笠ヶ岳 ライチョウ接近 2m!
- GPS
- 12:11
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,225m
- 下り
- 2,224m
コースタイム
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 12:12
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場マップはこちら。 http://www.okuhida.or.jp/archives/5001 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■新穂高温泉〜笠新道入口 長い林道です。行きはまだいいですが、帰りは心が折れました。。。 ■笠新道〜杓子平 ほぼ雪は解けています。急登が延々と続きます。大きな岩場や段差を通っていくところが多々あるので、子連れや岩場が苦手な人には厳しいかもしれません。 ■杓子平〜笠新道分岐 残雪が残っています。夏道の○印がところどころ出ていますので、それを目印に進んでいきますが、見えないところがありますので、地図を見ながらルートファインディングしながら進む必要があります。アイゼンがなくても何とかなりましたが、滑ったときに危険ですし、疲れてしまうので、アイゼンを履いたほうが良かったです。 下りはシリセード&グリセードで楽しくおりました。 ■笠新道分岐〜笠ヶ岳 アップダウンがあります。帰りの登り返しは辛かった。。。 |
その他周辺情報 | ネットで評判の良かった「ひらゆの森」に行きました。 https://onsen.nifty.com/okuhidaonsenkyou-onsen/onsen002508/ http://www.hirayunomori.co.jp/ 露天が8個くらいあり、非常に開放的なところです。ただ、うち6個は透明で、白濁しているのは奥2つだけです。源泉かけ流しは一番奥の1つだけのような気がしました。一番奥は、白濁していて、硫黄臭も強く、いいお湯でした。もう少しぬるいと、ゆっくり浸かれていいのですが、それでも十分満足できる温泉です。夜21時まで開いているのも、ありがたいですね。 ここで夕食も取りましたが、食事処からの森の景色も、とてもいい! 心が癒されます。 宿泊もあるようで、山嫌いの妻もつれて家族で泊まりに来てもいいな、と思いました。 |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア
スパッツ
サングラス
朝食
昼食
非常食1日分
ストック
アイゼン
ピッケル
お湯0.9L(うち0.7L消費)
ドリンク2.1L(ほぼすべて消費)
ヘッドライト
手袋
ツェルト
救急キット
笛
アーミーナイフ
帽子
日焼け止め
カメラ
大容量バッテリー
携帯
|
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備考 | 遭難の本を読んで必要だと思うので、ツェルトや非常食や救急キットなど持っていくのですが、日帰りで10kg超えるとツライですね。 |
感想
6月の週末は仕事の待機で、山に行けなさそうです。とはいえ、月に1回は山に行きたい。
この日は、仕事がそれほど立て込んでおらず、天気もよさそう、登山で疲れても翌日に問題なし(待機だけなので)、という条件が揃いました。梅雨の晴れ間、この日を逃すと次の機会がないかもしれない。登山に出掛けることにしました。
子供もいないし疲れても問題ない、ということで、ロングルート。
せっかくなので、まだ雪の残っているところ、ということで、北アルプス。
皆さんのレコを見て槍ヶ岳ワンデイにも引き付けられますが、さすがに私の実力だと厳しそう、ということで、若干軽めの笠ヶ岳へ。
9:30就寝、0:20起床、4:30駐車場到着で出発します。
1時間ほどの林道歩きで笠新道の入り口に到着します。石川から来られたというおじさんと軽く会話。この方とは山頂までほぼ同じペースで進みました。下りは結局追いつけないまま、私よりも年配だと思うのですが、タフな方でした。
最初のうちは林の中ですが、しばらくすると木々の間から焼岳や乗鞍、その後には槍穂の雄姿が見え、また花が咲いていて、それほど苦にならずに杓子平に到着します。
杓子平からは残雪の中、ルートファインディングしながら登っていきます。朝でまだ雪が若干固く、キックステップで登っていくのに疲れます。途中で一回ふくらはぎがつったのですが、夏道とのミックスで、またアイゼンをつけるのが面倒なので、そのまま登っていきます。何度かそれを続けたあと、疲労の限界でアイゼンをつけて登ると、それが最後の残雪で、笠新道分岐に到着。すぐにアイゼンを外すはめになりました。最初からアイゼンをつけておけばよかったです。
せっかくなので抜戸岳までピストン。雲だらけで展望は得られず、残念!
