緑岳〜小泉岳〜白雲避難小屋



- GPS
- 08:25
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,057m
- 下り
- 1,040m
天候 | 晴れ後曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
銀泉台林道は通行止め、修復に2週間かかるというけれど2週間経ったら普通に冬季通行止めになるような気がします。 |
写真
感想
本当はシャトルバス運行時に銀泉台から赤岳、緑岳縦走しようと思っていたが、日が合わなくて行くことができなかった。
シャトルバス運行が終わってしまったので、銀泉台から赤岳、白雲岳まで行こうと、前日に相方を迎えに行って層雲峡立体駐車場で車中泊。
当日朝、層雲峡は霧の中だったが、徐々に晴れてくる。
山の上の方は晴れているようだ。
少し遅れて7時前に駐車場を出発。
銀泉台林道入口に行くとゲートが閉まっている(;_;)
シャトルバス無くなったら林道閉まるんじゃないかと月曜日の朝林道情報確認した時は閉まる情報は無かったので安心していたのに・・・
しょうがないので高原温泉林道に向かう。
高原温泉林道も閉まっていたら黒岳にでも行こうかと話しながら行ってみたら開いていたので高原温泉に向かう。
07:33 高原温泉に到着
銀泉台林道閉まっていたせいなのか、すでにかなりの車が停まっていた。
沼巡りも人が多そうだ。
沼巡りにもまだ行ったことは無かったが緑岳にも登った事は無い。
やっぱり上に登りに行きたいと思い、緑岳を目指す。
07:49 駐車場を出発
入山受付で記帳して、さぁ出発。
ここでボッケ好きの相方が、蒸気が上がっているところに寄り道(^^)
さらに進んだところに、ボコボコと音を立てている迫力あるボッケ発見!
しばし見とれて写真撮りまくる。
少し遅れて・・・
08:03 登山口看板を通過
最初から急登が始まる。
しばらくずっと急な階段を登る。
急なところが最初にあればゆっくり登るので、早くに足が山登り用の足になりやすいのは実証済み。
一歩一歩確実に登る。
08:32 見晴台
8月にここで熊が出没したそうな・・・
1ヶ月も前の事だけど出没したのは夕方だとかで帰り気をつけようと思った。
さらに階段は続く・・・
階段の急な登りが終わり、平坦になってきたところで急に視界が広がり山が見え始める。
木道で歩きやすくなる。
08:52 第一花畑
ここで絵を描いている人がいた。
山の紅葉の色合いは薄いような気もするけど、この紅葉がまだまだなのか盛りなのか終わりかけなのかはわからない。
しばらく木道が続く。
花畑には、チングルマの綿毛で埋め尽くされていた。
所々にミヤマリンドウやアオノツガザクラの実が見える。
緑色の藻がキレイ!
09:09 第二花畑
ここらへんは、平坦な所がしばらく続きます。
花畑やあたりの景色、正面に見える緑岳を見ながら木道の上を歩いていきます。
花畑を過ぎたあたりで左側に踏み跡有り。
その先には、何やら薄い岩板が積み重なったようなところがあります。
不思議な岩、どうやったらこういうのができるんだろう?
右下に沢が流れているのがわかる。
沢の近くの土壌が黄色いところがある。
もしかしたらあのあたりにもボッケのようなものがあるんだろうか?
相方は興味津々で見ています(^^)
それから岩場のロープ場を登り切り、ハイマツ街道に入る。
このあたりのハイマツは背が高い!
ハイマツ街道の途中で、下山してくる登山者とスライド。
なんでも3日前、ここに熊の親子が居たらしい。
騒がしくしながら歩いた方がいいよとアドバイスを受ける(^^;
所々に松ぼっくりを食い散らかした跡があった。
お腹がすいてきたので、ハイマツ街道を抜けたあたりで軽食休憩を取る。
登山者数人に抜かれる。
今までは、16Lザックを使っていたが、今日は二人分の湯沸かし用水ももってきているので38Lザックを使用。
なのでいつもより重い荷物です。
休憩箇所からしばらく登ったところでバランス崩して右に倒れる。
倒れたところで止まるはずが止まらず、ザックの重みで体が振られてそのままザックから背中の方に倒れ込んでしまった。
左膝にスリ傷、左肩が軽い打撲・・・
相方引きつってましたが、ザックが先に落ちたので体のダメージはほとんど無い。
ザックをはずして立ち上がり、体のチェック。
大丈夫そうです(たぶん)。
重いザックはあまり持たないので自分でもビックリしました(^^;
岩場はトラウマになってるので注意深く進むけど、それ以外はノーマークでした。
危ない危ない・・・
なんとなく今年は山で転ぶことが多い。
特に、今の靴になってから。
もっと気をつけなければ!
岩場にさしかかる。
岩場では手を使って注意深く進む。
ナキウサギの鳴く声があちこちで聞こえる。
登ってる人がみんなあちこちで立ち止まって探すが見つからず。
少し登っては鳴き声がすると止まって探す。
我々も同じく(^^;
おかげでなかなか進まない(笑)
緑岳から左側には少し厚めの雲がかかる。
雨は降らないみたいだが、上は寒そう。
下山してくる人は、山頂は風が強くて寒いよと教えてくれた。
どのくらい寒いのかわからないけど、今日は寒さ対策で上着をザックに入れているので大丈夫!
岩場の上の方は少し寒くなってきた。
ここでもナキウサギの鳴き声が聞こえる。
でも姿は無し・・・
そんな感じでのんびり登って
11:07 緑岳山頂到着
第二花畑から2時間もかかりました(笑)
旭岳方面からどんどん雲が流れ出してきて、緑岳の左側をかすめて高原沼を覆うように流れていく。
おかげで右側にはあまり雲が無い。
しばらく待つと白雲岳が雲の中から姿を現す。
山頂で待機していたカメラマンたちがいっせいにカメラを構える(^^)
岩場手前の転倒時の擦り傷の膝が痛いので、ここでやめようかとも思ったが、雲が晴れて天気良くなってきたのでもう少し先に進んでみることにした。
ここから小泉岳まで1.5キロ、そこから白雲岳まで1キロ強ぐらい?
昼食時間短くすればなんとかなるかもしれないけどあまり無理したくはない。
白雲岳へはまたいつか銀泉台が開いた時に赤岳から行くことにしました。
相方は白雲避難小屋の近くに行ってみたいというので、目標地点をそこに決定。
緑岳下山は急なので時間かかると思い、避難小屋からの下山開始時間を13時半に設定。
少し寒くなってきたので上着を着込み、
11:15 小泉岳方面に向かう
先行者2名が見える。
なだらかなアップダウンの道を進んでいく。
11:29 白雲避難小屋からの分岐を通過。
帰りはここから戻ります。
途中で先行者2名を抜かす。
このあたりから雪がちらほら見えてくる。
もうだいぶ溶けてきているようで、そんなに多くは無い。
そんなひとかたまりの雪を踏みしめる(^^)
たまりません〜(^^)
ほどなくして雪の道もあったりして、雪道を満喫!
平らなところに1本の山頂標識を見つける。
12:01 小泉岳山頂到着
昨年赤岳から白雲岳に登った時、この山頂標識を見ていなかったので初登頂!
ここからすぐ近くに、
12:05 赤岳への分岐
赤岳方面は雲があって何も見えず・・・
今日はここから白雲岳方面の白雲避難小屋分岐に進みます。
このあたりは吹きだまり部分に雪がたまっていて歩きにくい。
たまにズボッとはまると膝くらいまであります。
後ろにいたはずの2名は見えなくなった。
ひとりは戻ったみたいだけど、もうひとりは赤岳にでも行ったかな?
正面に凌雲岳が見えてきたな〜と思ったら右手に黒岳や烏帽子岳が見えてきて
12:15 北海岳・白雲岳・避難小屋分岐
ここから白雲避難小屋に向かいます。
こちらの道も吹きだまりの雪は深い。
雪も柔らかくなっているので時々はまって歩きにくい・・・
少し進んで避難小屋が見えてきた。
さすがにテン場にテントは無い。
テン場を通って
12:42 白雲避難小屋到着
小屋にはおじさんひとり。
ハシゴ登ったところからニペ見えるよ〜と言っていた。
ここから緑岳へは1時間見ておいた方がいいと教えてくれた。
もう1階の入口はクローズされて、出入りはハシゴで2階から。
避難小屋の中で食事休憩。
昼食はおにぎりとカップ春雨。
暖かい食事で体も温まる。
天気も良くなって日差しも暑くなってきたので上着を脱いでザックにしまう。
13:19 避難小屋を出発
小屋周辺をうろうろ・・・
13:26 緑岳への分岐通過
忠別岳へはここから8キロもあるんだ、遠いな〜
いつか行ってみたいと思うけど、その前に重い荷物を担いで行けるようにならないとなと思う。
重いザックに振り回されているようじゃまだまだです(^^;
一旦雪渓の方に下りていく。
ピンクテープは雪渓の上にあるけれど、雪渓の下は大きな空洞もあってとても上を進む気にはなれず、左から巻いて進みます。
崩れることは無いのかもしれないけど、雪渓の上に足跡は無かった・・・
その後分岐までしばし急登。
13:48 緑岳山頂への分岐通過
あとはなだらかな登りを登り切って
14:01 再び緑岳山頂到着
雲はだいぶ取れていい天気になりました。
ニペソツや忠別岳が見えているようです。
でも、まだ雲に隠れている山があるようで、どうやらその雲の下にあるのはトムラウシのようです。
見えないのは残念だ・・・
もう山頂周辺に人はいない。
14:04 下山開始
下山開始して岩場を下山していくと、今から登ってくる男の人を発見!
こんな時間から登ってくるなんて、健脚な人なんだねと話してました。
後でこの人は、ヤマレコのh2013m氏であることを知りました(^^)
平日に登って知ってる人に会うとは思いもしませんでした。
なのでこの時は、全く気づかず・・・
その後、女の人も登ってくる。
すごいな〜と思っていたところ、その女の人が、あそこにナキウサギ見えますよ、と教えてくれた。
肉眼でなんとか見えるくらいの所。
コンデジの拡大は3倍しかないので、なんとなく写ってるねというレベル。
肉眼では鳴いている所やたまにこちらを見ているところもはっきりわかりました。
ナキウサギの実物見たのは実はこの時が初めて!
隠れていなくなるまで見てました(^^)
教えてくれてありがとうございます!
この辺でトムラウシの山頂見えた(^^)
あのでこぼこな山頂がそのようです。
トムラウシも未踏の山、いつか登りにいきたいものです。
あとは順調に下山。
第二花畑あたりで岩場でスライドしいた男の人がもう下山してきたので道を譲る。
その時、顔を見合わせて、相手方があれっ?みたいな顔をしていたのがちょっと気になった。
気づかず、申し訳ない(^^;
そのすぐ後でカメラ持って登ってきた人としばし話をする。
紅葉はもう終わりなのかもしれないね〜、とかいう話。
年々紅葉も薄くなってきているようで・・・
その人と別れた後くらいから相方の膝の調子が悪くなる。
私も急な下りでは膝の調子が悪くなることがある。
なのでゆっくりゆっくり下山。
見晴台では、人が居た。熊でなくて良かった(^^)
15:58 登山口看板到着
またボッケに寄り道して
16:12 駐車場到着
ザックを片づけて、靴を履き替えて温泉に入る準備をして〜
と思ってふと隣の車を見ると・・・
あれ?この車、もしかしてh2013m氏の車?(^^;
と、ここで初めて気づく。
後でヤマレコの記録見て、
そういえば温泉内で見たような、とか、山ですれ違っていたんだなと気づきました(^^;
びっくりしました(^^)
高原温泉の日帰り入浴が17時で終了というのは、入った後で知りました(^^;
ギリギリセーフでした・・・
高原温泉のボッケの動画
コメント
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お疲れ様でした。小泉までで新雪触れたのですね。緑にあると思ったのですが全く無かったです。ちょっとぷちラッセルしてみたかったです。
私より遅かった女の人は日帰りだったのでしょうか?宿泊装備には見えませんでしたが、歩き方がしっかりしていたので実力者のようでしたが・・・。
それではまた。何処かの山で会いましたら。
小泉岳少し手前から雪ありました。
やはり雪はいいですね、生き返ります(笑)
女の人は緑岳山頂までと言っていました。あの時間に登ってくるんだから強者なんでしょうね。
またどこかで会えましたら声かけます(^^)
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