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Yamareco

記録ID: 915879
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

裏高尾で沢登り!! 小下沢遡行〜堂所山〜景信山〜ヤゴ沢〜小仏BS

2016年07月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:29
距離
12.2km
登り
712m
下り
651m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:27
休憩
1:01
合計
6:28
8:55
9
9:04
9:04
6
9:10
9:20
15
小下沢、入渓地点
10:47
10:47
58
11:45
11:45
15
坂沢ノ滝
12:00
12:15
15
小下沢、2m、4m滝
12:30
12:45
29
小下沢、2m、4m滝先
13:14
13:16
28
13:44
13:44
39
14:23
14:39
16
14:55
14:55
17
15:12
15:15
8
15:23
15:23
0
15:23
ゴール地点
天候 曇り。
曇りですが時折日が差し、気温も高く、蒸し暑い一日。
沢登りするには丁度良いです。
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿⇔(京王線)⇔高尾⇔(京王バス)⇔日陰BS(行き)・小仏BS(帰り)
コース状況/
危険箇所等
景信山登山道を跨ぐまでは、滑床や1m程度の小滝が連続する穏やかな沢。
登山道をまたぐと、やがて左側に逆沢ノ滝
入渓地点。
沢装備に着替えて進みます。
2016年07月18日 09:11撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 9:11
入渓地点。
沢装備に着替えて進みます。
とてもきれいな沢の水。
高尾山域とは思いえない水の透明度。
2016年07月18日 09:11撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:11
とてもきれいな沢の水。
高尾山域とは思いえない水の透明度。
苔むす岩をすり抜けていきます。
2016年07月18日 09:27撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:27
苔むす岩をすり抜けていきます。
ナメ滝の連続。
いい雰囲気が続きます。
2016年07月18日 09:38撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:38
ナメ滝の連続。
いい雰囲気が続きます。
苔むす沢筋。
いい雰囲気です。
2016年07月18日 09:41撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:41
苔むす沢筋。
いい雰囲気です。
清冽な水が流れ落ちる。
2016年07月18日 09:42撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:42
清冽な水が流れ落ちる。
しかし、高尾山の近くに、こんな綺麗な水の沢があるとは。
2016年07月18日 09:42撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:42
しかし、高尾山の近くに、こんな綺麗な水の沢があるとは。
青みがかった淵の水。
とても透明度が高い。
2016年07月18日 09:43撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:43
青みがかった淵の水。
とても透明度が高い。
穏やかな沢の流れ。
癒しの沢歩きが続きます。
2016年07月18日 09:45撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 9:45
穏やかな沢の流れ。
癒しの沢歩きが続きます。
苔むす岩をすり抜けるように進むのがいい雰囲気です。
2016年07月18日 09:48撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:48
苔むす岩をすり抜けるように進むのがいい雰囲気です。
きれいなナメ滝。
滑らないよう越えていきます。
2016年07月18日 09:50撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 9:50
きれいなナメ滝。
滑らないよう越えていきます。
ナメ床をさらさらと流れ落ちる沢の水。
2016年07月18日 09:52撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 9:52
ナメ床をさらさらと流れ落ちる沢の水。
苔の岩の間を流れ落ちる水流。
2016年07月18日 10:01撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 10:01
苔の岩の間を流れ落ちる水流。
とてもきれいな水。
2016年07月18日 10:07撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 10:07
とてもきれいな水。
ところどころ、トロ場になっています。
穏やかな水面。
2016年07月18日 10:07撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 10:07
ところどころ、トロ場になっています。
穏やかな水面。
苔と岩、水の流れ。
良いところです。
2016年07月18日 10:11撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 10:11
苔と岩、水の流れ。
良いところです。
しばらくは、難しいところもなく、穏やかな沢歩きが続きます。
2016年07月18日 10:14撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 10:14
しばらくは、難しいところもなく、穏やかな沢歩きが続きます。
清冽な水の流れるナメ床。
ナメ床になった個所があちこちにあります。
2016年07月18日 10:15撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 10:15
清冽な水の流れるナメ床。
ナメ床になった個所があちこちにあります。
緑が深くなってきました。
2016年07月18日 10:17撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 10:17
緑が深くなってきました。
二股に分かれた水流。
2016年07月18日 10:21撮影 by  DSC-WX220, SONY
