記録ID: 73540
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜
唐松岳
2010年08月07日(土) 〜
2010年08月09日(月)
![情報量の目安: D](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_D2.png)
コースタイム
8/7
1159。猿倉登山口スタート。
五月の連休以来、今度もyasuと二人でまた猿倉へやってきた。
今回は白馬は目指さず鑓温泉に直行して、二日目は不帰キレットを越えて唐松へ。三日目は五竜を空荷で往復してから八方尾根を下る計画。
今日は四時間半の行程なんで楽勝気分でスタート。しかも四時間半後には久々の山温泉♪
1210。鑓温泉分岐。
五月に来た時は完全に雪に埋没して全く分からなかったのに。
1247。昼食休憩。
あんまり広い所がなかったけど、小腹が空いたんでさっそくラーメンランチ。
1325。再スタート。
1435。小日向コル。
ここまでは順調だった。この先で今日の目的地の鑓温泉小屋が見えた。妙に遠く感じる。ホントにここから二時間半の距離??
ここからいったん100メートルくらい下って、上り返し始めたあたりから急激に脚が重くなってきた。
1555。サンジロ。
一つ目の雪渓を渡った辺りで、相棒がガレ場の下の方から湧きだしている雪解け水を発見。一口飲むと冷たくてメチャメチャ旨い。ちょっと元気回復したと思ったらいきなり雨が降りだした。二人とも慌ててレインスーツを着込む。
雪渓から先はしばらくガレ場が続く。道幅は十分にあるんだけど、上から自然に落石してきそうでちょっとヤバい感じ。
二つ目の雪渓が終わると、鑓温泉まで高度差100メートルほどの道になった。情けないほど脚が動かない。
1745。白馬鑓温泉。
なんとか小屋に辿り着いて、取るものもとりあえず冷たいビール。スーパードライ500缶をほぼ一気飲み。
テント場はほぼ満杯で、かろうじてスペースを見つけてなんとか寝場所を確保した。
それから温泉にゆっくり浸かって(もうちょっとぬるいとさらに嬉しかったんだけど)テントで小宴会をして早々に眠り込んだ。
8/8
0442。起床。
4時に一回起きて寝過ごした。
0704。白馬鑓温泉スタート。
所々鎖場があるんだけど、まぁたいした事はない。でも朝から脚が重くてこれから向かう不帰キレットはどうなる事やら・・・
0942。稜線分岐。
もっと遅いかと思ったがコースタイムよりは若干速かった。
1006。天狗山荘。
小屋の食堂を借りて早めの昼食休憩。
1110。不帰キレットに向かって再スタート。
相棒の手前平気なふうを装っているが、この辺りからキレットはどれぐらいヤバいんだろうかとドキドキだ。なんでかって言うと三年前、鹿島槍〜五竜縦走した時に途中で休憩させてもらったキレット小屋の親父に『ここの核心部は結構恐いですね』みたいなことを言ったら『わたしは不帰の嶮の方が嫌ですねぇ』と言う答えが返ってきて、その記憶が強烈に残ってたから。加えて、最近の体力不足やら腕力低下やら不安材料しか浮かんでこない。
1131。天狗の頭。
ちょっと進むと天狗の大下り。朝から苦労して2800メートルまで登ってきたのに、一気に400メートルも下ってまた上り返すのかと思うとげんなり。
