ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1470670
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

吾妻耶山(大峰沼登山口起点で猿ヶ京温泉に下る)

2018年05月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:59
距離
14.4km
登り
689m
下り
933m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
1:02
合計
6:00
距離 14.4km 登り 697m 下り 939m
8:05
5
スタート地点
8:10
8:14
21
8:35
8:39
20
8:59
9:10
32
9:42
9:43
7
9:50
9:51
26
10:17
10:20
28
10:48
10:49
7
10:56
11:28
11
11:49
11:52
118
13:50
15
14:05
ゴール地点
天候 はれ
http://www.tenki.jp/past/2018/05/20/satellite/japan_near/
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:上越高原駅からタクシーJPY2,080なり。大峰沼登山口の一つ手前の分岐まで。その先は道がえぐれて、車両通過困難でした
帰路:まんてん星の湯下バス停から上越高原駅までJPY880なり。337pm発410pm着でした
コース状況/
危険箇所等
前日降雨があったはずなのですが、泥濘も濡れ場もありません(ありがたや!)でした。

ただ、気温が上がり始めた午前10時過ぎ(写真19撮影のちょと前くらい)から、羽虫が元気に飛び回るように。花の接写を試みにしゃがむ度にたかられ、相当煩わしかったです。塔ノ岳西尾根での夢のランチが早くも懐かしい・・・

●大峰沼登山口〜大峰沼
杉の枯れ枝やら枯葉に覆われた舗装路、よくあるアプローチ路です。「ヒルに注意」ということでスパッツで足許を固め、フードを被りましたが、今朝は気温が低かったせいか、気配を感じず

●大峰沼〜大沼越
これから暑くなるとどうなるかわかりませんが、今朝はまだ爽快な湖畔でした。足許も心配なし。沼を離れるとシダの王国です。正面右に現れる岩壁を見ながら丸木階段を登ったところが大沼越でした。そこから右に向きを変えて、見えていた岩壁上の尾根を歩く、という計らいです

●大沼越〜赤谷越
尾根道は、メリハリがあって楽しい!キレットは、しっかり固定された鉄階段を下りて登り返します。途中、通信設備らしき建物が現れたり自動車の轍のある幅広の道を歩いたりもしますが、程なく登山路らしい道に戻ります

●赤谷越〜吾妻耶山頂
赤谷越からしばし急登し、その後道標に従って右に回り込むように歩きます。最後、道標に従って左に上がると、何と石の門柱に迎えられ、そこが祠三つが鎮座する山頂です。なお、三角点は、三等なのでスルーしました