7/18 10:21
二股に分かれた水流。
イワタバコだ。
まさに岩場に咲いている。
2016年07月18日 10:22撮影 by  DSC-WX220, SONY
5
7/18 10:22
イワタバコだ。
まさに岩場に咲いている。
イワタバコの咲く岩場の先に小滝。
2016年07月18日 10:22撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 10:22
イワタバコの咲く岩場の先に小滝。
岩のゴロゴロした沢筋に流れ落ちる小滝。
2016年07月18日 10:22撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 10:22
岩のゴロゴロした沢筋に流れ落ちる小滝。
苔と水の世界。
2016年07月18日 10:24撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 10:24
苔と水の世界。
透明度の高い水。
2016年07月18日 10:27撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 10:27
透明度の高い水。
いい塩梅のトロ場。
結構深い。
2016年07月18日 10:27撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 10:27
いい塩梅のトロ場。
結構深い。
穏やかな渓相が続く。
2016年07月18日 10:34撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 10:34
穏やかな渓相が続く。
いい水の色と岩の塩梅。
2016年07月18日 10:38撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 10:38
いい水の色と岩の塩梅。
日が差し込むと美しい。
2016年07月18日 10:41撮影 by  DSC-WX220, SONY
4
7/18 10:41
日が差し込むと美しい。
景信山登山道が見えてきた。
ここから先は、だんだん険しくなるかな。
2016年07月18日 10:48撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 10:48
景信山登山道が見えてきた。
ここから先は、だんだん険しくなるかな。
いや、砂防ダム。。。
右から上がって、巻きます。
2016年07月18日 10:51撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 10:51
いや、砂防ダム。。。
右から上がって、巻きます。
ナメ床の河床が続きます。
2016年07月18日 11:05撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 11:05
ナメ床の河床が続きます。
深い淵。
水がきれいで、底までの深さがよくわからないが、腰ぐらいまでありそう。
2016年07月18日 11:10撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 11:10
深い淵。
水がきれいで、底までの深さがよくわからないが、腰ぐらいまでありそう。
小さな滝が連続する。
小下沢は穏やかな沢ですね。
2016年07月18日 11:11撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 11:11
小さな滝が連続する。
小下沢は穏やかな沢ですね。
二丈に分かれた小滝。
いい滝です。
2016年07月18日 11:13撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:13
二丈に分かれた小滝。
いい滝です。
清冽な水流と岩。
いいところです。
2016年07月18日 11:14撮影 by  DSC-WX220, SONY
3
7/18 11:14
清冽な水流と岩。
いいところです。
さらに小滝が続きます。
2016年07月18日 11:15撮影 by  DSC-WX220, SONY
7/18 11:15
さらに小滝が続きます。
深いトロ場。
水がきれいです。
2016年07月18日 11:17撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:17
深いトロ場。
水がきれいです。
砂防ダムその2。
沢に砂防ダムは、無粋な存在。
ここも右に高巻く。
2016年07月18日 11:18撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:18
砂防ダムその2。
沢に砂防ダムは、無粋な存在。
ここも右に高巻く。
カラスアゲハ。
見事な色の羽。
2016年07月18日 11:27撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:27
カラスアゲハ。
見事な色の羽。
ダマアジサイ。
2016年07月18日 11:31撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:31
ダマアジサイ。
左側は、切り立った崖地。
2016年07月18日 11:33撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:33
左側は、切り立った崖地。
水の深い谷間を越えていく。
2016年07月18日 11:35撮影 by  DSC-WX220, SONY
7/18 11:35
水の深い谷間を越えていく。
小滝に向けて、突っ込んでみる。
冷たい水が気持ちよい。
2016年07月18日 11:36撮影 by  DSC-WX220, SONY
3
7/18 11:36
小滝に向けて、突っ込んでみる。
冷たい水が気持ちよい。
小さな滝。
幾つ小さな滝を越えたか。
2016年07月18日 11:44撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 11:44
小さな滝。
幾つ小さな滝を越えたか。
やや、左側に滝。
あれが、逆沢の滝かな。
思ったより水流は少ない。
とにかくいってみよう。
2016年07月18日 11:46撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:46
やや、左側に滝。
あれが、逆沢の滝かな。
思ったより水流は少ない。
とにかくいってみよう。
逆沢ノ滝は、3段の滝です。
3m、5m、2mくらいの規模かな。
2016年07月18日 11:46撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 11:46
逆沢ノ滝は、3段の滝です。
3m、5m、2mくらいの規模かな。
