
2018年06月30日 08:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
6/30 8:11
古い炭焼き窯の上のトチの巨木です。矢張り、杉に邪魔をされて、日光が遮られています。
ワリ谷とヒジキ滝の間の谷の渡渉地点の少し下に、半分埋まっている、加工されたと思われるものです。栗の木では無いか?感じました。この渡渉地点に架けられていた木橋の一部では無いか?と、感じました。
2018年06月30日 08:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 8:48
ワリ谷とヒジキ滝の間の谷の渡渉地点の少し下に、半分埋まっている、加工されたと思われるものです。栗の木では無いか?感じました。この渡渉地点に架けられていた木橋の一部では無いか?と、感じました。
ヒジキ滝に下る危険な箇所です。右の山側から、崩れて来ている小石混じりの土が、登山道の大部分に被さっています。2017/12/03に、滋賀県勤労者山岳連盟の方々が、トラロープを張り替えたとの報告を読みました。有難うございます。御蔭で、ザイルを出さずに、通過出来ました。
2018年06月30日 09:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/30 9:01
ヒジキ滝に下る危険な箇所です。右の山側から、崩れて来ている小石混じりの土が、登山道の大部分に被さっています。2017/12/03に、滋賀県勤労者山岳連盟の方々が、トラロープを張り替えたとの報告を読みました。有難うございます。御蔭で、ザイルを出さずに、通過出来ました。
ヒジキ滝の標識が、悲惨な事になっています。この日は、目的が他にあり、高い所に、上げられませんでした。グループで通られる方、流されない高い場所に上げて下さい。
2018年06月30日 09:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 9:11
ヒジキ滝の標識が、悲惨な事になっています。この日は、目的が他にあり、高い所に、上げられませんでした。グループで通られる方、流されない高い場所に上げて下さい。
ヒジキ滝です。水量は、少な目ですが、姿の良い滝です。カメラを向けている間に、鹿が一匹、滝の上の左側に姿を現して、消えました。
2018年06月30日 09:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 9:12
ヒジキ滝です。水量は、少な目ですが、姿の良い滝です。カメラを向けている間に、鹿が一匹、滝の上の左側に姿を現して、消えました。
 ヒジキ滝の下方の狭まっている部分です。此処に、木橋があった様です。木馬道の技術で、大きな木橋が架けられていたのでは?と、感じました。左右に基台であったらしい部分があります。
 また、この写真の写っていない右側が岩場です。この岩場の通過には、細心の注意が必要です。此処で、転落し、骨折しても、携帯電話は、圏外です。
2018年06月30日 09:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 9:22
 ヒジキ滝の下方の狭まっている部分です。此処に、木橋があった様です。木馬道の技術で、大きな木橋が架けられていたのでは?と、感じました。左右に基台であったらしい部分があります。
 また、この写真の写っていない右側が岩場です。この岩場の通過には、細心の注意が必要です。此処で、転落し、骨折しても、携帯電話は、圏外です。
前の写真の右の崖の上から、対岸を写しています。こちら側は、均されたテラス状の基台が残っています。コメカイ道から、木橋?へ下りる為のスロープも付けられています。矢張り、役牛を使用して、旧高島市側の畑集落との間を行き来していたと、考えるのが自然だと思います。
2018年06月30日 09:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 9:29
前の写真の右の崖の上から、対岸を写しています。こちら側は、均されたテラス状の基台が残っています。コメカイ道から、木橋?へ下りる為のスロープも付けられています。矢張り、役牛を使用して、旧高島市側の畑集落との間を行き来していたと、考えるのが自然だと思います。
右の急斜面の土が崩れ落ちて来て、狭くなった山道を、一歩一歩ステップを確認しながら、ストックで、重心を山側に傾けて、通過して行きます。
2018年06月30日 09:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/30 9:41
右の急斜面の土が崩れ落ちて来て、狭くなった山道を、一歩一歩ステップを確認しながら、ストックで、重心を山側に傾けて、通過して行きます。
猪(シシ)谷と支谷の合流部分です。この辺りにも、石組みの痕跡らしいものを、感じました。
2018年06月30日 09:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 9:46
猪(シシ)谷と支谷の合流部分です。この辺りにも、石組みの痕跡らしいものを、感じました。
前の写真の直ぐ上方に、コメカイ道・猪谷/地蔵峠1.0kmの標識があります。
2018年06月30日 09:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 9:59
前の写真の直ぐ上方に、コメカイ道・猪谷/地蔵峠1.0kmの標識があります。
SawaNabi (2016/09/04) の記録にある、その時に入られた支谷だと、考えました。大阪の御夫婦も、入られたのでは?と考えました。小生は、入らずに、本来のコメカイ道(猪谷)を登ります。
2018年06月30日 10:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 10:21
SawaNabi (2016/09/04) の記録にある、その時に入られた支谷だと、考えました。大阪の御夫婦も、入られたのでは?と考えました。小生は、入らずに、本来のコメカイ道(猪谷)を登ります。
途中、サワグルミの大木がありました。杉の植林前は、この様な大木が、この山全体に鬱蒼としていたのだろうと想い、自然を大事にしない日本の政治に疑問を感じます。
2018年06月30日 10:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
6/30 10:25
途中、サワグルミの大木がありました。杉の植林前は、この様な大木が、この山全体に鬱蒼としていたのだろうと想い、自然を大事にしない日本の政治に疑問を感じます。
猪(シシ)谷から、離れ、左の支谷を登ります。
2018年06月30日 10:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 10:33
猪(シシ)谷から、離れ、左の支谷を登ります。
支谷の左の稜線っぽい部分に、レスキューのプレートがあります。ここを登ります。
2018年06月30日 10:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 10:33
支谷の左の稜線っぽい部分に、レスキューのプレートがあります。ここを登ります。
間伐材のダムです。豪雨災害の度に、大小の河川の氾濫の原因になっています。
