ミラージュランドから新穂高まで
- GPS
- 30:16
- 距離
- 99.4km
- 登り
- 7,282m
- 下り
- 6,798m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 13:22
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 14:11
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:50
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 3:20
天候 | 1日目:晴れ 夕立もなく最高の天気 2日目:終始雨 時々激しく降る 3日目:霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは新穂高温泉から平湯温泉→高速バスで新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場が多いため、大雨で沢のようになっている登山道が多く(特に黒部五郎小屋前後)注意が必要でした。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今年のTJARに触発され、今度は順走で北アルプスのコースを縦走してみようと思い企画。とは言え、2日目に上高地の終バスに間に合う走力はないため、1日目五色、2日目双六で3日目朝に上高地に降りるプランを企画。果たして...
1日目。魚津のネットカフェで軽く仮眠を取ったあと、ミラージュランドまで歩き12時と同時にスタート。ざっくりとしか下調べしていなかったため、自動販売機の置いてある県道との合流地点まで道がイマイチよくわからず、適当に土手を走ってたら行き止まりになったりと四苦八苦。だいたい3時間30分ほどで馬場島に着く。馬場島の水は生水ということだったので浄水器を持参して濾過して引用。
早月尾根途中で夜が明ける。それまで眠気が酷かったが、明るくなり絶景が見えてくると自然と目も覚める。剱岳はもう何回も登っているが、早月尾根側から登ったのは初めてだった。
前回の山行でここで選手に会ったな、確か〇時くらいだったはずだから自分と比べて何て早いんだなどと思いを巡らせつつ、立山の山々を進む。雄山では晴れ渡る青空の下、万歳三唱の声が響き渡り何とも嬉しい気持ちとなった。
予想よりもペースが少し早く、また、翌日の悪天候が予想されていたため、予定を変更しスゴ乗越まで進む。前回テン場が激混みだったため少し心配したが、17時30分過ぎ到着でもまだ余裕はあった。
2日目。朝から小雨の舞う嫌な天気。薬師岳に向かう稜線上で風雨が強くなり、顔に当たって痛い。雨はほとんど止むことはなく、黒部五郎小屋前後で大雨となり登山道が川のようになってペースが全くあがらす。最初のうちは水溜まりを避けていたがキリがないので常時渡渉のようになった。
身体も冷えきった中、何とか双六小屋に到着。
ストックシェルターを張って、翌日の早出に備えて早めに寝ようとするも、床からの浸水と、風に煽られたツェルトから飛んでくる水滴で全く寝られる気配がない。白湯を飲むなりして身体を温めるも、身体の震えがなかなか止まらず、、風雨が弱まらないか3時間ほど粘るも全く改善傾向がないため、ちょっとこれは危ないと判断し小屋泊まりに変更。ストックシェルターの洗礼を浴びさせられることとなった。己の力不足を再認識...
双六小屋は寝室が寝台車のような個室になっており超快適。乾燥室も使え、何と文明の有難いことかと身に染みた。普段の生活では当たり前なのだが...
さすがに小屋泊まりでもともと予定していた12時発というわけにもいかず、また完全に心も折れていたので、上高地に向かうのは止めて新穂高温泉に降りることを決意。
3日目:起床後、昨日張ったストックシェルターを回収しに行ったところ、シェルター内が完全に水たまりになっていた。とても長時間風雨の中で使うようなものではないな...と再認識。
大量の洗いものを考えるとなるべく早く帰りたかったため足早に下山。新穂高温泉に降りたのは初めてだが、川近くのパイプから温泉が流れ出しており硫黄の香りがした。時間的に温泉は空いてなかったのが残念...
初日こそ好天候に恵まれ調子が良かったが、ひとたび悪天候になると相変わらずボロボロ。あの美しく楽しいアルプスも、大雨になると完全に苦行でしかないが、これも経験ということにしておこう...。
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