1段目。左側に取り付けば上がれそうだが、ソロなので無理せず高巻く。
2016年07月18日 11:47撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:47
1段目。左側に取り付けば上がれそうだが、ソロなので無理せず高巻く。
滝の周りにはイワタバコが咲いている。
2016年07月18日 11:47撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 11:47
滝の周りにはイワタバコが咲いている。
かなりの群落地です。
2016年07月18日 11:47撮影 by  DSC-WX220, SONY
4
7/18 11:47
かなりの群落地です。
左に高巻くといっても、かなりの急斜面。
慎重に2段目に降り立つ。
ロープが設置してある。
2016年07月18日 11:53撮影 by  DSC-WX220, SONY
7/18 11:53
左に高巻くといっても、かなりの急斜面。
慎重に2段目に降り立つ。
ロープが設置してある。
2段目の滝。
とりついてみる。
2016年07月18日 11:54撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:54
2段目の滝。
とりついてみる。
苔が美しい。
2016年07月18日 11:55撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 11:55
苔が美しい。
3mくらい上ったところ。
このまま上がれそうだが。。。
滝の落ち口はつるつる、ホールドが見当たらないので、強行せず、撤退。
2016年07月18日 11:55撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 11:55
3mくらい上ったところ。
このまま上がれそうだが。。。
滝の落ち口はつるつる、ホールドが見当たらないので、強行せず、撤退。
右の枝滝から上を目指す。
1段あがり、2段目は、念のためスリングを出し、環ビナで事故確保しながら登る。
2016年07月18日 12:07撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 12:07
右の枝滝から上を目指す。
1段あがり、2段目は、念のためスリングを出し、環ビナで事故確保しながら登る。
滝の上に出た。
上は倒木だらけ。
ここから景信山へ直接詰められるというが、、、萎える。。。
2016年07月18日 12:07撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 12:07
滝の上に出た。
上は倒木だらけ。
ここから景信山へ直接詰められるというが、、、萎える。。。
急斜面を滝の右岸から巻いて下る。
かなりの急斜面で斜面は脆く、危ない。
慎重にロープを頼りに下った。
戻ると、すぐ、2m、4m程度の滝が本流にある。
2016年07月18日 12:21撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 12:21
急斜面を滝の右岸から巻いて下る。
かなりの急斜面で斜面は脆く、危ない。
慎重にロープを頼りに下った。
戻ると、すぐ、2m、4m程度の滝が本流にある。
2m滝は、釜への降下ポイントの足場が悪いので、無理せず、4m滝の釜に近づいてみる。。。
かなり深く、腰、場合によっては胸くらいは水に浸かる覚悟がいる、、、逆沢ノ滝で消耗していることもあるので、無理せず戻る。。。
2016年07月18日 12:25撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 12:25
2m滝は、釜への降下ポイントの足場が悪いので、無理せず、4m滝の釜に近づいてみる。。。
かなり深く、腰、場合によっては胸くらいは水に浸かる覚悟がいる、、、逆沢ノ滝で消耗していることもあるので、無理せず戻る。。。
あとは林道を上がる。
関場峠。
2016年07月18日 13:18撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 13:18
あとは林道を上がる。
関場峠。
キノコ。
真茶色。
2016年07月18日 13:27撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 13:27
キノコ。
真茶色。
イブキトラノオかな。
2016年07月18日 13:40撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 13:40
イブキトラノオかな。
堂所山へ。
防火帯の草地を上がる。
2016年07月18日 13:41撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 13:41
堂所山へ。
防火帯の草地を上がる。
堂所山。
静かな山頂です。
2016年07月18日 13:46撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 13:46
堂所山。
静かな山頂です。
景信山。
今日は人が少ない。
吹き渡る風が気持ちよい。
2016年07月18日 14:34撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 14:34
景信山。
今日は人が少ない。
吹き渡る風が気持ちよい。
景信山より。
城山と高尾山。
2016年07月18日 14:34撮影 by  DSC-WX220, SONY
7/18 14:34
景信山より。
城山と高尾山。
さて下ろう。
下りは、ヤゴ沢ルートに。
頂上から1つ目標識裏に下る。
2016年07月18日 14:45撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 14:45
さて下ろう。
下りは、ヤゴ沢ルートに。
頂上から1つ目標識裏に下る。
針葉樹林帯をジグザグに下る。
2016年07月18日 14:47撮影 by  DSC-WX220, SONY
1
7/18 14:47
針葉樹林帯をジグザグに下る。
途中に水場もある。
2016年07月18日 14:59撮影 by  DSC-WX220, SONY
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7/18 14:59
途中に水場もある。
あっという間に、谷底へ。
少しせせらぎの音も聞こえる。
2016年07月18日 14:59撮影 by  DSC-WX220, SONY
7/18 14:59
あっという間に、谷底へ。
少しせせらぎの音も聞こえる。
旧小仏街道に合流。
あとは舗装道路を小仏BSへ。
お疲れさまでした。
2016年07月18日 15:09撮影 by  DSC-WX220, SONY
2
7/18 15:09
旧小仏街道に合流。
あとは舗装道路を小仏BSへ。
お疲れさまでした。

