どピーカンの甲武信ヶ岳


- GPS
- 10:26
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,666m
- 下り
- 1,657m
コースタイム
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 10:11
天候 | ☀ピーカン☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部細尾根区間があります。また標高2200m以上で残雪(一部氷)がありました。自信の無い方は軽アイゼンの準備をお願いします。 |
その他周辺情報 | 道の駅「みとみ」が近くにあります。とっても便利。 観光として西川渓谷があります。10km位の周回コースのようです。 お風呂は帰りがけに「みとみ笛吹きの湯」に入りました。510円。ちょっと狭いですが、いいお風呂です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(薄)
Tシャツ
ズボン
靴下
キネシオロジータープ
グローブ
雨具(上下)
日よけ帽子
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ストック
ザック
昼ご飯
ガス
コンロ
コッヘル
行動食(チョコ・塩キャラメル・柿ピー)
ハイドレーションキット+飲料(3リットル)
スポドリ粉
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付腕時計
サングラス
カメラ
熊鈴
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
マスク
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
お風呂道具
着替え
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感想
【お山紹介】
奥秩父の旅二日目は甲武信ヶ岳。最初読めなかった(笑)。標高は2,475m。山梨県、長野県、埼玉県の県境に位置する、皆さんご存じの日本百名山です。
奥多摩から瑞牆山へ続く奥秩父主脈縦走路にある一つのピークで、ちょうど真ん中くらいかな。麓からはなかなかピークを見ることができません。
人気のあるお山で沢山の人とすれ違いました。話しかけると小屋に泊まる方が多かったです。1泊2日が普通なのかな。すれ違った人には雲取山へ向かう人もいました。縦走してみたいなぁ。
【地質】
産総研地質図Naviでは新第三紀中新世の花崗閃緑岩・トーナル岩とあります。深成岩ですね。金峰山に比べて少し黒い感じがしました。
↓産総研 地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#13,35.90940,138.73852
5万分の1地質図福が刊行されていないので、20万分の1地質図副を見ると、新第三紀中期中新世の徳和深成岩体、花崗閃緑岩〜石英閃緑岩とあります。やはり深成岩ですね。
↓産総研 20万分の1地質図幅
https://www.gsj.jp/data/200KGM/JPG/GSJ_MAP_G200_NI5431_2002_200dpi.jpg
【移動】
前日の金峰山から高速を利用して甲府昭和で下車。国道20号から国道140号に入り広瀬ダム方向へ向かいました。時間にして1時間半くらいだったと思います。国道140号では自動車専用道路があり、「有料道路に入ってしまった!」と思ったら無料でした(笑)。知らない地方の道は恐ろしい。
【山行】
前日夜中に道の駅「みとみ」にテントを張り、速攻就寝。翌朝目が覚めるとなんと、どどどピーカン。金峰山-瑞牆山での疲労が激しく、昨晩に話し合った結果、当初予定の鳳凰三山から両神山を計画変更していましたが、この青空に疲労が吹っ飛び、目の前の甲武信ヶ岳に再度変更となりました。
さて、山行です。西沢渓谷の無料駐車場に車を止め、7:30過ぎに出発。入り口の狐さんに挨拶し、林道に入ります。いやあ、最高の青空に前日の疲れはどこへ行った?皆の歩みはとても軽い。
しばし歩くと四阿に到着。ここで登山道が2つあることを確認。行きは徳ちゃん新道(何故に徳ちゃん?)、帰りは新丸新道としましたが、新丸新道の状態が悪いことから、徳ちゃん新道ピストンへ変更。変更だらけの一日だね(笑)。
旧西沢山荘避難小屋が現れ、徳ちゃん新道登山口到着。ふうぅ、やっと登りはじめか。。。
登山口から少し進むといきなりの急登が現れ息が乱れる。ジグが切られて土の登山道で歩きやすい。スミレやツツジがお見送り。気温は低いが微風絶好のコンディションの中、順調に歩を進める。