2018年06月30日 10:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 10:44
間伐材のダムです。豪雨災害の度に、大小の河川の氾濫の原因になっています。
鹿の食害対策で、巻かれたブルーのテープです。その時に、古いコメカイ道のテープが、かなり外されている様です。道迷いの原因の一つになっている様です。コメカイ道のある筈の踏み跡の上に、間伐材が、倒れこんで、踏み跡も、分からなくなっています。ピンクのテープを巻きながら、登りました。
2018年06月30日 11:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 11:07
鹿の食害対策で、巻かれたブルーのテープです。その時に、古いコメカイ道のテープが、かなり外されている様です。道迷いの原因の一つになっている様です。コメカイ道のある筈の踏み跡の上に、間伐材が、倒れこんで、踏み跡も、分からなくなっています。ピンクのテープを巻きながら、登りました。
作業道に出ました。SawaNabi (2016/09/04) の記録にある作業道とは、違う様です。
2018年06月30日 11:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 11:15
作業道に出ました。SawaNabi (2016/09/04) の記録にある作業道とは、違う様です。
前の写真の、作業道から、直登し、上の作業道(地蔵峠に通じている)に出ました。
2018年06月30日 11:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 11:25
前の写真の、作業道から、直登し、上の作業道(地蔵峠に通じている)に出ました。
地蔵峠を守っているお地蔵様です。今日の山行きの無事を、お願いします。
2018年06月30日 11:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 11:32
地蔵峠を守っているお地蔵様です。今日の山行きの無事を、お願いします。
リトル比良が見えました。
2018年06月30日 11:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 11:33
リトル比良が見えました。
地蔵峠です。後ろに、前出の作業道が見えます。
2018年06月30日 11:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 11:35
地蔵峠です。後ろに、前出の作業道が見えます。
地蔵山です。此処で、昼食を摂りました。雲行きが怪しくなって来ました。
2018年06月30日 11:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 11:40
地蔵山です。此処で、昼食を摂りました。雲行きが怪しくなって来ました。
ピーク746が見えます。ここでも、林道整備と云う名の、森林破壊が進んでいます。この作業道も、新たな崩落の原因になるのでは?と、心配します。
2018年06月30日 12:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/30 12:36
ピーク746が見えます。ここでも、林道整備と云う名の、森林破壊が進んでいます。この作業道も、新たな崩落の原因になるのでは?と、心配します。
 森林破壊のモンスターマシン(林業用のショベル)です。
 此処を過ぎて、緩斜面を南西に下り、下方の古い作業道に向かいます。
2018年06月30日 12:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 12:43
 森林破壊のモンスターマシン(林業用のショベル)です。
 此処を過ぎて、緩斜面を南西に下り、下方の古い作業道に向かいます。
下方の古い作業道を北に下り、今回の山行きの目的の場所(崩落箇所に着きました。)これは、古い方の崩落箇所です。鹿道も見えます。
2018年06月30日 13:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 13:06
下方の古い作業道を北に下り、今回の山行きの目的の場所(崩落箇所に着きました。)これは、古い方の崩落箇所です。鹿道も見えます。
前の写真の崩落箇所を越えたところの、杉の向こうに新しく、大きい崩落箇所が見えます。かなり危険な崩落面なので、ザイルを使用して、渡ろうと云う気持ちには、なりません。上方に、安全な稜線ルートが存在すると云う事が分かっていますので。此処が滑落箇所とすれば、大阪の御夫婦は、上に、安全な稜線ルートが存在する事を、御存知なかったと考えるしかありません。
2018年06月30日 13:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 13:06
前の写真の崩落箇所を越えたところの、杉の向こうに新しく、大きい崩落箇所が見えます。かなり危険な崩落面なので、ザイルを使用して、渡ろうと云う気持ちには、なりません。上方に、安全な稜線ルートが存在すると云う事が分かっていますので。此処が滑落箇所とすれば、大阪の御夫婦は、上に、安全な稜線ルートが存在する事を、御存知なかったと考えるしかありません。
前出の崩落箇所の少し南の崩落箇所(道路部分が2〜3m残っています。)から、下方に崩落面を写しています。猪(シシ)谷の第二ゴルジュまで、真っ直ぐに山抜けしている様です。
2018年06月30日 13:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
6/30 13:11
前出の崩落箇所の少し南の崩落箇所(道路部分が2〜3m残っています。)から、下方に崩落面を写しています。猪(シシ)谷の第二ゴルジュまで、真っ直ぐに山抜けしている様です。
Uターンして、再度緩斜面を登り、稜線ルートに戻りました。ピンクのテープを二段に付けました。
2018年06月30日 13:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 13:40
Uターンして、再度緩斜面を登り、稜線ルートに戻りました。ピンクのテープを二段に付けました。
稜線ルートの、地形図にあるヘアピン部分から、新しい崩落箇所を写しています。写真の中心辺りの左右に、分断された古い作業道があり、先程、見に行っていた事になります。猪(シシ)谷の第二ゴルジュまで、この崩落面が続いていると考えています。
2018年06月30日 13:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 13:56
稜線ルートの、地形図にあるヘアピン部分から、新しい崩落箇所を写しています。写真の中心辺りの左右に、分断された古い作業道があり、先程、見に行っていた事になります。猪(シシ)谷の第二ゴルジュまで、この崩落面が続いていると考えています。
 朽木村井に向けて、作業道を下っています。左側に、古い作業道がありました。標識もあります。おそらく、この古い作業道が、前出の崩落箇所で、分断されているものだと、思います。
 追記、この古い作業道には、一度、入って調べる必要があると考えています。途中で、分岐しているのではないか?と、考えています。御存知の方、お願いします。
 
