弘法山・別所温泉・倉科セツブンソウ群生地
長野県
kyom4
- GPS
- 01:35
- 距離
- 1.4km
- 登り
- 201m
- 下り
- 204m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:15
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 1:35
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
国道141号線を南下、小海町の信号「馬流橋」を左折後 道なりに約4kmで親沢集落入口 集落に入ると、茂来山登山口に至る標識完備 途中から未舗装の悪路ですが登山口まで車で入れます ただ、登山口迄1.2km地点の標識以降、あちこち落石があり 場合によってはどかさないと通れない事態もあるかもしれません 登山口周辺、林道脇に3台程の駐車スペース 【弘法山】 信州の鎌倉「前山寺」を目指し 寺の横の林道を0.7km走ると登山口の大きな標識があり 道の反対側に5台程の駐車スペース 【倉科セツブンソウ群生地】 千曲市を目指し、県道392号線で倉科集落を目指します 集落の外れのY字型交差点を右に進み、 舗装された擦れ違い出来ない林道を約2km走ると群生地 道路脇に数台の駐車余地があります |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【弘法山】 急斜面を綴れ織りに登る踏み跡は良く踏まれています 途中から、ロープ、岩場あり、滑落注意です 分岐で参拝順路に入ると、急斜面の巻道が日蔭で濡れていて 滑りやすく、慎重に通過しました 尾根に出た地点で、山頂へは大きく右折ですが うっかりして直進、痩せ尾根の小ピークまで行ってしまいました 木の幹に標識も取り付けられていますのでご注意ください 【倉科セツブンソウ群生地】 急傾斜の杉林に竹垣が巡らされ、木段が整備 ぐるりと一周出来るようになっています ゆっくり散策しても30分程で回れると思います |
| その他周辺情報 | 別所温泉 石湯 最近、無料駐車場が出来、運が良ければ無料で駐車できます http://www.city.ueda.nagano.jp/kankojoho/shisetsu/onsen/004.html |
写真
予想以上に林道に積雪があり(;_;)こんな状態では、縦走路の微かな踏み跡は尚更判然とせず、凍結箇所もあるかもしれず、茂来山登山口まで行きましたが、残念ながら四月以降出直そうと決断(/_;)
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このまま帰るのはもったいなく、帰る途中、塩田平に寄り道(^^ゞ
山王公園案内板ウォーキングコースもいろいろあるようです。駐車場にマイクロバスが待機、団体さんがウォーキングをしているようです。
ウォーキングコースもいろいろあるようです。駐車場にマイクロバスが待機、団体さんがウォーキングをしているようです。
左隅っこにこれから登る弘法山の山名が載っていてほっとしました。何しろ急に思いつき、地図も何も持ち合わせていません(;_;)
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重要文化財の美しい塔。下山後もう一度見に寄りたいと思います。
弘法石とも呼ばれる、弘法山近辺でしか見られない貴重な石だそうです
隙間を通る気がしません。下にしっかりした踏み跡があります。
この先どうやって通過するんでしょうか？ロープが見えますが…
この辺り、急斜面を巻く道。しかも濡れていて滑りやすく、慎重に通過。
この時点ですでに山頂を通り越し、真っ直ぐ尾根を進んでいました(^^ゞ
この辺りから急激に下りになりそう。地形図があれば、冒険してみたくなるところですが、止めておきます。多分独鈷山の主尾根に繋がっていると思うのですが、確認もできず残念！
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何度も登っているのに未だに山頂がどれなのか、判然とせず、歯がゆいです！
後で調べると梯子を通過するコースもあるようです。眺めただけで、通らなくて残念でした！
後は元来た道を下ります。ロープの付いた岩場は下りの方が慎重になりました
蕾も膨らみ、花の季節には一段と美しい事でしょう(^.^)
