寒風吹き付ける寒風山(大噴火口をぐるっと一周)


- GPS
- 01:42
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 285m
- 下り
- 283m
コースタイム
- 山行
- 1:34
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 1:42
天候 | 曇り時々晴れ(寒風強し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
蛇越長根で一部岩場がありますが、ほとんどが草刈りされた土の登山道です。男鹿ゴルフクラブ入口付近の一部、展望台から駐車場間は車道を歩きますので、通行車両に注意してください。 |
その他周辺情報 | 今回は寄っていませんが、国道101号に天王温泉くらら(道の駅)があります。400円でボディシャンプー、ボディソープつき。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料(1リットル)
コンパス
笛
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
今回は寒風山。出張で秋田へ来ており、日曜日が暇になったことから寒風山へ行ってきました。10数年ぶりかな。最高点の標高は354.7m。男鹿半島の付け根にあり、とても小さな山体ですが、沿岸のどこからでも見ることができるランドマーク的なお山です。
【地質】
地質ですが、産総研の地質図幅によると、後期更新世〜完新世の火山とされています。板場の台を形成した妻恋峠溶岩の噴出が最後の溶岩流ようですね。最新の活動として2700年前の噴火があるようですが、今では全く活動の兆候はないようで活火山指定はされていません。安心して登山できると思います。
https://www.gsj.jp/data/50KGM/JPG/GSJ_MAP_G050_06002_2011_200dpi.jpg
男鹿半島・大潟ジオパークのホームページにも説明があり、3万年前からの噴火活動でできた火山のようです。
http://www.oga-ogata-geo.jp/about/geosites/central/kanpuzan
【移動】
秋田市から海岸線沿いに車で国道101号線を使って、脇本付近で右折、あとは看板に従って走ってください。1時間弱でつきます。高速を利用する場合は昭和男鹿半島ICで降りてください。少しは時間短縮になりますが、五十歩百歩かな。どちらのルートでも迷うことはありません。万が一迷ったら見渡してみましょう。どこかに寒風山が見えると思います。
【山行】
姫ヶ岳下の駐車場に停めて山行開始。大噴火口外輪を一周するコースで、姫ヶ岳→大噴火口外輪→寒風山の順番で周ってきました。地形図を見るに大噴火口は本当に噴火口なのだろうか?と思ってしまいます。こんなに大きな噴火口なのに山体が小さすぎる...まあ信じて歩きましょう。
まずは姫ヶ岳(標高337m)。標高差は50〜60mなのであっという間に到着です。眺めがいいですね〜。男鹿真山が正面にどーんと見えます。振り返ると秋田湾を一望でき、素晴らしいです。
引き続き、大蛇が乗り越えたという伝説が残る蛇越長根を歩きもう一つのピークへ。大噴火口が見えてきました。ちょっと雲が多く、また風が強いのでさっさと先へ。
いやあ、お花がまだまだありますね。久しぶりにレリーズモードでなかなか進まない(笑)。
下りきったところが蛇越長根北登山口。そこを右折し、鬼の隠れ里へ。鬼が岩を積んでそこで寝ていたという伝説が残ってますね。本州らしい。実際は単なる溶岩の塊ですね。
さらに先を進み、あっという間に大噴火口北高台に到着。板場の台の説明があります。規模は小さいですが、確かに溶岩の流れた跡ですね。ここから見る寒風山がなかなか迫力あります。
そこから先は一度下って車道に出てすぐに分岐を左に入り、寒風山への最後の登りです。今回の山行の最大にして最長の急登です(笑)。標高差は150m程度。これまたあっという間に登り切って、祝!寒風山登頂!。男鹿半島を挟んで南北の海岸線、東側にある大潟村を一望でき、これまた絶景です。遠くは白神山地、森吉山、私のホームマウンテンの太平山が見ることができます。晴れた日には鳥海山も見えていたと記憶しています。いやあ、来てよかった。
名残惜しいですが下山開始。あっというまに駐車場です。途中展望台入り口があるのですが、まあ外人さんの多いこと。こんな田舎の小さなお山になぜ?と思いましたが、帰り道でわかりました。大型客船が入っていたんですね。秋田弁より英語が多く聞けました(笑)。
標高350m程度の小さなお山ですが、起伏が多くて面白いです。また火口や海岸線、遠くの山並みを見ることができるため、とても気持ちがいいです。マイナー過ぎなお山ですが、お薦めですよ〜。
さて少し残った仕事をこなして北海道に戻るかな。もう雪があるからねえ。アイゼン、スノシューが楽しみ。さてさて次は何処に〜。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
残った仕事…文字発見。
官費ハイク〜いいな〜(笑)本州居る頃に山趣味あれば、業務柄外出難しかった
けど色んな山に行けたな〜と考える数年。北関東拠点にして色々と走ったので、
残念過ぎですよ〜北海道で我慢です
yama-hikaruさん、こんにちは。コメントありがとうございます!
仕事でどうしても戻られなかったので、日曜日そのままこちらに滞在となりました。今回はある意味ラッキーでした(^^)。
北関東にいらっしゃったんですね。私も茨城にいました。時間がとれなかったのは残念です。。。いつかリベンジ...北海道にいるとやはり距離を感じますね。なかなか難しいですよね〜。
yo-sha さん、おはようございます。
大変ご無沙汰していました。
お元気のようでよかったです。
秋田へ出張・帰省されていましたか・・・
男鹿の象徴・・・寒風山に登られて・・・
ありがとうございます。
寒風山はこの時期でもお花があるんですね。
なまはげにハバヘラ・・・
これもどちらも男鹿、秋田を代表するものですね。
ハバヘラはそろそろ終盤でしょうか・・・
太平山、ご実家からよく見えますね。
これは秋田市の象徴ですね。
またレコ拝見いたします。
750RSさん、お、お、お久しぶりですっ(嬉涙)!コメントありがとうございます!
ご無事でいらっしゃったんですね!よかったぁ。。。しばらくレコもなく、とても心配しておりました。ご家族のこともあったことから、何かとんでもないことが起きていたと思い、メッセも躊躇していました。コメント、めちゃくちゃ嬉しいです
出張ついでに何気に実家に帰って寒風山を登ってきました。寒風山、まさに男鹿の象徴ですね。子供のころから見慣れた、遊びなれたお山(親父によく連れて行ってもらいました)なので、久しぶりに行けてとても嬉しかったです。これだけ寒いのにお花があったのは驚きでしたね
ババヘラですが、我が家の周りではババベラと「ヘ」の部分を濁音で呼びます。750RSさんは濁らないんですね 。おばちゃんから「10月いっぱいで終わりだよ」と聞きました。でも、アイスはさすがにもうさびっすな
私の実家は土崎側で田んぼの近くです。太平山の写真の位置からももうバレバレですね(笑)。あのアングルが見慣れた太平山で、私の心の中にある風景、まさに秋田の象徴です。来年こそ、あの稜線を縦走したいと思っています
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する