2018年06月30日 14:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 14:32
 朽木村井に向けて、作業道を下っています。左側に、古い作業道がありました。標識もあります。おそらく、この古い作業道が、前出の崩落箇所で、分断されているものだと、思います。
 追記、この古い作業道には、一度、入って調べる必要があると考えています。途中で、分岐しているのではないか?と、考えています。御存知の方、お願いします。
 
 造林公社の看板です。「樹木を大切に、緑の山づくりに心がけましょうね!!」と書いてあります。
 天然林を、丸裸に伐採し、売れる当てもない杉・桧を植え続け、日本中に、花粉症を蔓延させ、急斜面を作業道で、傷つけ、崩落を引き起こしている現状では、「看板に何とか有り」と言うしかありません。
2018年06月30日 14:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 14:37
 造林公社の看板です。「樹木を大切に、緑の山づくりに心がけましょうね!!」と書いてあります。
 天然林を、丸裸に伐採し、売れる当てもない杉・桧を植え続け、日本中に、花粉症を蔓延させ、急斜面を作業道で、傷つけ、崩落を引き起こしている現状では、「看板に何とか有り」と言うしかありません。
前出の看板で、気分が悪くなりましたが、猿が数匹いて、上手く二匹写せました。倒木にいる昆虫の幼虫を、探して食べている様です。少し気持ちを、癒してもらいました。
2018年06月30日 14:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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6/30 14:54
前出の看板で、気分が悪くなりましたが、猿が数匹いて、上手く二匹写せました。倒木にいる昆虫の幼虫を、探して食べている様です。少し気持ちを、癒してもらいました。
作業道から、横谷トンネルへの取り付け道路に出ました。この標識の左側より、下に降り、昔の山道に沿って、R-367へ、下りました。雨が本降りになって来ました。R-367を、豪雨の中、朽木栃生の駐車地へ、ゆっくり歩いて戻りました。
2018年06月30日 15:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
6/30 15:06
作業道から、横谷トンネルへの取り付け道路に出ました。この標識の左側より、下に降り、昔の山道に沿って、R-367へ、下りました。雨が本降りになって来ました。R-367を、豪雨の中、朽木栃生の駐車地へ、ゆっくり歩いて戻りました。
撮影機器:

