藤原岳（聖宝寺道〜白瀬峠周回_フクジュソウ見頃）
三重県
滋賀県
ミシェル
体力度について
- GPS
- 08:18
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,156m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:17
| 天候 | 晴れ時々霧 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所は少しあるが、注意して行けば大丈夫。道迷い箇所は、木和田尾の分岐1ヶ所くらい。写真に正しい道を示しておきます。それより、最後の東海自然歩道が、荒れ放題で、正しいか非常に不安になったw |
写真
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
|
|---|
感想
リハビリ4回目。今回は、フクジュソウが見頃を迎えているらしい、藤原岳とした。コースは、昨年登ったのとは異なる、聖宝寺道で上がり、白瀬峠経由で下るルートとした（「三重県の山」記載のルート）。
今日は、夕方用事があり、13:30を駐車場に戻る時刻に設定した。下記コースタイムに、フクジュソウの写真を撮る時間＋余裕を見て、8時間。後半は初めての道で、終了時刻も決まっており、無事に予定を達成できるか？
【コースタイム（予定）】
6時間20分、14.0km、累積標高差1,119m
【往路1／4（大貝戸道登山口駐車場〜聖宝寺道登山口）】
5:30出発。ぬかるみが多いようだったので、登山靴は古い方にし、初めてゲイターを用いた。
気温12℃。3枚スタート。
少し下って、左折し、西藤原小学校・観光駐車場を通過する。桜は、散り気味だが、種類によっては、今が正に見頃のものもあり、堪能する。
鳴滝神社とご神木にお参りして、聖宝寺へ。
参道の長い階段で、体のエンジンがかかる。途中でフリースを、参道を上がりきった所でシャツを脱いで、1枚になる。
聖宝寺の境内を一周りし、広場に下った後、滝を見る。
【往路2／4（聖宝寺道登山口〜8合目）】
境内に向かって右手の方に戻り、聖宝寺道（裏道）の登山口へ。案内板がちゃんとあるので、迷うことはないと思う。
少し坂を上がると、大きな堰堤が見える。これだけ巨大な人口建造物が登山道の中にあるのを見ることはあまりなかったように思う。
案内板に従って、右手から堰堤を巻く。
巻き終わったら、堰堤が止めている川の小さな渡渉があり、ここからいよいよ山道になる。
感じとしては、昨年登った大貝戸道（表道）と同じ。でも、ちょっと厳しいかな。
5合目くらいまで、体力がなくなったのを感じながら、ハァハァゼイゼイもらしながら登る。汗だくになって、顔からの上気でサングラスも曇る。
でも、今日は、終了時刻が決まっているので、気持ち的にゆっくりできない。休みたいが、なんとか頑張る。
6合目でちょっと平坦になっていたので、休憩する。長袖Tシャツを着替える。水を1L弱しか持って来なかったが、足りなくなるかもしれない…。
:再出発。ここから、風景は、1合目毎に様相を変える。
6合目からは、岩に苔むす道。大きな石がゴロゴロしている道を行く。
7合目からは、一転して、木々が立ち並ぶ林。足元には、落ち葉が積もり。歩き易い。
【往路3／4（8合目〜藤原山荘）】
7:50 大貝戸道との合流地点に出る。8合目の標識の少し上。ここからは、斜面をクネクネ曲がりながら上がる、土の道。登山道にも所々雪が残っているし、雪が溶けた後のぬかるみも多い。谷側の視界は開けている。木もまばらになり、足元には、ようやくフクジュソウが顔を出す。
フクジュソウは、ちょうど1年前に来た時には、見頃を過ぎていたが、今年は正に見頃という感じだった。まだ蕾のものあり、開ききっていないものあり、満開のものあり。輝くような黄色（黄金色）が本当に綺麗で、花の時季をよくみて来た甲斐があった。特に、9合目の辺りに群生していた。
ただ、昨年来た感覚からすると、最盛期でこれ位なら、少し寂しいと思った。フクジュソウは、藤原岳の代名詞となるくらいの花だと思うが、8合半〜9合半くらいの間だけであり、お花畑になっている訳でもない。
それとも、花期を過ぎてしまっていたのかな？
9合半くらいからは、残雪が多く、登山道上で回避できないので、足抜けに注意しながら雪の上を歩く。雪といっても、だいぶシャーベット状になっているが。
