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Yamareco

記録ID: 101529
全員に公開
雪山ハイキング
奥秩父

青い空が遠かった、、、金峰山の千代の吹き上げまで

2011年02月19日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
08:15
距離
8.3km
登り
860m
下り
849m

コースタイム

(ご参考:瑞牆山荘先駐車場より)
到着_出発-名称

<登り>04:42
(0700)駐車場(0715)⇒(0803)富士見平(0805)⇒(0918)大日小屋⇒(0958)大日岩_小川山

分岐⇒(1129)砂払いの頭(1139)⇒(1152)砂千代の吹き上げ(1236)

<下り>02:54
(1243)砂払いの頭(1250)⇒(1354)大日岩⇒(1420)大日小屋⇒(1457)富士見平⇒(1530)駐

車場(1540)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
大日岩より上の雪質はモナカ状態。踏み抜くと股下までズッポリ。
日陰は凍っている箇所もあり、アイゼンがあると心強い。
無料駐車場への道はカリカリです。よって、手前の駐車場。しかも前回とは逆のスペースに駐車しました。
無料駐車場への道はカリカリです。よって、手前の駐車場。しかも前回とは逆のスペースに駐車しました。
無事に駐車できたので第一関門はクリア。
無事に駐車できたので第一関門はクリア。
行ける所まで、、行ってみますか。
行ける所まで、、行ってみますか。
ふわふわの雪の下には、氷が、、、。
ズルズルと。
林道からはアイゼンを装着デス。
ふわふわの雪の下には、氷が、、、。
ズルズルと。
林道からはアイゼンを装着デス。
富士見平から瑞牆山への新しいトレースはなし。
皆、金峰山へ向かっている様子。
富士見平から瑞牆山への新しいトレースはなし。
皆、金峰山へ向かっている様子。
先行者は数名か、、。
先行者は数名か、、。
天を仰ぐも雲が覆いかぶさっている。流れは早い。
天気予報では晴れとな。期待しつつのハイクup.
天を仰ぐも雲が覆いかぶさっている。流れは早い。
天気予報では晴れとな。期待しつつのハイクup.
森林の間より、朝日が我々を照らす。
心なしか暖かさを感じる。いつも思うが太陽は偉大である。
森林の間より、朝日が我々を照らす。
心なしか暖かさを感じる。いつも思うが太陽は偉大である。
もう、案内板の役目を終えているが、木に取り込まれる様子は年月を物語っている。
この案内板は何百人を励まし、見送ってきたのか。
でもこうして未だ、居続けようとし、木に食われまいと踏ん張る姿に何故か励まされた感じがした。
もう、案内板の役目を終えているが、木に取り込まれる様子は年月を物語っている。
この案内板は何百人を励まし、見送ってきたのか。
でもこうして未だ、居続けようとし、木に食われまいと踏ん張る姿に何故か励まされた感じがした。
鷹見岩へのトレースはなし。
鷹見岩へのトレースはなし。
大日小屋へのトレースもなし。
大日小屋へのトレースもなし。
晴れてきましたよ。
晴れてきましたよ。
見上げる岩から立派なツララが、、、。
何故か、あの下に居てツララが落ちてきたら、、、などと想像してしまう。
見上げる岩から立派なツララが、、、。
何故か、あの下に居てツララが落ちてきたら、、、などと想像してしまう。
ルートを外れると、ずぼっと膝下まで埋もれる始末。
ジタバタしていると、リュウが「早く来い」と言わんばかりに待っております。
ルートを外れると、ずぼっと膝下まで埋もれる始末。
ジタバタしていると、リュウが「早く来い」と言わんばかりに待っております。
アイゼンを利かせ、急坂をあえげばそれだけの景色が迎えてくれます。
八ヶ岳がどド〜ンと眼下に広がっておりました。
アイゼンを利かせ、急坂をあえげばそれだけの景色が迎えてくれます。
八ヶ岳がどド〜ンと眼下に広がっておりました。
う〜ぅん。まだまだ先は長い。
う〜ぅん。まだまだ先は長い。
大日岩からはトレースはあるものの雪がいっそう深くなる