装備

個人装備
沢靴
1
沢靴下・スパッツ
1
1/25000地図
1
ヘルメット
1
コンパス
1
1
筆記具
1
保険証
1
飲料
1
ティッシュ
1
バンドエイド
1
タオル
1
携帯電話
1
雨具
1
着替え一式
1
着替え登山靴
1
非常食
1
食事
1
クマよけ鈴
1
手袋
1
スリング
4
環ビナ
3
カラビナ
4
ハーネス
1

感想

小下沢をソロ遡行。
沢のソロ遡行ははじめてなため、危険個所の少ない小下沢を訪問。

木下沢梅林先の入渓地点から景信山への登山道木道までは、危険個所もなく、ひたすら緩い沢登りです。
美しい苔むした沢筋、透明で清冽な水は、高尾山の辺りとは考えられない綺麗ところです。
水は冷たく、透明度が高く、歩いていて気持ち良い。

一方、小下沢は、緑深く、苔むす世界の広がる綺麗な沢ですが、どこまでも緩い沢であり、だんだん単調に思えるかもしれません。
ただ、初ソロな私には、それでもいろいろ気にしながら歩いていたので、特に退屈することもありませんでした。

景信山登山道の木道を越えると、少しづつ傾斜が上がってきます。
小滝が連続するようになり、やがて、砂防ダムを2つ越えます。
無粋なダムは、美しい森に続く自然の渓流にはもったいないですが、治水のためには致し方なしでしょう。

2つの砂防ダムを越えると、再び小滝が連続し、谷も切り立ってきて、源流が近いことを感じます。
沢筋は、少しづつ左に折れていき、さらに進むと、左手に谷と繁みを発見。
足元には、小さな沢筋が小下沢に流れ込んでいます。

これが逆沢かな、だとすれば、その先には滝があるはず。
ほどなく、茂みを抜けると、逆沢ノ滝が見えてきました。
3m、4m、2mの3段の滝は、思ったより水量が少ないものの、なかなかのもの。
滝を囲む岩の崖は、イワタバコの群落地になっている。

まず1段目。
取り付けそうな気がしますが、ソロなので、落ちたくはないので左手に高巻く。
高巻きのルートもかなりの斜面、気を付けて進みます。

1段目を越え、2段目滝つぼにロープを頼りに降下。
2段目は4mほどの綺麗な滝です。
これは登攀できそうと直登するも、滝の落ち口にホールドがない。。。
いけそうな気もするが、滝の落ち口で滑ることは良くあること。
ソロで無理は禁物、結局戻り、右手の枝滝から登る。