1325。キレット核心部突入。
白馬方面からだと、いきなり核心部で始まるらしい。見上げると、20メートルくらい上に、どう見ても垂直な絶壁に唐突に張りめぐらされているようにしか見えない横這いの鎖が見える。ちょっと膝がカクカクしちゃったけど、ここまで来たら先へ進むしかない。
とりあえず縦の鎖にとりついてみると、意外とホールドが豊富で足場もしっかりしてる。
さらに進んでさっき見えた横這いの鎖に到達すると、やっぱり足場が結構広くて下を見ても恐い感じがしない。そんな訳で、多分一番恐いところは意外とすんなり終了。
その後も所々鎖場が現れるものの、どこも10メートルくらい堕ちたら止まりそうで怪我はしても即死はしそうにないところばっかりで最初の鎖場ほど恐いところはなかった。
ただ、上って下っての繰り返しがやたら多くて非常に疲れた。
1349。三峰。
もうすぐそこに唐松の山頂が見える。あと100メートルほど高度を稼がないといかんのでそっちの方で気が滅入る。
1553。唐松岳山頂。
なんとか無事に不帰キレットを越えて、今回最初のピークを踏んだ。
結構いい時間になっちゃったし、見下ろすテント場がいかにも一杯っぽいので記念撮影だけして先を急いだ。
1640。唐松小屋。
テント場がてんでなってない。全然管理されてなくてテント設営スペースがとっても少ない。そのくせ受け付けに行ったらテント場使用料500円と一緒にトイレ使用料200円も強制的に徴収された。
翌朝、テント場入り口の看板を見てみるとテント『場』ぢゃなくてテント『地』だった。よう分からんけど納得。
0548。起床。
三時半に一回起きたんだけど、雨が降ってるし相棒は全く起きる気配がないんでもう一回寝ることにした。
この時間に起きてみると、雨は上がって正面に劔が綺麗に見えるし、五竜方面も天気良さげだけど時すでに遅し。
0810。ひたすら八方尾根を下るだけ。
下りオンリーの二時間半行程なんでガンガン歩く。
0937。八方池。
ガスってて全く眺望がない。おまけに大勢の観光客で木道が埋めつくされててげんなり。
1016。八方池山荘。
あとはリフトとゴンドラで一気に下まで下るだけだ。みやげもの屋で売ってたブルーベリーソフトクリームがとても旨かった。
1135。終了。
ゴンドラの最終地点から駐車場までの歩きが暑くてちょっと辛かったが、20分弱歩いただけでなんとか辿り着いた。
写真はこちら
http://f.hatena.ne.jp/R1100GS97/100807-09%E5%94%90%E6%9D%BE%E5%B2%B3/?sort=old
1159。猿倉登山口スタート。
五月の連休以来、今度もyasuと二人でまた猿倉へやってきた。
今回は白馬は目指さず鑓温泉に直行して、二日目は不帰キレットを越えて唐松へ。三日目は五竜を空荷で往復してから八方尾根を下る計画。
今日は四時間半の行程なんで楽勝気分でスタート。しかも四時間半後には久々の山温泉♪
1210。鑓温泉分岐。
五月に来た時は完全に雪に埋没して全く分からなかったのに。
1247。昼食休憩。
あんまり広い所がなかったけど、小腹が空いたんでさっそくラーメンランチ。
1325。再スタート。
1435。小日向コル。
ここまでは順調だった。この先で今日の目的地の鑓温泉小屋が見えた。妙に遠く感じる。ホントにここから二時間半の距離??
