比良山/神爾の滝・八雲ヶ原・金糞峠・金糞滝(キノコを探しに神爾谷へ)

- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 808m
- 下り
- 810m
| 天候 | 晴れ時々曇 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
猛暑を逃れて比良へ。暑い日は谷道ルートに限る、ということで神爾谷コースへ。登山道に入りすぐのカマブロ洞でまず熱い体を冷やす。神爾の滝までは蒸し暑い山腹の道だがずっと木陰で、いろんな種類のキノコが顔を出していて飽きない。
登山道から外れて滝道を下りると目の前にハネ滝である神爾の滝雄滝。ここは別世界。瀑風で半袖では寒いくらいである。気持ちよくてなかなか離れられない。滝から上流の神爾谷道はほとんどが水辺近くを歩くため暑さはほとんど感じないのがうれしい。
ツメの支流に入ったところはホトトギスやイワタバコなどの花が多く咲いていて目を楽しませてくれる。危なっかしいトラバースを越えると道は荒れて不明瞭となってくる。谷を詰めるとダケのガレ(固定鎖が連続するガレ場の急登)だが、右手斜面に登っていく踏み跡を発見。きょうはこれをたどることにする。急斜面の直登はいわゆる胸突き八丁といわれる急坂で常に枝や根っこを頼りにしないと転げ落ちそうになる。いい加減急登に飽きた頃、ごみが散乱し始めて旧ロープウエイ発着地点の草地に出る。駅ホームから投げ落とされたごみが散乱していたのだ。駅舎はきれいさっぱり撤去されたが、ごみも同時に回収してほしかった。
登り切った北比良峠は曇っていて涼しい風が吹いている。琵琶湖は霞んではっきり見下ろせないが。この頃京都では38.5℃にも達していたらしいのだが、ここにいる限り想像できない。
八雲ヶ原に下り、多くの種類のトンボが飛び回っているのを眺め、奥の深谷の森の中へ。涼やかなせせらぎの音とヒグラシのもの悲しげな鳴き声を聞きながら散策気分で金糞峠へ。
この峠は随分と緑に覆われたものだ。初めてここに来たのは40年も前のことになる。当時は岩とガレの峠で緑はわずかだった。そんなことを思い返しながら琵琶湖を見下ろしているとアブに刺されてしまった。後から腫れて数週間痛がゆさが続くので夏場は気をつけているのだが、今回初めてタイツにショートパンツスタイルだったことを忘れてしまっていた。今までのロングパンツでは気にしなくてよかったのだが、タイツはアブの針を通してしまう。
急坂を慎重に下り金糞滝へ。またまた体を冷やす。この後も一気に下るのではなく堰堤の落水の裏などで涼みながらイン谷口に戻る。案外涼しく快適な登山を楽しめた。
エイチび〜












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