そこから笠ヶ岳までは、アップダウンを繰り返しつつ高度を下げ、最後に急登です。途中で雲が切れたときもありましたが、山頂に着いた時にはガスだらけ。槍穂がかろうじて見えましたが、昼食中に雲隠れ。しばらく待ってもガスが取れなさそうなので、下山します。
ガスが出ていましたし、ところどころでライチョウの鳴き声が聞こえていたので、ライチョウを期待していたら、笠ヶ岳山荘の100mほど下でライチョウ発見!すぐに隠れてしまいましたが、別のライチョウが飛んできて、すぐ近くに降り立ちます。少しずつ近づいて接近2m。ときどき目を見合わせましたが、どちらともなく逆方向に歩いて別れました。
その後、厳しい登り返しを終え、杓子平まではシリセードとグリセードで楽しく下ります。杓子平からは苦痛の下山。ひざはガクガク、気持ちは折れそう。何とか林道まで出ますが、そこから先の林道も辛かった。
今回は、これまでの登山の中で、一番ハードな山行となりました。当分はハードなワンデイ登山はしたくない気分です。槍ヶ岳ワンデイやっている方々はすごいですね。
でも、槍穂の稜線やライチョウやシリセード&グリセードなど、楽しみも多い山行でした。
鳥海山に行ってきました。残雪を楽しみに行き満足して帰ってきましたが、北アの残雪の姿はやはり違いますね。行ってみたいけど、これから1か月ちょっとは仕事やプライベートで行けそうにない。そうこうしていると、ますます暑くなってしまいます。悩ましいなぁ・・
Pinballさん、コメントありがとうございます。
笠ヶ岳は残雪はごく一部に残っている程度で、かなり少なかったです。写真を見た感じだと、鳥海山のほうが多そうです。東北の山もよさそうですね。
私も6月は仕事でなかなか山に行けなさそうなので、アイゼン&ピッケルは今回が今年最後になりそうです。
eurekapapaさん、こんにちは
笠ヶ岳はやっぱり眺望がすばらしいですね!
レコを見てとても行きたくなってしまいました。
と言うわけで、今週末トレーニングを兼ねて息子と一緒に笠ヶ岳に行こうかと考えてます。
もちろん息子と一緒なので日帰りは厳しいので、テント担いで上がりますが・・・(^^;
お伺いしたいのですが、山荘はまだ営業していないと思うのですが、山荘の近くに残雪はありますでしょうか?
残雪があれば水が確保出来るので少しは荷物が減るかな〜と(^^;
ゆっくり歩いてきたいと思います♪
ssPENTAGONssさん、コメントありがとうございます!
息子さんとのレコ、いつも楽しく拝見しています。
山荘の近くに残雪はまだまだありました。
73枚目の写真(山荘と山頂が写っている写真)にあるように、雪は残っています。また、70枚目の写真で肩の部分に山荘がありますが、山荘の手前にも奥にも雪は残っています。
1週間ですべて解けていることはないと思います。
経験豊富なssPENTAGONssさんなので、言うまでもないことと思いますが、念のためにいくつかコメントを。
・山荘までの登りだけでも、かなりヘビーです。うちの子なら、1日では行きつけないと思います。息子さんはうちの子よりも体力がありそうですので大丈夫だと思いますが、早めに出て、途中で休みを挟みつつ登ったほうがいいと思います。
・暑くて、かなり汗をかきます。水場は笠新道入口(林道が終わるところ)しかありませんので、水は多めに持っていってください。あと、日焼け止めですね。
・杓子平からの残雪ですが、アイゼンがあったほうが安心かもしれません。それなりの傾斜のところがありますので。息子さんの雪への慣れ次第だと思いますし、この1週間でアイゼン不要なところまで解けている可能性が50%くらいありそうですが。
気を付けて、息子さんとの登山をぜひ楽しんでくださいね。
おはようございます!
詳細情報ありがとうございます。
残雪は充分ありそうですね、水の確保が出来そうで助かります。
アイゼン・ピッケル・ロープは持っていく予定でいます。
住んでる所が雪国なもので、雪歩きは息子も慣れていますから恐らく大丈夫かと思いますが、やはり体力ですね。
アドバイスに従って、早めに出て休み休み上がる事にします。
まずは杓子平が関門ですね(^^)
明日早朝より、行って来ます
ssPENTAGONssさん、返信ありがとうございます!
明日早朝からですね。お気をつけて!
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