蔵王の展望台【後烏帽子岳】

- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 351m
- 下り
- 1,041m
コースタイム
天候 | 晴れ(山頂付近強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
えぼしスキー場駐車場 500円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・リフト400円/回,ゴンドラ1,000円/回 ・カモシカリフト終点の目の前に登山口 ・最初は樹林帯,徐々に樹木が疎らに ・小一時間で山頂へ。マップ上は1.2kmですがもうちょっとありそう。 ・本日,青空でしたが,頂上付近はなかなか強風 ・頂上からは屏風の壁をはじめとした南蔵王の山々や中央蔵王。北蔵王,二口山塊,船形連峰が一望!「屏風の壁ホイップクリーム」美味しそうでした。刈田岳方面の樹氷は終わり気味かな? ・下山はゲレンデ(チャレンジコース・かもしかコース)経由でかもしかリフト乗り場付近からスノーシュートレッキングコースへ ・下山は前烏帽子岳登山口へ下山(スキー場まで約10分間の車道歩き) ・一番の危険箇所はかもしかコース ・登山届を出し忘れていたら,リフト乗り場で確認されました(準備していたのでここで提出)。 ・温泉は遠刈田温泉神の湯,ソフトクリームはたまご舎 |
写真
感想
低山が2週間続き、今週こそは高い山に行きたいなぁと天気予報に一喜一憂の一週間。
旦那と今週予定を立てるのに、ヤマレコ・ネット検索かけ、自分たちの力量にあわせて決定したのが、
「後烏帽子岳」。
ゴンドラ・リフトを乗りついて登りは楽にいけるし、なにより雪で真っ白な屏風に会いたい!
と絶景目当ての今回の山行。
当日、下界は晴れだが山はどうかな?
スキー場につくとたくさんのスキーヤー、ボーダー。子供の姿がたくさん。
登山らしき人は見当たらず。
大会開催中の為かぜっけんを付けたスキーヤーの方々も。
ゴンドラ・リフト券購入。
それでは出発。ぐいぐい高度をあげていくゴンドラ→リフト。
頭上には青空!
「やったね!」と二人心の中でガッツポーズ。
しかしリフト降りる時、この日一番のアクシデント。
降りた瞬間、下はつるつるのアイスバーン。
思いっきり前に転んで両膝打撲・・・。
ただでさえ膝が弱いのにこのダブルパンチ(この後ずっと左膝かばいつつ行動)
バランスが悪い自分がうらめしい。
すぐにスノーシューをはいて山頂を目指す。
トレースあるが先行者は1〜2名くらい?(ワカンの跡あり)それか風で消えたのかな?
雪は重めのシャーベット状。
パウダースノーは遠い昔だねぇと泉ヶ岳を思い出す。
木々の雪も少し軽くなってきて、緑がかなり顔をのぞかせている。
しばらくは樹林帯の為、風ほとんど感じず、山頂直下はさすがの急登り+風。
リフターアップ→攻撃力アップ。(「階段出現」と毎回二人喜ぶ。進歩なし・・・)
ところどころにある木が風をほんの少し和らげてくれる。
ちょっと一息ついて振り返ると眼下には町が広がり、遠くには大東岳、雁戸山が見える。
高度感抜群!
でも今回のハイライト!屏風が見えないよ〜。
山頂はもうすこし、空が見えてるもの と風にあおられつつ登る。
途中BC3人が休憩していました。
山頂到着!目の前に広がる真っ白な屏風岳!!