ここからいったん100メートルくらい下って、上り返し始めたあたりから急激に脚が重くなってきた。
1555。サンジロ。
一つ目の雪渓を渡った辺りで、相棒がガレ場の下の方から湧きだしている雪解け水を発見。一口飲むと冷たくてメチャメチャ旨い。ちょっと元気回復したと思ったらいきなり雨が降りだした。二人とも慌ててレインスーツを着込む。
雪渓から先はしばらくガレ場が続く。道幅は十分にあるんだけど、上から自然に落石してきそうでちょっとヤバい感じ。
二つ目の雪渓が終わると、鑓温泉まで高度差100メートルほどの道になった。情けないほど脚が動かない。
1745。白馬鑓温泉。
なんとか小屋に辿り着いて、取るものもとりあえず冷たいビール。スーパードライ500缶をほぼ一気飲み。
テント場はほぼ満杯で、かろうじてスペースを見つけてなんとか寝場所を確保した。
それから温泉にゆっくり浸かって(もうちょっとぬるいとさらに嬉しかったんだけど)テントで小宴会をして早々に眠り込んだ。
8/8
0442。起床。
4時に一回起きて寝過ごした。
0704。白馬鑓温泉スタート。
所々鎖場があるんだけど、まぁたいした事はない。でも朝から脚が重くてこれから向かう不帰キレットはどうなる事やら・・・
0942。稜線分岐。
もっと遅いかと思ったがコースタイムよりは若干速かった。
1006。天狗山荘。
小屋の食堂を借りて早めの昼食休憩。
1110。不帰キレットに向かって再スタート。
相棒の手前平気なふうを装っているが、この辺りからキレットはどれぐらいヤバいんだろうかとドキドキだ。なんでかって言うと三年前、鹿島槍〜五竜縦走した時に途中で休憩させてもらったキレット小屋の親父に『ここの核心部は結構恐いですね』みたいなことを言ったら『わたしは不帰の嶮の方が嫌ですねぇ』と言う答えが返ってきて、その記憶が強烈に残ってたから。加えて、最近の体力不足やら腕力低下やら不安材料しか浮かんでこない。
1131。天狗の頭。
ちょっと進むと天狗の大下り。朝から苦労して2800メートルまで登ってきたのに、一気に400メートルも下ってまた上り返すのかと思うとげんなり。
1325。キレット核心部突入。
白馬方面からだと、いきなり核心部で始まるらしい。見上げると、20メートルくらい上に、どう見ても垂直な絶壁に唐突に張りめぐらされているようにしか見えない横這いの鎖が見える。ちょっと膝がカクカクしちゃったけど、ここまで来たら先へ進むしかない。
とりあえず縦の鎖にとりついてみると、意外とホールドが豊富で足場もしっかりしてる。
さらに進んでさっき見えた横這いの鎖に到達すると、やっぱり足場が結構広くて下を見ても恐い感じがしない。そんな訳で、多分一番恐いところは意外とすんなり終了。
その後も所々鎖場が現れるものの、どこも10メートルくらい堕ちたら止まりそうで怪我はしても即死はしそうにないところばっかりで最初の鎖場ほど恐いところはなかった。
ただ、上って下っての繰り返しがやたら多くて非常に疲れた。
1349。三峰。
もうすぐそこに唐松の山頂が見える。あと100メートルほど高度を稼がないといかんのでそっちの方で気が滅入る。
1553。唐松岳山頂。
なんとか無事に不帰キレットを越えて、今回最初のピークを踏んだ。
結構いい時間になっちゃったし、見下ろすテント場がいかにも一杯っぽいので記念撮影だけして先を急いだ。
1640。唐松小屋。
テント場がてんでなってない。全然管理されてなくてテント設営スペースがとっても少ない。そのくせ受け付けに行ったらテント場使用料500円と一緒にトイレ使用料200円も強制的に徴収された。
翌朝、テント場入り口の看板を見てみるとテント『場』ぢゃなくてテント『地』だった。よう分からんけど納得。
0548。起床。
三時半に一回起きたんだけど、雨が降ってるし相棒は全く起きる気配がないんでもう一回寝ることにした。
この時間に起きてみると、雨は上がって正面に劔が綺麗に見えるし、五竜方面も天気良さげだけど時すでに遅し。
0810。ひたすら八方尾根を下るだけ。
下りオンリーの二時間半行程なんでガンガン歩く。
0937。八方池。
ガスってて全く眺望がない。おまけに大勢の観光客で木道が埋めつくされててげんなり。
1016。八方池山荘。
あとはリフトとゴンドラで一気に下まで下るだけだ。みやげもの屋で売ってたブルーベリーソフトクリームがとても旨かった。
1135。終了。
ゴンドラの最終地点から駐車場までの歩きが暑くてちょっと辛かったが、20分弱歩いただけでなんとか辿り着いた。
写真はこちら
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天候 | 8/7 晴後曇一時雨 8/8 曇時々晴 8/9 曇後晴 |
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