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Yamareco

記録ID: 820542
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

土樽・シシゴヤノ頭

2016年02月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:03
距離
11.8km
登り
928m
下り
926m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:39
休憩
0:25
合計
9:04
5:57
11
スタート地点
11:23
11:48
185
15:01
ゴール地点
<活動量計ログ>
ピーク:11分
有酸素:302分
脂肪燃焼:360分
復路の急斜面で踏み抜きに苦戦した。ワカンがほしかった。。。。疲れた。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土樽駅(車中泊)。トイレあり。登山ポストあり。
コース状況/
危険箇所等
※ジャンルを雪山ハイキングとしていますが、尾根取り付き以降は一般登山道ではありません。

・当日の入山者はなし。付近では武能岳西尾根を登るパーティが見えた。
・1,380mの休憩ポイントまで疎林の斜面が続いている。
 ここまでストック・スノーシュー。以降はピッケル・アイゼン。
 復路は雪が腐って、踏み抜きに苦戦。シューとツボ足を適宜。
・JANの谷川武尊エリア(アルパイン)の雪崩危険度はModerate
http://nadare.jp/alert/2016/02/post-338.html
その他周辺情報 ◇下山後温泉
三俣共同浴場「街道の湯」(※越後湯沢外湯めぐり券を利用)
http://yuzawaonsen.com/04kaido.html
入場制限をするほどの混雑。
スタート直後からスノーシューを使う。
2016年02月27日 06:04撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
2/27 6:04
スタート直後からスノーシューを使う。
明け方は曇り空が残る。晴れますように!
2016年02月27日 06:04撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 6:04
明け方は曇り空が残る。晴れますように!
蓬新道の林道を歩き。この道はわりと好き。
2016年02月27日 06:35撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 6:35
蓬新道の林道を歩き。この道はわりと好き。
沢沿いはスキートレースがあった。
2016年02月27日 06:57撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 6:57
沢沿いはスキートレースがあった。
尾根に取り付くとトレースが薄くなる。ラッセル開始。
2016年02月27日 07:44撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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尾根に取り付くとトレースが薄くなる。ラッセル開始。
晴れたー
2016年02月27日 08:39撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 8:39
晴れたー
ほどよい傾斜。高度を上げていく。
2016年02月27日 08:39撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 8:39
ほどよい傾斜。高度を上げていく。
稜線に出た。ここでスノーシューをデポし、アイゼンにチェンジ。
2016年02月27日 10:14撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 10:14
稜線に出た。ここでスノーシューをデポし、アイゼンにチェンジ。
ここは180度の展望が広がる、いい休憩ポイント。
2016年02月27日 10:15撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 10:15
ここは180度の展望が広がる、いい休憩ポイント。
前回は、ここから分岐して、コマノカミノ頭に行った。
2016年02月27日 10:15撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 10:15
前回は、ここから分岐して、コマノカミノ頭に行った。
今回はシシゴヤノ頭。この雪庇を進む!アガる!!
2016年02月27日 10:17撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 10:17
今回はシシゴヤノ頭。この雪庇を進む!アガる!!
雪庇を超えたところでシシゴヤノ頭を正面に捉える。
2016年02月27日 10:23撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 10:23
雪庇を超えたところでシシゴヤノ頭を正面に捉える。
振り返る。ラッセルが楽しい。
2016年02月27日 10:25撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 10:25
振り返る。ラッセルが楽しい。
ここを真っ直ぐ歩く。幸せ〜
アドレナリンでまくり。
2016年02月27日 11:02撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 11:02
ここを真っ直ぐ歩く。幸せ〜
アドレナリンでまくり。
傾斜は緩くキツくはない。キュッキュと雪が締まる感触が心地良い。
2016年02月27日 10:25撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 10:25
傾斜は緩くキツくはない。キュッキュと雪が締まる感触が心地良い。
シシゴヤノ頭へ。
2016年02月27日 11:42撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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2/27 11:42
シシゴヤノ頭へ。
山頂だけ断続的に吹雪。痛い。痛い。
2016年02月27日 11:45撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 11:45
山頂だけ断続的に吹雪。痛い。痛い。
風はあるけど、吹雪が止むと良い眺め。
2016年02月27日 11:46撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 11:46
風はあるけど、吹雪が止むと良い眺め。
来た道を帰る。
2016年02月27日 11:58撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 11:58
来た道を帰る。
稜線を眺めながら。
2016年02月27日 11:58撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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稜線を眺めながら。
風の抜けるポイントも多く、自分のトレースですら消えてしまう。
2016年02月27日 12:20撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 12:20
風の抜けるポイントも多く、自分のトレースですら消えてしまう。
前回も思ったけど、ここは日帰りで、この展望を、独占出来るのが、素晴らしい。
2016年02月27日 12:20撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 12:20
前回も思ったけど、ここは日帰りで、この展望を、独占出来るのが、素晴らしい。
楽しい縦走もゴールが見えた。
2016年02月27日 12:37撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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2/27 12:37
楽しい縦走もゴールが見えた。
達成感あった。
2016年02月27日 12:39撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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達成感あった。
デポしたスノーシュー。
2016年02月27日 12:39撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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デポしたスノーシュー。
土樽駅。帰りに寄り道。ステーションビバークしていたパーティの車は残っていた。
2016年02月27日 15:10撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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土樽駅。帰りに寄り道。ステーションビバークしていたパーティの車は残っていた。

