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Yamareco

記録ID: 110367
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

青海黒姫山(三百名山)

2010年09月20日(月) [日帰り]
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Junjapa その他1人
GPS
--:--
距離
6.3km
登り
1,174m
下り
1,158m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
 9/20 温泉に500円で入ったあと青海黒姫山に登山口に向かう。「メシどうしましょうか…?」といっているうちに結局、電化工業の工場の横を通り、登山口近くまで行ってしまった。登山口はごみ処理工場の脇のスロープをあがったところで数台のPはあるが、なんだかじめじめしている。ごみ処理場の入り口にテントを張ろうというがH2O氏がそれはちょっと…というので戻って若者がテントを張っていた上流、100mくらいのところにある意味寄り添って?テントを張った。

 暑くもなく、寒くもなくちょうどいい。そこで宴会を始める。買ったビールと持参したワインでいい感じになる。早くも眠たくなりあまり盛り上がらずに寝る。中国は尖閣列島を犯して、中国人漁船の船長が拘束されたが、政府は弱腰だなぁなんて話をする。主権を侵して者に遠慮をすることはないのだと酔いにまかせて威勢がいい。それで、官僚の交流が中止されたりレアメタルの輸出が禁輸となったり、あげくの果てには日本企業の社員が4人拘束されたりと雲行きがあやしい。よく寝た。

 3:30 快適に朝を迎えた。H2O氏が起きだしてメシを作ってくれる。自分は4:00い予定通り起きて出るとコーヒーが入っている。メシはもうできているという。手際が良くすべてやってもらい感謝する。

 5:08 出発する。登山口に白板があり各種の書き込みがある。300名山狙いが多いのだろうか、5日連続で登っているスーパーボーイがいる。すげぇ! 少し登ると平地になり、少しで小沢をわたり徐々に登っていく。道ははっきりしており、テープが随所にある。冬用であろうか。

 6:18着。一本。590m地点。秋の虫の声がするとO氏。
 6:21発。ひたすら登る。だんだんと急になってきてトラロープが出始める。どこも滑りやすい。ひたすら登りやっとのことで7:40に頂上台地に乗る。天候は曇り。ちっとも面白くない登りだ!とO氏が息巻いている。あたりは鬱蒼とした樹林帯だ。すずしい

 7:50発。そこからは沢筋を登る。荒れていて歩きにくい。沢筋を登り、斜面の途中で左から電化所有地を通ってくる道とであう。そこに一応指導標があるが、旧来の登山道の方には指導標がない。そこからも急登をしのぎ、頂上の一角に飛び出すと、あれまぁ! 素晴らしい景色が広がっている。頸城三山や、親不知からの海岸線、そして雨飾山、遠くには白馬岳からいつぞやたどった栂海新道の尾根道。この青海黒姫山もまた栂海新道の一部である犬が岳から派生した尾根上にある。そこから歩きにくい頂上の稜線を頂上に向かって進む。途中、遭難碑があるが、風雪に耐えかねてか折れてしまっている。石灰岩特有の浸食のされた尾根をたどり、8:35に頂上に到着した。神社があるが、いろいろなポリタンクなどもあってキレイではない。しかし展望は素晴らしい。また、すぐ下にはトラックの音が聞こえて一生懸命石灰を採掘している。この山もまた武甲山と同じ運命をたどるのであろうか。頂上で石をよく見ると化石が見える。ここまで休みなしで3時間10分で登ってきた。ま、快調の方であると思う。

 9:10頂上発。ひたすら下ったが途中で一回ころんで右掌をケガをしてしまった。途中登ってくる3人組の若者、そしてそのあと登ってきた何人かの登山者にであう。

 11:25 ごみ処理場跡に着いた。着替えてラーメンを2つ食する。今日はノンアルコールビールがない。残念。その代わり持参するのを忘れたグレープフルーツを食べる。そして親不知に向かい、親不知の栂海新道入口で写真をとり、海岸に下りてそこで石を拾い、(途中旧北陸本線の廃線あとがあって感動する。トンネルには蒸気機関車の時代の黒い煤煙のあとが残っていた・・とH2O氏が言っていた)
 そこから東京に帰った。大渋滞で夜帰ったのは12時近くとなってってしまった。帰ったら珍しく家族が3人いたのだが、自分が帰ったら2人とも自分の部屋に閉じこもってしまい私ひとりになってしまった。彼らの名前は、同居人・・・・。

感想

・急登の連続で忍の一字であったが、頂上の一角に飛び出した時の感動はすごい!景色もとてもよかったですね。
・頂上の岩は、とても鋭い石灰岩で手が切れそうです! こんな尾根道もまた珍しいのでは?!
・頂上の岩には化石が一部に見られました。
・残念なのは、頂上から見えるトラックの採掘現場。このまま武甲山みたいになるんだったらゴメンだな。ぜひともこの素晴らしい山を残してほしいと思いました。

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