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記録ID: 1063537
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ハイキング
北陸

【敦賀】鉢伏山〜ウツロギ峠をスルー

2016年04月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
ヤドカリ その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:57
距離
10.3km
登り
733m
下り
740m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
2:12
合計
7:57
距離 10.3km 登り 733m 下り 746m
7:21
65
葉原隧道北口Pスタート地点
8:26
8:31
110
四等・舟ヶ谷
10:21
12:25
63
13:28
13:30
63
四等・野々末
14:33
14:34
44
五幡山
15:18
ウツロギ峠
四等・舟ヶ谷までの登りと五幡山からの下りは送電線鉄塔巡視路ですが、その他の区間は登山道ではありません。ヤブの状態によりコースタイムは変わってくると思います。今回は稜線ではかなりのんびり歩いていますので、参考程度にお願いします。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
敦賀IC→国道8号→国道476号→葉原より葉原隧道へ向かう途中、西へ左折でウツロギ峠。ここに一台を置きました。ここまで道は全く問題ありませんが、峠から西へは車で通行できるような道には見えませんでした。
戻って、信号による片側交互通行の葉原隧道を抜けた北口、地形図の送電線のすぐ北のふくらみに駐車。
コース状況/
危険箇所等
危険個所はありませんが一部を除いてヤブ山登山であり、登山道はありませんのでルートファインディングの方が重要です。出かけられる際は自己責任でお願いします。
その他周辺情報 敦賀IC付近以外にコンビニ等はありません。
葉原隧道北口先の駐車スペース。写真右の道へ。
2016年04月24日 07:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 7:20
葉原隧道北口先の駐車スペース。写真右の道へ。
フェンス沿いに歩きます。
2016年04月24日 07:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 7:25
フェンス沿いに歩きます。
高速をくぐります。
2016年04月24日 07:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 7:27
高速をくぐります。
ここが巡視路入り口。
2016年04月24日 07:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 7:30
ここが巡視路入り口。
谷を渡って対岸の尾根へ。
2016年04月24日 07:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 7:38
谷を渡って対岸の尾根へ。
プラ階段でジグザグ登る。
2016年04月24日 07:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 7:41
プラ階段でジグザグ登る。
送電線と高速道路。
2016年04月24日 07:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 7:54
送電線と高速道路。
最初の鉄塔。
2016年04月24日 08:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 8:00
最初の鉄塔。
そこからは新緑眩しい雑木林。
2016年04月24日 08:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 8:08
そこからは新緑眩しい雑木林。
イカリソウも終焉。
2016年04月24日 08:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 8:18
イカリソウも終焉。
2番目の鉄塔から敦賀の海。
2016年04月24日 08:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/24 8:21
2番目の鉄塔から敦賀の海。
巡視路を離れて東へ。すぐに四等・舟ヶ谷。
2016年04月24日 08:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/24 8:26
巡視路を離れて東へ。すぐに四等・舟ヶ谷。
植林にクロモジの新緑の道。
2016年04月24日 08:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 8:37
植林にクロモジの新緑の道。
自然林の新緑が始まります。
2016年04月24日 08:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 8:49
自然林の新緑が始まります。
すばらしい快適な道が続きました。
2016年04月24日 08:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 8:59
すばらしい快適な道が続きました。
650mあたりから尾根芯にササヤブが。
2016年04月24日 09:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 9:38
650mあたりから尾根芯にササヤブが。
笹を泳ぐ山だよ姉さん。見えるかな?
2016年04月24日 09:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 9:54
笹を泳ぐ山だよ姉さん。見えるかな?
ほわほわの芽吹きがいい感じです。
2016年04月24日 09:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 9:59
ほわほわの芽吹きがいい感じです。
ブナも目立ってきました。
2016年04月24日 10:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 10:02
ブナも目立ってきました。
地を這うブナ。
2016年04月24日 10:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/24 10:04
地を這うブナ。
さらに尾根は広く緩やかに。
2016年04月24日 10:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 10:05
さらに尾根は広く緩やかに。
こんな景色に出会うのがヤブ山の楽しみです。
2016年04月24日 10:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 10:07
こんな景色に出会うのがヤブ山の楽しみです。
鉢伏山山頂が見えてきた。
2016年04月24日 10:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 10:15
鉢伏山山頂が見えてきた。
ここを登って。
2016年04月24日 10:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 10:25
ここを登って。
広〜い鉢伏山山頂に到着。
2016年04月24日 10:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 10:26
広〜い鉢伏山山頂に到着。
展望は今日は残念。
2016年04月24日 10:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 10:27
展望は今日は残念。
だそうです。
2016年04月24日 12:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 12:17
だそうです。
今庄365スキー場に出て…
2016年04月24日 12:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 12:18
今庄365スキー場に出て…
適当にヤブの中へ。
2016年04月24日 12:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 12:20
適当にヤブの中へ。
始めのうちはヤブコギ。
2016年04月24日 12:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 12:35
始めのうちはヤブコギ。
こちらの尾根もいい感じ。
2016年04月24日 12:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 12:41
こちらの尾根もいい感じ。
じきにヤブは薄くなりました。
2016年04月24日 12:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 12:59
じきにヤブは薄くなりました。
陽射しがないのは惜しいですが、新緑がきれい。
2016年04月24日 13:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 13:06
陽射しがないのは惜しいですが、新緑がきれい。
最高の時期なんでしょうね。
2016年04月24日 13:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 13:13
最高の時期なんでしょうね。
右手植林となったコブの登り。
2016年04月24日 13:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 13:18
右手植林となったコブの登り。
登ったところが四等・野々末。
2016年04月24日 13:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 13:27
登ったところが四等・野々末。
ウツロギ峠へと進みます。ここでくくり罠にかかったイノシシ君と出会うも写真撮れず^^;.
2016年04月24日 13:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 13:53
ウツロギ峠へと進みます。ここでくくり罠にかかったイノシシ君と出会うも写真撮れず^^;.
さらに今度はシカ君(さん?)も!前足がちぎれんばかりにもがいてます。
2016年04月24日 14:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 14:09
さらに今度はシカ君(さん?)も!前足がちぎれんばかりにもがいてます。
仕掛けられたくくり罠に用心しながら。
2016年04月24日 14:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 14:18
仕掛けられたくくり罠に用心しながら。
五幡山に到着。
2016年04月24日 14:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 14:32
五幡山に到着。
ここからは美しき巡視路。
2016年04月24日 14:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/24 14:47
ここからは美しき巡視路。
鉄塔に寄り道。
2016年04月24日 14:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 14:55
鉄塔に寄り道。
ウツロギ峠に到着。
2016年04月24日 15:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 15:14
ウツロギ峠に到着。
五幡山登山口となっていますね。
2016年04月24日 15:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/24 15:15
五幡山登山口となっていますね。
撮影機器:

