蓼科山


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 810m
- 下り
- 810m
天候 | 曇り→雨→雪→曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日、開田高原のカフェKaZeで、たらふくビールを飲んで
カラオケ歌って(ほんまにカフェ?)その場で車中泊して
四時半におきて蓼科山に向かう。
まず、木曽=権兵衛トンネル=伊那=高遠=茅野=白樺湖
ここまでは順調!!
白樺湖から蓼科に向かい
予定していた七合目登山口を探す・・・・・
しかし、どこをどう間違えたのか
たどり着かず、蓼科山の周りの別荘地をウロウロ・・・・・
時間だけが過ぎていく。
丁度、そのとき女神茶屋というところに
蓼科山登山口という看板が!!!
案内看板の内容をみるとなんとかいけそう。
急遽、このルートに決定!
(のちにこの選択が最高に良かった事に気が付く)
早速、出発。
この時、アイゼンを忘れた事に気が付くが
無理な場合は引き返すことにする。
天候は・・・・・雨がパラパラ
雪がチラホラ・・・・・大丈夫なのかなぁ
雪の舞うような天気の中
ただ単独で黙々と歩いていると
山の中腹辺りで女性の親子らしき二人組みの
登山者に出会った。今日は誰にも会うことも無いかなぁと
思っていたので、ちょっと嬉しい。
挨拶を交わし、私は先にいかせてもらいました。
そしてなんとか森林限界線に到達!
岩塊地帯を右にトラバースして山頂小屋に向かう
それにしてもすごい風!!ビュービューと吹き荒れる。
相変わらず濃霧は強く今回は
ただのピークハンティングになるのかなぁ・・・・とあきらめムード。
濃霧も晴れない状態でなんとか山頂小屋に到着。
今日は、さすがに営業していないのかな・・・・と思ったら
中からピアノの音が・・・・・・・
山頂小屋の中から聴こえるピアノの音icon71に
吸い込まれていくように小屋の中へ・・・・・
なんとこの2500mの山の上の小屋に
本物のピアノが!!山小屋のご主人が弾いていたんですよ。
どうやらヘリコプターで運んだらしい。
この山小屋は、毎年七月の最終金曜にプロの演奏家が
登ってきて山の上の音楽会を開催してるそうです。
山の上でフルートを吹くくらいの私ですので非常に興味をそそられます。
音楽談義をしてから腹も減っってきた。
お弁当を食べながら小屋特製の暖かいお味噌汁を頂きたいと思ったので
さっそくオーダー。
出来上がってきたので、御代を払おうと
ザックの中から財布を出そうとすると・・・・・・
ザックの中に財布がない!
どうやら、出発のとき入れ忘れたらしい。
血の気がいっきに引いた。
どうしよう・・・・お味噌汁を頼んだはいいけど財布を
車の中に忘れてきてしまった。
麓までおりてとりに行ってくるなんて今日中には体力的に辛い・・・・
でも、山小屋のご主人は優しかった。
私を信用してくれて後日、送金してくれたらそれで良いとの事!
ありがとうございます。
美味しいお味噌汁をいただき
お弁当を食べ終わった頃、先ほど追い越してきた二人が小屋に入ってきた。
少しおしゃべりをした後、ザックを小屋に置き
頂上付近を散策することにする。
あらためて小屋の外を見ると
自分が当初予定していた七合目登山口ルートは
斜面が急で、雪も沢山ついていた。
もしかしたら山の神様が、アイゼンを忘れた私を女神茶屋登山口に
導いてくれたのかもしれない。
本当に感謝です。
頂上付近は岩塊ばかりでだだっぴろい!
なんとか天気が回復してきた。八ヶ岳も見える!
茅野市、霧ケ峰、佐久市も綺麗に見えた。
飛騨とは、本当に違った景色です。
こんな景色もだいすきだなぁ〜
頂上付近をぐるっと一周して山小屋に戻った。
小屋に戻る途中、最初に私が予定していた登山道を
上から覗いてみると雪雪雪!!!!
アイゼンを忘れていただけに
こちらのルートを選択してたら、途中で泣く泣く撤退でした。
車で道に迷って女神茶屋からの登山道になったおかげで
頂上に登れたんですね。運がついている!
小屋に戻ってから
丁度一緒になった女性二人のパーティーと
色々話すうちに、すっかり打ち解けてました。
帰りの下山は、一緒に降りるという事で先ほどの
小屋のツケのお金をお借りする事に。
ありがたや〜
下山する頃にはすっかり天候も回復して
途中で八ヶ岳が綺麗な姿を見せてくれました。
帰り道は、ゆっくり降りて膝の負担も少なく
楽に降りてこられました。
駐車場に戻って、お金を返し
ビーナスラインの霧ケ峰周辺をドライブして帰りました。
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