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Yamareco

記録ID: 823589
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

早春の八ヶ岳横岳杣添(そまぞえ)尾根

2016年03月05日(土) 〜 2016年03月06日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
8.5km
登り
1,111m
下り
1,103m

コースタイム

1日目
山行
6:10
休憩
1:30
合計
7:40
6:50
40
海ノ口自然郷内登山者用駐車場
7:30
7:40
80
東屋
9:00
10:00
140
2300M付近幕営地
12:20
12:20
20
横岳(三叉峰)
12:40
13:00
90
横岳(奥の院)
14:30
2300M付近幕営地
2日目
山行
1:30
休憩
0:10
合計
1:40
5:10
60
2300M付近幕営地
6:10
6:20
30
東屋
6:50
海ノ口自然郷内登山者用駐車場
天候 3/5 晴れのち曇り
3/6 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
海ノ口自然郷別荘地内に登山者用駐車場あり。(10台程度)
コース状況/
危険箇所等
登山者用駐車場〜2750m付近までは、特に危険箇所なし。
2750m付近〜三叉路まで急坂、滑落注意。(要ピッケル)
三叉路〜横岳山頂は特に危険箇所なし。

幕営適地は2300mより上の林の中に多数。
その他周辺情報 海ノ口自然郷内の駐車場傍、遊歩道入口に登山ポストあり。(用紙はありません。)
海ノ口自然郷別荘地内の登山者用駐車場手前の登り坂。写真では判りにくいですが、ブラックアイスバーンになっていてチェーンが必要でした。
2016年03月05日 05:58撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 5:58
海ノ口自然郷別荘地内の登山者用駐車場手前の登り坂。写真では判りにくいですが、ブラックアイスバーンになっていてチェーンが必要でした。
海ノ口自然郷 駐車場より出発。遊歩道入口に登山ポストあり。(用紙はありません。)

2016年03月05日 06:51撮影 by  iPhone 6, Apple
1
3/5 6:51
海ノ口自然郷 駐車場より出発。遊歩道入口に登山ポストあり。(用紙はありません。)

南八ヶ岳林道脇の東屋です。この脇より尾根に上がります。
2016年03月05日 07:35撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 7:35
南八ヶ岳林道脇の東屋です。この脇より尾根に上がります。
尾根に上がる登山道口
2016年03月05日 07:31撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 7:31
尾根に上がる登山道口
2300m付近でテントを設営しました。ここから横岳山頂へアタックします。
2016年03月05日 14:45撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 14:45
2300m付近でテントを設営しました。ここから横岳山頂へアタックします。
林の中を進みます。
2016年03月05日 10:39撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 10:39
林の中を進みます。
樹林帯を抜ける前に、ギアを確認します。
2016年03月05日 10:39撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 10:39
樹林帯を抜ける前に、ギアを確認します。
樹林帯を抜けましたが、横岳山頂はガスの中です。ここまで先行していたパーティは視界が悪く、ラッセルが続くため引き返して行きました。
2016年03月05日 11:07撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 11:07
樹林帯を抜けましたが、横岳山頂はガスの中です。ここまで先行していたパーティは視界が悪く、ラッセルが続くため引き返して行きました。
樹林帯を抜けたところからラッセル。数日前に降った雪がパウダーの様に崩れて、なかなか前に進めません。
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樹林帯を抜けたところからラッセル。数日前に降った雪がパウダーの様に崩れて、なかなか前に進めません。
2016年03月05日 11:34撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 11:34
風はありませんが、ガスが掛かっています。
2016年03月05日 11:56撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 11:56
風はありませんが、ガスが掛かっています。
三叉路直下の急登。
2016年03月05日 12:14撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 12:14
三叉路直下の急登。
透明な海老の尻尾。
2016年03月05日 12:14撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 12:14
透明な海老の尻尾。
振り返って、ハイマツ帯の上のクラストした雪の上をアイゼンを利かして直登します。
2016年03月05日 12:14撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 12:14
振り返って、ハイマツ帯の上のクラストした雪の上をアイゼンを利かして直登します。
三叉路に到着。
2016年03月05日 12:18撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 12:18
三叉路に到着。
急坂を振り返って。
2016年03月05日 12:19撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 12:19
急坂を振り返って。
横岳山頂手前のハシゴ。稜線上は雪が飛ばされて少ないです。
2016年03月05日 12:38撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 12:38
横岳山頂手前のハシゴ。稜線上は雪が飛ばされて少ないです。
横岳山頂の標識が見えてきました。
2016年03月05日 12:39撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 12:39
横岳山頂の標識が見えてきました。
山頂到着。
2016年03月05日 12:40撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 12:40
山頂到着。
2016年03月05日 12:40撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 12:40
稜線上は全く視界がありませんでした。来た道を戻ります。
2016年03月05日 13:14撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 13:14
稜線上は全く視界がありませんでした。来た道を戻ります。
三叉路からの下り坂振り返って。急坂。
2016年03月05日 13:48撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 13:48
三叉路からの下り坂振り返って。急坂。
稜線直下の急坂。傾斜が急なため一部バックステップで降りました。数日前に降った雪がクラストした状態でアイゼンが効いたので不安は感じませんでしたが、完全に凍ると怖いでしょう。
2016年03月05日 13:25撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 13:25
稜線直下の急坂。傾斜が急なため一部バックステップで降りました。数日前に降った雪がクラストした状態でアイゼンが効いたので不安は感じませんでしたが、完全に凍ると怖いでしょう。
下の方は晴れています。
2016年03月05日 13:49撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 13:49
下の方は晴れています。
2300m付近に設営した幕営地で夕飯の準備。暖かく風も無いので外で調理しました。
2016年03月05日 16:06撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/5 16:06
2300m付近に設営した幕営地で夕飯の準備。暖かく風も無いので外で調理しました。
夕飯は定番のカレー、サラダです。
2016年03月05日 16:46撮影 by  iPhone 6, Apple
3/5 16:46
夕飯は定番のカレー、サラダです。
2日目の朝、AM5:10真っ暗です。出発します。
2016年03月06日 05:16撮影 by  iPhone 6, Apple
3/6 5:16
2日目の朝、AM5:10真っ暗です。出発します。
ヘッドライトを頼りに樹林帯を進みます。
2016年03月06日 05:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/6 5:19
ヘッドライトを頼りに樹林帯を進みます。
尾根から降りてきて渡河地点
2016年03月06日 05:57撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/6 5:57
尾根から降りてきて渡河地点
東屋まで戻ってきました。あとは駐車場までこれで登山終了です。お疲れ様でした。
2016年03月06日 06:02撮影 by  iPhone 6, Apple
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3/6 6:02
東屋まで戻ってきました。あとは駐車場までこれで登山終了です。お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