装備

個人装備
雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS2台 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 予備バッテリー 時計 タオル ヘルメット ザイル30m・20m 簡易ハーネス カラビナ スリング ATC下降器 シンプルアセンダー 山仕事用鋸 厚手鎌 ゴム付き軍手 手ぐわ ストック
備考 紙で、持参した「1955さんの、trackID:753801」の」ルート図が、雨で濡れてルートが不鮮明になってしまいました。チャック付きのクリヤーケースに入れるべきであったと、反省しています。

感想

 今回の山行きは、遭難された後、5/17に、猪(シシ)谷の第二ゴルジュで御遺体が発見された、大阪の御夫妻がどの様な経路を歩かれたのかを、自分なりに検証すべく、行いました。
 通過されたのではないか?と思われる「コメカイ道」から、一旦、上方の稜線ルートに出て、P746近くから、滑落箇所として、最も可能性の高いと考えているこの大崩落箇所に通じている、下方の古い作業道に下りました。目標の崩落箇所に着き、この連続する大崩落面をザイルで確保して、渡れるか?少しの間、考えましたが、装備の30mと20mを繋いでも、困難と考えました。最初の古い方は、鹿の道があり、大きい杉に、ザイルを掛けて、確保しながら渡れば、大丈夫と考えましたが、次の新しい崩落面は、危険と判断致しました。折りしも、雨が強くなり始め、撤収をいたしました。
 今回は、「SawaNabi 2016/09/04の猪(シシ)谷遡行」の帰途のルートで、地蔵峠〜東村井の稜線ルートの下方の古い作業道に、猪(シシ)谷源流部より、入られ、2カ所の崩落箇所がある場所を、カッティングしながら、通られた。との記述を参考に致しました。図版もあり、帰途のルートのログも載っていました。大変参考になりました。有難う御座いました。
 私見ですが、2017年の台風で、比良山系では、大きな被害が出ていますので、2016/09/04以降に、新たな崩落が、発生しているのでは?と、考えています。Google マップの航空写真 3Dで、猪(シシ)谷北側の急斜面を、確認すると、少し古い崩落面2カ所と、新たな大きい崩落面が1カ所ある様です。新たな大きい崩落面が、現地で、危険と考えた崩落箇所ではないかと、考えています。3ヶ所の崩落面は、猪(シシ)谷の第二ゴルジュまで、達している印象です。
 最後に、一人の登山者として、猪(シシ)谷の第二ゴルジュで、御遺体で発見された御夫妻の、御冥福を心よりお祈り致します。

 
 

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