「これはっケーキだ〜。生クリームだ〜!(←meikenさんのフレーズ流行中です)」と興奮。
風はかなり強く、山頂標識までは怖くてたどり着けない。
へっぴり腰の私。旦那だけ標識前で写真撮影。
それでも、蔵王連峰一望。
青空の下、馬の上岳〜水引入道〜不忘山〜屏風岳〜刈田岳から熊野岳
山々が連なる風景は日本じゃないみたいだ。
前の晩見たTVで登山家が言っていた言葉
「山頂にくるとまた登りたい山が見つかる。登ろうって思う。」
山登り初心者だけれど、その気持ち同じだ。
「まだまだ登ってない山ばかりだね。わくわくしてくる。かっこいいなぁ〜」
と山々の美しさに心うたれつつ旦那と言葉を交わす時間。
樹氷はかなり小さくなっているのが遠目にも分かる。
この間が最高だったのかな。と刈田岳を思い出したり。
ずっとこの風景の中にいたいけれど、風が許してくれず・・・。
樹林帯に降りてお昼休み。
今回も定番ごはん(カイロ入り)。
木の根元におじゃまして風をよけてもらう。ありがとね。
かき氷は不可の雪質にて断念(準備はしてきた)。パウダーはもう望めないのね。
さて本格的に下山。ゲレンデ下りが待っている↓
途中スノーシューツアーの団体に遭遇。これから登頂ですね。
他は登りの時に会ったBC方々くらい。他はゲレンデまで会う人なし。
スノーシューでの下りは順調。モフモフではないけれど、すーっと滑って下っていける。
ゲレンデ到着。上級者用を下ります。
ここが一番辛かった!
圧雪、急斜面、スノーシューの刃が効くように意識して下るものの・・・。
横になってみたり、斜めになってみたり。
端を歩く我らの目には急斜面を滑降する子供・・・すごいよ、英才教育だよ。
子供も頑張ってるしと自らを励ましつつ、ゴンドラ乗り場に到着。
レストハウスで一息いれて、今度は森の中をとおる「スノーシュートレッキングコース」へ
赤テープ、トレースあり。
人影なし。最後まで誰にもあわず、スキー場の音楽が時折聞こえつつも今度はうってかわって静かな森歩きを楽しめる。
お日様の力で雪はかなり溶けかかり、地面が見える。
野鳥の鳴き声も盛んに聞こえる。
右をみれば馬の上岳、頭上からは木漏れ日。
「平和だねぇ〜」
途中マザーツリーのような大木に出会う。
なんだか他の場所とは空気が違うような気がして、抱きついてみた。
「安心するね」と旦那が言う。
左膝の痛みがましてきたなぁと思った頃、道路が見えた。
前烏帽子岳登山口よりトレッキングコースを出て、道路登り。
ザックを背負った私たちを車から不思議な顔で見る人も。
(ゲレンデでは、まだスノーシュー珍しいらしく、質問をうけました。
リフトに乗っていた人たちも我々を見て子供に説明していたみたい。)
帰りは「神の湯」でひとっ風呂。
(ここの地元!という雰囲気と、「ぬるい湯」もめちゃめちゃ熱いじゃないか!というところが大好きです。)
本日は前回に比べて4時前という時間のせいか、余裕あり。
そして〆はらんらんソフトクリーム!
次回はパフェも食べたいなぁ・・・。
お疲れビールは2日前から仕込んでいた渾身の「いか大根」で!
もちろん、地形図と分県ガイドをテーブルに置きつつ、蔵王の余韻にひたりました。
膝痛むけれど(泣)、今週も山に行きたい・・・。
そして今回もお天気ありがとうございました。
予想天気図を眺めながら素人予報で登山日は日曜日に。
水引入道,不忘山,または薬來山?と迷いましたが,時間を見て後烏帽子岳へ。
スキー場に到着すると天気は最高!風もなし!読みどおり!と思いましたが,やはり上に上ると風の音が。
ゲレンデトップから1時間程度で山頂へ。途中登山1人(下山中),BCスキーヤー3人のみ。けっこう人は少なめかな?