アップダウンを繰り返しながら高度を上げる。気がつくと目の前がぱっと開け富士山をバックに雄大な景色が広がり、思わずレリーズタイム。やはり富士山は日本一だね〜。
時間に余裕がないので5分程度滞在して先を進む。この辺から残雪が出現し始める。クサレ雪なのでつぼ足で大丈夫。不安な方は軽アイゼンの準備をお願いします。
しばし進むと東西方向の尾根に合流する。これが奥秩父主脈縦走路かぁ。いつか歩き通してみたいな、と思いながら歩いていると、すぐに木賊山に到着。景色がないので少しの休憩後、再び歩を進める。雪道の下りになって少しビビる。そうしている内に視界が開け、甲武信ヶ岳が目の前にどーんっと現れる。やっと正面からご対面。ピラミダルだなあ。
鞍部にある甲武信小屋を通り過ぎ、まずは山頂目指す。登り返しはジグが切られてはいるが、やはり急登。標高が高いこともあり、息が切れまくる。
視界が開け少し進むと、祝、甲武信ヶ岳登頂!青空に360度の絶景が広がります。山頂には10名ほどいて標識との撮影会が始まりました。奥深いお山なのに人気がありますね。喜寿の男性ご夫婦(すごい!)、北海道へ何回か来られたことのあるご夫婦、楽しくお話しさせて頂きました。
帰りの時間もあるため、名残惜しくも下山開始。また来られるかなあ。
下山途中に甲武信小屋に寄り道し、やっとお昼ご飯。食後ポカリを購入しましたが、500ml400円には目玉が飛び出しそうになりました。命には変えられず泣く泣く購入。下山を再開します。
なかなかのロング、登山口までが長い。淡々と下山して、無事登山口まで下りました。昨日の疲れもあったので、皆無事に下山できて一安心でした。
下山後は「みとみ笛吹の湯」でゆったり。ちょっと狭いですが、とてもいいお風呂です。これでソフトクリームがあればなぁ。
お風呂後は翌日の登山に向けて移動開始。また明日が楽しみだ。さてさて、翌日は何処に〜。
yo-shaさん、本州遠征お疲れ様でした。
お天気にも恵まれ、素敵な山仲間と連日の山行を満喫されたようでなによりです。
素晴らしい眺望のきれいな写真を拝見し、私も登った気になりました(^^)
この甲武信岳、私も関東在住だった若い頃登りました。新宿から深夜発の各駅停車の電車に乗って信濃川上という駅に朝到着、バスで登山口に向かい三宝山経由で登頂、甲武信小屋でテン泊して翌日西沢渓谷に降りて塩山で温泉に入って帰宅というルートでした。その後2回登り、小屋泊したときに出てきた夕食はレトルトカレー(袋まま)だったな・・(笑)。千曲川源流にも行ったりしました。他の山はあまり登ってませんが、この山だけは印象が深く残っており懐かしく思い出しました。
今は近場の山に登るだけで精一杯ですが、引退後元気だったら本州の山々を登りまくってみたいと思うようになりました。それまでは皆さんのレコで楽しませてもらいます
waji-bbさん、おはようございます。コメントありがとうございます!
写真をお褒めいただき、大変恐縮でございます。。。
甲武信ヶ岳を登られたことがありましたか。素晴らしい山と感じました。このお山、惚れてしまいました
今回の山行は山友からの誘いで、これまで奥秩父は自分では全く登るつもりはありませんでした。甲武信ヶ岳は急遽予定変更になって登ったものですが、こんなに不思議な魅力を持った山とは思いませんでした。
「この尾根、縦走したい」、と山頂で強く思いました。途中すれ違った方に、雲取山まで行く、と聞いたのもあったかも。ピストンもありですが、せっかくの奥秩父、次回は縦走で計画ですね
小屋泊したいと思いましたが、レトルトカレーですか。。。もし縦走する機会があれば考え直しますね(笑)
引退後、私も登りまくりたいと思っています。何歳まで登ることができるか...山頂でお会いした喜寿の男性を見習いたいと思います
補足します。
私が登ったのはもう30年近く前なので、さすがに現在はレトルトカレーはないと思われます。数年前、TVの番組で小屋を紹介していたときの夕食は、甲武信小屋特製オリジナルカレーでした。まぁ、カレーには違いないんですが(笑)
昔は山小屋なんてそんなものと思っていたのでレトルトでも文句なかったですが、段々おしゃれになってきて山小屋の食事も豪華になっているようですね。
補足情報、ありがとうございます!
30年も前でしたか。確かにレベルアップしていそうですね。でもメインディナーはカレーのままなんですね(笑)。
ポカリを買いに小屋の中に入りましたが、とてもいい雰囲気の小屋ですね。もし行く機会がありましたらレポします
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