【日本百名山 No.73】高妻山 戸隠キャンプ場から周回
- GPS
- 07:24
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 7:25
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全般に非常によく整備いただいてます。迷いポイントも無し。ただ、大きな段差は所々にあります。山頂直下の岩場ゾーンはヘルメット持っていくべきでした。 |
その他周辺情報 | 戸隠 神告げ温泉利用。大人700円。いい雰囲気の温泉でした。 |
写真
感想
頸城山塊の百名山で最後に残った高妻山にチャレンジ。牧場から上がっていく牧歌的コースでっしゃろソフトクリーム舐め舐め行きますわラクシヨーっすわと舐めてかかり返り討ちに遇う。
前日シゴトを1時間早く切り上げて京都を出たのに登山者用無料駐車場着は23時。戸隠は遠いっす。関西からクルマで行ける限界じゃないかな。車中泊して5時に起きたら既に明るくたくさんの人が準備をしている。整えて5時40分出発。ジオラインL.WにTシャツ、フーディニジャケットでスタート。
20分ほど牧場を歩いて登山口。最初は沢の流れる森でいい雰囲気なんだがやがて容赦ない登りが始まる。この辺りは妙高と一緒。話に聞いていた通り渡渉が何度もあったが、水量それほど多くなく、また渡渉ポイントにはマーキングがしっかりあって苦手なワタクシでも無事にこなせた。やがて縦の鎖場、続いて横の鎖場が出てきたがここも問題なく通過。日が差してきて暑くなってきたのでフーディニは脱いだ。日も昇ってきてフラフラになったコロ,一不動避難小屋到着。
ここでの休憩中は日差しが照り付けて先が思いやられたのだが,再スタートした辺りから雲が広がり,進みやすくなる。左手にこれまで見えなかった高妻山が見えてきて,アソコまで行くとか正気の沙汰じゃねえなと怯えつつ進む。行程はアップダウンがあって地味に体力を削がれ,進むにつれて目の前の高妻山への急登が迫ってきて気力を削がれる。それでも六弥勒過ぎて右手に妙高山系が見えてきた時はテンション上がったな。九勢至からが厳しいと噂に聞いていた通りで,いやもうきつかった。山頂直下の岩場ではストックをザックにくくって進むが,スライドもあったり「ラクッ!」の声が響いたりで非常にシビアな場所。ヘルメットを持ってこなかったことを悔やむ。ミナサマ持って行ってね!
いわばゾーンが終わったあたりで標高2300m。でもここからまだまだあるんだと思ってて,実は高妻山の標高,2600m台だと勘違いしてたのですよてへへ・・・岩場から先は緩やかで,だがしかし最後の方は岩々の上を恐る恐る進んで10時前,無事登頂。眺望は残念ながらかなりガスが上がって来てて,北アルプス方面はうっすら見える程度であった。人も多いので,一服して下山を開始する。
急登を降り,アップダウン繰り返して六弥勒で休憩後,弥勒尾根を下る。樹林帯で展望もないのでつまらない,という感想を読んでいたが,いやいや,素晴らしきブナの森を進む,実に素敵な道であった。登りもこっちを使えばよかったと思ったくらい。ブナ仙人の辺りで年配の男性と少し話す。高妻山には行かず,ここを歩いておられるだけだったようだが,それでも十分に楽しんでおられるご様子。ワタクシもこういう感じで歳を取りたいものである。そのまま先を進み,13時頃無事下山。下界は日が差して初夏の様相であった。
というわけで,ピークハントはしたものの眺望がイマイチだったので,もう一度どこかでトライすべきだろうか。秋の弥勒尾根とか,どれほど素晴らしいんだろ。
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