9:00 藤原山荘に到着。先行者は2人。
【往路4／4（藤原山荘〜天狗岩）】
昨年、山荘内には入らなかったので、入ってみる。かなり広い室内で、テーブルが2つ程あった。どこかのパーティーの荷物がデポしてあった。
予定のコースにはないが、展望丘の方に足を伸ばそうかと思っていた。しかし、かなり霧が出ていたので、また、今日は終了時刻が決まっているので、余裕を見て、カットすることにした。
荷物を少し整理して、天狗岩へ向かうことにする。
:出発。風があり、汗が冷えたので、シャツを着る。
カレンフェルトを行く。見ようによっては、おびただしい数の白骨が散らばったようにも見える。
途中からは坂も多くなる。昨年、ミノコバイモを見ることができたので、記憶を呼び起こしながら、この辺りだったかと、ゆっくり探しながら歩くが、見つからない。かなり探したが、結局、出逢えなかった。
代わりに、セツブンソウには出逢えた。可憐な花が美しかった。芯部が色鮮やか。
天狗岩に近付く頃には、足元には残雪が多い。溶けている箇所には、コバイケイソウの新芽が顔を出している。登山道上にあるので、よけながら歩くのが大変だった。
天気は回復傾向。
9:50 天狗岩に到着。m。
眺望がすごい！左手側、藤原岳の展望丘の方は、綺麗な山容だった。けっこう尖っている。
正面左にはなだらかな山容に一本道のある竜ヶ岳、正面には がどっしりと構えていた。
その奥には、白山が少し白化粧をして、鎮座ましましていた。
【復路1／4（天狗岩〜頭陀ヶ平）】
10:05 下山開始。一旦分岐に戻って、左のなだらかな下りの道を行く。残雪はあるが、道上に広がるほどではない。道は明瞭で、歩きやすい。この辺りは、歩いていて、気持ち良かった。
ある程度下った後に、登り返す。今日は、登りでけっこう疲れたので、筋肉が「また登るのか」と悲鳴を上げている。もっとも、それ程長く登るわけではない。
10:30 頭陀ヶ平に到着。巨大な鉄塔が建っている。それを見上げていたら、太陽の周りに、丸い虹がかかっているのが見えた。肉眼ではっきり虹の七色が見えたが、写真に写るかどうか。とりあえず、何枚か撮影する。
と、登山道ではない方から、登山者が現れる。しばらく道を探していたようだが、その後、道を訊かれ、天狗岩の方向と所要時間を伝えると、そちらへ向かうとのこと。どうやら坂本谷の方から上がる際に、道を外れてしまったとのこと。通行止めになっている道もあるようなので、要確認。
【復路2／4（頭陀ヶ平〜白瀬峠）】
10:40 頭陀ヶ平を出発。左斜め前に進もうとしたが、案内板らしきものが右手に見えたので、行ってみると、こちらに「→白船峠」と書いてあった。白瀬峠の別名なのかは分からなかったが、おそらくこちらだと判断し、進む。
ここからは、まだ若葉もつかない木々の間を抜ける道。道は歩きやすく、若干小走りになる。
11時、白船峠に到着。位置は合っているようなので、やはりここが白瀬峠なのだろう。
【復路3／4（白瀬峠〜炭焼き小屋）】
下りでそれ程体力使っていないので、すぐに出発。
少し行くと、山の斜面を巻いていく辺りで、急激な下りとなる。本によると、秋の風情は良いようだが、季節を問わず、これを登りで使うと、かなりしんどいだろう。
木和田尾を下る。
途中、道が左右斜めに分かれている箇所があり、その分岐にある木に左を指し示す赤ペンキ矢印があったので、それに従う。が、これは、ダミー。正しくは、右なので、注意して下さい。
右に進むと、行き先表示が十字に交わった案内標識がある。ここに出たら、正解。ここから、坂本バス停方向へ向かう。
鉄塔を通過する頃には、だいぶ疲れていた。でも、今日は、終了時刻が決まっているので、あまり休憩せずに進む。
下りでも、植生は様々に変化する。鉄塔の後は、アセビの低木のトンネルの中を通ったり、しっかりした林の中を通ったり。
その後、鉄塔を2つ通過。
最後は、登りの2合目までのような深い森に入り、太陽の光の届かない中を下る。
だんだん自動車の音が聞こえるようになる。
ずっと下っていくと、田んぼの脇に出る。すぐに、舗装された道と炭焼き小屋に出る。
【復路4／4（炭焼き小屋〜大貝戸道登山口駐車場）】
【まとめ】
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