●吾妻耶山頂〜まんてんの星の湯
上毛高原駅行のバスに乗るには猿ヶ京に下るしかないので、南ヶ谷林道をだらだらと下りました。その後も、ちょい藪やら、伐採地の横断やら、舗装路になってからの登り返し(とほほ)やら、道中いろいろです。CT巻けるようで巻けませんでした。
なお、写真34の道標で左奥の方向へと指示される「尾根道」が、山と高原地図2018年版に表記された赤谷越から15分の実線ルート(標高1,100m圏で仏岩方面からの破線ルートと出会う道)ですが、途中まで歩いた感じでは、痛い系藪が枯れた晩秋以降でないと、歩くのは遠慮したい、という類の実線でした。遠回りでも、愚直に南ヶ谷林道を歩くのが無難ではないか(例えば、大枚はたいたCW-Xに引っ掻き傷作りたくないですよね?)という印象です
その他周辺情報 まんてん星の湯:https://www.mantenboshinoyu.com/
湯質は屋内風呂がよいです。露天は、温度の異なる四つの湯船があります。立ち上がると、赤谷湖を渡ってくる風を裸身に受けて、爽快。JPY670でした。
バス停は、駐車場奥から建物を左に回り込んで、「遊歩道」の階段を下ったところ。建物を出て徒歩3分
ほいっ、大峰沼とうちゃこ!懐かしのマツダランプの看板に迎えられます
1
ほいっ、大峰沼とうちゃこ!懐かしのマツダランプの看板に迎えられます
廃バンガロー前からパチリ。何故だか、セミ人間の最期(仲間の円盤から光線の照射を受けて焼死する、あれは、悲しかったですね)を想起しました
2
廃バンガロー前からパチリ。何故だか、セミ人間の最期(仲間の円盤から光線の照射を受けて焼死する、あれは、悲しかったですね)を想起しました
ピーカンですので、神秘的とかそういうのはないです。明るいけど、寂しい
10
ピーカンですので、神秘的とかそういうのはないです。明るいけど、寂しい
こちらが浮島。鳥の姿は見えず。アプローチ路では鶯が囀ってましたが、彼らは浮島で暮らさないし、だれがこさえた浮島なんだろうか?
6
こちらが浮島。鳥の姿は見えず。アプローチ路では鶯が囀ってましたが、彼らは浮島で暮らさないし、だれがこさえた浮島なんだろうか?
正面奥の尾根のくびれがキレット、鉄階段で切り抜けます
1
正面奥の尾根のくびれがキレット、鉄階段で切り抜けます
蛙が鳴いてますが、朝練に来た子五六人でとりあえず音合わせしてる感じ。まだ合唱とはいきません
1
蛙が鳴いてますが、朝練に来た子五六人でとりあえず音合わせしてる感じ。まだ合唱とはいきません
ま、ともかく画になる沼でした
8
ま、ともかく画になる沼でした
沼をちょと離れると、このとおり、羊歯の王国です
2
沼をちょと離れると、このとおり、羊歯の王国です
猛々しいほどの羊歯の中を丸木階段で急登します。すると
猛々しいほどの羊歯の中を丸木階段で急登します。すると
「おっ、あっしを撮ってくれるのかい、嬉しいねえ」と羅生門蔓。被写体の側に気負いがないと、ピントが合うとか?
5
「おっ、あっしを撮ってくれるのかい、嬉しいねえ」と羅生門蔓。被写体の側に気負いがないと、ピントが合うとか?
気負いなさ過ぎの蝶なんだか蛾なんだか・・・
7
気負いなさ過ぎの蝶なんだか蛾なんだか・・・
丸木階段を急登中、右を見ると、何やら急に岩岩してる
丸木階段を急登中、右を見ると、何やら急に岩岩してる
と、その岩岩の上を尾根道が走ってました。ということで、大沼越先の尾根道、何気に切れ落ちてます。あまりに寒いので、パーカの上にレインウェアまで着込みました。
2
と、その岩岩の上を尾根道が走ってました。ということで、大沼越先の尾根道、何気に切れ落ちてます。あまりに寒いので、パーカの上にレインウェアまで着込みました。
キレットを鉄階段でやり過ごした後も、素敵な尾根道。アガります
キレットを鉄階段でやり過ごした後も、素敵な尾根道。アガります
いや、ホントよかったです。躑躅は跡形もありませんが、しかし、
1
いや、ホントよかったです。躑躅は跡形もありませんが、しかし、
あなたは、名のあるお方では?
8
あなたは、名のあるお方では?
馬ノ足形でしょうか。つやっつやでした
3
馬ノ足形でしょうか。つやっつやでした
「電波塔」側から歩いてきました、この先「大峰山」っていうか、沼を離れてからずうっと「大峰山」歩いてきて、もう終盤なのでは?
1
「電波塔」側から歩いてきました、この先「大峰山」っていうか、沼を離れてからずうっと「大峰山」歩いてきて、もう終盤なのでは?
自動車の轍の残る林道のような広い道をやり過ごすと、感じのよい登山路に戻ります。春蝉が鳴き始めました
1
自動車の轍の残る林道のような広い道をやり過ごすと、感じのよい登山路に戻ります。春蝉が鳴き始めました
赤谷越を過ぎると、いよいよ吾妻耶山への急登です。かわいい岩があったので、パチリ
1
赤谷越を過ぎると、いよいよ吾妻耶山への急登です。かわいい岩があったので、パチリ
近くで筒鳥が啼いてる。ともあれ、羊歯の印象が強いです。これを「代表写真」にします
2
近くで筒鳥が啼いてる。ともあれ、羊歯の印象が強いです。これを「代表写真」にします