城跡の石碑この付近からも弘法山への登山道があるようですが、今日自分の登ったコースより険しいようです。城跡から登り、林道に下る周回が面白いかと思います。
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この付近からも弘法山への登山道があるようですが、今日自分の登ったコースより険しいようです。城跡から登り、林道に下る周回が面白いかと思います。
度々来ていながら、失礼していました。すみません！
暗い杉林の地面が白く見えるほどに満開。良い時に来ました♪しかも日暮れ近いので、細い林道での車の擦れ違いもなく、群生地も独占(^.^)
どうしてここだけに群生しているのでしょうか？不思議です。日本の北限だそう！
竹垣で仕切られ、木段も付いていて歩き易くなっています。セツブンソウを守る会の方々の保護活動のお陰かと、頭が下がります。有難うございます。
感想
今年三月初め、信濃沢林道登山口から最短コースで茂来山に登った日、
山頂から四方原山へと続く遥かな尾根を久しぶりに眺め、
諦めかけていた縦走の夢が再び蘇り、天気予報に釣られ出かけました。
ところが、林道に入って半分程の辺りから積雪5cm！
春分の日に降った南岸低気圧の影響の降雪が残っていたと思われます。
登山口まで行ったものの、登山道と呼べる踏み跡も怪しい縦走路には
あまりにも不安材料が多すぎ、四月以降に再度挑戦を期し、戻りました。
青空が頭上に広がって来ており、このまま帰るのは惜しく、
別所温泉の近く、前山寺の裏にある弘法山を思い付くと
別所温泉の三つの外湯の内、まだ行っていない「石湯」へも寄ろうと
下山後の温泉計画もすんなり、決定です。
家で、弘法山の地図や、ガイドブックに時折目を通していたのですが
手元に何の情報も持ち合わせておらず、前山寺を通りかかった際
掃除をしていらした寺の方にお聞きしたところ
前山寺から更に車で登山口まで入れると伺い、時短になりましたし
山頂下からの眺めは素晴らしいと太鼓判を押して頂き
親切丁寧に登山道の様子等も教えて頂いて、本当に助かりました。
急斜面を綴れ折に付けられた明瞭な踏み跡を辿ると
やがて人の手で穿た岩窟や、自然の岩窟に置かれた石仏が現れ
名前の如き信仰の山の雰囲気が色濃くなりました。
分岐で左に向かうと、急斜面の巻道には更に夥しい石仏が
岩の空洞に安置されていましたが、足元が不安で
ゆっくり拝顔するゆとりもなく、足早に通過したのは心残りです。
巻き道から尾根に到達した地点で、右側へひと登りで山頂なのですが
例によってうっかり者の自分は左の痩せ尾根に向かって歩いており
狭い岩峰に行き着くと、先は急激な下りになっていてびっくり！
寺の方の話の山頂付近の社らしきものも何もなく
さては尾根で逆方向に進んでしまったかと気付き、慌てて逆戻り！
こんな時にこそやはり地図を携帯して居るべきだと反省。
手作りの山頂標識が木に架けられた山頂は、
木々に囲まれあまり眺望はなく、木々の間に独鈷山の尾根がちらり。
少し下って社のある大岩に囲まれた場所は塩田平が一望、
遥かに北アルプスも見渡せる素晴らしい見晴らし台♪
寺の方のお薦め通りの大展望に、大満足です。
下山では、ステップの刻まれた大岩の周辺を慎重に通過、
その後は快調に下れ、下山後、塩田城跡にも足を延ばしました。
後で調べると、険しいコースは塩田城跡からの登山道のようで
鎖の付いた岩場の通過などもあるようです。
しっかり登山情報を把握しておくべきでした。
機会があったら、今度は周回してみたいと思います。
（ただし、松茸山なので季節は制限されます）
別所温泉の「石湯」（ちょっと熱め）でのんびりし、帰宅途中、
またまた思いつきで倉科セツブンソウ群生地に寄ってみる事にしました。
午後も遅くなり、写真もうまく撮れないかと思いましたが
この位の時刻に行けば、林道で擦れ違いの煩わしさもなく
静かな群生地を楽しめるかと思いましたら全くその通りになりました。
ひとつひとつの花は小さく、春を告げる花の中では地味な白い花。
ですが地面を白く染めるように咲く姿には迫力さえ感じます。
最初から計画通りにならなかった一日でも、
次々に、予想外の感動的な風景に巡り合え、
セツブンソウの愛らしさには一際心を打たれ、印象深い一日でした。
声もなく笑いさざめく花々を、来春も訪ねてみたくなります。
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