徐々に展望が開けてくると北側はかなりの展望。船形連峰までの宮城の山々が望めました。そして,山頂に到着すると今度は南蔵王の山々が眼前に開けます。
風が強かったですが,雪の屏風の壁はなかなかよかったです。雪が似合います。
帰りはゲレンデ経由。ゲレンデが一番危険だと思いました(急なため)。
ゲレンデを抜け樹林帯に入るとなんとも平和なトレッキング。冬の森は心が落ち着きます。
帰りは温泉で疲れを取って,ソフトクリームで〆。
充実した2月最後の休みでした。
コメント
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いつかいらっしゃい
雪があるうちですよ、階段がでてきたら、ショックだから。山頂のミニ稜線は雪があるうちは美しいです。
後烏帽子は、本当にきれいな山体ですよね。山頂は夏でも秋山沢から吹き上げてくる風が寒いくらいです。屏風、いい眺めだなあ
薬來山ぜひお邪魔したいですね〜。行くならこの時期しかないかなと。
屏風も見事でしたが,馬ノ神の稜線もなかなか。あそこを登ったんですね
日曜日はやはりそうでしたか。蔵王の方に行かれると思っていましたよ。
kiyoshiさんと同じく、屏風の壁は素晴らしいですね。
そして、〆のソフトクリームも素晴らしい。
3月の市政だより、ご覧になりました?
泉ヶ岳アウトドアスポーツ2011の詳細が載っておりましたね。
当日,稜線上は風が強かったですが,展望はすごく良かったです。
屏風の壁は本当に素晴らしい景色でした。
泉ヶ岳アウトドアスポーツ2011,本日かみさんがスポーツクラブからリーフレットもらってきました。トレランは後白髪まで40km!!走れたら素晴らしいけど今の自分にはまだ無理ですね・・・。
kiyoshiさん、 こんにちは。
真っ白に輝く屏風、本当に美しかったです。
ぎりぎりまで姿を見せてくれないのも何ともつれなく・・・。
山頂はやはり季節問わず強風なのですね。
山頂標識まで行きたかったのですが、とても無理でした。
(ちなみに写真撮影はしゃがんで行いました)
薬來山、憎き階段が姿を見せる前にお邪魔したいと二人で計画中です。
スキー場でスノーシュー練習しましたが、ゲレンデと山道はまったく違うなぁと行くたびに感じます。
(旦那、屏風写真誉められてうれしいと思います。動画は今回も白くとんでしまい不採用でした
yamaya7さん こんにちは。
我々の行動を読まれていたとは・・・。
お二人が蔵王行っているのを見て、蔵王への思いがつのり、お天気もめぐまれたので
無事目的達成できました。
2人は馬ノ上岳、登ったんだよねぇ」なんて旦那と話しながら下山しましたよ。
冬は夏にもまして旦那と体力差を感じます。
奥様、確実に「山!」へ進行中かなぁなどと思いつつ。
優しく
刈田岳も後烏帽子岳も青空の時でいいですね。
先月に刈田岳に登った時に買ったリフト券6回分が余っているのですが樹氷が終わりでは、もったいない事になりそうです
蔵王はなかなか晴れないので,なんとも
私たちもすみかわスキー場のリフト券6回分余っています。お互い天気の良い時にまた行ければいいですね。
行動エリアが近いので,こちらこそtingurumanさんの山行記録に寄らせてもらいたいと思います。
3/5にスノーシューツアーで後烏帽子に登りました。
こちらの記録を参考に予習しましたが、当日は笑っちゃうくらいの猛吹雪きで屏風岳も何もかも見えませんでした。
また次回、参考にさせていただきます!
ではなかったですね(笑)→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-89948.html
ツアー(ノースフェイスかな)残念でしたね。
昨日の蔵王は皆さん撤退してましたね。今日はどうだったんでしょう。
天候が良ければ,山頂からの展望がすばらしいので,是非また行ってみてください。おすすめです!!
私もsawasawaさんの山行記録はいつも参考にさせてもらってます。
申し訳ございませんでした。
はい!ノースフェイスのツアーでした。20人弱の団体でしたので撤退もなく無事に山頂に到着。貴重な経験ができて楽しかったです。
マイナーな山ばかりでであまり参考にはならないと思いますが、今後ともよろしくお願いします。
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