感想

低山の新緑も進んできました。今週は美濃を少し離れて敦賀のお山・鉢伏山へ。本当は積雪期に歩くつもりだったので、今庄365スキー場を通らずに登れるルートとして考えておいたものでした。新緑期ならばもう少し大きく周回しようということで、そうなると車がもう一台必要になるので山友・山だよ姉さんをそそのかし?同行していただくことになりました。

【葉原隧道北口P〜四等・舟ヶ谷】
下山口となるウツロギ峠に現地集合、私の車をデポして山だよ姉さんの車で登山口に向かいます。北陸道の上下線のトンネルに挟まれた、いかにも窮屈そうな葉原隧道はやっぱり信号による片側交互通行となっていました。それを抜けて北口からしばらくの、登りに使う巡視路へ続く道の分岐にあるふくらみに駐車。
高速道路を飛ばす車たちをすぐわきに見ながら準備をしてスタートです。フェンス伝いに歩いていくと高速道路をくぐり、それに沿って南下。すぐに左手に巡視路入口があります。これを入って植林の道を行くと、谷を渡り対岸の尾根をジグザグに登っていくプラ階段の道になります。イカリソウの株が見られますが、すでに花は終わってしまったようです。やがて一つ目の鉄塔に出合い、その先からは雑木林となり新緑がまぶしい。しばらくで植林の伐採地となり、2つ目の鉄塔広場に登ると敦賀の海が眺望できますが、今日は霞みが強くちょっと残念でした。
ここから巡視路と離れ、尾根を東へ分け入ります。植林の中に舟ヶ谷の三角点があり、小さなプレートがつけられていました。