枝滝は、2段目をクリアーすると、右手に高巻きできそうな斜面が見える。
いざという時の逃げ道を確認し、とりついてみる。

先ず、2段目、ステップがしっかりあり、余裕でクリア。
3段目は、ホールドがあるものの、ステップが、やや自信無い。

ここは無理せず、スリングと環ビナを取り出し、スリングを滝上部の突き出た岩に括り付け、自己確保する。
そのうえで、えいっと、自信のない足場に踏み込み、滝上に登る。
踏み込んでみると、大したことなく、あっけなく滝をクリアです。

滝を登攀して、沢筋の上を見ると倒木が酷い。
詰めれば景信山というものの、大変そうなので、右岸のロープを頼りに戻る。
右岸はロープがあるといえ、かなり足場の悪い急斜面。
こんなところで落ちたくないので、慎重に戻りました。

小下沢に戻ると、2m・4mの滝が現れる。
ここを超えることも考えたものの、両滝とも滝壺が深く腰まで、あるいは胸まで水に浸かるかもしれない。
登れるかどうか、よく見ないとわからない滝に、水に思いっきり浸かって近づくのも萎えるので止めることにしました。

帰りは関場峠を越えて、堂所山・景信山・ヤゴ沢から小仏へ。
途中、景信山で一休みして帰りました。
景信山は、とても涼しい風が流れ、この日は人も少なく、とても気持ち良い。
一休みの後は、ヤゴ沢ルートで一気に下り小仏BSに到着してこの日は終了です。

ソロの沢登り、初めてでしたが、とても楽しものでした。
ただ、ソロの場合、大して技術もないのに無理してもいけないので、小下沢という簡単なルートにしました。
ソロで沢に行くと、一人ならでは、色々気が付くことがあり、なんとも勉強になります。
また、暑いですから、やっぱり沢登りは、夏の時期、涼しくてとてもいいです。

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コメント

単独遡行!
単独遡行、お疲れさまでした。
小下沢は、歩いた事は有りませんが、良い感じですね。
水に入って、気持ち良いですよね。

あまり深いと、ちょっと、気分が萎えますが、
一旦、入っちゃえば、もう、カンケー無いです(笑)

ご無事で何よりでした。
2016/7/20 8:50
Re: 単独遡行!
ringo-ya さん、こんばんは。
小下沢は穏やかな良い沢でした。
水がきれいで、気持ちの良い沢です。
ソロの沢は初めてですが、単独のほうが感覚が研ぎ澄まされますね。
また、暑いときの沢はとてもいいです。
機会を見つけて、再びソロで沢にトライしたいと思っています。
2016/7/20 23:55
イワタバコ美しい*\(^o^)/**/
初ソロ おめでとうございます。

イワタバコの美しさと不思議なキノコ(調べなくてはw)
涼しさを有難うございました。
「ナメ床」「トロ場」専門用語も出てまいりました。訪問が畏れ多いなんて日が直ぐそこかしらん?チョト複雑オバニャン(^◇^;)💦
2016/7/21 13:03
Re: イワタバコ美しい*\(^o^)/**/
obanyanさん、おはようございます。
イワタバコの群落がいくつかありました。
名前の通り、岩場にひっそり咲く綺麗な花ですね。
沢登りはとても楽しいですが、危険が多いので、無理は禁物ですね。
怪我をしないように気をつけながら楽しもうと思っています。
2016/7/22 8:40
参考になりました
来月幌尻岳に行くための、徒渉の訓練に行きます。とても参考になりました。さわシュ-ズもモンベル製かしら。私もそれを買おうかな
2018/6/3 18:43
Re: 参考になりました
taeko-0102 さん、こんばんは。
幌尻岳ですか、いいですね。
梅雨知らずの北海道、行きたいです。
裏高尾の小下沢は、渡渉訓練にはいいところだと思います。
水量にもよりますが、沢シューズがあれば十分対応できます。
靴はモンベルの沢シューズです。
万能タイプの靴で、値段も比較的に落ち着いたものですから、とても気にいっています。
個人的には、フェルト底のシューズ苔底に強く、渡渉などを想定する場合、とくにお勧めです。
2018/6/4 1:49
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