大日岩からはトレースはあるものの雪がいっそう深くなる
見上げれば青空が、、、。勇気を頂きました。
見上げれば青空が、、、。勇気を頂きました。
ルートを外れると、ズボット股下まで埋まる状況。
何度も足を取られ、、、、欲すい〜ぃ。スノーシューまたはワカン。
ルートを外れると、ズボット股下まで埋まる状況。
何度も足を取られ、、、、欲すい〜ぃ。スノーシューまたはワカン。
急坂を振り返れば、八ヶ岳が。
1
急坂を振り返れば、八ヶ岳が。
顔を上げれば青空が。
顔を上げれば青空が。
息は上がり、目はうつろで登り上げた景色は。
息は上がり、目はうつろで登り上げた景色は。
あぁ、格別です。
あぁ、格別です。
うう〜ん、絶景。来て良かった。
うう〜ん、絶景。来て良かった。
ここより先へのハイクとなれば今宵の「飲み会」には間に合わぬか。
スノーシューがあれば、最高の尾根歩きが可能であろうが、、、悔しい。
ここより先へのハイクとなれば今宵の「飲み会」には間に合わぬか。
スノーシューがあれば、最高の尾根歩きが可能であろうが、、、悔しい。
とりあえず様子を見ようと駆け上がるも、、、ズボ。
ハイハイ体制で脱出すること数回。
「砂千代の吹き上げ」までは何とかたどり着く。
とりあえず様子を見ようと駆け上がるも、、、ズボ。
ハイハイ体制で脱出すること数回。
「砂千代の吹き上げ」までは何とかたどり着く。
山頂までは、もう少しなのだが。遠い。
今の私には、もの凄く遠い。
山頂までは、もう少しなのだが。遠い。
今の私には、もの凄く遠い。
富士山も雲隠れ。とりあえず、絶景を拝みながらの昼飯。
コノ場所でも十分満喫できる。
富士山も雲隠れ。とりあえず、絶景を拝みながらの昼飯。
コノ場所でも十分満喫できる。
下山の注意が必要で、午前のルート上を歩くも、ズボ・・・・。
下山の注意が必要で、午前のルート上を歩くも、ズボ・・・・。
リュウの眼が心配そうです。
リュウの眼が心配そうです。
大日小屋ではテントが、、、。数組の方とすれ違いましたので、何方かの物でしょう。
今宵はさぞ素晴らしい夜空に恵まれることでしょうナ。
私も体験したいと切に願う。
大日小屋ではテントが、、、。数組の方とすれ違いましたので、何方かの物でしょう。
今宵はさぞ素晴らしい夜空に恵まれることでしょうナ。
私も体験したいと切に願う。
休憩もソコソコで富士見平まで戻ると、朝にはなかったトレースがありました。
やはり人気な場所なのですね。ココでもテントが数張りありました。
休憩もソコソコで富士見平まで戻ると、朝にはなかったトレースがありました。
やはり人気な場所なのですね。ココでもテントが数張りありました。
駐車場に帰り着き、凍りついた路面で発車できるか心配でしたが一発合格で帰路に着く。
途中の路肩より金峰山へのリベンジを近い、そそくさと飲み会へと向かうのでした。
駐車場に帰り着き、凍りついた路面で発車できるか心配でしたが一発合格で帰路に着く。
途中の路肩より金峰山へのリベンジを近い、そそくさと飲み会へと向かうのでした。

感想

数分しか得られないが、無音の時間が其処にある。

この時は太陽の日差しに暖かさを感じながら、目の前に広がる壮大な景色を堪能することができる時間でもある。

格別だ。

ここまでの苦行との引き換えで得られる短い時間だがこの上ない祝福を感じさせる。
遠くは北アルプスの山達、一番右側が白馬岳。
右を向けば遠くに、山頂が白く川のような白い筋が何本も流れ落ちているような雪帽子を被る谷川岳。
(休憩していると、スノーシューを履いて下ってきた方にご教授いただいた。例年より雪は1mほど少ないとのこと。)


うう〜ん、絶景。来て良かった。

またしても風が吹きつけ、顔に氷の粒が当たる。冷たいというよりは痛いに近い感覚。
反転し風を背中で受けやり過ごす。

パリン、っと薄いガラスが割れるような音がすると、パラバラと氷が砕け散りながら谷底に落ちてゆく。
その儚い音がなんだか寂しい気持ちとなってしまう。
手元の温度計はマイナス10℃を指していた。この極寒が寂しい気持ちを助長させているのだ。

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