【四等・舟ヶ谷〜鉢伏山】
しばらくは植林の中の道のようなそうでもないような道を進みます。林床には若葉を広げたクロモジがびっしり。美濃の山ならこれがシロモジとなるところ、北陸の山なんだなと実感します。
植林を抜けだすとヤブはたいしたこともなく、新緑の美しい自然林の道になりました。自然と歩みも遅くなるというものです。ユキツバキの咲き残る急な斜面を登ると顕著な尾根となり、足元ササの軽いヤブコギとなりました。今年は雪が少なかったせいなのか?早くも小さなヤマダニがズボンのすそに張り付いてきます。時々立ち止まっては叩き落としながら進みます。
北からの大きな尾根が近づくと尾根は緩く開けてきて、ブナも目立ち始めます。日差しが弱いのが残念ですが、ほわほわと芽吹く背の高い木々の森が実にいい感じです。この時期のヤブ山の楽しみですね。
北からの南越前町との市町界尾根に乗り南東へと向きを変え、ますます新緑で賑わう麗しい森を登っていきなり大きく切り開かれた鉢伏山山頂に飛び出しました。冬季は今庄365スキー場からたやすく登れる山頂です。霞はますますひどくなり、展望は全く得られません。この先もヤブ尾根なので、ここでシートを広げてお昼までの大休止とします。

【鉢伏山〜四等・野々末】
さて、後半戦です。三角点すぐ後ろは傾斜がきつそうなので、スキー場トップに出てから適当にヤブに突入します。狙いの尾根芯に乗るまではかなりのヤブコギを強いられ、これなら三角点すぐから入った方がよかったかなと^^;
尾根芯に乗ってしまえばさほどひどいヤブはなく、時にはしっかりした獣道も拾えたり。すっかり空がかげってしまい日差しが当たらないものの、こちらの尾根も新緑が見事です。かなりの激ヤブもあるという情報もありましたが、まだ芽吹き始めのこの時期なら全然大丈夫でした。まあ、下りということもありますが。それに目印のテープ類もあり、割と歩かれているんだということがわかります。
どんどん下ると右手の谷から植林が上がってきて、小さなコブを登るとそこが四等・野々末でした。車1台のときならこのすぐ先のコブから北へ下れば駐車地に出られるのでコンパクトな周回ができます。

【四等・野々末〜五幡山〜ウツロギ峠】
右手植林となりヤブも全くなくなった尾根をさらに進んでいきます。すると前方に何か暴れまわっているものが。よく見ると猪ではありませんか。こちらの熊鈴の音に気が付いているはずなのに、そこから離れようとしません。弱ったなあと様子をうかがっていると、なんとその後ろ脚にワイヤーがくくられています。そう、くくり罠にかかっていたのです。尾根幅のない場所なので避けて通ることができません。近づきながらルートを探り、何とか斜面をトラバースして迂回することができました。厄介者の害獣もこうしてみると哀れにも思えますが、どうしてやることもできず、ただ安らかな死を願ってやるばかり。
そしてよくみてみると、尾根上の木々のあちらこちらにくくり罠が仕掛けられています。ワイヤーの輪や、その下に埋まっている小さなカップは人間の登山靴がハマることはないでしょうが、一応警戒しながら進みます。すると先頭を歩いていた山だよ姉さんが悲鳴を上げます。なんと今度は鹿がかかっていました。こちらに気づき死に物狂いでもがいているのが気の毒なので、速やかに迂回して退散します。ここのくくり罠の仕掛け主はよほどの達人なんでしょうかね。
そして尾根幅が再び広くなり、山頂道標のたてられた五幡山に到着です。ここから先は巡視路兼登山道となるのでまさか罠が仕掛けられていることはないでしょう。緊張から解放されてほっと一息。
あとは素晴らしく整備された新緑の美しい巡視路を快適に下り、鉄塔に寄り道してウツロギ峠へと帰り着きました。

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