本仁田山・川苔山(ゴンザス尾根&鋸尾根 本仁田山を南北に歩く)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,516m
- 下り
- 1,562m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
古里駅(ゴール) |
コース状況/ 危険箇所等 |
日向部落(登山道入口)から花折戸尾根登山道との合流地点までのルートは、ガイドブックに載っていませんが、2万5千分の1地図には載っています。 最近登山道入口に道標が立ち、取り付きが判り易くなっています。 しかし、途中踏み跡が不明瞭になる個所もあります。 花折戸尾根ルートと合流から大休場尾根ルート合流(本仁田山直下)の道はガイドブックに破線で載っていますが、こちらも一部不明瞭なところがあります。 特に、大休場尾根ルート合流直前は落ち葉で隠れて不明瞭です。 本仁田山頂上以降のルートは、ガイドブックに載っています。 大ダワからの鋸尾根通しルートは、岩場も混じる急坂が連続するハードなルートです。 ゴンザス尾根の入口には登山ポストは無いので、奥多摩駅で投函になります。 |
写真
感想
先月に本仁田山を平石尾根〜杉ノ殿尾根の東西ルートで歩いたが、今回はゴンザス尾根〜大ダワの南北ルートで歩くことにした。
(ゴンザス尾根・花折戸尾根〜チクマ山〜本仁田山)
奥多摩駅に8時30分に着く電車で到着する。
いつもの通り、日原行きと鴨沢行きのバスに乗る人たちでごった返していたが、バスが発車すると閑散としてしまう。
駅前広場でゆっくりと身支度とストレッチ体操をした後、8時50分頃出発。
もえぎの湯の前を通り青梅街道に出たところの横断歩道を渡り、階段を上がると日向部落に着く。
日向部落の奥にある神社の横に、真新しい道標が立ち「本仁田山・ゴンザス尾根」を示している。
以前は、手書きの小さな看板が金網に取り付けられただけだったが、最近ここを使う人が増えたので、道標が立つことになったようだ。
階段を登り、杉林の中の道を進むが、途中「NHK施設へ至る」と書かれた頭が赤い鉄杭や黄色い送電線鉄塔への案内杭が立っていて迷うことは無い。
道は、一旦東方向に大きく斜行し、次に西へ又東へと大きく斜行しながら高度を上げ、杉林の間の低い位置を通る電線をくぐり尾根を上がりきるとNHKの放送電波中継塔が立つ636mのピークに着く。
明瞭になった尾根をさらに進むと、上部に送電線鉄塔が立つ伐採跡に出る。
ここから大岳山・御岳山方面が望める。
送電線鉄塔をくぐり小さなピークを過ぎ杉林の中を下った後再び登ると、アンテナが数本林立する小さな広場にでる。
このあたりから広葉樹の自然林が現れるが、紅葉した木や葉を落とし始めた木などが交じり合い、非常にきれいで歩いていて楽しい。
この後、道は段々険しくなり岩場をよじ登る様なところも出てくる。
しばらく急な傾斜を登り少し傾斜が緩んだところで、花折戸尾根からのルートに合流する。
ここには、根元が腐り倒れた道標が紐で木に結びつけられている。
ここから緩やかな尾根を少し進んだところがチクマ山の頂上だが、木に手書きの小さな山名板が取り付けられているだけだ。
この山名板も良く気をつけないと見落としそう。
その後小さなピークを過ぎ、大休場尾根ルートの合流直下の急傾斜に取り付くが、もともと不明瞭な踏み跡が落ち葉で隠されいっそうわかり難くなっている。
11時過ぎに仁田山に到着したが、頂上にはまだ時間が早いせいか3組程しかいない。
(本仁田山〜鋸尾根〜川苔山)
本仁田山で10分程休憩した後、川苔山に向かう。
コブタカ山の分岐から、急な傾斜を100m以上大ダワに向け下る。
折角登ったところから大きく下降し、再びそれ以上の高度を登り返さなくてはいけないので、いつも大変損をした気分になる。
途中左側が伐採地のところから本仁田山を振り返ると、山全体が紅葉できれいに見える。
大ダワの分岐点の道標が新しくなっているが、ウスバ乗越方面は相変わらず不通の表示になっている。
ここからいきなりの急傾斜が始まり、まさに鋸の歯の様に続く急なアップダウンを3〜4回繰り返し越える。
このルートの途中にはロープが張られたところもある結構ハードなコースでいつもはほとんど人と会わないが、今日は珍しく4組のグループとすれ違った。
途中、リンドウが一輪かれんに咲き残っていた。
舟井戸からは先では多くの人とすれ違い、12時45分い川苔山に到着した。
頂上は、相変わらずの混雑ぶりでベンチは勿論周辺の草地は昼食をする人で一杯。
中には、茶屋の跡付近で昼食をする人もいた。
山の東斜面に少し入ったところに空き地を見つけ、昼食休憩をする。
(川苔山〜赤杭尾根〜古里駅 途中真名井北稜ルート偵察)
川苔山を出発し、曲ヶ谷北峰から赤杭尾根ルートに入る。
大分前に真名井北稜を登りに使ったことはあるが下りに使ったことが無いので、ルート偵察のため、真名井沢の頭から1168m地点まで下り真名井北稜の分岐を確かめる。
その後、赤杭尾根に戻り古里まで下った。
途中の広葉樹の自然林では、風が吹くたびに落ち葉が雨が降るかの様に音を立てて降り落ち、とても良い雰囲気であった。
また、曲ヶ谷北峰からおおかみずんど周辺で2組の登りの登山者とすれ違い、その後1人の登山者を追い越しただけで、このルートは人通りが少なく静かで歩きやすい良いルートだ。
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