カラ岳北稜(と勝手に呼んでみました^^;)
- GPS
- 04:13
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 894m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:11
天候 | 朝から快晴!なぜかてんくらはCですが(^^;)。風のせいでしょうか。むしろ涼しくて快適でした(^^)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は北比良によくある凹部を持った生活道が付いていました。取り付きはわかりにくいですが、尾根まで出ると踏み跡明瞭です。 |
写真
感想
さてさて、なんと4回連続のガリバー(^^;)。まきの(symly)様より情報をいただきまして、今回のルート選定に大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。今月は写真容量をほぼ使い切ったため、変わり映えしない写真のみでスミマセン。
近江高島でバスを待っていると、以前にも見た日本人のガイドさんがいらっしゃる。ここってそんなにガイド需要があるのかと驚き。バスが進入してくると、前に並んでいた外人さんがスマホを操作しながら焦っている様子。「畑」って表示が読めないんだろう。「どこに行くの?」と聞くと、「あのバスはガリバー村に行く?」と聞いてきたので、「行くよ」と言って一緒に乗り込みました。
さて、バスは順調にガリバー村へ。さっきの人に「次だよ」と教えてあげますが、なんかリアクションが薄い(^^;)。緊張してるのかな?山に行くなら心配やなと思っていると、降りたところで「武奈ヶ岳って知ってる?」と聞いてこられました。いささか知っておりますが、google mapのみで登ろうとしていたので、行きがかり上情報提供させていただくことに。
とりあえず歩きながら彼の背景を聞いてみます。スキル次第では簡単にルートを言えませんし(^^;)。リトアニアから来て、1ヶ月日本を旅行中とのこと。首都である「ヴィリニュス?」と聞くと、初めて笑顔で「何で知ってるの?」と言うので、「行ったことあるよ」と返すとやっと心が開かれた様子(^^)。色々話してやっとこ打ち解けました。
村の受付で足を止め、ヤマレコを開いてルートを説明。初めて来たとのことなので、なるべく危険の少ないと思えるルートを提案(当初予定は八つ淵から武奈ヶ岳ピストン^^;)。ヤマレコもインストールしてもらい、ルート概略を説明。他のハイカーさんもいるだろうメジャールートだと、道すがら聞くことができると思ったので。何なら電波のあるうちにルートを入れてあげたかったけど、老眼でごめん(^^;)。
一緒にスタートして、八つ淵ルートの案内看板でルートの説明。その先もご一緒して、一緒に登山道方向へ。リトアニアには山がないので楽しみだったとのこと。それで比良山系を選んでくれるなんて嬉しいなぁ(^^)。杉原千畝の話などしながら程なく私の取りつき尾根に到着したので、「私はこっちに行くのでこの先気を付けて」というと、「ここ?!」と驚かれてました。むしろあなたの無事の下山を願うばかりです。できることはしてあげられたかな?お互いの無事を祈って別れていきました。
さて、取り付こうと準備をしていると、ご夫婦が登って来られて大擂鉢までの道を聞かれました。もとより間違ってついてこられないようにこちらからお声がけをしたのですが、もう一度「ここ?!」と驚かれて、ようやく取り付くことに(^^;)。尾根末端の少し右側の、草付きから登っていきました。
やっとスタート(^^)。しばらくして草むらを抜けると、その先は広くなり、踏み跡が見えました。あれ、意外と踏まれている。崩落地の右側にしっかりと踏み跡あり。尾根の取りつきなので最初は急登なのは覚悟済み(^^;)。四駆とはいえ、比較的登りやすい斜度でした。
ガリバー村から、途中左手に見える崩落地の際を登っていきます。最高点に到着したあたりから斜度がだんだん収まりました。ただ尾根を登っていくので迷う心配なし。稜線に出てしばらく後、気が付けば足元が北比良によくある凹部を伴った元生活道になっています。そういや私が登った尾根の東側にドットが付いていたことを思い出しました。生活道はそちらから来ていたのか?切り出された花崗岩も時折ゴロリとしています。なるほど、ここも石切場があったのか。
その先も休憩場所になっていたであろう広場があったり、生活感が残る窪地があったりと、旧道(廃道)の雰囲気が残る中を登ります。意外と歩きやすい。しっかり踏まれていたであろう道が続きます。花崗岩の切り出されたものが積まれた場所もあったりと、往時の生活を想像しつつ歩きます。が、やはり例のやつが出てまいりました。比良のモンスター、シャクナゲ(^^;)。
違った意味でルーファイして、シャクナゲを巻いていきます。戦いを避けられるものは避け、戦わざるを得ない相手は戦うしかない(^^;)。しかし先々週のシャクナゲ尾根よりもだいぶましに感じます。ルーファイうまくなったか(笑)。こちらはテープも看板も全くありませんが、明瞭な道(跡)に導かれて進むことができます。
カラ岳もだいぶ近づいたと思った頃、道はさらに明瞭になりトラバース的に右に伸びていきました。すわ、ビクトリーロードかと思ったものの、なぜか消えてしまいました(^^;)。ドットはこのあと直登方向にあったと思いますが、道の痕跡を探してさらにトラバースしてみることに。結局道なきところを登ることになりましたが、ちょっと行けば尾根筋に出てその先でカラ岳登場!この突然のカラ岳との突然の邂逅、デジャブやん(^^)。気が付けばハイカーさんの声が聞こえる。裏側の登山道に合流して、私も休憩させていただきます(^^)。
今日は藪漕ぎがどのくらいかかるかわからなかったので、当初予定はここからそのまま下山でしたが、思ったより早く着いてしまったのでなんか物足りない(^^;)。登りもガリバーからなので少しだったし。とはいえ武奈ヶ岳は先週も行ったし、堂満は遠いし。まあこんな日があってもいいか(^^)。釈迦岳の北側で少し景色を望んだ後、当初予定通りワンゲル道から下山することにしました。
イチョウガレの手前で1mほどのヘビに遭遇して飛び上がりそうになったこと以外、何事もなく無事に駐車場まで下山。結果快晴の中、適度に風もあって涼しく、とても快適な登山を楽しめました(^^)。てんくらがCなのはなんだったんだろう(^^;)。下山後は山友さんとも会うことができ、お互いの情報交換をさせていただく至福の時間を過ごさせていただきました。それからようやく比良駅へ。本日もありがとうございました。
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