金曜日夜に都内集合、道の駅南きよさとで仮眠。夜明けの海ノ口自然郷(別荘地)内の登山者用駐車場を目指す。直前の上り坂がアイスバーンの為、車にチェーンを装着。少し手間取ってAM5:30頃に駐車場に着いた。

ここの駐車場は、国土地理院の地図では別荘地の西端で登山道が始まる地点となっている。今はその先も開発されて別荘地が広がり、別荘地の真ん中に10台弱分の駐車場がある形になっている。既に3組ほどの登山者が出発準備をしていた。(当日、このルートに入ったのは我々を入れて4組のみ)

別荘地内の遊歩道を30分ほど進んで林道にぶつかる。林道沿いの橋を渡ったところに東屋と尾根に取りつく登山道があった。林の中に入ると凍った根雪の上に新雪が10cm位積っている。ルートはトレースと赤布があり明瞭。今回は6人用テント×2張り張れるスペースが必要で幕営適地を探しながら進む。木が多くなかなか適地が見つからない。出発より2時間ほど進んで2300M付近の斜面でルートから10M位離れた木立の中にテントを張ることになった。

急いでテントを張ってアタック開始。2600M付近で樹林帯を抜けた。横岳はガスで見えない、展望は期待できないようだ。先行したパーティが引き返して来た。聞くとラッセルがきつく稜線まで上がっても展望が無いことから引き返すとのこと。(この日、杣添尾根から稜線まで上がったのは我々のパーティだけだった様だ。)

トレースが無くなり男性陣を前に集めてラッセル開始。数日前に降ったらしい粉雪がひざ上まであり、斜面の為、雪が崩れて前に進めない。幸い少し進んだところから先は風で雪が吹き飛ばされていて硬い雪の上に乗ることができた。

横岳(三叉峰)直下は急坂。傾斜が急でスリップが怖い。(ここで、先行していた単独行の男性が途中から引き返してきた。)ハイマツ帯の上、クラストした雪の斜面をアイゼンを聞かせて登る。

急坂を登り終えて横岳(三叉峰)に到着したが、赤岳も硫黄岳もガスでまったく見えない。幸い気温は高めで風も弱い。眺望が無くどこにいるか分からないガスの中だが、逆に雪山らしい雰囲気は味わえた。横岳(奥の院)まで進んで集合写真を撮り直ぐに引き返す。

横岳(三叉峰)直下の急坂をバックステップ気味に慎重に降りる。降りきった所に集合して、ガスの横岳を眺めながらリンゴをかじって一息入れた。来た道を引き返す。途中、樹林帯にテントが一張りあった。幕営地点まで戻り、のんびり外で夕飯の準備をして夜は担いできたビールで乾杯。翌朝は雨が降る前に早立ちすることになった。

2日目はAM3:00起床。真っ暗な中、食当が準備してくれた豪華な朝食を食べてテントを畳んでAM5:00頃出発。1時間ほどで東屋まで戻り、別荘地を抜けてAM6:50頃、駐車場着。我々以外に車は1台のみ。このルートに入る人は少ないようだ。コンパクトに八ヶ岳稜線まで上がれるルートなのだが。
後は、帰りの温泉をどこにするか相談しながら、今回の山行を終えた。

2度目の杣添尾根!
しかし今回は積雪期なので、前回とは異なる景色に新鮮さを感じた。同じ場所でも季節により異なる顔で楽しませてくれる所が山の楽しさ!
積雪期とはいえ、気温はかなり高くて過ごしやすく、比較的楽な山行だった。
途中ラッセルが必要な箇所もあったが、複数のパーティの強みで弱気になる事無く山頂迄辿りつけた。
ガスが濃く眺望はなかったが、八ヶ岳ではこの様な事が多く残念だが仕方ない。
出来れば赤岳迄行きたかったが、また今度の楽しみにしたい。

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コメント

ありがとうございました。
お疲れ様でした。
様々な準備からラッセルまで、本当にありがとうございました。
寒がりの自分には厳禁としていた、初雪上テント泊を温かく堪能できました。
快晴の赤岳展望は次回ってことですね!
またの山行楽しみにしています。
春から、新生活になっていれば〜また報告させていただきます。
2016/3/7 22:40
プロフィール画像
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