破風山


- GPS
- 33:58
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,956m
- 下り
- 1,942m
コースタイム
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 11:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路や駐車場に雪はありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な個所はありませんが、破風山稜線は岩の積み重なった箇所が多いので、アイゼン、ワカンでの歩行は十分注意してください。 |
その他周辺情報 | 花かげの湯に入りました。¥510 いいお湯でした。 |
写真
感想
ひさしぶりの冬山は、やはり破風山から。
というわけで、lunetteさんとラッセル訓練に行ってきました。
この前週、富士山で神奈川岳連の冬山講習を受けたばかりの二人。わくわくしながら出かけていきました。このルート冬に入るのは2010年以来です。あの時に比べると、雪は驚くほど少なくなっています。
雁坂峠までは秋道といってもいいくらい、雪がありませんでした。東破風山の登りでのラッセルを期待していたので、ちょっと心配になってしまいました。
しかし峠からは雪の量が格段に増え、トレースがあるとはいえ歩行速度に影響が出始めました。途中トレースの主と飼い犬に会い、しばし癒しの時をすごし、雁坂嶺の先にはトレースがないとの情報も得ました。実際には雁坂嶺の手前でトレースはなくなり、本格的なつぼ足になりました。
そして東破風山。期待通りの雪質、深さ。やはりこの斜面は楽しめます。二人で交代しながら懸命に登り続けました。1時間15分ほどで東破風山に登頂。ここから小屋までは微妙な時間になってしましました。平坦になったとはいえ、岩の多い道はワカンには向きません。あともう少しで西破風山というところで時間切れになってしまいました。
今回デビューのステラリッジ3。整地しなくてもぴったり置けるスペースがあって助かりました。夕飯はlunetteさん特製のすき焼き。お腹いっぱいになってたっぷり飲んだら就寝です。疲労困憊で写真は撮り忘れましたが、最高に美味しかったです。
翌朝は朝焼けの富士を眺めながらのラッセル。朝のクラストと西破風山からの下りが急なので、アイゼン・ワカンは履きませんでした。行程を変えて、甲武信ヶ岳には上がらずに下りることにしました。破風山避難小屋でまで下ったら、ワカンを履いてまた登りです。さすがのlunetteさんも「あそこまで登るの?」と不安げです。自分は道を知っているのでそれほど大変には思ってませんでしたが、ひたすら続く登りにはかなり体力を奪われました。
そしてようやく、戸渡尾根分岐に到着。ラッセル地獄終了です。今度はアイゼンに履き替えて、よく踏まれた急斜面を下っていきます。こっちの道はかなり下まで雪があって、昨日の雁坂峠までの道との違いが不思議でした。
徳ちゃん新道に入ってから雪は少なくなり、ぬかるみ足をとられるようになりました。二人とも何度も転びながらも、大きなケガなく下山。さっそく温泉に入り、談合坂SAで腹を満たして、珍しく渋滞のない中央道を帰っていきました。
というわけで、期待を裏切らない東破風山、十二分に楽しんできました。以前は単独で、甲武信にも上がってたんですから、体力なくなってるんだなと実感してしまいました。lunetteさんには今回もお世話になり、ありがとうございました。破風山を登っているところを、動画に撮らせていただきました。
おかげで楽しい週末になりました。
以前にこのコースを一人ラッセルで踏破されたBBCさんのお誘いに乗り参加しました。ラッセル経験はほとんどなく、というかまったく無いに等しいので、大丈夫か?とBBCさんには申し上げたのですが、、、「大丈夫!だいじょぶ!」とニコニコ。この段階で用心すべきでしたね。
始めは雪がほとんどなく、BBCさん、「雪がないなあ」ぼやくことしきり。だけど雁坂峠まで楽に行けた。これが結果良かった。雁坂嶺手前からトレースなくなりラッセル始まり。はじめはBBCさんが頑張ってくれたが、その後交代交代。私がほらねー。遅いよねー。足引っ張ってるよね。BBCさんはテント、水を持ってくれてそれだけで大変なのに、軽い私が遅い。。。すまない。と心の中で謝るも、荷物を負担すると言えない。雪の中に足の自由を奪われ疲労困憊。あー。この体力の低下を痛感。破風山避難小屋に行きつけるかなあという甘い考えは、はるか手前で破られ、、。東破風山過ぎたところで、BBCさんの判断でテントを登山道に張る。ぎりぎりで暗くなる。テントはBBCさん購入のモンベルテント。冬仕様のフライ。あったかい。すき焼き作りますよー。私のためにワインも持ってきてくれたBBCさん。ひゃっほー。疲労困憊ですぐ就寝。足先がやっぱり冷たい。眠れんなー。うとうと。
翌朝は強風で起きた。晴天・強風。ぺっかぺかに光る富士山が見える。南アも綺麗にみえる。どっちも風強そう。テント撤収。風が痛い。昨日は判断力低下で薄手のウール手袋でラッセルして指先を濡らして失敗したから今日はミトン着用。破風山避難小屋に泊まるはずだったロス時間を考えると今日の行程は2時間増し。強風とラッセルで惜しみなく体力を奪う。ともかく進まないったら。戸渡尾根の分岐まで何度も、BBCさんにまだ?まだ?と連発。誰もいない。足跡は獣だけの雪をかきわける。また、まだまだ?と問いかける。BBCさんめんどくさそうに。まだ少し。と答える。すんませんね。もうラッセルはおなか一杯。やっと戸渡尾根分岐でラッセル終了。人がいる。それからまろび転びつ下山。
BBCさんよく一人で登りましたねー。一回だと思ったら二回だという。え?!え?!
コメント
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lunetteさんのご案内でこちらのページに来ました。
すごい・・・
そしてキレイ・・・
yymさん、ご無沙汰してます。
雪山も楽しいですよ。空気が澄んでるから、景色もいいし。
来年はご一緒できるといいですね。
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