急登後、右に水平移動して、ちょと上がると、ほいっ、山頂にとうちゃこ!
1
急登後、右に水平移動して、ちょと上がると、ほいっ、山頂にとうちゃこ!
谷川連峰がすっきり見えました。残雪が少ないです
5
谷川連峰がすっきり見えました。残雪が少ないです
こちらは、仙ノ倉一派
11
こちらは、仙ノ倉一派
上越国境の平ヶ岳あたりかなあ・・・
5
上越国境の平ヶ岳あたりかなあ・・・
武尊が圧巻です。中学の学校登山でこの山に登らされたのが、山との出会いでした
6
武尊が圧巻です。中学の学校登山でこの山に登らされたのが、山との出会いでした
左至仏に右武尊
谷川岳(トマノ耳)と朝日岳
13
谷川岳(トマノ耳)と朝日岳
両毛国境の峰々も、奥白根から袈裟丸までよく見えました
6
両毛国境の峰々も、奥白根から袈裟丸までよく見えました
それはそうと、三座ある石の祠がともかく巨大で・・・
それはそうと、三座ある石の祠がともかく巨大で・・・
山頂標上でパチリ、っていうか、君はいつそんな静止技をものにしたんだい?そう言えば、上野のシャンシャンが柱のてっぺんで器用に寝る姿が話題となってるようですが・・・
5
山頂標上でパチリ、っていうか、君はいつそんな静止技をものにしたんだい?そう言えば、上野のシャンシャンが柱のてっぺんで器用に寝る姿が話題となってるようですが・・・
スキー場リフト終点から、小野子三山とはるなをパチリ
1
スキー場リフト終点から、小野子三山とはるなをパチリ
さて、赤谷方面(猿ヶ京)に下山します
1
さて、赤谷方面(猿ヶ京)に下山します
左が尾根道ということで、当然、そちらに向かいますが・・・
左が尾根道ということで、当然、そちらに向かいますが・・・
痛い系の藪に行く手を阻まれて、あえなく戻りました。熊に破壊された道標が示す林道ルートで大人しく下山します
痛い系の藪に行く手を阻まれて、あえなく戻りました。熊に破壊された道標が示す林道ルートで大人しく下山します
ま、西山林道みたいなものです。悪くない
ま、西山林道みたいなものです。悪くない
違うのは、誰にも会わぬこと
1
違うのは、誰にも会わぬこと
谷空木をパチリ
崑崙草をパチリ。こちらも気負いがないのか、ピントほぼ合ってるような
7
崑崙草をパチリ。こちらも気負いがないのか、ピントほぼ合ってるような
レコでときどき見る水引の葉。齧歯類を連想します
7
レコでときどき見る水引の葉。齧歯類を連想します
日当たりよい伐採地でよく目にしました。たぶん地縛り
1
日当たりよい伐採地でよく目にしました。たぶん地縛り
わっ、たくさんだとうるさい感じ
1
わっ、たくさんだとうるさい感じ
だいぶ下ったなあ。民家越しのエビス大黒がめっちゃイケてるなあ・・・
2
だいぶ下ったなあ。民家越しのエビス大黒がめっちゃイケてるなあ・・・
大倉尾根だと、そろそろ観音茶屋か、って感じなんですが、この道、長いです・・・
1
大倉尾根だと、そろそろ観音茶屋か、って感じなんですが、この道、長いです・・・
で、下に見えてるカッパ広場から、まさかの登り返し(とほほ)で、上からパチリ
1
で、下に見えてるカッパ広場から、まさかの登り返し(とほほ)で、上からパチリ
ををっ、遂に赤谷湖が見えた!鯉幟が泳いでます。実は、まんてんの星の湯の露天で立ち上がると、この景が見えます
4
ををっ、遂に赤谷湖が見えた!鯉幟が泳いでます。実は、まんてんの星の湯の露天で立ち上がると、この景が見えます
さすがにそろそろか。葱畑越の仙ノ倉をパチリ。丹沢だと、クリステルが迎えてくれそうな雰囲気
2
さすがにそろそろか。葱畑越の仙ノ倉をパチリ。丹沢だと、クリステルが迎えてくれそうな雰囲気
やっと着いた〜
お疲れ様でした!
3
やっと着いた〜
お疲れ様でした!

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 日焼け止め 保険証 携帯 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

平標から歩いてきて仙ノ倉に近づくと、まず目を奪われたのがエビス大黒の尖塔、鳥肌が立ちました。で、その右奥に目にしたのが、「ありゃあなんじゃ?」のアイロン台とプリンでした。あのアイロン台とプリンを歩いてみたい、と思っていたのですが、今回、とりあえずプリンを歩いてみました。アイロン台は、秋にしようかな、と思います。
上州は、他県との県境ばかりでなく、県央に固有種たる秀峰、怪峰を多数抱え、山容の展覧会を呈していますが、吾妻耶山もそのひとつ、大沼越からの尾根道は(途中の人工物を除いて)とても楽しかったです

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:910人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

トレイルラン 谷川・武尊 [日帰り]
みなかみ
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら