苗場山(小赤沢)寝坊&ラッセル及ばず七合目で敗退


- GPS
- 08:41
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
天候 | 晴れ→曇り→小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道は雪に覆われ始め、進めるところまで進んで路肩に止めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全般 ・ここ最近人が入った気配がなくスタートから新雪を踏んで行きます。 ・ワカンは登山道に入ってからしばらくして装着。 ・雪の量はこの時期にしては多いものの、まだまだ柔らかくて 足を置く度に崩れ落ちたり、太ももまでズボリと嵌まってしまう状況で 苦戦を強いられました。 ●一合目〜三合目登山口 諏訪神社が一合目となります。雪に覆われた林道を進み、 標高990m付近で登山道に入ります。 登山道への入口には小さなピンクリボンがあるだけなので見落としに注意。 登山道は雪に覆われて一本南の沢の右岸に沿って付いています。 行きは雪で分からず見落としてしまい1080m付近までは沢の中を進みました。 1130mで小赤沢の渡渉があります。丸太を渡したような細い木橋が 架かっていますが雪が積もっているので雪を払いながら慎重に渡りました。 右岸に渡ってすぐに急斜面を登るところが雪が付いていて少し厄介でした。 雪の下に埋もれたお助けロープを掘り出して登下降しました。 その後は緩やかに樹林帯の中を登り三合目登山口へと至ります。 ●三合目〜五合目 三合目からしばらくは緩やかに登って1380m付近で尾根に乗ります。 ここから細い尾根筋を進みますが、大きな木があって忠実に 尾根筋を辿ることができず、尾根の脇を小刻みに登下降する必要がありました。 特に尾根筋への復帰は脆い雪の急斜面で時間&体力を食いました。 やがて尾根が徐々に広がって行くと四合目の標識が立っています。 四合目からは広い樹林帯の中を緩やかに登って行き、 1620m付近で五合目の標識が現れます。 ●五合目〜七合目 五合目を過ぎると徐々に斜度が上がり始めます。 1740m付近で夏はクサリ場になっている急斜面の登りがあります。 ここも一歩ずつ雪が崩れて(崩れた下にクサリが見え夏はクサリ場だとわかる) 難儀しました。この急斜面を登りきったところが六合目となります。 六合目からは、山頂台地に乗るための急登が始まります。 急斜面をトラバース気味に登って行きます。 1850m付近から10〜20mほどのクサリ場があり、 登りきったところが七合目です。 |
写真
感想
今週末は日曜日の谷川エリアの天気が良いとの予報。
でも、谷川岳付近は人がいっぱいだろうなぁ。
ということで前回このエリアに来たときは
赤湯でまったりして登ることができなかった苗場山を目指すことに。
この時季は雪で林道の状況が分からないため、
一番奥まで入れそうな可能性がある小赤沢を選択。
しかし、民家を過ぎると新雪がたっぷりで
諏訪神社一合目の600mほど手前までしか入れませんでした。
さらに、この日はセットしたはずの目覚ましが鳴らず寝坊をかましてしまい、
およそ2時間遅れでの出発となってしまいました。
このルートは最近人が入った形跡がなく、この日もボクたちだけ。
今シーズン初の雪山を楽しめる予定でしたが…。
雪質がボクにとってはアリ地獄のようで、相性は最悪。
ほとんどkomemameにラッセルしてもらって、
ボクはその後ろに着いていくのがやっと。
スイスイ下れるはずの下山もこの日は鬼門でした。
下りも踏み抜きの連続に加えて、体勢を保つためのスタビライザーとなる
下半身をフル活用。おかげでドッと疲れます。
役立たずでスミマセン。
タイムアップで残念ながら七合目までとなりましたが、
意外とサバサバして下山しました。
でも…あれ?、うん、やっぱりこれ書いてると悔しくなってきたぞ。
今年中にもう一回チャンスあるのかなぁ。
遅ればせながら、今シーズン初の雪山へ。
前日夜から支度にすごく時間がかかりました。
あれと、あれと、これも…と、あと何持っていくんだっけ…?
夏や秋とたいして変わらないはずだけど、
なんだか、もたもたと、いつまでも指差し確認しつつ、
眠りについたら、まんまと寝坊……ひぃ〜っ!!!
せっかく用意したのに!
いきなり出鼻をくじかれた、雪山はじめとなりました。
けっこう最初から雪タップリで、
ここまで雪があると想像していなくて、
ラッセルになってかなり時間がかかってしまいました。
最初のうちはdanyamaと交代で、
中盤からはdanyamaがめずらしく辛そうだったので、頑張りました!
こんなことはめったにないので、こういうときに恩を売っておかなくちゃ!とね。
それでも、進めども進めども山頂は見えず、
時間はどんどん過ぎていくばかり。
よかった天気もだんだん雲が増え、ちらちらと雪が。
とはいえ、引き返す踏ん切りがつかず
「あそこまで行ってみよう」というのを何度か繰り返します。
でも、さいごは雪に埋まった鎖を頼りに急な斜面を登りきったところで
力尽きました。「あ〜、もうもう無理!」。ここが7合目でした。
まだ7合目だなんてショックで、急にやる気がなくなりました。
行く時は雪の上を歩ければいいかな、くらいの気持ちだったけど、
でもやっぱり山頂までいけなかったのは、やっぱり寂しい。物足りないというか。
次回またって言ったって、ここ、数日くらいでもっと雪増えそうだし、
そしたら時間かかっちゃいそうだしなぁ。
まぁ、苗場山にこだわらずとも、次はちゃんと雪の山頂にいくぞ!
おしまい
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