記録ID: 1089225
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雪山ハイキング
磐梯・吾妻・安達太良
雄国沼 春未だ遠く結氷した静寂の雪原が広がっていた
2017年03月20日(月) [日帰り]

体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:03
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 559m
- 下り
- 549m
コースタイム
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
<雄子沢登山口〜雄国山> 雄国山の稜線までは急登の斜面。スキーのシール登高のトレースを戴きました。トレースを外すと雪は深い。 <雄国山〜雄国沼休憩舎> 明瞭なトレースあり。稜線は雪庇が発達している。 <雄国沼休憩舎〜雄子沢登山口> こちらも明瞭なトレースあり。沢の上の雪が割れ始めている。 <雄国沼の結氷状態> 沼の氷の上にはまだ十分な雪があり、前日と思われるスキートレースは沼の上を歩いていた。ただこれからは雪解けが進み気温が上がると沼上の歩きはスキーでも厳しくなると思われる。 |
写真
最近あみ出した自撮り方法です。トレッキングポールを逆さまに雪面に差し込み、ポールの先にカメラの三脚ネジ部を差し込むだけ。あとは適当にポールの角度を微調整してカメラの水平を出します。冬期限定の自撮り方法で三脚要らず〜!!
感想
福島市内では春の気配が感じられる今日この頃、
数日前は積雪もあったりと冬と春が混在しているようだ。
しかし市内から一歩吾妻山を越えればそこはまだまだ冬の世界が広がっていた。
冬の名残を楽しもうと行き先を思案する。
磐梯山、蔵王、日光白根山・・・・なぜか心を揺さぶられる想いがこない。
そんな時、PCで真っ白に結氷した雄国沼の映像を見た。
これだ・・・・!!
雄国沼は初夏には湿原にニッコウキスゲが咲き乱れる有名な場所だが、
冬に訪れる人は少ないという。
標高が1000mを越える沼は冬期は全面結氷し
スキーならその湖面を渡れるという。
さらに晴れていたのなら沼を巡る周囲の山から
真っ白に結氷した湖面(沼面?)の先に磐梯山が望めるという。
3連休の最終日、
先日降った雪もすっかりと落ち着いたこの日は
気温も高くまずまずの天気予報で
最高のスノーハイキングとなるであろう。
雄国山につながる稜線から望む雄国沼は
見事なまでに平らで真っ白な雪を被っていた。
風も穏やかで春を告げる小鳥のさえずりさえも静寂を感じるほどだ。
そこに影を落とす雲の動きだけが動を感じるのである。
微かに見える磐梯山の頂きも今日は背景のひとつに過ぎない。
視線は眼下に広がる雪面に虜だ。
湖面を渡ろうとするスキーヤーたちの姿、
その人影が雄国沼の大きさをより一層感じさせる。
ピークハントばかりが山の楽しみでない、
時には自然の美しさを愛で眺め、
歩みを停めてみるのもいいもんだ。
久しぶりにそんな山の時間を過ごした一日であった。
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tekapo










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