装備

個人装備
BD RPM 26L(1) GPS・地図(1) ファーストエイド・ツェルト・リペア類(1) 着替え・予備グローブ(1) ダウン・目出し帽(1) 保存食・行動食・水(1) サングラス(1) ヘッデン(1) アイゼン(1) グローブ(1) ビニール袋(1) ストック・ピッケル(1) スノーシュー(1) ツェルト(1)

感想

土樽駅(つちたる)は、東京からは上越線の清水トンネルを抜けた直後にある、新潟県の最初の駅だ。駅から徒歩で取り付ける峰々からは、上越国境の長い稜線から伸びた多くの尾根が大量の雪を抱え、豪雪地の展望が望める。この雰囲気が好きだ。
土樽駅は無人駅。利用者は少ないが、トイレや自販機などの最低限の設備はあり(登山ポストもある)、改札前の待合室は、夜間も常時明かりが灯されて安心できる。今回は駅前で車中泊し、早朝に蓬新道の登山口に向かう。駐車時に車は無く、目につくのは駅前を通る関越自動車道の車ぐらいだった。

明け方、準備を始める。
トイレを利用しようと駅の待合室に入ると、驚いた。寝袋が10個前後転がっている。タープが敷かれ足の踏み場もない。ベンチにはザックもおかれている。どうやら駅寝しているパーティがいたようだ。蛍光灯で明るいなか、よく眠っている。起こさないように、そろりと歩き用事を済ませ出発した。
シシゴヤノ頭は、谷川岳の北側、上越のマッターホルンの異名を持つ大源太山の南側に位置する1,472mのピーク。今まで歩いたことはないが、無雪期には大源太山の登山口からも歩けるようだ。今回は蓬新道から、コマノカミ沢の尾根から取り付いて稜線を目指す積雪期ルートだ。

朝6時に関越自動車道土樽PAに続く橋のたもとをスタート。
1時間40分ほどかけて蓬新道を歩き、コマノカミ沢のスノーブリッジを越えて疎林の尾根に取り付く。今回はスノーシューを使う。今季雪量は少ないが、沈み込みが結構あり、ヒールリフターを使って1,380mの稜線前の広場まで高度を上げていく。この広場に達すると武能岳西尾根を正面に、また囲むように蓬峠・蓬ヒュッテの見える雪稜が眺められる。いい雰囲気だ。標高差、510mの登りに2時間30分ほどかかった。前回(2015年3月)この尾根には2時間15分ほど。前回は当日朝に付けられたトレースに助けられていたので、まずまずのペース。
ここでアイゼンに替え、雪庇の隙間を越えてコマノカミノ頭とシシゴヤノ頭の稜線に出る。コマノカミノ頭まで緩やかな雪稜が真っすぐ続く。奥には大源太山や巻機山へと続く国境稜線。振り返ると、コマノカミノ頭や越後の山々、湯沢の街並みが見える。快適な雪稜だ。
この雪稜を90分かけて歩くとシシゴヤノ頭。今回、全体に風は弱かったが、山頂だけは南からの強い風があり雪煙が舞っていた。まともに顔を向けられないほどで、山頂を写真に収めると早々に撤退した。

帰路は同じ道を辿るのだが、南側の斜面は気温の上昇とともに踏み抜きまくり。ワカンを持っていなかったのもあり苦戦をした。気付いたらストックが曲がっていた。。


今回、登っているパーティが見えた(ステーションビバークしていたパーティ?)、武能岳西尾根がかなり魅力的。あちらの方が標高差が大きく、ソロでは厳しいかもしれないが、来期は1泊2日でチャレンジしてみたくなった。

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